「砂の器2019」原作のあらすじをネタバレ!1974年度の映画版をベースにわかりやすく!

不朽の名作『砂の器』が、東山紀之さん主演で蘇ります。

暗く重い「宿命」を背負ったピアニスト役をジャニーズ事務所の後輩・中島健人さんが演じるなど、話題性も抜群です。

原作は松本清張氏による同名小説で、1974年に映画化されてからほぼ数年ごとのスパンで映像化されている超人気作品です。

当記事では、『砂の器2019』の原作小説のあらすじを、1974年度の映画版をベースにネタバレしてまとめています。


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『砂の器2019』とは?


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『砂の器2019』とは、2019年3月28日(木)にフジテレビ系列で放送されるスペシャルドラマ。

東山紀之さんが鋭い観察眼を持つベテラン刑事、中島健人さんが父との“宿命”を背負う天才作曲家を演じることで話題を呼んでいます。

『砂の器2019』の原作とは?


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ドラマ『砂の器2019』の原作は、松本清張氏の小説「砂の器」(新潮文庫 上・下刊)。

1960年から1961年に読売新聞の連載小説として発表され、 都会の駅の操車場で起きた“ある殺人事件”を発端に、刑事の捜査と犯罪者の動静が描かれています。

ハンセン病を物語の背景としたことでも知られ、大きな話題を呼びました。


1974年、あらゆる賞を総なめにした映画化第1作目を始めとして、ほぼ数年ごとといえる頻度で映像化されています。

近年ではドラマ化が多く、2004年度版には中居正広さん、松雪泰子さんなどが、2011年度版には佐々木蔵之介さん、玉木宏さんなどが出演しています。

<豆知識>

ハンセン病とは、「らい菌」に感染する事で起こる皮膚と末梢神経の病気。

診断や治療が遅れると、主に指、手、足等に知覚マヒや変形をきたすことも。

当時は遺伝性のものと考えられていて、前世で犯した罪の報いや呪われた血筋などと言われ、一人でも親族に発病者がでると、その一家は共同体の中から排除され、一家離散を余儀なくされました。

実際は感染して発病することは稀で、もちろん遺伝しません。

小説「砂の器」には、ハンセン病に対する偏見がいかに人間の尊厳を奪ってきたかが描かれています。

『砂の器』主な登場人物

『砂の器』の主な登場人物を紹介します。

今西栄太郎……警視庁捜査一課の巡査部長。

吉村弘……品川警察署の若手刑事。

和賀英良……天才的な音楽家。

田所佐知子……元大臣の娘で、和賀の婚約者。

三木謙一……蒲田操車場殺人事件の被害者で、元島根県警の亀嵩駐在所巡査部長。

『砂の器』1976年度の映画版をネタバレ


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『砂の器』の1976年度の映画版をネタバレします。

蒲田操車場殺人事件


東京国鉄・蒲田操車場構内で、死体が発見されました。

鈍器のようなもので顏はめちゃくちゃに潰されていて、眼球が飛び出しそうになって、鼻はつぶれ、口は避けて、手の指紋も切り取られていて、轢死を装われていました。

さらに、胃の内容物からアルコール分が検出。

被害者の年齢60~65歳

服装グレーの背広上下 ネームなし

所持品なし 身元不明

血液型 O型

死因 頭蓋骨陥没

警察は「蒲田操車場殺人事件」として特別捜査本部を設置。

担当捜査員となったのは、今西警部補と吉村巡査。

殺害方法が残虐だったことから、怨恨(えんこん)の線で捜査が始まります。


「カメダ」と東北弁


蒲田駅付近のトリスバーから、前夜、被害者らしい人物とその連れの客があったことを聞きこみました。


トリスバーの店員によると、被害者と一緒だったのは30代の男。

被害者は東北弁(ズーズー弁)を話しており、30代の男は被害者に「カメダは今もあいかわらずでしょうね?」と聞いていたとのこと。

そして重要容疑者と考えられるこの30代の男は、白いスポーツシャツを着ていたそうです。


「東北弁」と「カメダ」以外に手掛かりがない状態で、捜査開始。

まずは「カメダ」が人の名前ではないかと思って東北の「カメダ姓」を全て調べますが、被害者との接点なし。


次に「カメダ」が土地の名前ではないかと見当をつけて、秋田県に羽後亀田(うごかめだ)という場所があることを突き止めます。

今西刑事と部下の吉村刑事は、さっそく秋田県の羽後亀田へ向かいます。

すると、一週間ほど前に見慣れない男が、その亀田付近をうろついていたという情報を得ます。


しかしこの男は偽名だったうえに、たった1日しか亀田にいませんでした。

そして、この男が「蒲田操車場殺人事件」に関与しているかどうかはわからずじまい。


亀田からの帰りの電車の中で、今西と吉村は著名な音楽家・和賀英良(中島健人)に出会います。


その後も捜査に進展は見られず、難航。

第一に被害者の身元がいまだに、どこの誰ともわからない。

第二に被害者と会っていた30代の男もどこの誰なのか、全く行方がわからない上に、血痕が付着していると思われるスポーツシャツも出て来ないのです。


紙吹雪のオンナ


山梨県塩山付近で、美しい女が列車の窓から紙吹雪を撒いたという記事が新聞に載りました。

吉村が「その紙切れが布切れだったということは考えられませんか」と問い合わせると「何なら(その女性に)会わせましょうか?バッタリ思いがけない場所で会いましてね。バーの女性だったんです」とライター。

ライターによると、その女性の名前は高木理恵子。


吉村はそのバーに行き、高木理恵子を呼び出してもらいました。

吉村が「最近、中央線に乗っていましたか?」と尋ねると、理恵子は全くその事実を認めず、店の奥に引っ込んだかと思ったらそのまま行方をくらましました。


理恵子が店を出たことを知らず、吉村は別のホステスと喋りながら理恵子を待ちます。


その間、店に新しい客・和賀英良が入ってきました。

その傍らには元大蔵大臣田所重喜の娘・佐知子(桜井日奈子)の姿も。

おしゃべりなホステスによると、和賀はもうすぐ「宿命」という新曲を発表するとのことでした。


その後、理恵子の居場所はわからないままです。


被害者の身元が判明


とうとう、被害者の身元が判明しました。

彼の息子とな名乗る人物=三木彰吉が現れたのです。


被害者の名前は三木謙一で、岡山県出身の岡山暮らし。

職業は雑貨商で、彰吉は養子でした。


三木謙一は、お伊勢参りに出かけると言って旅行に出かけたとのことで、事件現場である蒲田(東京)へ行く予定はありませんでした。


彰吉は「なぜ親父が東京に行ったのかわからない」と首をかしげ、「カメダ」にも「東北弁」にも心当たりはないと言います。

さらに、三木謙一は人に感謝されこそすれ、恨まれるような人間ではなかったと力説。


被害者の身元がわかったのは一歩前進ですが、捜査は振り出しに戻ってしまいました。

何しろ、三木謙一は岡山県出身で、東北の人間ではないし、東北弁も喋らないのです。

さらに「カメダ」との接点も見つかりません。


出雲弁の「カメダ」


今西は、国立国語研究所の「地方方言研究室」へ出向きました。

そして「東北弁が他の土地で使われることはないか?」と質問しますが、「そんなことは有り得ないが、発音の仕方、言葉の響きが似ている地方はある」と研究員。

つまりズーズー弁は東北弁を意味するが、(島根県)出雲地方も東北弁に似ていわゆるズーズー弁の地方なのです。


その後、今西は島根県の地図を買って、喫茶店で広げます。

そして「亀嵩(かめだけ)」という地名を発見!!!

ズーズー弁の人が発音すると語尾がはっきりしないので、カメダに聞こえることも考えられます。


さらに、島根県警から耳寄りな情報が。

被害者の三木謙一は、この亀嵩を中心に20年近くも巡査をやっていたというのです。


今西は、島根県に向かいます。

そして三木が巡査をしていたときの知り合いに話を聞きますが、全員が「三木さんは、非の打ちどころがない善人だ」と口を揃えて言いました。


その後、今西は亀嵩駅へ行き、桐原家を訪ねます。。

桐原は、三木謙一の駐在当時、最も親しかった人物で、算盤業を営んでいます。


桐原もまた、三木謙一は仏様のような人だったと言いました。

今西は「三木さんは怨恨で殺されたと考えられます。誰か恨みを持つ者はいませんか?」と聞きますが、桐原はそんな人はいないの一点張り。


今西は、桐原以外にも17、8人の人に会って話を聞きますが、人々の話は、三木謙一をますます正義感の強い模範的な警官に実証するばかり。

結局、殺人の動機は、この奥出雲の亀嵩には何一つみつかりませんでした。


白い紙吹雪の正体は?


そんな中、吉村が中央線・塩山付近の線路脇で、女(高木理恵子)が撒いたと思われる白い破片をいくつか発見。

それは紙切れではなく布切れ(スポーツシャツに間違いない)で、しかも赤い色がついていました。

赤い液体は血液で、血液型はO型で、三木謙一の血液型と一致!!!


吉村のお手柄のおかげで、元の捜査員全員が招集され、高木理恵子の行方を追い始めました。

しかし高木理恵子の居場所は掴むことが出来ませんでした。


高木理恵子は和賀英良の愛人で、事件の隠蔽を手伝っていました。

理恵子は和賀の子供を身ごもっていましたが、産むことを許してもらえませんでした。

和賀には婚約者・佐知子の存在があり、その父親の後ろ盾(権力と財力)が必要だったのです。


三木は、なぜ東京に行ったのか


今西は、休暇を利用して、自費で伊勢へ。

目的は、三木謙一が伊勢へ行った後に東京へ行こうと思った理由を知るため。


三木が宿泊した宿に行くと、三木は2日続けて同じ映画館・ひかり座に足を運んだという。

今西はその映画館に行きますが、三木謙一が通った2日間は違う映画が上映されたいたということでした。

今西は上映されていた映画の1コマも見逃さないように凝視しますが、三木謙一が東京に行った理由はわかりません。


そのころ、和賀は「宿命」の作曲に没頭。

婚約者の佐知子に「宿命とは、生まれてきたこと、生きていることだ」と言い聞かせていました。

佐知子は和賀の浮気(相手は理恵子)に気づき、縁を切るように言いました。

その後、どうしても子供を産みたい理恵子は和賀と口論になり、そのショックで流産して死亡。


父子の身元



今西が、島根県警に問い合わせた結果が来ました。

三木謙一が駐在所時代に、助けた浮浪者の親子についてです。

父親の名前は本浦千代吉で、本籍地は石川県上沼群大畑村。


今西はすぐに、本浦千代吉のご本家へ。

千代吉の嫁の姉がいたので、話を聞きます。


千代吉の嫁は千代吉と別れた後に死亡、千代吉は息子の秀夫を連れて一緒に村を出て行ったきりとのこと。

その後千代吉と秀夫は音信不通で、秀夫は生きていれば今年30歳。


戸籍の秘密


その頃、今西はある男の戸籍調査のために大阪へ。

和賀英良の戸籍を調べますが、彼の両親は空襲で同じ日に亡くなっていました。

そして前の戸籍は空襲で焼けてしまい、本人の申し立てで本籍再生という手続きが取られていました。

そして今西が当時を知る人に話を聞くと、和賀夫婦には子供などおらず、小僧(小さな店員)がいただけとのこと。

和賀の戸籍は、和賀による創作だったのです。


容疑者特定


警視庁合同捜査会議。

今西は、和賀英良の逮捕状を請求。

その根拠は以下の通り。

・三木謙一は、伊勢への旅行中の映画館・ひかり座に2日続けて足を運び、東京行きを思いついた。

・最初は上映されている映画の中で知人を見出したのかと思われたが、三木謙一の関心は上映されている映画ではなかった。

・三木は、映画館に飾られていた写真を見ていたのだ(映画館の社長が、田所の選挙のときに参謀長をやった時の写真)。

・そこには和賀英良の姿もあったのだ。

・三木が東京行きを思い立った理由は、この和賀英良。

・三木はすぐに和賀に連絡を取ったが、和賀にとって三木は会いたくない人物だった。

・仕方なく会っているうちに殺意を覚えて、実行に移した。

・犯行のさいに来ていたスポーツシャツを処分したのが、和賀の情婦・高木理恵子。

・理恵子はそのシャツの処分に窮して、中央線でバラ撒いた。

・そのシャツの破片を見つけた吉村が和賀を尾行すると、和賀は理恵子の部屋へ。

・しかしその頃には、理恵子は流産で死亡。

・理恵子の部屋のドアノブについた和賀の指紋は、三木謙一殺害に使用された石についた指紋と一致。

・和賀の戸籍は彼の創作で、彼は和賀家の使用人だった。

・和賀の真の出生は、石川県上沼群大畑村。

・父親は本村千代吉で、本名は本村秀夫。

・彼に母親を去らせ、父親とともに故郷をも去らせたものとは、父親のらい病(ハンセン病)。

・この2人がどのような思いで旅をしたのかは、この2人にしかわからない。

新曲「宿命」の披露会と、父子の放浪



和賀の「宿命」の披露会が行われ、和賀はピアノを弾き指揮をとりながら、父と共に放浪を続けた日々に思いを馳せます。

それは厳しい旅でしたが、2人の心は常に寄り添っていました。

秀夫は父親が大好きで、千代吉は秀夫を守り抜きました。

やがて2人は亀嵩にたどり着き、三木謙一と出会います。


真面目で人情味のある三木は、千代吉と秀夫を追い出すことをせず、親切にしてくれました。

しかしハンセン病である千代吉は、村内の隔離病舎に入れられることに。


それから数日後、県の衛生部より国立療養所に転院することが通達されます。

千代吉はなかなか秀夫を離れることを承諾しませんでしたが、三木の説得でやっと承諾。

秀夫は千代吉を追いかけ、親子はしっかり抱き合いますが、引き離されてしまいました。


その後、子供がいない三木は、秀夫を自分の子として育てる決意をします。

三木夫婦は秀夫に情愛を注ぎましたが、放浪癖のせいか、父親を慕ってのことか、秀夫は村を出て行きました。


そして秀夫は和賀夫婦の店の小僧として働くことになり、戸籍を偽造して和賀英良になったのです。

苦学して音楽家となり、今日を迎えています。


まさに順風漫歩な日々を送る和賀の前に現れた、昔を知る男・三木。

三木は軽々しく和賀の前身を吹聴するような男ではありませんでしたが、過去のある問題に触れざるを得ませんでした。


三木は、余命いくばくもない千代吉に会うように和賀に主張し続けました。

そして和賀がそれを拒否すると、首に縄付けてでも引っ張っていくからと言ったのでした。


三木がそこまで言った理由は、千代吉が手紙を通して「秀夫に一目でいいから会いたい」と何度も訴え続けていたから。

(しかし今西が千代吉を訪ねて和賀の写真を見せると、こんな顔の人は知らないし、見たことも会ったこともないと言い張りました)


場面は変わって、和賀の殺人罪の逮捕状を持って、和賀の新曲披露会に向かう今西と吉村。

今西と吉村は、和賀の「宿命」に思わず聞き入ります。


吉村が「和賀は父親に会いたかったんでしょうね」と聞くと「そんなこと決まっとる!今、彼は父親に会っている!彼にはもう、音楽の中でしか父親に会えないんだ」と今西。

曲の演奏が終わり、会場は拍手に包まれました。

和賀の笑顔とともに、画面に以下の文章が流れます。

ハンセン氏病は、医学に進歩で、特効薬もあって、現在では完全に回復し、社会復帰が続いている。

それをこばむ者は、まだ根強く残っている。

非科学的な偏見と差別のみで。

元浦千代吉のような患者は、もうどこにもいない。

しかし、旅の形はどのように変わっても、親と子の“宿命”だけは永遠のものである。

『砂の器』原作ネタバレ


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『砂の器』の原作のあらすじのネタバレをします。

大体は1976年度版と同じなので、違う点をネタバレします。

原作では、和賀の職業は前衛音楽家


原作では、和賀の職業は前衛音楽家。

1976年度の映画化では、ピアニストに変更されています。


原作では、千代吉は既に死亡


原作では、和賀の父親・千代吉は既に死亡しています。

なので、三木謙一が和賀に会いに行った理由は、懐かしい気持ちからだったと思われます。


原作では、和賀の愛人の名前は成瀬リエ子


1976年度版の和賀の愛人の名前は高木理恵子ですが、原作の和賀の愛人の名前は成瀬リエ子。

和賀の犯行の隠蔽工作をさせられますが、原作の成瀬リエ子は流産ではなく睡眠薬を飲んで自殺します(流産で死亡するのは、評論家・関川の愛人の三浦恵美子)。

リエ子が死んだ理由は、恐ろしい罪を犯した恋人への絶望。


原作では、宮田邦朗が登場


1976年度の映画版では、秋田県の羽後亀田に行った不審人物の正体について深く触れられていません。

原作ではこの人物は、成瀬リエ子と同じ劇団の宮田邦朗。

リエ子のことが好きな宮田がよく事情も知らず、リエ子に頼まれてやったことでした。

リエ子に指示したのは和賀で、和賀の目的は捜査を混乱させること。


宮田はリエ子の自殺から、自分の果たした役割にうすうす気づいて和賀を責めます。

そこで和賀は宮田の口を封じるため、電子音楽と超音波を併用して、心臓麻痺を起こさせて殺害(宮田は普段から心臓が弱かった)。


原作では、和賀が殺害するのは3人


原作では、和賀は3人も殺害します。

三木謙一、宮田邦朗、三浦恵美子の3人です。

三浦理恵子は、関川という評論家の愛人です。

和賀は、宮田と三浦の2人を電子音楽と超音波を使って殺害(三木謙一の殺害方法については、1976年度の映画版と同じ)。


原作では、父子の心の交流は描かれない


原作では、父子の旅の様子は詳細に描かれません。

1976年度の映画版では父子の厳しくも仲睦まじい逃避行が、「宿命」の音楽に乗せられて描かれます。

まとめ

『砂の器2019』の原作小説のネタバレ、1976年度の映画版のネタバレをまとめました。

父子の壮絶な宿命には、ただただ圧倒されるばかりです。


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