サバイバル・ウェディング 原作ネタバレ後編!結末は祐一か宇佐美どっち?

『サバイバル・ウェディング』は、人生どん底のヒロイン・さやか(波留)が、毒舌上司・宇佐美(伊勢谷友介)のスパルタ恋愛戦略で結婚や仕事に、幸せをつかもうと奮闘するコメディー。

ネタバレ前編で、さやかはさわやか年下イケメン・柏木祐一(吉沢亮)との出会いを果たしましたが、無事に結婚まで到達できるのでしょうか?

そして宇佐美のさやかへの想いは……?

当記事では『サバイバル・ウェディング』原作あらすじネタバレ・後編についてまとめました。


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『サバイバル・ウェディング』原作あらすじネタバレ・後編



合コンで柏木祐一と再会


さやかは大学時代の友人・健太郎に合コンをセッティングしてもらって、ユリ(さやかの後輩)と多香子(高橋メアリージュン)と参加。

驚くべきことに、そこにさやかの想い人・柏木祐一(吉沢亮)が現れます。


さやかは以前に電車で祐一のスーツによだれをつけたことを謝罪、しかし会話はぎこちないまま……。

おまけに健太郎が口を滑らせて、さやかが年令をサバ読んだこともバレそうになります(以前、さやかは祐一に自分は27歳だと嘘を付きました)。


このままでは、ぜっかくの祐一との再会が無駄になってしまいます。

さやかは苦し紛れに祐一に「フリスクいります?」。


しかしいくら振っても、フリスクは出てきません。

焦ったさやかが強くフリスクを振ると、ケースから白い粒が大量に落ちて、祐一の太ももの間に!


頭が真っ白になり、手を伸ばすさやか。

同じことを考えたのか、祐一もフリスクを拾おうと手を伸ばし、さやかは股間のあたりで祐一の手を握ってしまうことに!


おそるおそる祐一の顔を見ると、口を開けたまま固まっています。

思いのほか祐一の顔を近く、まるでキスをせがんでいるよう。

傍から見たら相当おかしなことになっていて、さやかはどんな顔をしたらいいかわかりませんでした。


その時、突然店の中の電気が消えました。

ドリカムのバースデーソングが流れ、さやかの30歳のバースデーケーキが運ばれました!

さやかは1週間後に、30歳になるのです。

「やめてくれー」さやかは心の中で悲鳴をあげ、祐一の顔は怖くて見れませんでした。


宇佐美からすると、チャンス到来?


翌日出社すると、「お前ついてるな」と宇佐美(伊勢谷友介)がニヤリ。

「今の評価が低い分、次会う時にいい印象を与えられれば、より魅力的に見せられるだろう」


今回の宇佐美の根拠は、ユベール・ド・ジバンシー。

ジバンシーはな、オードリー・ヘップバーンが主演する映画で衣装に起用されて成功を収めた。

でもな、元はといえばキャサリン・ヘップバーンっていう別の女優と間違えて、新人だったオードリーの仕事を受けたのがきっかけなんだよ。

お前もそいつとうまくいきたいんだったら、その偶然を利用するんだ。


そして今回、さやかが担当するのはダイエット記事。

宇佐美は、今までのさやかの間違ったダイエット法を指摘。

さらに男と女で、美しいと感じる体型に差があることも説明。


つまり多少太っていても、健康美であれば、男性にモテるというわけ。

そして甘いもの以上の報酬=男を与えてやれば、脳が勝手味を覚えて、体が勝手に努力するのです。


痛すぎる30歳の誕生日


さやかは、今日30歳の誕生日を迎えました。

誘える女友達がいないさやかは、思い切って祐一にメール。

祐一から「今夜は、川村製薬さんと飲みにいきます」の返信が来ました。


つまり祐一は栗原美里(奈緒)に会うということです。

祐一の肩にしなだれかかる栗原の姿をリアルに想像してしまうさやか。


そしてさやかのダイエットは全くうまくいかず……。

仕事のやる気が起きないさやかは、早めに会社を出ました。

宇佐美から電話がかかってきて仕事の注意をされ、赤ら顔のサラリーマンにナンパされます。


誕生日にひとりであることに寂しさを感じるさやかに、和也(風間俊介)から電話が。

「飯でも行こう」という和也の誘いに、つい乗ってしまうさやか。


呼び出されたのは、丸の内にあるホテルのバーラウンジでした。

和也は出会いがしらにワンピースをほめ、店に着くとさりげなく荷物を預かり、座る時に椅子を引きました。


さやか:「大丈夫なの?私と会ってて」

和也:「何言ってんだよ。あいつはただの友達だよ」


和也は動揺を一切見せずに、パーティーで一緒にいた子のことを説明。

美容関係の仕事をしていて、同僚の結婚式で知り合ったらしい。


和也:「今日、うちに来ないか」

さやか:「えっ、どうしてよ?」

和也:「結婚式で渡す花束が届いたんだ。さやか、ガーベラが好きだったろ」

さやか:「なんでキャンセルしなかったの?」

和也:「あのあと、式場とか旅行をキャンセルしていったんだけど、最後に残ったのが花束で、それだけはキャンセルしたらいけない気がしてさ」


さやかは和也が嘘を付いてると思いますが、ひとりの部屋に帰るのが嫌で付いていってしまいます。

元カレと誕生日を過ごすくらい普通のことだ、と自分に言い聞かせながら……。


和也の部屋には赤いドレスの女が待ち構えていました。

赤いドレスの女は「わたしたち、ずっと付き合ってたんです。でもあなたがこの家に来るから困ってたんです。いつもあなたが着く直前まで、わたしたちここで抱き合ってたんです」と言い放ちます。

「それからこれ、あなたの荷物です」

女はさやかに、和也の部屋にあったさやかの私物をまとめた紙袋を押し付けました。


和也は、さやかのあとを追いかけてきませんでした。

時計を見るともう12時をまわっていて、誕生日は終わっていました。


家に着いて泣きながらノートパソコンを開けると、祐一からほっこりするメールが。

気を取り直したさやかは、まずは仕事を一生懸命やろうと決意。


きちんと食事をとり運動もする健康的なダイエットのおかげで、「ちょっと痩せたんじゃない?」と聞かれるように。

完成したダイエット特集の記事も、宇佐美のおとがめはありませんでした。

さやかはノースリーブのブラウスを着た自分を鏡に映して、祐一と歩きたいと思うのでした。


祐一との初デートは汚い居酒屋?


さやかは祐一を食事に誘おうと思い、ジムで運動中の宇佐美に相談。

宇佐美は「薄汚い居酒屋に行け」と命令。

当然「え~?」となるさやか。


宇佐美の理屈は、男をデートに誘うなら男に力を使わせることを考えろ。

そして普通の男は、イルミネーションよりも居酒屋が好き。


さやかは「最初のデートでそんなところに行ったら、恋愛対象として見てもらえなくなるんじゃないですか」と反論。

「ドレスアップしていけば大丈夫だ」と宇佐美。

おしゃれして小汚い居酒屋に行くことで、女ってことをいつも以上に意識させられるというわけです。


そして迎えた祐一とのデートの日。

さやかは耳のあたりからスパイラルに髪を巻き、祐一は「黒木さん、なんか雰囲気変わりました?」とさやかの変化に気が付いてくれました。


デートの場所に選んだのは、以前B級ミシュランで取材したことがある魚介料理の居酒屋。

宇佐美に言われた通り「女同士だと入り辛い」と言って誘いました。


さやかは早速、年をごまかしていたことを謝りましたが、「黒木さんって本当に面白い人なんですね」と笑顔の祐一。

どうやら祐一の中では、さやかはお笑い担当のようです。


さやかと祐一がいいムードで食事していると、「あれ、しばらく見ないと思ったらこっち来てたの?」と赤ら顔のおじさん。

よく見ると知った顔で、新橋店で顔見知りになった常連客でした。

こんなところによく飲みにきていることがバレたら、話の辻褄が合わなくなるので、さやかは胡麻化そうと必死に。

しかし常連客の口から、さやかが泡盛が好きなことまで祐一にバレてしまいます。


食器が片づけられてそろそろ帰ろうかという時に、祐一の携帯が鳴りました。

なんでも保湿シートに同封するチラシに誤値があって、明日の朝までに差し替えないといけないとのこと。

「わたしもいきます」

さやかは放っておけないと思い、半ば強引に一緒にタクシーに乗りました。


さやかに「一人で平気ですから、帰ってください」と突き放すように言う祐一。

さやかはつい「そうやって一人で仕事を抱えて、もし間に合わなかったらどうするんですか?クライアントにもrizにも迷惑がかるんですちよ」キツイことを言ってしまって後悔。


そこへ川村製薬の課長・永瀬(野間口徹)が入ってきました。

「あなた、このあいだ海外戦略がどうのって言ってましたよね?あなたのお父さんがどんなに偉いか知りませんけど、そういうのは目の前の仕事をしっかりこなしてから言うことでしょう。父親の力に甘えて、小さな仕事は手を抜くなんて、社会人としてどうなんですか」

課長は憮然とした顔で、乱暴に扉を閉めて出て行きました。

話がわからなくて混乱するさやか。


祐一はコネ入社


さやかの考えていることを察したのか、祐一がぽつりと言いました。

「僕、コネ入社なんです……」

祐一の父親・惣一は、テレビでもよく見る名物経営者。

経営難だった川村製薬を惣一の会社が身請けして、惣一は川村製薬の社外取締役に就任。

祐一はそのコネで入社。

同僚からもどうせ会社を辞めて親父の会社を継ぐと思われているため、今回の問題ぐらいひとりでなんとかしたいと思ったのです。


さやかは事務机の上にあったステンレスのクリップで髪をまとめました。

「柏木さん、わたしどこでも生きていけるタイプなんです。インドに行ったときは駅に段ボールを敷いて野宿したこともあるんです。だから男だと思って指示してください」

本当は外で寝るのが怖くなって、すぐ近くのホテルの批難したのですが、それは言いませんでした。


そこへ栗原美里がバッチリメイクして、手作りサンドイッチを持って登場。

さやかが目に入ると、「ちっ、先を越されたか」とでも言いだそうな、焦りの表情に。


さやかは気付いたら、笑みがこぼれていました。

栗原美里のような女もいれば、自分のような女もいる。

いろんなタイプの女がいるから、女は楽しいのかもしれない。


イケメンVS宇佐美


そしてチラシの差し替えは無事に完了。

結果的に何も問題はなかったのですが、翌朝ネクタイを締めた祐一が、封入ミスの件を詫びるためにriz編集部に現れました。


宇佐美は祐一に「いいか、お前」と言います。

さやかはイケメンと宇佐美、この組み合わせはろくなことにならない……といやな予感。

宇佐美はいつも通りブランドの話をして、意外にも祐一は目をらんらんと輝かせて宇佐美の話をメモ。

さやかは面識のない友達同士を引き合わせたら、やたら仲良くなってしまった時の疎外感を感じます。


祐一は最後まで宇佐美の話をうなずきながら聞いていて、最後には握手まで求めていました。

さやかにとっては、ただの苦痛な時間。


さやがは祐一をエントランスまで送っていくと、食事に誘われました。

さらに祐一は「僕、さやかさんみたいな人って、素敵だと思うんです」とさやかのことをはじめて下の名前で呼びました。

「なんていうか、こう、僕が今まで出会った女性とは違って、強いというか、一人でやっていけるというか……。そういうところが素敵だなって」

さやかはどういう顔をしていいか、わかりません。

強いも、一人で生きていけるも、三十路女には誉め言葉じゃないから。


宇佐美とさやかはお似合い?


翌朝、宇佐美はさやかに「お前、日曜の朝空けとけ」と命令。

青山のショップに市場調査のため一緒に出掛けるのですが、「そんなに私とデートしたいんですか?」と軽口を叩くさやか。


すると「なんで俺がアルパカみたいな顔をした女と、好きこのんで出掛けなきゃいけないんだ」ときっつい答えが。

さやかは宇佐美のせいで、朝からホルモンバランスが崩れてしまいました。

さやかはエレベーターを出たところで、多香子(高橋メアリージュン)に同意を求めます。


さやか:「編集長って、どうしてあんな性格してるんだろうね」

多香子:「さやか、ボスと付き合った方がいいんじゃないの」

さやか:「は?何言ってんの、急に」

多香子:「なんか仲よさそうだし、さやかにはボスが一番合ってる気がする」

ユウコ:「わたしもそう思う、編集長もさやかをいじる時が一番いきいきしてる」

さやか:「やめてくださいよ!」


多香子とユウコの2人から言われて、さやかは逃げるように席につきました。

「ないない。」と口の中でつぶやいてから、仕事に戻ります。


宇佐美とショッピング


日曜日になり、さやかは宇佐美と市場調査に行きましたが、結局宇佐美の買い物に3時間も付き合わされただけでした。

さっき買ったばかりのジャケットを紙袋から取り出し、もう袖を通してルンルンの宇佐美。

さやかはこの男だけは考えてることが手に取るようにわかる、と思います。


さやか:「どうして編集長は結婚しないんですか?」

宇佐美:「するわけないだろう。結婚なんてな、女が男から搾取するために作られたシステムだ」


さやかは聞くんじゃなかったと思いますが、宇佐美はさらに偉そうな発言を。

「結婚したくない男なんているわけないだろう。一生、孤独に生きていくことになるからな。そんな覚悟ができているのは、まあ俺ぐらいだ」

さやかは心の中であなたは結婚しないんじゃなくて、できないんですよと毒づきます。


そして宇佐美は「結婚したければ、男の不安を補ってやれ」。

社会がどんなに男女平等になっても、男が稼いで家族を養うっていう何万年も続いた生き方が染みついている以上、男は養っていく自信がないと不安になるのです。

さやかが具体的にどうすればいいかと聞くと、「無職になったら養ってやるって言え」と宇佐美。


宇佐美は「誰かに幸せにしてもらうんじゃなくて、人を幸せにできる人間になれ」と言って、ココ・シャネルの言葉を。

二十歳の顔は天からの授かりもの、三十歳の顔は自分の生き様、五十歳の顔には価値がにじみ出る


和也の本音


さやかが宇佐美と別れて帰路につくと、いきなり和也が現れました。

さやかは、和也がずっと仕事がうまくいってなくて子会社に出向になったことをヒロ(和也の同期)から聞いていました。

和也は目に力がなく、髪がベタッとして、纏っている空気がいつもと違っていて、目の焦点も合っていない……。


赤いドレスの女にも逃げられた和也は、「さやか、俺とやり直そう」と言ってキスしようとします。

さやかは「やめてって言ってるでしょう」と力いっぱい押し返しました。


すると「怖かったんだ……」とぼそりとこぼす和也。

「ずっとさやかの前で自分を演じてたんだ。仕事だって要領よくこなしてただけで、実力なんてなかった。ここには自分よりできる男なんて死ぬほどいる。俺はどこにでもいるダメな奴なんだ。さやかにそれを見せるのが怖かった……」


さやかが和也にはじめて会ったのは予備校の廊下でした。

さやかは笑ってしまうくらいわかりやすい一目惚れを和也にしました。


和也の着ていた制服から通っている高校を調べ、偶然を装って2日連続で学園祭へ。

和也の前を何度も通り過ぎ、やっと声をかけられたのです。


県内一の進学校に通う和也は、サッカー部のキャプテンで、女子たちの憧れの的。

さやかが相手にされることはなく、顔見知りになるのが精いっぱいでした。


その和也が今、アスファルトに手をついて泣いています。

さやかの思っている俺はとっくの昔からいないんだ。

仕事ができるふりをして、ずっと自分を演じてた。

何も持ってない自分を見せて、嫌われるのが怖かった。

自分をさらけ出せる女と関係を持って、孤独ろ散らしてた。

俺はそういう男なんだ。

引用元:『サバイバル・ウェディング』和也のセリフより


さやかは自分の気持ちばかりで、和也の心の内を知ろうとしなかったことに気が付きました。


そして「できるよ、和也なら」と励まします。

さやかは和也が怠け者ではなく努力家だということを知っていたから。

和也は「ありがとな、さやか」と言って去っていきました。


祐一との関係って何?


さやかは祐一と毎週のようにデートするようになりましたが、祐一は好きだとか付き合おうとか言ってきません。

もちろん体を求めてくるわけでもないし、手も繋ぎません。


さやかは男心がわからなくなり、宇佐美に相談。

宇佐美はrizをアジア展開させる話が正式に決まり、軌道に乗ったら「取締役」になれるので上機嫌。


そんな宇佐美はさやかに「今すぐ関係を確認しろ」。

「男なんてな、世の中にいくらでもいる。でも、お前の時間は失ったら戻ってこない。だからお前は付き合ってるのか確認して、だめだったら別れて次を探せ」


そして今回は世界最大のブランドグループLVMH(モエヘネシー・ルイヴィトン)の会長・ベルナール・アルノーの話をして、「お前も結婚したいならアルノーのように目的に忠実になれ」

アルノーは低迷したブランドを安く買いたたいて、新しいデザイナーを期用して、ブランドイメージを向上させた人物。

アルノーがルイ・ヴィトンを買った時には、“フランス史上最も醜い復讐劇”と叩かれました。

欲しいものを手に入れるためにはどんな軋轢や批判も恐れない。


さやか:「例えが極端すぎますよ、何かないんですか、男の人が俺にはこいつしかないって思う瞬間みたいなの」

宇佐美:「まあ、病気か転勤だろうな。男が結婚を決める理由の一位と二位だ」

さやか:「病気も転勤もいつなるかわからないじゃないですか。時間がないんですよ」

宇佐美:「古いものでも食わせれば、一発で病気になるだろ」

さやか:「そんなことできるわけないじゃないですか」

宇佐美:「手段を選ぶな」


まさかの祐一のプロポーズ


その後、さやかは祐一を部屋に呼んで手料理でもてなしましたが、「わたしたち付き合ってるのかな」とは聞けませんでした。


次の週末には朝からドライブへ。

車を運転しながら祐一は、インドに住んでいたころの話をしてくれました。

十歳の頃から四年間、チェンナイというところに住んでいて、両親と三人で暮らしていたらしい。


今でも出張か観光で、半年に一回は行くという。

「さやかと行けたらな……」祐一がつぶやきます。

さやかは自然と頬がゆるみます。


その後も「わたしたち付き合ってるのかな」は聞けないまま時間は過ぎていき、日が沈みかけてきました。

「ここが最後かな」

祐一が車を止めたのは、古い倉庫を改装したような建物の前でした。

奥に行くと、キッチンとダイニングが展示されたスペースがありました。


さやかは咳払いをして聞きます。

「わたしたちって、付き合ってるのかな?」

すると、祐一の顔は固くなり……。


「そのことなんだけど、実は……」

明らかに声のトーンが下がって、顔が曇りました。


さやかは悪い予感がして、しどろもどろになってしまいます。

今思えば今日の祐一はおかしかった……口数も少なかったし、無理してドライブしているような感じもあったのです。


重苦しい時間が過ぎ、さやかの頭に和也にフラれた時のことがよぎります。

うつむいていると、突然テーブルの上で、祐一に手を握られました。


祐一:「さやか、俺についてきてほしい」

さやか:「へ?」

祐一:「一緒にインドに行ってほしいんだ」


たしか祐一はバンガロールの支店へ転勤を勧められていると言っていました。

宇佐美の話だと、男が結婚を決める理由の二位は転勤。

ということは、もしかしてプロポーズ!


さやかは頭が真っ白になり、心拍数が一気に上昇。

そして早くも、祐一とのインドでの甘い生活を妄想。


「さやかさん!」

祐一の声で、現実に引き戻されるさやか。

「必ず幸せにします」

祐一が売り物の椅子から立ち上がり、さやかも立ち上がりました。

祐一がジャケットのポケットから指輪の箱を取り出し、それを開きました。

「さやかさん、好きです。僕と結婚してください」


祐一は実は、前からさやかが好きだったのです。

でもインドに連れていくわけにはいかないから、ずっと自分の気持ちをしまいこんでいたのでした。


さやか:「もっと早く言ってくれれば良かったのに」

祐一:「なかなか言えないよ、会社やめてチェンナイに行ってくれなんて」


ここでさやかは「チェンナイ?行くのってバンガローじゃないの?」とびっくり。

祐一は転勤ではなく、インドで開業するつもりなのです。

さやかは祐一のビジネスがどんな仕事なのか、その仕事で食べていくことはできるのか、日本には帰れるのか、いろいろ気になりましたが、聞いてしまうと、手ですくった水のように幸せが零れ落ちてしまいそうで怖くて聞けませんでした。


祐一は自分のやりたいことについて、さやかに話してくれました。

今や日本の電機メーカーは韓国や台湾の企業に大きく差を付けられていて、近いうちに自動車産業でも同じことが起きる。

このままでは世界から日本の製造業が淘汰されてしまう。

かといってグーグルやアマゾンのような、世界に通用するベンチャーは日本にない。

だから祐一は日本のメーカーがインドに進出しやすいように、現地でコンサルティングをする。

祐一は父親の後を継ぐわけではなく、実は父親は借金まみれ。

自分が苦労したから祐一に「事業を起こすのだけは絶対やめろ」と言っていますが、祐一は父親の反対を押し切ってやりたいのです。


さやかは体の力が抜けて、祐一が遠くに感じます。

さやかが「ねえ、わたしのどこがよかったの?」と聞くと、祐一は以下の2点をあげました。

  • さやかといると、いつも笑っていられる
  • 倉庫で袋詰め手伝ってくれたとき、この人とならどこでもやっていけるって思った

祐一の決意は固く、すでに退職届を出して現地に移住する手続きを進めていました。


一方、さやかは不安でたまりません。

祐一のような優しい男が、インドで事業を起こしてうまくいくのだろうか?

それに祐一はさやかのことをインドでもアフリカでも生きていける、たくましい女だと勘違いしています。


宇佐美はさやかを祝福!


さやかが宇佐美に祐一からプロポーズされたことを報告すると、「全て俺の戦略通りになったな」と上機嫌。

さやかか突然インドに行くことをまだ迷っていると言うと、「環境を変えることを恐れるな」。


さやか:「旅行じゃないんですよ、永住するんですよ」

宇佐美:「男が仕事に失敗したら、支えてやれっていっただろ」

さやか:「そんな簡単に言わないでください」

宇佐美:「俺はお前がそんな弱いやつだとは思わないけどな」


さやかは、宇佐美って何なんだ……とドキッ。

いつも子供っぽいのに突然男を感じさせるようなことを言うから。


今日のさやかは、宇佐美は恋愛する暇もないのか、彼女は欲しくないのか……が気になります。

そして宇佐美は台湾の出版社に直接交渉に行くために、今週いっぱいは出張。


さやかは宇佐美と、国内外のデザイナーズブランドを幅広く扱っているセレクトショップへ。

そこでクリスチャン・ルブタンの限定品の靴に目を止めます。

試着したさやかは宇佐美に「これ、買ってください」。


宇佐美:「バカか。売りもんじゃねえよ」

さやか:「わたし、最後までrizの仕事頑張るんで買ってください」

宇佐美:「お前が結婚したら、買ってやるよ」


店を出るときに宇佐美が「お前、足臭うぞ」と言って、さやかはグーで殴りました。


宇佐美の真意を聞かされて、びっくり


宇佐美の留守中のrizは、多香子に任されました。

そんな中、さやかは元・上司の原田から、婚活のコラムを本にしないかと言われます。


さやか:「でも私、もうすぐ結婚して海外に行くんですよ」

原田:「少し遅らせられないのか」


遅らせると言っても、結婚できなければ会社を辞めると宇佐美と約束し、その期限は迫っています。

さやかは原田に宇佐美との約束について話しました。

すると原田は腹を抱えて笑って「そんなことはないから安心しろ」。


さやかは原田から、宇佐美がさやかには才能があるからウチで引き取りたいと言ったことを知らされてビックリ!

宇佐美は婚約破棄されたさやかを面白がって、婚活の記事をやらせたわけではなかったのです。


午後からは川村製薬のプレゼンに出掛け、栗原美里に会いました。

栗原は不安定な人生を歩む祐一には見切りをつけ、新しいターゲットを狙っていました。


帰り道、ランチをしながら最後のコラム「選択」を書くことに。

そして日本に生まれて色々選択ができる自分は、ものすごく幸せであることに気付きます。

結婚しなくても、彼氏がいなくても、十分幸せなのです。


母から電話、父を恨むさやか


宇佐美がいないせいか、rizの次号は金曜日までに校了できず、土曜日も出勤に。

しかもさっきの会議で巻頭のページを組みなおすことに。

校了寸前で多香子が覆したのです。


そんな中、さやかに母親から電話が。

母は、さやかが決めた相手(祐一)なら結婚してインドに行けばいいと言ってくれました。

さらにさやかのために貯金していたから渡すとまで言いだしました。


母に人生を楽しんでほしいと思っていたさやかは、「そんなんいらん」。

そのあと、さやかは自分と母を捨てた父親のことを思い出し、恨みの気持ちがわいてきました。


さやかは多香子に頼まれていたゲラチェックを忘れていて、多香子に怒られます。

さやかは多香子の厳しい仕事の進め方を批判し、2人は険悪なムードに。

多香子はさやかの結婚について口出ししてきました。


多香子:「楽するために結婚したら、ゆくゆく困るのはさやかじゃない」

さやか「決めつけないでよ」

多香子:「さやかは思ってる」

さやか:「そうだとしても、結婚して仕事を辞めるのがそんなにいけないことなの」

多香子:「さやかの場合は支えるんじゃなくて頼ろうとしてる。彼のこと好きだったらインドでもどこでも行って彼を支えてあげたらいいじゃない。そうしないのは条件で男を選んで、計算が外れたからでしょう」


もうやめてほしいとさやかが思っていても、多香子はまだ続けます。

さやかはつい「不倫してたくせに、そんなこと言わないでよ」と言い返してしまい……。

多香子のことを自分の父親と重ねて見てしまい、許せない気持ちになってしまったのです。


祐一が大好き!


多香子に色々言われたさやかは、やっぱり自分はフツーの女でコンビニもデパートもないインドで暮らしていけないと思います。

祐一の部屋のチャイムを押して、結婚を断ろうと思うさやか。


「ごめんなさい、わたしいろいろ考えたんだけどやっぱり……」

しかし祐一の顔を見たら、そんな気持ちは吹っ飛びました。

さやかは改めて、自分が祐一のことが大好きなことに気が付きました。


そして祐一は、ゆくゆくはさやかの母親との同居も考えてくれていました。

さやかは祐一に抱き着き、ベッドになだれ込みました。


多香子と宇佐美の関係


翌日、多香子に謝ろうと散歩に誘ったさやかは、多香子と宇佐美の過去について聞かされます。

多香子は昔は、宇佐美が嫌いだった。

rizに宇佐美が来てから、どんどん広告を入れたり、ファッションから離れていくから、多香子は抗議。

その結果、多香子は編集部で孤立することに。

多香子は優しくしてくれた妻子持ちと付き合って、奥さんにもバレた。

そのショックで、多香子は会社に行けなくなった。

すると宇佐美がやってきて、rizにはお前が必要だと言って編集部の始業時間に針を合わせてある時計をプレゼント。

その時、多香子は自分のやるべきことがわかったような気がした。

さやかと多香子はお互いに謝りあって、友情を確かめあいました。


さやか:「ひとりぼっちになった時、いつでも相談できる友人を一人持て。あとは仕事」

多香子:「どうしたのよ、急に」

さやか:「ココ・シャネルが言ったらしいよ。わたしこの言葉、けっこう好きでさ」

多香子:「なんか、さやかってボスに似てきた」


さやかが宇佐美に……?


さやかは婚活の本をコラムにする仕事を引き受けることに。

さやかが会社でキーボードを叩いていると、宇佐美が帰ってきました。

時計はいつのまにか、夜の12時をまわっています。


さやかが笑うと、宇佐美も笑いました。

やさしい大人の笑顔でした。

恋人の前ではこんな笑顔をするのだろうか、どんな風に頬に触れ、どんな風に体を引き寄せるのか……そんなことを考えてしまいます。


そして宇佐美の背中を見ると、なぜか小さい頃に見た父親の背中が重なりました。

さやかの胸に何かが込み上げ、「編集長、私……」。

しかし何から話していいのかわからず、プリンターの音だけがオフィスに響きます。


宇佐美の携帯から曲が流れて、宇佐美が電話に出ます。

相手は祐一の父親のようです。


電話の向こうの相手に腰を折る宇佐美を見て、さやかは自分なんて入る余地のない人だと妙に納得。

宇佐美にはずっとこのままでいてほしい。

さやかはやっと気持ちの整理がついた気がしました。


さやか:「編集長も早くいい人、みつけてください」

宇佐美:「バカか」


祐一の父親に反対されたさやかは、自信喪失?


祐一の父親が経営する会社の創立三十周年記念パーティーが、赤坂の老舗ホテルで行われました。

宇佐美も出席しています。


このパーティーで祐一の両親に結婚の挨拶をする予定のさやかは、祐一とともに緊張。

祐一の母親とはいい感じで挨拶できましたが、父親とは話すタイミングがないまま時間が経過。


祐一の父親は頭ごなしに祐一を怒鳴りつけ、インドでの起業もさやかとの結婚についても否定的な意見。

さやかは「わたしは大丈夫です」と意を決して言いましたが、舌打ちされました。


祐一が出て行ってから、父親はさやかに「悪いことは言わない。覚悟が出来ていないのならやめてほしい」と言いました。

そこに祐一が戻ってきて、涙がこみあげるさやか。


祐一の父親が言うように、さやかは今でもインドに行くことに不安を抱えていました。

祐一は人生を懸けた決断をしてさやかの人生まで背負う覚悟をしたのに、さやかはどこかで事業に失敗して日本に戻ってくることを望んでいたのです。

自己嫌悪に陥るさやか。


宇佐美がしゃしゃり出る!


さやかはトイレに行くふりをして、その場を離れました。

すると宇佐美が「(祐一の父親に)言いたいことを言いにいく」ととんでもないことを言いだしました。

宇佐美にとって祐一の父親は大事なスポンサーなのに、そんなことをしたら大問題です。


「なんで私の結婚にかかわるんですか」とさやか。

宇佐美は「お前が俺の部下だからだ」と返事。


宇佐美は父親のうしろに立つと、肩を掴んで無理矢理振り向かせました。

「自分の会社を守ることだけがあんたの役割じゃない。これから日本を支えていく人材を育てることが、あんたたちが生きてきたことの価値じゃないのか」

秘書がやってきて宇佐美の腕を掴みましたが、宇佐美はそれをはらいのけました。


宇佐美は祐一を指さしました。

「いいか、まわりがなんと言おうと、絶対負けるんじゃねえ。相手がインド人だろうと宇宙人だろうと、関係ないからな。失敗したって、勝つまでやればいい。格差とかルールとか小さいこと言ってんじゃねえぞ」


さやかには弱い自分の代わりに宇佐美が戦っているように見えました。

恋人でもない、父親でもない、出会って半年しか経っていない、ただの上司が……。

警備員たちに両脇を抱えられた宇佐美は、さやかにも自分の選択をして強く生きろと言い放ちました。


祐一の父親は「もういい、勝手にしろ」と言って出ていきました。

母親は「さっきの人も言ったとおり、さやかさんはうちのことなんか気にせず、自分の道は自分で決めるといい」と言ってくれました。


さやかと祐一はさやかのマンションへ。

祐一は「俺、さやかに甘えてた。今日はもう遅いから明日話そう」と言って元気なく去っていきました。

さやかは祐一を追いかけて「わたし、行くから」。

祐一は「無理して行ってもお互いのためにならない」と言いますが、「無理なんかしてない」とさやか。


祐一:「もしかしたら、失敗して無職になるかもしれないよ」

さやか:「もし無職になったら、わたしが養ってあげる」


結婚式


宇佐美は二週間の謹慎処分を受けることになり、取締役昇進の話もなくなり、riz編集長に就任。

祐一の独立については「俺が認めるまで帰ってくるな」と父親から厳しい許可が下りました。

しかし本当は息子が心配らしく、さやかは最後には祐一を支えてやってほしいと頭を下げられました。


そして迎えた結婚式。

さやかはダイエットには失敗しましたが、この数日、ほぼ徹夜で原稿を書き上げたおかげで、自分の本を出すという夢も叶いました。


バージンロードは父親の代わりに、宇佐美に歩いてもらうことに。

宇佐美は文句を言いながらも、派手な燕尾服を着こみ、鏡に向かって決め顔をしています。


そして宇佐美が渡した紙袋には、いつか宇佐美と見たルブタンのハイヒールが!

「ありがとうございます、編集長」

さやかは目頭があつくなり、声がかすれました。


多香子が「本当はさやかのこと好きなんじゃないですか」と言うと、「好きじゃねえ、なんで俺がこいつのことなんか……」と宇佐美。

バージンロードを宇佐美と歩きながら幸せを噛みしめるさやかに、「お前、また太ったな」と宇佐美。

さやかは神父さんに見えないように、宇佐美の背中を殴りました。

(FIN)


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