正義のセ 事務官・相原勉役は安田顕!原作から役柄をネタバレ!

『正義のセ』ヒロイン・竹村凜々子の担当事務官・相原勉(あいはら・つとむ)役は、安田顕(やすだ・けん)さんです。

筆者は『小さな巨人』の安田さんの演技に「かっこいい~」と痺れあがったので、今回も非常に楽しみにしています。

なんでも今回は女検事・凜々子(吉高由里子)にかなり振り回される役どころのようで……?

当記事では『正義のセ』原作から事務官・相原勉のネタバレをして、演じる安田顕さんも紹介します。



ドラマ『正義のセ』とは?


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『正義のセ』は、阿川佐和子さんの同名小説をドラマ化。

感情豊かで真っ直ぐな女性検事・竹村凜々子(吉高由里子)が、幾度の失敗にもめげずに仕事に恋に奮闘し成長していく姿が描かれています。


原作での凜々子は、さいたま地検(1年)→水戸地検(2年)→横浜地検(1年)→東京地検(1年)と勤務先が変わっていきます。

ドラマの凜々子は横浜地検港南支部に勤務する2年目の検事(大阪地検から異動)なので、原作とはだいぶん設定は違います。

『正義のセ』安田顕演じる相川勉の原作ネタバレ


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それでは、原作『正義のセ』から相原勉(あいはら・つとむ)のネタバレをしていきます。


相原勉とは?


相原勉は、凜々子の横浜地検での担当事務官。

凜々子いわく、変な奴だけど卑怯な真似は絶対しない男。


相原勉の家と家族構成


相原勉の家は、横浜の港の見える丘公園のすぐ裏手にある、古い2階建ての洋館(1階には家主が住んでいます)。

洋室が二つに和室が一つ、それに台所とバスルームとリビングルームがついていて、趣のある出窓からは横浜の海が見渡せます。

凜々子は一度マスコミに追いかけられた時に、相原の家に泊まりにいくのですが思わず「ステキッ」と叫んでしまうほど素敵な家なんです。


相原の妻は2歳年上で、前職は看護婦で、凜々子の想像以上の美人。

身長も高く、顔の大きさは相原の二分の一。

快活な印象もありながら、母性も感じられます。


そして相原には2人の子供、大輔(だいすけ)と健太(けんた)がいます。


相原勉が、凜々子にビビるようになった事件とは?


凜々子と相原勉が担当した事件で代表的なのは、暴力団の恐喝未遂、逮捕監禁、殺人未遂事件です。

原作ではこの事件がきっかけで、相原は凜々子を怖がるようになります(笑)。


この事件の被疑者・林和志は警察で一度は犯行を認めたけれど、検事・凜々子の取り調べでは一転して犯行を否認。

その後も否認を続けたので、凜々子の取り調べは難航します。

凜々子を女だと思ってナメてかかっていたことが原因と、後でわかります。


ある日の取り調べの日、凜々子はなんと被疑者・和志と相原に向かってキレます(正確には、男全般に対して)。

2日前、凜々子は旧友の口から、元彼・中牟田優希(大野拓郎)が自分とCAを2股かけていたことを知らされていました。
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被疑者・和志の女を馬鹿にした発言と、それに対する相原の態度が凜々子の起爆剤になりました。

だいたい女に検事はむかねえっつの。

どうせ女なら、超ミニとか胸元のあんぐり開いたドレスでも着てくりゃさ、こっちもその気になってポロッと吐いちゃうかもしれねーけどよ。

な、事務官さんよお、そう思わねえ?

引用元:『正義のセ』1巻・相原のセリフより


和志の下品な問いかけに対して、相原は口を一文字に結んで横に首を振りましたが、相原の顔にはどことなく「そうだ、そうだ」と和志に共感する節があったのです(^_^;)


凜々子は「ふっざけんじゃないわよ」とドスの効いた声で椅子を蹴って立ち上がり、そこからは大暴れ。

和志だけでなく、相原にも怒りの矛先を向けます。


凜々子は後日相原に非礼を詫びようとしますが、相原の関心は別にありました。

凜々子が和志をおとすために買った辣油(らーゆ)の瓶に異常な執着を持っていたのです(食いしん坊)。

凜々子が「どうぞ」とひとつあげると、愛おしそうに蓋をさすったりするなど、やっぱり変人。


事件はその後(馬鹿すぎる?)凜々子に同情した和志が自白して無事解決しますが、それ以来、相原は必要以上に凜々子を怖れるようになります(笑)。

凜々子は自分はそんなにいつも怒ってるように見えるのか?と不本意な気持ちに……。

その後も凜々子が「ふざけんじゃないわよ」とついつい怒鳴ると、相原は「あ、また始まった」とひそかにつぶやきます。

ドラマ『正義のセ』相原勉とは?

ドラマ『正義のセ』の相原勉は、原作とは少々違うようです。

感情のままに突っ走る凜々子に、検事のあるべき姿を指導しつつ手を焼く日々。

引用元:雑誌「月刊 テレビジョン」


つまり原作よりも、凜々子に対してちょっと厳しい指導をするようなのです。

原作とはちょっと違う相原を安田顕さんがどんなふうに演じてくれるのか、楽しみです。

俳優・安田顕とは?



プロフィール


  • 芸名 安田顕(やすだ・けん)
  • 愛称 ヤスケン
  • 生年月日 1973年12月8日
  • 年齢 44歳
  • 出身地 北海道
  • 事務所 CREATIVE OFFICE CUE
  • 特技 牛乳の早飲み(牛乳瓶1本を約2秒)


経歴


安田顕さんは、映画・ドラマ・舞台など数々の話題作に出演、硬派な役から個性的な役まで幅広く演じている人気俳優さんです。


1966年に大泉洋さんらと演劇ユニットTEAM-NACSを結成しますが、1回限りの公演で解散して就職。

しかし会社に馴染めず、芸能活動に専念するという理由で、たった8ヶ月で退職。


1997年、TEAM-NACSを再結成。

1998年に大泉洋が出演していた『水曜どうでしょう』に準レギュラーで出演、知名度がアップします。


自他ともに認める変態であることや、破天荒な活躍から「平成の怪物」「ミラクル安田」の異名を持ちます。

おならが自由に出せたり、すぐに脱ぎたがったりします(笑)。


2002年、北海道のローカル番組『夏の約束』でドラマデビュー。

2006年、大河ドラマ『功名が辻』で連続ドラマ初出演。


2008年、『親孝行プレイ』で連続ドラマ初主演を果たします。


自称親コーラー(親孝行家)のみうらじゅん氏によって「最初は偽善でもいい。心は後からついてくる」という考えと、その実体験に基づいたマニュアルが第9章に渡り描かれています。


最近では『下町ロケット』『いつかこの恋を思い出してきっと泣いてしまう 』『重版出来!』『嘘の戦争』など、話題作にひっきりなしに出演し続けています。


個人的には『小さな巨人』の現場叩き上げの刑事・渡部役が、強烈でした。


改めてヤスケンさんってイケメンだな~と思わされました。

バラエティの印象が強いですが、最近は「カメレオン俳優」という肩書がぴったりの変幻自在の演技派になりました。


プライベートでは、2002年に学生時代から付き合っていた一般女性と結婚。

2004年には女の子が誕生、慶応義塾中等部で芦田愛菜さんと同級生だということです。

まとめ

『正義のセ』で、主人公の女検事・竹村凜々子(吉高由里子)とバディを組む事務官・相原勉の原作ネタバレと、演じる役者・安田顕さんを紹介しました。

安田さんならばアドリブの連続で、見ごたえのある芝居を見せてくれることでしょう。