絶対零度シーズン3 井沢のりと【沢村一樹】の過去や闇とは?妻子を殺された?

1話冒頭から、“ミハン”のリーダー・井沢範人(沢村一樹)が屋上で犯人を撃ち殺すシーンが衝撃的だった『絶対零度2018』。

さらに公式ホームページによると、井沢は東堂(伊藤淳史)に弱みを握られているという記述も!

井沢にはどうやら暗い過去があり、心に闇を抱えているようです。

当記事では『絶対零度2018』井沢範人の過去や心の闇について、追求していきます。




『絶対零度2018』井沢範人とは?


渡邉広樹さん(@hiroki19700621)がシェアした投稿


井沢範人は、元公安のエリートで“ミハン”(未然犯罪捜査チーム)のリーダー。

階級は警部補。


公式ホームページに以下の記述が。

一見、ひょうひょうとしていて、どこか食えない性格の人たらしだが、たまに見せる表情に冷酷なものを宿すダークな一面も。

若干、情けないところもあるため、出会った者は誰も彼が公安出身とは思わない。

膨大な知識量と鋭い洞察力があり、公安時代の経験からか、成りすまして潜入するのは得意。

とある事件をきっかけに、公安から総務部資料課に転属した。

「冷酷なものを宿すダークな一面も。」や「とある事件をきっかけに、公安から総務部資料課に転属した。」が気になります。

さらに人物相関図では「(東堂に)弱みを握られている。」とあります。


さらにTVガイドでは以下の記述も。

  • 時に心の闇を見せる一面も
  • ひょうひょうとした性格の一方過去に問題が
  • その心には過去の事件をきっかけに生まれた闇を抱えている

いつも軽口を叩いている井沢ですが、過去の事件をきっかけに生まれた闇を抱えているのです。

『絶対零度2018』留置所の井沢を東堂がスカウト?



1話冒頭で、井沢範人(沢村一樹)はイヤホンで手配中の男「うさみようすけ」の情報を聞いて、うさみを屋上に追い詰めます。

うさみは手を上げて、拳銃も放します。


しかし宇佐美はうさみの肩を撃ちぬき、その後うさみの口に拳銃を突っこみ……。

その後銃声が響き渡りましたが、殺害したかどうかは不明(でも留置所にいるってことはやはり……)。


場面は変わって、留置所の井沢に面会に来る東堂。

東堂は井沢に「あなたにやってもらいたいことがあります」と言って、ミハンのリーダーに任命。


おそらくこれが、藤堂が握っている井沢の弱みでしょう。

東堂は井沢の不祥事をもみ消すかわりに、“ミハン”のリーダーにならせたのでしょう。

井沢は一線を越えた人物

井沢は1話の容疑者・須藤を取り押さえる際も、須藤の頭スレスレに三発も発砲しました。

そばで見ていた山内(横山裕)が、井沢が本当に須藤を殺したと錯覚したほど鬼気迫るものでした。


山内から報告を受けた東堂は、井沢に以下の発言を。

「あなたはこの未然犯罪捜査において、諸刃の剣(もろはのつるぎ)」

「あなたご自身が一線を越えることがないようお願いしますよ」


諸刃の剣って、一方では非常に役に立つが、他方では大きな害を与える危険もあるもののたとえですよね。

そしてわざわざ「一線を越えないでくださいよ」と念押しするのが、また怖い……。


やはり井沢が一度は一線を越えた人物だからこその、発言ではないでしょうか?

『絶対零度2018』東堂が井沢を“ミハン”のリーダーにした目的は?

東堂が危険な男・井沢を“ミハン”のリーダーにした目的は何でしょうか?

東堂は“ミハン”システムの確立を誰よりも願っている男ですから、井沢が最適任と思ったのは間違いありません。


筆者は井沢が選ばれた理由は……

井沢が、一線を越える人物を敏感に察知できるから

ではないかと思います。


つまり、井沢こそがボーダーラインに立つ人間として、犯罪者の心理が手に取るようにわかるから。

『絶対零度2018』井沢の過去や闇に対するツイッターの評判や感想は?

『絶対零度2018』井沢の過去や闇に対するツイッターの反応を見てみましょう。






井沢の過去が気になって仕方ないひとが多いですね~(^_^;)

さらに東堂の首の傷も気になります(井沢の面会のときにクローズアップされました)。


犯人を追い詰めるときのサイコパスな表情……井沢の闇がとてつもなく深いことは間違いありません。

筆者は井沢の過去と失踪中(死んだ?)の桜木泉(上戸彩)がなんらかの関係があると予想。

もしそうなら、ドラマはぐっと面白くなるから。

『絶対零度2018』2話・井沢には妻子がいた?

『絶対零度』2話で、井沢に妻子がいたことが判明しました。

2話でAIがはじき出した危険人物・早紀(黒谷友香)に、スマホの妻子の写真を見せたのです。


「妻はともかく娘可愛いって言われると嬉しいです!」とはしゃぐ井沢ですが、会話を無線で聞いていた田村(平田満)は「井沢さんって確か独身ですよね?」。

山内(横山裕)は「なりすましの仕込みでしょう」と言っていましたが、果たしてそうなのでしょうか?


井沢は早紀が殺人を犯そうとしたときに「ダメだ」と制止。

そして「復讐したい、それはあなたの自己満足だ!」と言います。

筆者は、なんだか井沢が自分に対して言っているような気がしました。


井沢は妻子を何者かに殺されて以来、狂気を内に秘めるようになったのではないでしょうか?

『絶対零度シーズン3』3話で井沢の妻と娘が殺されたことが判明

3話では、山内が井沢に桜木の遺品であるメモを突き付けます。

そこには「イザワノリト」と書かれていて、「ウサミヨウスケ」と線で繋がっていました。


「ウサミヨウスケ」は1年前、ある殺人事件の容疑者とされていました。

そして被害者は井沢の妻と娘。

井沢は笑ってごまかしましたが、事実でしょう。

『絶対零度シーズン3』井沢範人の過去とは?

井沢範人の過去について以下にまとめます。

井沢範人(沢村一樹)の家族が惨殺された事件は、桜木泉(上戸彩)失踪の謎につながっていました。

「ミハンテストケースゼロ号」で捜査を担当したのが、桜木泉と赤川武志(須田邦裕)。

危険人物・谷口は日本からベトナムに赴任した支店長とその娘・由紀子(桜井ユキ)を爆発物を使って殺そうとしていると当時の桜木と赤川は判断し、赤川がとっさの判断で谷口を射殺。


しかしこのケースは、冤罪でした。

ミハンの実現を急ぐ東堂(伊藤淳史)はこの事実を隠蔽し、上層部は保身のために赤川を殺しました。


その翌日、井沢の妻と娘が上層部の命令を受けた宇佐美によって殺されました。

監察官だった井沢の妻は、赤川から相談を受けていたのです。

つまり妻が殺された理由は「口封じ」で娘は「巻き添え」。


桜木は自分も上層部に殺されないために失踪。

自分が死んだように偽装して、秘密裡に捜査をしていたのです。


井沢の妻子を殺すように東堂に命令したのは、警視庁次長・町田博隆(中村育二)。

井沢に真実を悟られた東堂は、覚悟を決めて警視庁に向かいますが、東堂もまた町田が寄越した殺し屋によって怪我を負うことに。

井沢が町田に銃口を向けるが?



井沢が町田に銃口を向けて、複数の銃声が鳴り響きました。

しかし、町田は無事でした。


「みんなの声が聞こえた……殺せなかった」と井沢はむせび泣きました。

こうして井沢は一線を越えることはありませんでした。

まとめ

『絶対零度2018』井沢範人の過去や心の闇についてまとめました。

この記事の続きは以下の記事に書いています。

『絶対零度シーズン4』井沢が香坂(水野美紀)を殺した犯人なのか?怪しい点を徹底追及!

2020年1月7日