『99.9 Season2』8話では、まさかの深山(松本潤)敗訴。
驚くべきことに、その原因がなんと舞子(木村文乃)が深山のダジャレを阻止したからとか……?
当記事では『99.9 Season2』8話のあらすじのネタバレと感想、Twitterの評判についてまとめました。
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『99.9 Season2』8話あらすじのネタバレ
『99.9 Season2』いとこんちのゲストはひょっこりはんでした。
毒物による殺人事件が起こる
#森口瑤子 さんInstagram
— peko (@peko25peko) 2018年3月11日
ストーリー#日曜劇場999 #刑事専門弁護士 #松本潤 #深山と愉快な仲間たち#佐野史郎 pic.twitter.com/zJUOgFjYLV
8話では、衆議院議員・藤堂正彦(佐野史郎)の選挙事務所で毒物による殺害事件が起きます。
事務所に送られてきたようかんを食べて、藤堂と妻の京子(森口瑤子)、後援会長の金子(原金太郎)、第1秘書の上杉のうち、上杉が死亡し、京子は意識不明の重体に……。
羊羹の送り主であるニシカワメッキ社長・西川五郎(おかやまはじめ)が逮捕、起訴されます。
前任の弁護士と折り合いが悪かったため、佐田(香川照之)が弁護を引き継ぎます。
深山たち班目法律事務所のメンバーは、急に善人ぶる佐田をいぶかしがります。
西川が有罪である確率は99.9%?
事務所に送られてきたようかんのうち、残りの4本から注射針のあとがみつかりセトシンの成分が検出されました(1本は食べてしまって無い)。
殺害に使われた毒物は“セトシン”で、成分は西川の会社の保有するセトシンと一致。
しかも取り出す権限があるのは社長である西川のみ。
さらに西川には、新規事業のために藤堂議員に陳情に行き断られていたという動機もありました。
鑑定で成分が一致するなら、西川が無罪である可能性は0.01%もありません。
しかしいつになく妙にやる気満々の佐田と一緒に、西川の接見に行く深山。
西川は無罪を主張します。
深山が矛盾点に気が付く
調べていくうちに、ある矛盾点に気が付く深山。
警察は、西川が取り出したセトシンを隠し持っていてようかんに注入したと睨んでいますが、西川が最後にセトシンを取り出したのは2か月前、そして西川が藤堂議員とモメたのが1か月半前。
西川社長が最後にセトシンを取り出したのが、藤堂とモメる前ということになりますので、保管理由がなくなってしまうのです。
いくらなんでもモメる前に保管するなんてあり得ないし、従業員は「社長はセトシンを全部使いきりました。」と証言しているのですが、身内の証言とみなされて警察は取り合わないのです。
元・科研 沢渡清志郎登場!
元・科研で今は個人で鑑定をしている沢渡清志郎(白井晃)がやってきました。
班目所長(岸部一徳)の紹介なので大丈夫とは思いますが、随分風変りな人物。
深山は変な人が大好物なので、にやにや。
沢渡清志郎は、自分の開発した新しい方式だと科研の30倍詳しく成分を割り出すことが出来る!と力説。
「私に調べてほしければ、セトシンの注入されたようかんを入手してこい!」と深山たちに言い放ちます。
舞子は「何故科研はあなたの新方式を採用しないのですか?」とイタいところをつきますが、「それは採用されると困る人間がいるからだ!」と沢渡。
困る人間とは、誰でしょうか?
佐田の目当てはニシカワメッキの新技術?
実は佐田の目当ては、ニシカワメッキの新技術でした(笑)。
相変わらず腹黒い佐田とわかって、深山は満足げににやにや。
川上が舞子の要求を通す?
たびたびそのダークな素顔を見せてきた川上(笑福亭鶴瓶)ですが、なんとようかんの成分を再鑑定することを認めてくれました。
事務総長・岡田孝範(榎木孝明)は川上を呼び出して「弁護士の味方につくとはどういうことだね。沢渡の方式の方が科研の方式より正しいとなったら今までの判決の信頼性が大きく揺らぐことになる。」と追及。
「だったら雌雄を決するいいチャンスちゃいますかね~。ええ判決させてもらいます。」とにやり。
どうやら川上には策があるようです。
沢渡の鑑定結果とは?
沢渡の鑑定結果は、西川社長が保有していたセトシンとようかんに注入されたセトシンは成分が一致しないというものでした。
つまりこの2つは別物だと証明できるのです。
そして驚くべきことに2年前の島根県の毒殺事件のセトシンと、ようかんのセトシンが同じものであることも判明。
島根県へGO!
深山と舞子は島根県に行きます。
2年前の犯人・かしまは平塚冶金工場からセトシンを盗み出して友人を毒殺していました。
平塚冶金工場社長・平塚(中村まこと)は、あのときは管理があまかったと深山たちに説明。
しかし2年前のセトシンはもう残っていなくて警察が押収したと嘘をつきます。
本当は警察は押収しなかったのです。
そしてどうやら平塚は藤堂と面識があるようで……。
事件の真相が続々判明!
ようかんで亡くなった上杉は、実は藤堂の不倫の証拠を掴んで週刊誌に送ろうとしていました。
つまり藤堂には、自分を告発しようとする上杉と邪魔な妻を殺す動機があったことになるのです。
さらに舞子の調べで、藤堂と平塚が異母兄弟であることが判明。
藤堂は平塚のセトシンを使って殺人計画を立てたのです。
藤堂が犯人である証拠がつかめない
深山たちは藤堂が犯人である証拠をつかむために、藤堂の事務所に行きます。
4切れに切られたようかんを食べて亡くなったのは上杉、重体に陥ったのは藤堂の妻、あとの2人(藤堂と金子)は無事であることには必ず理由があるはずだからです。
しかし藤堂や他のメンバーから語られた事実は「おのおの自分の意思でようかんを選んだ。」ということでした。
藤堂の妻・京子が目をさます
重体だった京子が目を覚ましたという知らせを受けて、深山と舞子が会いにいきます。
深山たちは京子に、以下の事実を伝えます。
- 藤堂が殺人犯かもしれないこと
- 藤堂が銀座のママ・ゆう美(緒方かな子)と浮気していたこと
京子は驚愕、落胆します。
そして「自宅で同じようかんを見た気がする。」と新事実を思い出します。
舞子は病人の前でダジャレを言おうとする深山の口をふさぎながら「今の発言を法廷で証言していただけませんか?」と京子にたのみ、京子は承諾してくれます。
公判始まる
公判で沢渡はセトシンがニシカワメッキのものではないことを力説、深山はようかんがすり替えられた可能性について話します。
実はゆう美は、藤堂にたのまれてようかんを買っていたことがわかりました。
藤堂はそのようかんにあらかじめ毒物を混入し、事務所のようかんとすりかえたという説を展開する深山。
秘書の氷室(篠井英介)が名簿を取りにいった時ならば、藤堂はようかんをすり替えられたのです。
そして藤堂の妻・京子が弁護側の証人として現れます。
京子は事件の前日に木箱入りのようかんを見たことを証言。
それが事務所のようかんと同じ“みずきや”のものであることも「多分、間違いありません。」と証言します。
川上が証人尋問?
「ちょっと裁判所からいいですか?」
ここでなんと裁判官・川上が京子に尋問します。
病み上がりに弁護士さんが押しかけてきて、愛人の話をされたんですか。
それは大変でしたね~。
生死をさまよって目が覚めたら愛人の話を聞かされ、旦那さんにも裏切られ、大変ショックだったでしょう。引用元:『99.9 Season2』8話・川上のセリフより
これは明らかに弁護士側の心象を悪くする作戦ですね(;^_^A
川上は気落ちした京子にたたみかけるように「本当にご自宅で見られたのはみずきやのようかんだったのですか?」と尋問。
ようかんの箱の色や柄を京子に質問しますが、京子はしどろもどろになります。
川上は巧みな誘導尋問で京子に「もしかしたら、病み上がりに急に弁護士さんが訪ねてきて、家にようかんの箱があったと思いこんだんじゃないですか?」と詰め寄り、とうとう京子は「そうかもしれません。」と認めてしまいました。
川上、恐るべしです。
公判終了後の評議の席でも弁護士の評判は最悪で、まさに川上のもくろみ通り。
さらに裁判員たちは「沢渡の鑑定結果は信ぴょう性はありそうだけど、自分たちは専門家ではないのでよくわからない。」と川上に言います。
川上は「まずは鑑定結果以外の状況から、有罪か無罪かを判定したらどうでしょう。」とまたまた誘導。
鑑定結果こそが一番大事なのに、本末転倒です(>_<)
深山、敗訴
深山は敗訴しました。
裁判官・川上の読み上げた判決は、なんと無期懲役!
このままでは冤罪を生んでしまいます。
「僕はなにかを見逃がしてしまった……。」とつぶやく深山。
裁判に負けたのはダジャレを止められたのが原因?
「気持ちを切り替えて控訴審に挑むしかない。」と班目に意気込みを見せる佐田。
一方深山は、裁判に負けたのは舞子にダジャレを止められたせい、と文句を言います。
「そりゃ、ダメだよ。言わせてあげてよ~。」とダジャレ好きに佐田も文句を舞子に。
ようかんではなく、つまようじに毒が?
実は毒が入っていたのは、ようかんではなくつまようじの方だったのです。
深山は、他の4本のようかんにはようかんの中に毒が入っていたので、つい5本目のようかんにもようかんの中に毒が入っていると思い込んでしまったのです。
しかしカットされてみんなで食べたようかんには毒は入っていませんでした。
事件の真相
事件の真相は、以下です。
藤堂はあらかじめゆう美に買わせた「みずきや」の5本のようかんのうち、4本に毒を注入(無差別殺人に見せかけるため)。
氷室が書類を取りに行った隙に、事務所のようかんとすり替えました。
つまようじが、三種類に分類されていたんです。
- 致死量のセトシン
- 死なない程度に薄めたセトシン
- 普通につまようじ
そして驚愕すべきことに、妻・京子が共犯だったことが判明。
自分も被害者になることで、無差別殺人に見せかけたのでした。
何故浮気夫の計画を手伝ったかというと……
落選したらこの人はただの人になってしまう。
私はただの人の妻になってしまう。引用元:『99.9 Season2』8話・京子のセリフより
ひえ~(>_<)
奥さんはあくまでも旦那の肩書きと結婚したというわけなんですね~。
川上もこわかったけど奥さんもこわいですね。
無罪を勝ちとる!
深山たちは、控訴審で見事無罪を勝ち取りました。
川上は「よかったやないか。」と深山と舞子に近寄ってきました。
「何がよかったんですか、あやうく大きな冤罪を産むところだったんですよ。」と舞子。
深山は「最初から事実はひとつでしたよ。」とまっすぐ川上を見ます。
結局この事態になっても、裁判所は過去の事件の毒物の再鑑定はしないのですが(;^_^A
まだまだ司法の根幹を正したとは到底言えません。
最終回にも深山たちのがんばりは続きます。
『99.9 Season2』ツイッターの評判は?
『99.9 Season2』ツイッターの評判を見てみましょう。深山はダジャレを言いたい病気?
深山先生、ダジャレを言いたくて止められない危ない人ww#日曜劇場999小 #刑事専門弁護士 #松本潤
— milk (@milk3813) 2018年3月11日
ダジャレを言わせてもらえない深山先生(笑)#日曜劇場999 #刑事専門弁護士 #深山と愉快な仲間たち
— かな (@kana_jun830) 2018年3月11日
今回、病人の前だったので舞子に口を塞がれてダジャレが言えなかった深山。
それでも隙をついてダジャレを言おうとする姿は、もはや病的でしたよね~(笑)。
口塞がれてるのがかわいい
wwwwww
— あゆ葉 ➡︎⋆◡̈♥︎ (@itsushoumama) 2018年3月11日
かわいい!口塞がれてるのがこんなにかわいいなんてw
監督!この演出天才!#深山と愉快な仲間たち #日曜劇場999 #刑事専門弁護士
深山が舞子に口を塞がれてする姿が可愛いと大好評!
舞子がうらやましいという声や、舞子の手になりたいという人まで(笑)。
沢渡は『アンナチュラル』の中堂に似てる?
暴言連呼するのがアンナチュラルの誰かさんに寄せてる気がする、、のは私だけ?#日曜劇場999#深山と愉快な仲間たち#刑事専門弁護士#松本潤
— an@もものっち💕 (@jun_brain) 2018年3月11日
なんかアンナチュラルの中堂さんみたい#日曜劇場999 #刑事専門弁護士
— じゅんくま💚(*‘◇‘) (@jun_macha) 2018年3月11日
やたら暴言を連呼する沢渡清志郎(白井晃)は、さすがに「クソ」とまでは言わないけれどキャラクターが『アンナチュラル』の中堂そっくり。
なかなかの傍若無人ぶりででした。
裁判官が誘導尋問してもいいの?
裁判官がこんな誘導尋問みたいなことしていいのかーーー⁉️#日曜劇場999 #刑事専門弁護士 #松本潤 #深山と愉快な仲間たち
— Morinori (@Morinori15) 2018年3月11日
公平、公正な判決が求められる裁判官の立場でありながら、川上は証人・京子に誘導尋問。
京子は後に、川上に全てを見透かされているようでなんだか怖かったと言っていました。
さらに川上は裁判員たちの心象をも誘導、自分の思い通りの判決=無期懲役に結びつけました。
ツイッターでは当然ながら、非難の声が相次ぎました。
感想
今回は裁判所の闇が浮き彫りになりました。
ここ数年セトシンを使った犯罪は全て有罪になっていて、いまさら鑑定結果をくつがえされて判決が間違っていたとなったら、裁判所の威信にかかわるからです。
どうしても“真実”よりも“体面”になってしまうのですね(>_<)
民衆やマスコミに責められるのが怖いのもわかりますが、それで冤罪を次々に生むなど絶対にあってはならないし、第一とても恐ろしいことです。
川上も最初は志の高い裁判官だったはずですが、今は冤罪を生むことになんの罪悪感もないようですよね、まさに悪魔。
次週はいよいよ最終回で、2時間スペシャル。
深山と川上の全面対決です。
筆者としては川上の改心と、裁判所の体質改善を願いたいです。
『99.9 Season2』最終回は?
最終回は、深山たち班目メンバーが最も難関と言われる「再審請求」で司法の高い壁に挑みます。
依頼人は、死刑囚・久世貴弘(小林隆)の息子・亮平(中島裕翔)。
久世は8年前に妻を殺害後、放火したとして「建造物放火及び殺人罪」で死刑判決を受けていましたが、息子の亮平は「父が母を殺したなんて思ったことはない。」と言い切ります。
深山と舞子(木村文乃)は自分自身の経験もあり、久世の無実を立証するために調査に乗り出すことに。
再審請求は『開かずの扉』と呼ばれ、一度最高裁で結審した判決を覆すことはほぼ不可能に近く、苦戦を強いられます。
そして再審請求を審理する裁判長・川上は、建前では公平に審議するためと言いつつ、深山たちに無理難題を押しつけてくるのでした。
深山たちは『開かずの扉』をこじ開けることができるのでしょうか?