ゼロ 一攫千金ゲーム「デイ&ナイト」原作ネタバレ!「100枚ポーカー」のアレンジ?

『ゼロ 一攫千金ゲーム』最終回で、零(加藤シゲアキ)が峰子(小池栄子)と戦うゲームの名前は、変則ポーカー「デイ&ナイト」。

「デイ&ナイト」は、原作の「100枚ポーカー」(「賭博覇王伝零 ギャン鬼編」2~4巻)にそっくりです。

当記事では『ゼロ 一攫千金ゲーム』最終回のゲーム「デイ&ナイト」について、原作の「100枚ポーカー」との類似点やどんなゲームかをまとめています。


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『ゼロ 一攫千金ゲーム』最終回のあらすじは?



『ゼロ 一攫千金ゲーム』9話では、零(加藤シゲアキ)が標(佐藤龍我)を倒して勝利者に。

しかしその直後、在全(梅沢富美男)が倒れるという不測の事態が発生。


このままではグループの全権がゼロに渡ってしまうのを怖れた峰子(小池栄子)は、最後に自分との一騎打ちを仕掛けてきました。


そしてそこへ現れたのが、零のせいで人生を台無しにされ、行方不明になっていた友人・ミツル(小山慶一郎)。

零の“目の前の命を必ず守る”という正義感は、過去にミツルを助けられなかった思いからだったのです。


ミツルは行方をくらましていた4年間、在全グループにかくまわれていました。

そして驚くべきことに、ミツルは峰子の弟でした。


零と峰子の勝負は、変則ポーカー「デイ&ナイト」。

赤が峰子、黒がゼロの持ち札で、26枚の中からポーカーの5つの役をつくり、交互に攻撃し合います。


相手より強い役をぶつけることが出来れば、点数が加算されていくルール。

1回戦は、峰子が圧倒的な点差をつけます。


しかし私情を持ち込んだ罰として、突然病床の在全から、峰子に極秘の命令が下ります。

「負けたら弟を殺す―」

勝てば友人が死ぬとは知らないゼロは、驚異的な追い上げを見せていくのですが……。

『零 一攫千金ゲーム』原作の「100枚ポーカー」とは?



「100枚ポーカー」は、『零 一攫千金ゲーム』の原作漫画「賭博覇王伝零 ギャン鬼編」2~4巻に登場。


「賭博覇王伝零 ギャン鬼編」には、「ドリームキングダム」の悪夢の一日から数年後が描かれています。

「賭博覇王伝零 ギャン鬼編」の零は、“不敗のギャンブラー”としてさくら(ケンドーコバヤシ)と一緒に義賊活動を強化しています。


ある日、零が義賊活動の一環として始めた「零ネット」に、エリザベス・ジュンコという悪名高い性悪ポーカークイーンから挑戦状が届きます。


零とジュンコは「100枚ポーカー」で勝負します。

「100枚ポーカー」とは、ジョーカーを抜いた52枚のトランプを両者が持ち寄って行う変則ポーカー(つまり1人1つトランプを使用)。

それぞれが52枚を自由に使い、5枚の手役を10セット作り裏向きに仕掛けて勝負します。


ポーカーの役の優劣の表は以下の通り。

1:ロイヤルストレートフラッシュ:同じマークの 10 ・ J ・ Q ・ K ・ A の札がそろったもの。

2:ストレートフラッシュ:同じマークのカードで、数字の連続した札5枚がそろったもの。

3:フォーカード:5枚のうち4枚が同じランクのカードで構成される役。

4:フルハウス:5枚のうち3枚が同ランクかつ残りの2枚も同ランクで構成される役で、スリーカードとワンペアが融合した感じ。

5:フラッシュ:5枚全てが同じマークで揃えられた役。

6:ストレート:5枚のカードがランク順に連なった役。

7:スリーカード:5枚のカードの中に同じランクのカードが3枚ある役。

8:2ペア:5枚のカードの中に同じランクのペアが二組ある役。

9:1ペア:5枚のカードの中に同じランクのペアが一組ある役。

10:ブタ:何も揃っていない。

フラッシュ系マークの優劣:1♠2♥3♦4♧(1の♠が一番強い)。

ストレートはAで一区切り、循環なし。

自由に役を作っていいと言いながら、実際は以下の10通りの形を作らないと敗北決定。

  • ロイヤルストレートフラッシュ(♠♥♦♧の4組)
  • 9から5のストレートフラッシュ(4組)
  • 4のフォーカード
  • 3のフォーカード

実は自由度など全くないゲームなのです。


その上、ジュンコは零の了解なしに「お買い物タイム」を設けます。

「お買い物タイム」では、“勝負を有利に進めることができるカード”を買うことができるのですが、中には高いカードもあり、財力によっては買うことはできません。


零は手持ち1800万なので2000万のカードは買えませんが、ジュンコは金持ちなので買えます。

つまり、このゲームは最初からジュンコ優勢で行われるのです。


ジュンコが買ったカードは「先攻権」「窓」「秘密の特約」の3枚。

貧乏な零が買ったカードは「小窓」「窓」の2枚。


  • 「先攻権」は文字通り、先攻を取ることができます。
  • 「窓」はルーレットを回して出た目の、相手のカードを見ることができます(このルーレットもインチキ)。
  • 「小窓」は一枚だけカードを指定して、開けさせる権利。


そして敗北の代償は、なんと歯!

ジュンコは歯の中にある歯髄細胞を食べて若返ろうとしている、まさに化け物。


ジュンコは「先攻権」と「窓」を使用。

Aを当てたので、零はAのカードがある場所を全部あけることになり、ロイヤルストレートフラッシュの場所を全て知られてしまうことに。


ジュンコは最弱の4カードで、零のロイヤルストレートフラッシュ(♠)を潰します(零の意味のない一勝)

そして零の残り3組のロイヤルストレートフラッシュは、ジュンコの1つマークが上のロイヤルストレートフラッシュにことごとく喰われることに(零の最悪の三敗)。


しかしここから零の反撃。

まるで千里眼かのように、ジュンコのロイヤルストレートフラッシュやフォーカードの位置を当てます。

零は、ジュンコがカードを確認する動作やその枚数をしっかりチェックしていたのです。


さらには「小窓」のカードを使って、♠9の場所を見ただけで、透視能力かと見まごう的中率でジュンコの役を当てていきます。

こうして零は絶対的不利、絶対的窮地からの奇跡の生還を遂げます。


ジュンコは敗北のショックで、かつらを落として、実は男であることがバレてしまいます(笑)。

悔しくてたまらないジュンコは、もう一度零に勝負を申し込みますは、また惨敗(笑)。


零はジュンコへのいましめのために、ジュンコの歯を1本だけ抜きます。

ジュンコはこれがきっかけで、零に惚れてしまいます(笑)。


峰子(小池栄子)も最後は零のことを好きになったりして……。

さすがにそれはないですかね~(笑)。

『ゼロ 一攫千金ゲーム』「デイ&ナイト」とは?「100枚ポーカー」との類似点

最終回では零と峰子が「デイ&ナイト」で勝負します。

「デイ&ナイト」についてまとめてみると……

赤が峰子、黒がゼロの持ち札で、26枚の中からポーカーの5つの役をつくり、交互に攻撃し合う。

相手より強い役をぶつけることが出来れば、点数が加算されていくルール。

「100枚ポーカー」との類似点は……

どちらも変則ポーカーで、相手より強い役をぶつけることが出来れば、点数が加算。

「100枚ポーカー」との相違点は……

「100枚ポーカー」は互いに52枚のカードを使用するが、「デイ&ナイト」はそれぞれ26枚のカードを使用。


こうして見てみると、使うカードの枚数が違うだけで、あとは同じのようです。

ドラマでも「お買い物タイム」があるのでしょうか?

まとめ

『ゼロ 一攫千金ゲーム』最終回のゲーム「デイ&ナイト」について、原作の「100枚ポーカー」との類似点やどんなゲームかをまとめました。

個人的には内容的に、11話まで放送してほしかったな~と思っています。


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