高嶺の花 3話 家元【小日向文世】が怖い!ツイッターの評判や感想まとめ!

『高嶺の花』3話で、もも(石原さとみ)の元恋人・吉池(三浦貴大)にハニートラップを仕掛けた犯人が、月島市松=家元(小日向文世)であることが判明。

あまりのことに、ショックと怒りで打ち震えるもも。

ところが家元は謝るどころか「いや、いずれ感謝をする」と言ったのです。

当記事では『高嶺の花』3話のももと家元の対峙のシーンと、Twitter(ツイッター)の評判や感想についてまとめました。


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『高嶺の花』3話・ももと家元の対峙のシーン



『高嶺の花』3話で、もも(石原さとみ)の元恋人・吉池(三浦貴大)にハニートラップを仕掛けた犯人が家元(小日向文世)であることが判明。

真由美(西原亜希)は、月島流師範代だったのです。


頭に血が上ったももは、家元を責めます。

しかし家元は色恋が、いかにももをダメにしたかを語るのでした。


家元:「自分でもわかっていたはずだ。つまらん色恋で天から授かった才能を手放してしまったことに」

もも:「ちがう!」

家元:「以前は見えたもう一人の自分が見えなくなったんだろ」

(図星をさされて黙るもも)


家元:「華道をやめようと思ったのはそれでだろ?あの男は月島の養子になってもいいと言ってくれた。それなのに吉池の家に入ると決めたのは何故だ?もう華道家としてダメだと自分でわかっていたからだ」

もも:「それでも……!」

家元:「幸せになれた?そんなハズはない。授かったあれほどの才能をみすみす手放したお前を神が許すと思うか。お前もじき喪失感にさいなまれたハズだ。赤ん坊の頃から握りしめてきた天分なんだ」


家元:「予想外に壊れてしまったな。反動で味覚や嗅覚も失ったか」

もも:「どうして?」

家元:「私は月島15世の家元だ。天塩にかけた教え子の、ましてや娘の一挙手一投足を見逃すことなどない」


もも:「でも今は……」

家元:「少しは回復した、そうだな。でももう一人の自分はいまだに戻らない、わかるさ。愛してるんだお前のことを、お前の才能を」


家元:「色恋などという俗なものにおぼれるな!」

もも:「それじゃあ、アタシはずっと一人ぼっちじゃない」

家元:「それでいい、だからこそお前の前にもう一人の自分が現れる」


もも:「嫌だ」

家元:「仕方ないんだ・それが宿命というものだ。お前は月島の家の娘として生まれた」

もも:「また恋をしろって言ったじゃない」

家元:「こうも言ったはずだ。そしてその男を切り捨てて罪悪感をもって立ち直れと」



もも:「アタシは……」

家元:「そうだ、お前はなるんだ、この月島の……」

もも:「家元になんかならない!」


家元:「なれないんだ……。今のままではな」

もも:「あなたを絶対に許さない!」

家元:「いや、いずれ感謝する」

ももは走り去りました。

『高嶺の花』3話・ももと家元のシーンに対するTwitter(ツイッター)の評判は?

戦慄が走った2人の対峙のシーンに対するツイッターの感想を見てみましょう。

ももが可哀想




家元に全てを見抜かれて言いたい放題言われるももが「可哀想」の声が相次ぎました。

自分の親に結婚を潰されるなんて……壮絶としか言いようがありません。


家元は狂ってる!







「歪んだ愛情=野島伸司の真骨頂」の声に代表されるように、さすがは野島さんの脚本だけあって3話で既にドロドロです(^_^;)

家元がももの全てを見抜いていて、ももの心の傷にザクザク切り込んでいくのが怖すぎ……。


家元に対して「毒親~」「狂ってる」「自意識過剰」「怖い」などの声がありました。

筆者は久しぶりに野島さんのラブストーリーを堪能したせいか、強烈なインパクトを感じました。


華道家って大変






「家元の言ってることは観念的にわかるけど引く」「華道家というのは大変だな」など、芸術家は大変だと言う声がありました。

中には「家元がももに放った言葉ごもっともだぁ」など、家元の言葉に共感する声もありました。


一般的にはいわゆる“毒親”であっても、“芸術家の娘を思う親”として考えれば正しいのでしょうか?

もも自身が“もう一人の自分”が見えなくなって苦しんでいることを考えれば、元に戻してあげようとする家元の言動は娘思いにも取れるんですよね~。

ももが赤ちゃんの頃から持っていた天分がなくなって生きていくのは大変だと思うので……。


“もう一人の自分”が孤独でないと現れないというのが、芸術の厳しさを表してますね(^_^;)

でも家元の言うことが100%正しいとなると、ぷーさん(峯田和伸)が浮かばれません……。

ぷーさんが家元の策略で、ティッシュのように使い捨てにされてしまいます(>_<)

“もうひとりの自分”とは?

ここで“もうひとりの自分”が何なのか、おさらいしておきましょう。

“もうひとりの自分”とは、『高嶺の花』2話で、幼いももに家元が聞かせた言葉の中にありました。

いいか もも

人前で花を生ける者には 技術が必要なのだ

後ろ生けは 自分からは見えない

想像力で補え

もう一人の自分が 向こう側で見ているように

“もうひとりの自分”とは、鏡の中の自分であり、“後ろ生け”をしている自分の作品を正面から見ています。

客のようでもあり、文字通り自分が「客」体化するのです。

※“後ろ生け”とは、文字通り花の後ろで生けること。華道家は人前で実演する時は、花の後ろから生ける。

まとめ

『高嶺の花』3話・ももと家元の対峙のシーンとTwitter(ツイッター)の評判や感想についてまとめました。

凡人である筆者には想像でしかわかりませんが、一見きつすぎる家元の言葉にも愛が隠れているのでしょうか?


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