『相棒19』4話【藪の外】のネタバレと感想!15年越しのラブストーリーに感動!

2020年11月4日(水)放送『相棒19』4話【藪の外】のネタバレと感想!

3話では、小手鞠(こてまり/森口瑤子)の後輩芸者・叶笑(かなえみ/高梨臨)が初登場。

小手毬の「叶笑を“怨憎会苦(おんぞうえく)”から救って欲しい」の言葉の意味とは?

全ては、15年前から続くラブストーリー?

驚愕のタイトルの意味は、ラストで判明。

当ページでは、『相棒19』4話のネタバレと感想についてまとめています。



『相棒19』4話のゲストキャストと役柄

『相棒19』4話のゲストキャストは、叶笑(かのえみ)役の高梨臨さん吉岡壮介(よしおか・そうすけ)役の窪塚俊介さんです。


叶笑(かのえみ):高梨臨

芸者。本名・棚橋智美。小手鞠が後継者に指名するほど可愛がっている後輩。愛想はないが芸者としての人気は上々。見習いだった15年前、暴行未遂の被害を受けた辛い過去がある。

引用元: 『相棒19』公式HP

高梨臨:1988年12月17日生まれの31歳。千葉県船橋市出身、スターダストプロモーション所属。

2005年に、アイドル道「世界制服計画 FINAL」でグランプリを獲得。

2015年のドラマ『5→9〜私に恋したお坊さん〜』で、BL好きな腐女子役を好演。

2017年のドラマ『恋がヘタでも生きてます』に主演。

2017年のドラマ『あいの結婚相談所』で、天然な魅力のシスター・エリザベス役を演じた。

2018年のスペシャルドラマ『犬神家の一族』で、ヒロインにして絶世の美女・野々宮珠世役を熱演。



吉岡壮介(よしおか・そうすけ):窪塚俊介


※右が窪塚俊介さん

会社社長。叶笑の得意客。15年前、叶笑を襲った犯人の男を、2か月ほど前に雇ったというが、男の前科については「知らなかった」と供述する。

引用元: 『相棒19』公式HP

窪塚俊介:1981年11月6日生まれの38歳。神奈川県横須賀市出身で、劇団青年座映画放送部所属。

3人兄弟の次男で、長男は窪塚洋介さん、三男はレゲエミュージシャンのRUEED(るいーど)さん。

朝ドラ『スカーレット』の原作にもなった映画『火火』で、神山賢一役を熱演。

2時間ドラマの常連で、『金曜プレステージ』『月曜名作劇場』などに出演。

映画『ガチバン』『アメイジング グレイス 〜儚き男たちへの詩〜』に主演。

2012年3月21日放送の『相棒10』最終話「罪と罰」に、クローン人間に反対して殺されてしまう嘉神隼斗役で出演。



脚本・監督

・脚本:児玉頼子(『相棒17』『相棒18』)

・監督:杉山泰一(『少年H』『の・ようなもの のようなもの』)

『相棒19』4話のあらすじネタバレ

『相棒19』4話のあらすじネタバレです。

小手毬が特命係にしたお願い事とは?


at赤坂の料亭

小手鞠(森口瑤子)が、杉下右京(水谷豊)と冠城亘(反町隆史)に、

「後輩芸者の叶笑(高梨臨)を『怨憎会苦(おんぞうえく)』から救ってほしい」

と頼んできた。

怨憎会苦とは、仏教用語で怨み憎む相手にも会わなければならない苦しみのこと。


叶笑には、15年前に暴行されそうになった忌まわしい過去があった。

犯人に倉庫に連れ込まれたが、防犯ベルが鳴り響き、駆け付けた警察官によって助けられた。


最近になって犯人の久我山は出所して、叶笑の周りをうろついている。

小手鞠の依頼とは、特命係に久我山の目的を探って欲しいというものだった。

右京は、叶笑が左足首を痛めているのが気になった。

15年前に叶笑を襲った久我山は、連続婦女暴行犯

叶笑以外にも3人の女性を襲った凶悪な男ね


久我山は既に殺されていた


右京と亘は、久我山が一昨日の深夜に、赤坂の料亭裏の神社で殺されていたことを知った。

凶器は現場に落ちていたかんざしで、首を一突きにされたことが致命傷。


叶笑の得意客・吉岡と久我山の関係


久我山の勤め先が、叶笑の得意客・吉岡(窪塚俊介)が社長を務める会社だったことが判明。


叶笑の芸者仲間によると、3ヶ月前、赤坂の料亭の前で吉岡と久我谷がコソコソ話していて、それを見た叶笑の様子もおかしかったとのこと。


吉岡は、出所後間もない久我山をなぜ雇ったのか?


その後、久我山が幽霊社員で一度も出社していなかったことがわかる。


吉岡は、久我山に何か弱みでも握られていたのか?


容疑者1・叶笑


そんな中、凶器のかんざしから叶笑の指紋が検出され、取り調べを受けることに。

警察は、叶笑が15年前の復讐目的で久我谷を殺したと睨む。


叶笑は、事件の日の夜に久我山に会ったことは認めたが、殺人は否認。

久我山が襲い掛かってきたからかんざしで対抗したが、彼の頬に傷をつけただけだと。

(久我山の頬の傷は、犯人しか知り得ない情報)

叶笑が足を痛めたのは、久我山から逃げる時だったとのこと。


しかし出雲麗音(篠原ゆきこ)は、以下の2点で叶笑を疑う。

  1. 叶笑が、自分を襲った久我山に一人で会いに行ったこと
  2. 再び久我山に襲われたのに、叶笑が通報しなかったこと

現時点では、叶笑が犯人である可能性が高い。


15年前の窃盗事件とは?


右京と亘は、15年前の暴行未遂の現場付近で、別の窃盗事件が発生していたことを知る。


事件の全容とは・・・・・・

  • 夜間見回り中に防犯ブザーの音を聞いた警察は、2人組の男が逃走するのを追いかけた。
  • 2人組は、リサイクルショップから金を盗んでいた。
  • 2人は別れて逃げて、1人が荷物を倉庫にぶつけた。
  • すると倉庫の中から叶笑の悲鳴が聞こえてきたので、暴行犯・久我山の逮捕に至った。
  • その後、窃盗犯2人も逮捕。

暴行未遂事件と窃盗事件の犯人を同時逮捕とは、出来過ぎた話です。


容疑者2:吉岡


窃盗事件の犯人の一人が、吉岡だったことが判明。

そのタイミングで、吉岡が事件の日に、久我山と叶笑を赤坂神社に呼び出すメールを送っていたことが判明。


吉岡は「叶笑さんは関係ない。久我山を殺したのは僕だ」と認めた。

ということは、吉岡が久我山殺しの罪を、久我山に恨みを持つ叶笑になすりつけたということか?


しかし右京は「あなたは犯人ではない。叶笑さんも犯人ではない」と言い放つ。


久我山と叶笑を呼び出すメールを出したのは、吉岡の秘書だった。

2年前まで吉岡と付き合っていた秘書が、叶笑への逆恨みから行ったことだった。

しかし秘書が久我山を殺したわけではない、ただ少し困らせてやりたいだけだった。


真犯人


久我山を殺したのは、田崎。

田崎とは、15年前の窃盗事件の首謀者で吉岡の相棒だった男。


犯行の全容は以下の通り。


久我山は、15年前の窃盗犯の田崎と吉岡を恨んでいた。

なぜなら、この2人のせいで倉庫で叶笑を襲っているのを発見されて捕まったから。


出所した久我山は、まず田崎のところに行って金をせびった。

田崎は「俺は知らない。吉岡のせいだ」と言い逃れた。


久我山は吉岡に「お前が15年前の窃盗犯で、叶笑を見捨てたことを言うぞ」と脅した。

吉岡は15年前に久我山に倉庫に連れ込まれそうな叶笑に「助けて」と言われたのに、見捨てたのだった。

そのことを叶笑に知られたくない吉岡は、久我山を社員にして金を払うしかなかった。


そんな中、田崎は、吉岡の次は自分に違いないと久我山の存在に怯えていた。

その後、赤坂料亭裏で、叶笑と久我山がもみ合っている現場を目撃。

叶笑が去った後にかんざしを拾って、久我山に致命傷を与えたのだった。



吉岡の愛


15年前にリサイクルショップに盗みに入った吉岡は、偶然にも叶笑が倉庫に連れ込まれるのを目撃したが、その場では見捨てた。

しかし自ら防犯ブザーを鳴らして、警察を倉庫へ誘導することで、叶笑を助けたのだった。


吉岡ははじめてお座敷で叶笑を見た時、すぐに15年前の被害者女性だとわかった。

叶笑が表情をなくしているのは自分のせいだと思い、せっせと通った。


3か月前、遂に叶笑は、吉岡=自分を15年前に見捨てた男だと気付いてしまった。

叶笑は、ずっと自分を見捨てた男を憎んでいた。

それがまさか吉岡だったとは!


しかし叶笑はそのことを吉岡に言えなかった。

言ったらもう、吉岡には会えなくなるから。


右京は、ここで「怨憎会苦」の真の意味に気付く。

小手毬は、叶笑の吉岡への気持ちに気付いていたのだ。


事件の日に叶笑が吉岡からのメールを読んで会いに行ったのは、吉岡から本当のことを聞きたかったからだった。

(しかし実際は吉岡の秘書からのいたずらメールだったので、やってきたのは久我山だった)


叶笑と吉岡は、互いを犯人だと思って、かばい合っていたのだ。

だから叶笑は通報しなかったしメールのことを言わなかったし、吉岡は自分が殺したと偽証したのだった。

『相棒19』4話の感想とまとめ

『相棒19』【藪の中】の感想とまとめです。

怨憎会苦(おんぞうえく)の本当の意味



怨憎会苦とは、怨み憎む相手にも会わなければならない苦しみのこと。


右京は最初、叶笑の怨憎会苦の相手は、暴行犯の久我山だと思っていました。

しかしそれは、大きな勘違いでした。


叶笑は、15年前に自分を見捨てた男を憎んでいて、その男が吉岡。

現在の叶笑は、吉岡への愛情と憎しみの間で苦しんでいたのです。

叶笑の怨憎会苦の相手は、吉岡だったのです。


タイトル【藪の外】の意味


小手毬の真の願いは、特命係に吉岡への愛憎に苦しむ叶笑を【藪の中】から出してやって欲しいというものでした。

ラストで、吉岡がいったんは叶笑を見捨てたけれど、その直後に、自分が捕まることも恐れずに防犯ベルを鳴らして、警察を誘導したことが判明。


やっと藪の外に出られた叶笑は「助けてくれてありがとう」と吉岡に言って、吉岡はすぐに助けなかったことを謝罪しました。

あたたかなラストで、じーんと感動しました。


吉岡って窃盗犯なんだけど、意外にいい奴だったってこと。

繰り返しますが、あくまでも窃盗犯なので根本的には褒められたもんじゃないのですが、いい話でした。