隣の家族は青く見える 夫 五十嵐大器役は松山ケンイチ!演技や役柄についても

『隣の家族は青く見える』主人公・五十嵐奈々(深田恭子)の夫・大器役は俳優・松山ケンイチさんです。

松山ケンイチさんと言えば“カメレオン俳優”、“憑依型俳優”と呼ばれる根っからの役者さんですよね。

この記事では俳優・松山ケンイチに注目して「役柄」や「経歴」「演技の評判」についてまとめました。



『隣の家族は青く見える』夫・五十嵐大器役の俳優・松山ケンイチとは?


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プロフィール


  • 芸名 松山ケンイチ
  • 愛称 松ケン
  • 本名 松山研一
  • 生年月日 1985年3月5日
  • 年齢 32歳
  • 所属事務所 ホリプロ

経歴


松山ケンイチさんは中学校3年生の時に、ドラマ『Beautiful Life 〜ふたりでいた日々〜』で木村拓哉さん演じる美容師の役に影響を受けて、志望校は美容師専門学校でした。

当時は松山ケンイチさんと同じ動機で美容師を目指す人が急増しましたよね……。


しかし美容師専門学校ではなく地元青森の県立高校に進学、2001年に行われたホリプロ×Boon×PARCOの共同企画オーディション「New Style Audition」でグランプリを受賞、芸能界入りを果たします。

松ケンさんの親が応募したのであって、松山ケンイチさん自身はやる気がなかったと後に番組で語っています。

ちなみにオーディションの優勝賞金50万円は、毎日のコンビニの牛丼代で使い切ったとのことです(笑)。


2002年、『ごくせん』の不良生徒役でドラマデビュー。

2003年、『アカルイミライ』で映画初出演。


そして2007年、松山ケンイチさんの出世作『デスノート』では天才的頭脳を持つ探偵・L役を見事なまでに演じ切りました。

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写真右の青白い顔をして白T着てる男が、松山ケンイチさんが演じたLです。

筆者は『デスノート』の漫画を読んだ後に実写化であるこの映画を見たわけですが、ま~実写化とは思えないレベルの再現率だったと思います。

なにしろ、松山ケンイチさんの演技が良すぎて続編である『デスノート the Last name』を迷わず見に行きましたから(笑)。

松山ケンイチさんはこの作品で、第30回日本アカデミー賞・助演俳優賞を受賞しました。


また同年、松山ケンイチさんは東映と角川春樹が戦後60年記念作品として製作した映画『男たちの大和 YAMATO』で新人俳優賞を獲得しています。


このあたりで「松山ケンイチ=演技が上手い若手俳優」の固定イメージがついていましたね。


その後は『銭ゲバ』でカネの亡者役を熱演、『平清盛』で大河ドラマの主演を務めたり、映画『GANTZ』や『ノルウェイの森』などの話題作にも出演します。


2015年のドラマ『ド根性ガエル』では30歳になったヒロシを好演。


2次元キャラを演じることでは定評のある松山ケンイチさんなので、原作ファンからの評判もおおむね良かったです。


2017年、キムタク主演ドラマ『A LIFE〜愛しき人〜』で若手医師の井川颯太役を演じます。


同年、吉高由里子さん主演の映画『ユリゴコロ』や舞台『髑髏城の七人 Season風』にも出演しています。


プライベートでは2011年に9歳年上の女優・小雪さんと結婚・その後3人の子供が誕生しました。

2人の馴れ初めは2009年の映画『カムイ外伝』で、松山さんは主人公・カムイ役で小雪さんはヒロイン役でした。

『隣の家族は青く見える』俳優・松山ケンイチの役柄は?



松山ケンイチさんの役柄は、深田恭子さんふんする五十嵐奈々と妊活をする夫・大器役です。

職業は中堅玩具メーカーに勤めるサラリーマン。

性格は優しいけれど少し頼りない。

色々な家族たちが意見を交換しながら作り上げる集合住宅「コーポラティブハウス」を購入したことをきっかけに、夫婦で協力して妊活を始めるわけですが、簡単には授かることが出来ずに不妊治療を受けることになります。

松山ケンイチさんは当ドラマで深田恭子さんと夫婦役を演じるわけですが、2人は2012年『平清盛』で既に共演していてすっかり気ごころが知れているとのことです。

また当ドラマでは“妊活”というデリケートなテーマを扱うわけですが、女性に敬意を払い、妊活中の女性の励みになるような明るいドラマにするべくスタッフ、キャスト一同専心しているとのことなので、期待出来そうです。

俳優・松山ケンイチの演技の評判は?

カメレオン俳優、憑依型俳優の異名をもつ松山ケンイチさんの演技の評判を見てみましょう。


まずは松山ケンイチさんの代表作『デスノート』での演技の評価から……




「演技がクソ上手い」「再現力が凄い」「演技が別格」「スタンディングオーベーションしたくなる演技」「松山ケンイチに勝てるLは居ない!」など大絶賛でした。

松山ケンイチ=Lと認識しているひとも多く、こんな凄いひとと比べられた2017年度版『デスノート』L役の山崎賢人さんは気の毒としか言いようがありませんでした。



筆者が映画館まで足を運んだ映画『人のセックスを笑うな』では、松山ケンイチさん演じる“みるめ”は永作博美さん演じる20歳年上の“ゆり”に悲しいほど振り回されるのですが、松山さんは本当に永作さんが好きなんじゃないかと思うほど迫真の演技でした。




“低視聴率男”と叩かれた『平清盛』での演技の評判を調べてみましたが……、「素晴らしいに尽きる」など高評価が多かったですね。

中には「演技がどうも好きになれない。」という意見もありましたが、それは役柄がLの時ほど松山さんにフィットしていなかったからかもしれません(「松山ケンイチの素材はいい。」という点で筆者も同意見なので)。

いずれにせよ、視聴率の悪さは松山ケンイチさんの演技力のせいではなかったようです。


そして『A LIFE〜愛しき人〜』若手医師・井川颯太役の演技の評判は……


ぶっちゃけると筆者は今まで松山ケンイチさんは2次元キャラの再現演技は上手いけれど、その他がどうもイマイチ……と思っていたわけですが、『A LIFE〜愛しき人〜』若手医師・井川颯太役の演技にはヤラレました。

ツイッター上でも『A LIFE〜愛しき人〜』での松山ケンイチさんの演技の評判は凄く良かったです。

改めて役者・松山ケンイチの底力を見せつけられたと気がします。


役柄のためなら大幅な減量など外見と内面両方からかなりストイックな役作りをする松山ケンイチさんは、日本のドラマ、映画界でこれからも大活躍されることは間違いないでしょう。

まとめ

『隣の家族は青く見える』夫・五十嵐大器役を演じる俳優・松山ケンイチさんをご紹介しました。

カメレオン俳優・松山ケンイチさんが演じる気弱なフツーの男の役……こういう平凡な役ほど意外と演技力が試されると思います。

素の松山さんにも近そうな役柄で、筆者は楽しみにしています。