伏線が多すぎて犯人が誰なのかさっぱりわからないドラマ『愛してたって、秘密はある』
第8話(最新話)で衝撃の展開を迎えました。
誠実さがウリの黎(れい)が、母・晶子が自分のかわりに自首したことを電話で聞いた後に、口笛&笑顔~?!
黎のあまりの怖さに昨夜はなかなか寝付けず、頭がぼ~っとする私です(笑)
この記事では、8話ラストシーンの黎の口笛について「ツイッターの声」や「曲名」「なせ口笛を吹いていたのか」「真犯人は誰か?」について考察・まとめていきます。
もくじ
問題の8話ラストシーンとは?
とうとう、爽(川口春奈)に真実(自分が父親殺しの犯人だということ)を話す決意をした黎は、「爽と会って、全部話してくる」という置手紙を残して爽に会いに行きます。(結局いつものように寸前でカミングアウト失敗)
その手紙を読んだ母・晶子は、激しく動揺・さらに黎の部屋で、「黄色い薔薇と人骨が入った赤い包装のプレゼント」を発見して腰を抜かしてしまいます。
「骸骨に付着していた土壌の成分からどこに埋められていたか割り出せる。」という警察の言葉も思い出しつつ……2006年のダイアリーを焼却処分します。
そして警察に自首したのでした。
ここからが怖くて、警察から晶子が自首したという電話を受けた黎は、なぜか口笛を吹いて足取りも軽く……そして笑顔?(まさか)
実は、黎はその時警察署の真ん前にいたのですが、引き返して帰宅したのでした。
何でしょう(;゚Д゚)僕が自首しようと思っていたけれどママが代わりに自首してくれてラッキー♪みたいな?
私は、黎のこの行動さっぱり理解できませんでした。
今までの黎ならば、走って母・晶子のもとへ駆けつけたのではないでしょうか?
しかも黎は警察署の前にいたから、すぐ行くことが可能な距離にいたのに……(理解不能)
黎の口笛の曲名は?
黎の口笛の曲名ですが、なんと黎が父親を殺した時に流れていたオペラ「トゥーランドット」の『誰も寝てはならぬ』でした。今まで幾度となくドラマの中で流れていた曲で(爽と結婚指輪を選びにいった時など)、そのたびに記憶がフラッシュバックして黎が苦しんでいた問題の曲です!
ひえ~(>_<)なんでこんなにリラックスして吹いてるの?しかも福士蒼汰さん口笛上手い……。
以下がオペラ「トゥーランドット」の『誰も寝てはならぬ』です。
気になって歌詞の内容を調べてみました。(以下、歌詞の要約です)
寒い部屋で星を見上げて、愛と希望に打ち震えながら。
私には秘密があって、私の名前を知る者は誰もいない。
日の光が眩しく照らす頃に、あなたにそっと口ずけて打ち明けよう。
夜よ、早く消え去れ。
夜明けにはあなたを勝ち取ってみせる。
ドラマ『愛してたって、秘密はある』の黎の心情を歌っているように思えませんか?
でもそうだとすると、「夜明けにはあなたを勝ち取ってみせる。」ってどういう意味なのでしょうか?
最後には爽を手に入れて結婚式をあげるという意味でしょうか?
それで8話ラストシーンで晶子が自分の身代わりになってくれたから、ついつい嬉しくて口笛で「トゥーランドット」を吹いたとか?
黎の口笛&笑顔に対するTwitterの反響とは?
「わけがわからない」と言っても過言ではない黎の口笛と笑顔(軽くスキップもしていたような?)ツイッターでは大きな反響がありました。
犯人って黎くんなのかな。
多重人格?
愛してたって秘密はある。録画したやつ見たけど最後の口笛&ステップって黎が二重人格って事かな?
黎が二重人格風な終わり方だったけど、実は双子っての有り得そう。それなら部屋にも入れるし。
あの口笛の曲。黎ニヤリと笑った。
ただ、庭でメール打って、すぐ返信きたのは説明つかないんだよね
二重人格が答えならなんでもありだから嫌だと思った。
ラストの口笛と足どりがコワイよぉ。。。
どーゆー意味ー?壊れちゃった?
みなさん混乱しまくっています(;^_^Aそりゃそうですよね~。
やはり「黎が二重人格で犯人説」がけっこう出ていました。
黎は本当に二重人格なのでしょうか?
気になる9話予告編で黎がどんな言動・行動をしているのかチェックしましょう。
いつもの黎ですね~(;^_^A
二重人格の良心的な方の黎なのでしょうか?
黎が二重人格だとして「ブラック・黎」が全ての犯行を行っていたとすると確かにいろいろつじつまが合うと思うのですが(特に盗聴器とか不法侵入の形跡とか)、ドラマの結末として面白くありません。
ツイッターでも「(黎が犯人に打った)メールの返信がすぐ来たことが説明がつかない」し、「黎が二重人格のオチならば、何でもアリになって面白くない」ということで、黎の二重人格説・否定派はそこそこいました。
そうなると、黎の口笛&笑顔&スキップの意味は、あまりのこと(自分がかばった母・晶子の自首)に、一時的に黎が壊れてしまったと考えるしかないような気がします。(そうであってほしいというか……。)
他に犯人がいると考えた方が自然なような気がします。
風見院長(鈴木浩介)が逃亡して爽の事件が時効成立、晶子が自首した今、もう一度「誰が犯人か」について考察してみます。
そもそも犯人の目的とは?
庭のお父さんの遺体が掘り返されたのは、「庭のお父さんには彼女を紹介しないの?」というメールの直後でした。つまり、犯人の目的は爽と黎の結婚を破談にすること。
結婚を破談にしたいのは誰か?
黎と爽の結婚を破談にしたいのは誰でしょうか?虎太郎&果凛
虎太郎(白洲迅)は爽が好き、果凛(吉川愛)は黎が好きなので、この2人は利害が一致するため長い間共犯説も流れていました。
しかしこの2人はどうやら誰かに利用されている様子。
それに小粒な2人にこんな大それた事件の犯人はつとまりません。
爽の父・晃弘
今までもずっと2人の結婚を反対し続けてきた晃弘ですが、その理由が9話で明らかになるようです。
テロップは「結婚を反対する本当の理由」と「日記に隠された11年前の真実」
8話で晶子が焼却処分したはずの、2006年のダイアリー(亡くなった奥森皓介のもの)のコピーが爽に送られてきて、爽は父が結婚に反対する本当の理由を知ることになるようです。
爽は「日記に書いてあったこと本当だって思えないし思いたくない。」と言います。
晃弘には黎と爽の結婚を反対する理由があるのは間違いないですが、でもだからと言って悪質なメールや骸骨のプレゼントを贈るキャラには見えません。
犯人ではないと思います。
風見院長
風見院長は、8話で爽の事件が時効を迎えましたが、涙していましたよね。
「父の無念を晴らしたら、出頭します。全部僕がやったんだから。誘拐も命を奪ったのも」
このセリフからお父さんの事件で、心残りがあるのは間違いありません。
9話では再び立花家に侵入!
「冤罪だって知っていたのか?」と晃弘にナイフで襲い掛かりますが、その刃先は父をかばった長男・暁人(賀来賢人)に……。
でも風見院長にとって黎は守りたい存在であって攻撃対象ではないので、悪質なイタズラメールや骸骨のプレゼントなどはあり得ないような気がします。
やはり犯人ではないと思います。
犯人は意外な人物?
8話で、晶子が黎のかわりに自首しました。
まだまだ晶子が犯人である可能性がゼロになったとまでは言いませんが、限りなくゼロになったと言えます。
もしかしたら自分が殺人犯になることで、黎に負い目を感じさせて、爽との結婚を諦めさせる作戦かもしれません。
実際9話で、黎は爽との結婚をやめる意思を口にしています。
でも晶子が犯人であるという可能性は一度否定して、他に犯人がいる方向で考えてみたいと思います。
9話で明らかになる新事実を整理
雑誌TVLIFEによると「犯人の目的は黎への恨みと歪んだ愛」ということです。
これに当てはまるひとが犯人です。
晧介は悪い人間ではなかった?
晧介の2006年のダイアリーに以下の記述があるのが発見されました。
晧介、何やら謝罪していますねΣ(・ω・ノ)ノ!
謝罪の内容は、ズバリ「晧介は、病院内の汚職に関与して悩んでいた」と推測します。
晃弘も浩介をアヤシイと睨んで、当時かなり取り調べたのではないかと思われます。
しかし風見院長のお父さんが、冤罪で捕まって事件は幕を閉じてしまった……。
その後も晧介はずっと悩んでいたのではないでしょうか?
もっと腹黒く汚職に関与していたならば、日記に謝罪を書いたりしないと思うのです。
真犯人はこの人だ!
私は、香坂弁護士(山本未来)が真犯人だと予想します。
根拠は、香坂弁護士がしている男物の腕時計です。
ことあるごとにクローズアップされていたのでおかしいとは思っていたのですが、これが晧介の形見であるならば納得です。
香坂弁護士が犯人ならば、恋人・晧介を殺されたことで息子・黎を恨むのは当然だし、それでも黎を同じ弁護士として応援したい気持ちも嘘ではないだろうし、「歪んだ愛」も納得です。
おそらく当時、晶子と晃弘が繋がりがあって(不倫かどうかまではわかりませんが)、晧介と香坂弁護士が繋がりがあった(こちらも不倫かどうかまではわかりませんが)のではないでしょうか?
そして爽の事件と黎の父親殺しは無関係なようで、どこかで繋がっていると思います。
まとめ
ドラマ『愛してたって、秘密はある』の犯人は黎(れい)ではなく、香坂弁護士と予想しました。出来れば丁寧な伏線回収をして『愛してたって、秘密はある』最終回を見た後、すっきりするような結末を期待しています。
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