「探偵・由利麟太郎」2話「憑かれた女」のネタバレと感想・原作との違い!由利の過去に「追憶の椅子」が関係ある?

「探偵・由利麟太郎」2話「憑かれた女」のネタバレと感想・原作との違い。

2話では、バラバラ死体の幻影に取りつかれたホステスが本当に死体を目撃するという超ホラーな物語。

由利の過去に関係すると思われる「追憶の椅子」も気になります。

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2020年6月9日



「探偵・由利麟太郎」2話 主な登場人物

「探偵・由利麟太郎」2話「憑かれた女」の主な登場人物は以下です。


由利麟太郎:吉川晃司

希代の名探偵。


三津木俊介:志尊淳

由利を敬愛するミステリー作家志望の青年。


吉岡エマ:水上京香

祇園のクラブのホステスで、五月翔太(赤楚衛二)の恋人。


美沙子:柳ゆり菜

エマと同じホステスで、五月翔太(赤楚衛二)の元恋人。


五月翔太:赤楚衛二

青年実業家。


井出圭一:尾上寛之

三津木俊助(志尊淳)の学生時代の旧友でミステリー同好会の仲間。


梶原絹江:山口香緒里

エマが働く祇園のクラブのママ。

「探偵・由利麟太郎」2話 公式あらすじ



祇園のクラブでホステスとして働く吉岡エマ(水上京香)は、近ごろ得体の知れない“黒い影”に襲われる悪夢に悩まされていた。店にいるときも部屋で休んでいるときも、恋人の五月翔太(赤楚衛二)の腕の中にいるときでさえも、“黒い影”は突如目の前に現れ、そのたびにエマを恐怖に陥れていた。心をむしばまれたエマは、やがて何かにつかれたように意味不明な言動を繰り返し、天井から切り落とされた女の腕が落ちてくる幻覚まで見るように。五月はそんなエマを心配するが、一方で、五月の元恋人で同じホステスの神崎美沙子は、気味が悪いとエマを激しく敵視する。


その頃、学生時代の旧友でミステリー同好会の仲間だった井出圭一(尾上寛之)と会っていた俊助(志尊淳)は、道端で放心状態のエマに遭遇する。井出が店の常連客だと知ったエマは、突然「女性の死体を見た」と言い出し、聞けば、ドラマのオーディションで連れていかれた洋館で、バスタブの中で死んでいる美沙子を見たという。しかし、日ごろから幻覚に悩まされていたエマは、それが現実だという確証が持てない。

真相を確かめるべく由利(吉川晃司)に助けを求めた俊助は、早速洋館の場所を突き止めるが、そこには死体どころか殺人が行われた痕跡も見当たらない。さらに翌日には美沙子が店に来たとママの梶原絹江(山口香緒里)が証言。やはりエマの幻覚だったのか——。そう思った矢先、エマが見たという凄惨(せいさん)な光景、洋館のバスタブから美沙子の死体が発見される……!

引用元: 『探偵・由利麟太郎』公式HP


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2020年6月9日

「探偵・由利麟太郎」2話 ネタバレ

「探偵・由利麟太郎」2話「憑かれた女」をネタバレします。

憑かれた女


祇園の会員制クラブ「マダムシルク」のホステス・吉岡エマ(水上京香)は、得体の知れない幻影に悩まさされていた。

恋人の五月翔太(赤楚衛二)は、エマを献身的に支え、彼女が抱える借金を返すために危ない仕事に手を出していた。


五月の元カノ・美沙子(柳ゆり菜)は、自分を捨てた五月と新恋人のエマを憎んでいる。

美沙子はエマに執拗に嫌がらせをしていて、五月は「お前、今度やったらズタズタにしてやるからな」と脅迫。


豪華な花束


三津木俊助(志尊淳)は、由利麟太郎(吉川晃司)が花屋で豪華な花束を買っているのを目撃。

それは、大家で骨董品屋の店主(大家)・聡美(どんぐり)に頼まれた物だった。

聡美に学生に間違われて喜ぶ三津木だが、由利は「若いと愚かは同義語だ」と一刀両断。


血みどろの美沙子の幻影を見る


遂にエマは、美沙子が血みどろになっている幻影を見てしまう。

美沙子は「目を覚ましなさい」とジュースをエマにぶっかけ、五月は「今度やったらズタズタにするって言ったよな?」と美沙子の首を絞める。

マダムの梶原絹江(山口香緒里)が五月を止めた、自分が美沙子に話をつけるという。


その夜、部屋で抱き合う美沙子と五月を(窓の外で)謎の覆面男が見ていた。


怪外人に洋館に連れて行かれる


エマは、謎の外人にオーディション会場だと連れていかれた洋館で、暖炉で燃やされている片腕とバスタブに横たわる美沙子の死体を目撃して失神する。

エマが美沙子の死体と思った理由は、片腕にあったタトゥーが美沙子のものと同じだったから。


エマが意識を取り戻すと、そこは洋館ではなく自分が住むマンションの近くだった。

三津木俊助(志尊淳)と学生時代の旧友でミステリー同好会の仲間・井出圭一(尾上寛之)は、道端に倒れているエマと出会う。

井出は、エマの店の常連で、エマと同じマンションに住んでいた。


エマから「怖い幻影を見る。美沙子の死体を見たけど幻影かもしれない」と聞かされた三津木は、由利を呼ぶ。

3人は早速問題の洋館を探り当てたが、そこには美沙子の死体はなかった。


死体は美沙子ではない?


エマは、マダムシルクに行き、マダムに「昨日、エマの死体を見た」と告白。

しかしマダムは「それはないわね。だってあの子は今日ここに来たもの」と笑った。

だとすると、あの死体は誰なのか?


翌日、本物の死体が見つかる


その夜、三津木はマンションに帰るエマを送っていくが、途中で電話があって現場へ向かう。

なんと、洋館で美沙子の死体がみつかったのだ!


注目すべき点は、腕の切断カ所だけ冷凍されていること。

由利は「この死体の状況、どこかで……」とつぶやく。


一方、一人でマンションに帰った美沙子は、宙に浮かぶ大きな目玉を見ていた。

洋館に駆け付けた美沙子は「由利先生、私が美沙子を殺したんですか?」と問いかける。


関係者全員が容疑者


由利や三津木を含む関係者全員が「容疑者」とみなされて、警察の取り調べを受ける。

エマ

「昨日、美沙子の死体を見たんです。でも戻ったらなくて。でもやっぱり美沙子は死んでて。だからあたしが殺したんだろうって」

井出

「僕はエマさんを助けようとしただけなのに、なんでこんな尋問を」

ママ

「(外国人がみつからないことについて)聞いたままを言っている」


店の客

「絶対五月ですよ。あいつ美沙子にズタズタにしてやると言っていたんだから」


五月

「いいから、電話をさせろ!」

この結果、エマか五月が怪しいとなる。


もちろん、由利も等々力警部(田辺誠一)から取り調べを受けた。
由利:「あのバスタブの付近で捜査陣以外の足跡は一つだけだ」

等々力警部:「トレースしたのか」

由利:「当然だ」

等々力警部:「エマか?」

由利:「彼女が殺したと思っているのか」

等々力警部:「本人が殺したかもしれないと言ってる」

由利:「十分だ、的は捉えた」

そんな中、五月が警官を殴って逃げた。

逃げた者が犯人ということになり、由利たちはいったん解放される。


井出は、偉大な父・井出江南から「親の金で祇園通いするなど“ごくつぶし”だ」と言われた。

井出は、いつまでたっても父親に認めてもらえないことに悩んでいた。


本当の殺害現場は洋館ではない?


エマのところに五月から電話がかかり、エマは五月と会う。

五月は「美沙子を殺したのは俺じゃない。お前こそ関係あんのか?」と言ってきた。


そこへ由利と三津木、警察が来て、五月は逃亡。

エマはタクシーに乗り込むが、なんと横には気絶したマダムが座っている!


等々力警部から「五月があの洋館に向かった」と連絡が入るが、由利は「殺人が行われたのはあの洋館ではない」と三津木に言った。


実は東京には、あの洋館と同じ内装の部屋がもう一つある。それは、井出の父親・江南が撮った映画「魔の棲む家」の撮影セットがある倉庫だ。

映画は2日だけ上映されて封印された、その理由は本当に殺人が行われたという疑いが生じたから。


「昔ミニシアターで一度だけ見たことがある。井出くんはその映画を再現しようとしている。井出くんは死ぬつもりだ」と由利。

由利と三津木は、急いで撮影セットのある廃ビルへ向かう。


事件の真相


エマは、井出の映画のヒロインに選ばれたのだった。

マダムが拉致された理由は、エマにあのマンションを出ろと言ったから。


あのマンションでエマを監視する状況をこしらえていた井出にとって、エマにマンションを出られては台無しだ。

(マンションは井出グループの所有だから、井出はエマの部屋に入って幻影を見せる仕掛けをすることが出来た。さらに飲み物に薬も入れることができた)


場面は撮影セットがある倉庫。

エマが縛られてマダムがバスタブに寝かされている。

井出は黒マスクを取って「僕はずっとキミのそばに居た」とエマに顔を見せた。


井出はチェーンソーを片手に「知ってる?凍らせば血が飛び散らないんだよ。撮影所を汚さずにすむ」と言い放ち、凍ったマダムの腕を切断しようとする。


そこへ井出と三津木が乗り込んだ。

外人の扮装、美沙子そっくりの人形、美沙子そっくりのタトゥーが入った腕と、大きい目玉の仕掛けなど、犯行に必要なもの全てがそこにあった。


井出は由利に「君はこんな茶番で父親への復讐をしたつもりかのか?」と聞く。

井出は「オヤジの映画は駄作だ、でも僕のは違う、一度見たら絶対忘れられない作品になる!」と目を血走らせた。


井出が美沙子を殺した理由は、美沙子が「あんたみたいな大人になれないボンボンが一番性質悪いんだよね」と井出をストーカー扱いしたから。


由利は「いつからだ、井出くん。いつから君はこの悪夢を見続けている。父親の映画の撮影を見ていた子供のころからだ」と言い当てた。

そう、幼い井出の頬に女性の血しぶきが飛んできたのだ。


由利は「君にもわかっているはずだ。オリジナルを超えるリメイクなどない!」「君の死をラストシーンにはさせない」と言い放ち、井出をとらえた。

エマとマダムは無事で、2人は泣いて抱き合った。

そこへ五月が殺されたという知らせが入った。

(END)

「探偵・由利麟太郎」2話 犯人の動機と犯行の全容

2話の犯人と動機、犯行の全容をまとめます。
犯人:井出圭一(尾上寛之)

動機:自分をばかにする父親を見返すため

犯行の全容

・父親が撮った駄作映画「魔の棲む家」を模倣した映画作品を撮ろうとした。

・トリックに使ったのは、洋館と洋館そっくりの内装がある倉庫(映画の撮影セットがある)。

・井出はエマを主演女優にするため、エマの部屋に怪奇現象の仕掛けを施し怪しい薬も飲ませた。

・怪外人に扮してエマを倉庫へ連れて行き、偽の死体を見せた(由利たちが洋館に行っても死体がないのは当たり前)。

・その後洋館で美沙子を殺した。殺害動機は美沙子が井出をバカにしたから。片腕が凍っていた理由はそうすることで切断する時に血が飛び散らないから。

・マダムを拉致して片腕を凍らせて腕を切断する現場をエマに目撃させようとした。

「探偵・由利麟太郎」2話 感想


前半は、エマの悲鳴と奇妙な手足の幻影に圧倒されます。

演じる水上京香さんの演技は◎なのですが、大きな声ばかりなので少しうるさく感じるかも(^_^;)


本日の飯テロは、こんな時間のオムライス。

紙ナプキンを付けた由利様も、カッコいい~。


大家の聡美が、由利に花束を買いに行かせた理由がわかりません。

聡美が恋しているのは由利なのに、なぜ?


原作を大きく改変しているのと(ほぼ別の話)、かなり短くまとめたせいで、ストーリーがわからなくなる視聴者多数。

もうすこし丁寧に描くことで、印象が変わったんじゃないかな。


尾上寛之さんはやっぱりのサイコパス役でしたが、『アンナチュラル』の時と比べるとやや迫力不足。

黒いタイツ姿に笑ってしまいました。


とはいえ、物語全体に流れる不気味さと、由利先生のかっこよさは文句なし!

次週も見たいと思わせる内容でした。

「探偵・由利麟太郎」2話 考察ポイント2つ・由利の過去とは?

「探偵・由利麟太郎」2話 の考察ポイントは以下の2つ。

大家が由利に花束を買わせた理由


由利に惚れている大家が、由利に花束を買ってこさせた理由が不明。

これは後で伏線回収希望します。


追憶の椅子


由利の部屋には一つ(素敵な)椅子が置いてあり、三津木は「そこには誰が座るんですか?」と質問。
由利:「そこには思い出が座っている」

三津木:「思い出?」

由利:「追憶の椅子。彼女はそう呼んでいた」

三津木:「???」

かなり意味ありげ。由利の過去に関係があるのではないでしょうか。

「探偵・由利麟太郎」2話 原作との違い

「探偵・由利麟太郎」2話「憑かれた女」の原作との違いを以下にまとめます。

五月翔太(赤楚衛二)の職業が違う


原作:警察のブラックリストに載っているアザミ組のリーダー。

ドラマ:青年実業家。


エマと五月、美沙子の関係が違う


原作:五月は、エマとも美沙子とも付き合ってない。

ドラマ:五月はエマの恋人で美沙子の元恋人。


井出圭一(尾上寛之)の設定が違う


原作:三津木の友人ではない。

ドラマ:三津木とは学生時代の旧友でミステリー同好会の仲間。


真犯人が違う


原作:エマ

ドラマ:井出圭一

原作では、井出におもちゃにされたエマが、井出への復讐もかねて恋敵・美沙子を殺害。

そのあとその秘密に迫ったマダムも殺害します。

「探偵・由利麟太郎」第2話「憑かれた女」原作ネタバレ!井出(尾上寛之)がクズゴミ過ぎる!

2020年6月9日

「探偵・由利麟太郎」3話 公式あらすじ




仮装パーティーに出演したモデルの名越優美(村川絵梨)は、出番を終えて戻ってきたVIPブースで、サンプルと思われる香水の美しい小瓶を持ったピエロに遭遇。思わず手に取った優美だが、モデル仲間の白川珠喜(島居香奈)にその小瓶を取り上げられてしまう。その直後、優美に代わって香水を浴びた珠喜は突然、けいれんを起こし、倒れてしまう。優美が慌てて助けを呼びに行くと、すれ違うようにやってきたのは俊助(志尊淳)。出版社の編集担当・山岸(木本武宏)に誘われパーティーに参加していた俊助は、偶然にも珠喜が履いていたピンヒールを拾い、持ち主を探していたのだ。そして、行きついたVIPブースで眼から血を流して死んでいる珠喜を発見。俊助は殺人容疑で逮捕されてしまう。一方、店の裏口では、モデル仲間・川瀬文乃(阿部純子)が、踊りながら歩き去るピエロを目撃していた——。

帰宅した優美は、パーティーで起きた惨劇を料理研究家志望の夫・恭介(浅利陽介)に話す。恭介はショックで打ちひしがれている妻をなぐさめようとするが、優美はうんざりした様子で恭介にきつい言葉を浴びせる。


翌朝、等々力(田辺誠一)から俊助逮捕の知らせを受けた由利(吉川晃司)は、早速、珠喜を毒殺した真犯人を捕まえるべく殺人現場へ。「久しぶりのタッグだ」とどこかうれし気な等々力とともに、犯人が残した痕跡を追っていく。一方、ピエロの目撃者である文乃の家には何者かが忍び寄っていて……。

また、留置場の俊助は由利との出会いを思い出し、今回の事件を整理していた。そして由利は、壊れた懐中時計を見ながらある過去の事件を思い出していた。それは警視庁捜査一課長を由利が退職する原因となった事件で…。

引用元: 「探偵・由利麟太郎」3話 公式あらすじ


「探偵・由利麟太郎」第3話「殺しのピンヒール」原作ネタバレ!現代版・シンデレラの行方は?

2020年6月5日