絶対零度3最終回のあらすじのネタバレと感想!桜木泉のラストが残念?

『絶対零度3』最終回では、キーマン・桜木泉(上戸彩)が死亡を偽装してまで追っていた謎がいよいよ明らかになります。

そして桜木泉と“ミハン”の意外な関係も浮き彫りに……!

井沢範人(沢村一樹)の妻子が何故、誰によって殺害されたのかも判明します。

当記事では『絶対零度3』最終回のあらすじのネタバレと感想をまとめています。

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『絶対零度3』最終回のあらすじのネタバレ



『絶対零度2018』最終回のあらすじのネタバレをしていきます。

桜木泉が生きていた……!



 
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井沢(沢村一樹)は、誘拐ビジネスを手がける犯行グループに拉致された山内(横山裕)の救出に向かいますした。

するとそこに、ベトナムで死んだはずの桜木泉(上戸彩)の姿がありました。

桜木はすでに犯人たちを倒して拘束していましたが、何故か井沢に銃を向けました。

井沢:「あなたにどうしても聞きたいことがある」

桜木泉:「あなたは、ミハンに組み込まれた人間?」

桜木泉は憎しみの眼差しで井沢にそう告げると、現場から立ち去りました。


最終回の危険人物は、桜木泉


井沢は、桜木泉がミハンを知っていて警戒していたこと、彼女の上司だった長嶋(北大路欣也)が資料課を探っていたことから、何か知っているのか、と東堂(伊藤淳史)に詰め寄ります。

すると東堂は、新たな危険人物を表示。

それは「桜木泉」。

桜木泉は、偽造パスポートを作って入国、違法に銃を入手、誰かを殺そうとしているのです。

自らを死んだと偽装してまで、いったい誰を殺そうとしているのでしょうか!?


もう刑事ではいられない



桜木泉を捜査することになったミハンチーム。

すべての発端は、ベトナムにあると踏みます。

ベトナムへと向かった井沢と山内は、桜木の事件を担当した元刑事のグエン(フォンチー)に接触。

グエンは、桜木泉について話してくれました。

桜木泉は、証券会社社員の谷口正博(斉藤佑介)を追っていました。

谷口は、日本からベトナムに赴任した同社の支店長とその娘・由紀子(桜井ユキ)を爆発物を使って殺そうとしていました。

谷口を射殺してそれを食い止めたのが、井沢の妻の元同僚だった刑事・赤川武志(須田邦裕)でした。

だが事件後、赤川はホテルの屋上から転落死し、その翌日、桜木泉も失踪していました。

それから1年後、突然桜木泉から連絡があり、「日本に戻る手助けをしてほしい、追われている」と言ってきました。

グエンは、桜木泉が死亡したと偽装工作することに協力。

そうしなければ、また桜木泉が狙われるから。

桜木泉は「もう刑事ではいられない。罪を犯してでもやらなきゃいけないことがある」と言っていました。

その頃、桜木泉は長嶋と一緒にいました。

桜木泉:「多くの犠牲が生まれました、最後にあの男を捕まえたら、私は真実を明らかにする」

長嶋:「桜木、お前の信じる正義を貫けばいい。突き進んだ先に何があるのか、行った者にしかわからない。お前は俺を支持するよ、たとえどんな結果になろうとも」

桜木泉の言う“あの男”とは誰なのか?

そして東堂は会議で、時期尚早でもプライバシーの問題があっても、“ミハンシステム”の導入を進めることを主張していました。


谷口について調べる


ミハンのメンバーは、桜木泉は追っていた犯人・谷口正博について調べます。

谷口には窃盗の前科がありました。


谷口の元婚約者・由紀子とは、支店長である父親の部下として自宅にきたとき仲良くなったとのこと。

結婚の直前に谷口の前科が判明しましたが、もう一度やり直すと由紀子に言っていました。

でも爆弾事件を起こそうとしたので「騙されたんです、わたし」と由紀子。


谷口の弟によると、谷口は貧乏で、盗みに手を出しました。

そして経歴をごまかして、大手の会社に潜り込んだのです。

事件の少し前に、谷口から弟に電話がありました。

弟が「結婚は破談、会社もクビか」と言うと、「可能性はゼロじゃない」と明るく言っていたそう。


ミハンのメンバーは、やり直そうとしていた谷口が、なぜ爆弾事件を起こそうとしたのかと首をかしげます。

しかし谷口はたしかに支店長に脅迫メールを送りつけ、爆弾で殺そうとしたのです。


谷口の捜査は、ミハンのテストケース


ここでひとつおかしな情報がありました。

それは支店長は、警察に「谷口を調べてほしい」という依頼はしていなかったということ。


どうして桜木泉と赤川は、谷口が犯罪を起こすと予見してマークしていたのか?

井沢は、谷口の捜査はミハンの捜査だったのかもしれないという結論に。


新事実発覚


南(榎本時生)の調査で、新事実が発覚。

朝日証券と、誘拐ビジネスの組織が裏で繋がっていました。

支店長であるそうまが金の流れに不審を感じていた可能性が、高い。


つまり、誘拐ビジネスの組織には、そうまを殺す動機がありました。

もし、その組織を桜木泉が追っていたとしたら……?

そこへ東堂(伊藤淳史)から電話で「鎌田のホテルにすぐに向かってくれ!」という指令。


桜木泉の失踪理由が判明


井沢たちが到着すると、桜木泉が宇佐美に銃を向けていました。

宇佐美をとらえるミハンのメンバー。

「桜木さん!オレたちは敵じゃない」と山内。


桜木泉は井沢範人に自分が失踪していた理由を話しました。

宇佐美が組織の人間だったのは過去のことで、今は政財界の人間に雇われて活動している。

情報操作や依頼人の周りの証拠を消すためなら、殺人も厭わない。


その宇佐美が事故にみせかけて、赤川を殺した。

ベトナム警察に、赤川の爪にあった宇佐美の皮膚片が残っている。


つめの皮膚片をDNA鑑定すれば、殺人を立証できる。

死んだと偽装してまで動いていたのは、全ての証拠をあの男(黒幕)に突き付ける。

そう、桜木泉が警戒していたのは、ミハンの背後にいる人物。


桜木泉はミハンの初期メンバーだった


桜木泉は赤川と一緒に、ミハンのテストケース0号を担当しました。

そしてあってはならない事件ー冤罪事件が起きてしまった。

「それをあの男が隠蔽した、わたしはあの男を許さない」と桜木泉。


「俺に東堂と話させてくれ」と井沢。

東堂は捜査員2名(桜木泉と赤川武志)で、ミハンをスタートさせたのです。


谷口は犯罪者ではありませんでした。

組織の男が爆弾の入った袋をおいて、谷口を犯人に仕立て上げたのです。


赤川は「私は無罪の人間を殺した」と東堂に訴えます。

そして「真実を公表しなけらばならない」と言いましたが、「それはできない」と東堂は突っぱねたのです。


井沢が東堂と対峙


井沢は、東堂に会いにいきました。

井沢は、桜木泉が遺品のブレスレットに、ミハンのテストケース0のデータを入れたマイクロSDを忍ばせていたことを話します。

井沢が「あなたは冤罪を隠蔽した。違うと言ってくれませんか」と言うと、「いえ、私が隠蔽しました」と藤堂。


東堂:「ミハンのはじめてのテストケース、冤罪で警察官は無実の人を殺した。公表すれば、システムそのものが疑われる」

井沢:「だから犠牲もいとわない、か」

東堂:「いつの時代でも犠牲は生まれる、わかってますよ、間違ってることは。でもこれが私の選んだ正義です」

東堂:「赤川はあなたの奥さんに頼った。警察官の罪を暴く監察官だった奥さんに」

井沢:「それじゃあ、口封じのためだけに妻と娘を殺したのか?」


東堂は「あなたには私を殺す権利がある」と言って、拳銃を置きました。


井沢は東堂につかみかかります。

「あんたずるい人間だ!あんたの心の痛みに触れてきた。殺せるわけないだろう!」と叫びます。


井沢:「誰なんだ、あんたの先にいる人間は?あなたは桜木泉を危険人物にして我々に捜査させた。あなたは桜木泉を守ろうとしたんだ」

井沢:「誰から守ろうとした?」


東堂の先にいる人物こそ、桜木泉が憎む人物。

それは、警察庁次長・町田。


町田次長は、ミハンが実用化されたら警察庁長官になる人物。

頓挫する事態が起きれば、なんとしてもそれを隠蔽するのです。


東堂も消される?


東堂は「私が引き金を引いたんです。私は私の決着をつけます」と言って、町田に電話。

「テストケース0の真実を明らかにしなければならない時がきました。今からそちらに向かいます」


町田次長のところに向かう東堂。

その後、ミハンが松永義正を危険人物としてはじきだしました。

松永は町田が、藤堂殺害のために仕向けた殺し屋。


拳銃をもって、救出に向かう井沢。

すでに東堂は刺されて、出血多量。

まさかまた口封じを……?


怒りの井沢


井沢が血の付いたスーツで向かうは、警察庁。


井沢は、まっすぐ町田の方へ。

町田は「井沢範人を取り押さえろ!」と命令しますが、みんななぎ倒されていきます。


井沢は町田を会議室に引っ張っていき、中から鍵をかけました。

必至でドアを叩く山内と小田切。


井沢は町田の頭を壁に打ち付けました。

「全部、認める……」と町田。


井沢は、拳銃を町田に向けました。

みんなが「やめて~」と叫ぶ中、「殺せばいい」と桜木泉。


そして、複数の銃声が鳴り響きました。

弾は町田のすぐそばの壁に当たっていましたが、町田は無事でした。


「みんなの声が聞こえた……殺せなかった」と井沢はむせび泣きました。

山内は「桜木さん、あなたはこれからどうするんですか」と聞きますが、桜木泉は何も答えず出ていきました。


その後、警察内の不祥事は明るみに出て、町田は殺人教唆の罪で逮捕されました。

田口正博の無実も証明されました。


井沢が藤堂に会いに行く


井沢は、拘留中の東堂に面会にいきました。

井沢:「ミハンの法制化、延期になりましたよ、ただし、引き続きテストケース続けていきます」

東堂:「あなたの奥さんと娘さんはミハンの犠牲になった、それなのに」

井沢:「だからですよ、もう引き返せない。ミハンは扱う人間によって光にも闇にもなる。だからわたしは扱う側にいる。東堂さんあなたは直接手をくだしていない、重い罪にはならないでしょう」


井沢は東堂に顔を近づけて「死ぬつもりだ、自ら命をたつつもりなんでしょう」と聞きました。

あなたにはミハンがどうなっていくのか見届ける義務がある

ミハンは私が守る、だからあなたには見届けてほしい、生きろ、生きてくれ!

ミハンが新たな危険人物をはじき出しましたよ。

じゃあ、止めにいきます、これから起こる犯罪を

引用元:『絶対零度2018』最終回・井沢のセリフより

『絶対零度3』最終回・Twitter(ツイッター)の評判と感想は?

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井沢と桜木泉の対比が凄い





「殺せばいい」と言った桜木泉に対し、殺人を選ばなかった井沢。

この対比は、ちょっとぞっとしました。

シーズン1と2の主人公の桜木泉がこんなセリフを言ったのも、ショックでした。

井沢は「みんなの声が聞こえた」から踏みとどまりましたが、桜木泉は孤独なのでしょうか?

う~ん、もっと桜木泉について詳しく描いてほしかったです。


沢村一樹さんが熱演!面白かった









最後の桜木泉の失踪理由についてちょっと展開が早すぎる感がありましたが、ラストは「感動した」「泣いた」の声が相次ぎました。

いや~!沢村一樹さんは凄い俳優さんだと再認識させられました。

とにかく引き込まれてしまう熱演でした。


ロスの声も多く、続編希望の声もたくさんありました。

筆者はまたどこかへ行ってしまった桜木泉のその後が知りたいです。

まとめ

『絶対零度3』最終回のあらすじのネタバレと感想をまとめました。

ヘビーなドラマでしたが、最後は希望が見えて見ごたえのあるいいドラマでした。

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