わにとかげぎす賀来賢人の演技が面白い!愛してたって秘密はあるとの差は…

ドラマ「わにとかげぎす」の花林雄大役として出演する賀来賢人ですが、すごくアホっぽい演技にホッコリしてしまっている筆者です。

賀来賢人といえば女優・賀来千香子の甥っ子かつ榮倉奈々の夫で、イケメン俳優として活躍しています。


イケメンなだけでなく演技力もあり、シリアスなキャラクターやダークなキャラクターをやらせると力を発揮する役者さんです。

実際に現在もドラマ「愛してたって、秘密はある」で、ちょっぴりシリアスなキャラクターをやっていたり…


しかし、ドラマ「わにとかげぎす」では若干アホっぽい演技…ガチでアホに見える(笑)

「どこでそんなアホっぽく見せる演技を覚えてきたのか?」を考察しました。



ドラマ「わにとかげぎす」賀来賢人の演技


ドラマ「わにとかげぎす」で賀来賢人が演じるのは花林雄大。

花林雄大は主人公の富岡(有田哲平)にとって初めての部下で、ストーカー男・雨川と共にショッピングセンターの夜間警備員としてやってきます。

富岡が「よりにもよってアホ二人…」というように不安要素でもありますが、まるで”友達のように”距離が近い花林雄大を可愛がります。


公式では以下のように説明されています。

上昇志向が強い自信家。テンションが異様に高く、他人とのキョリが妙に近い。
富岡の人生初の部下。富岡に対しては意外に素直だが、雨川とはことあるごとに言い争いをしている。
自分の夢の中に何度も出てきた、会ったこともない「夢の女」を見つけるため、上京してきた。と目指すは「夢の女」とのリア充生活。

引用元: わにとかげぎす 公式・相関図


富岡との初対面では、

「あのー、花林雄大でーす、よろしくおねがいしわーす!」(アホ声)

と、花林が挨拶をしながらお辞儀をするのですが、富岡との距離が近すぎて帽子のツバが富岡の頭にゴツーンっとあたります(笑)


そして、花林と雨川とはデコボココンビといったところでしょうか。

しょーもない勝負で張り合う、まさにアホ二人なのであります(笑)

以下のとおり、ツイッターでも好評です。


いつもの演技だったら普通にイケメンに見えるのに、アホっぽい演技になるとイケメンではなく本物の”タダのアホ”になるところが賀来賢人の裏の魅力と言えるでしょう。

さてさて、こんなアホ演技どこで覚えてきたのでしょうか?

賀来賢人・アホ演技の根幹

ここからは個人的な考察になりますが、賀来賢人のアホになる演技力は「勇者ヨシヒコシリーズ」や映画「銀魂」などで有名な福田雄一監督の作品が出たことがきっかけではないかと思っています。

福田雄一は数々のコメディ作品を世に排出してきた「コメディの奇才」とも称されている放送作家で、前述した作品以外にも「コドモ警察シリーズ」「HK 変態仮面」など数々の有名作品があります。

また、気に入った役者さんとは何度もお仕事をする方で、特にムロツヨシや佐藤二朗は何度も福田雄一作品に出演しています。


賀来賢人さんが福田雄一作品のメインキャストとして初めて招かれたのは、Amazonプライムで限定配信されたネットドラマ「宇宙の仕事」です。


「宇宙の仕事」はムロツヨシ主演で、突然呼び出された男女6人が「地球防衛軍」として地球侵略しようとする宇宙人を説得していくというぶっ飛んだコメディ作品なのです。

その男女6人の中の一人が賀来賢人だったんですね。(他5人はムロツヨシ、菅田将暉、西野七瀬、橋本じゅん、池谷のぶえ)


賀来賢人はバンドマン・ルキーニ青山の役で、超絶怒涛のアホ丸出し(笑)

バンドマンなのに楽器は弾けず、劇中ではバンドメンバーを引き連れてエアバンドを披露しています。


「宇宙の仕事」は福田雄一作品の中でもとびっきりのガチガチコメディで、一般人には到底ウケの悪い内容なのですが、そんな環境で賀来賢人が思いっきりコメディにチェレンジしたからこそ、現在「わにとかげぎす」でその力を発揮しているのではないかと考察しています。


また、「宇宙の仕事」の後には続けて福田雄一作品に出演、それが2017年冬の日テレドラマ「スーパーサラリーマン左江内氏」です。

こちらも超絶怒涛のアホ・池杉(イケすぎ)役で第1話から最終回までお茶の間に衝撃を与え続けました(笑)


あの怪演に「こんな賀来賢人は知らない…」と感じた方も多かったのではないでしょうか。

新境地として「アホキャラ」を手に入れた賀来賢人に注目です。

ドラマ「愛してたって、秘密はある」賀来賢人の演技

アホキャラを演じる一方で、現在放送中のドラマ「愛してたって、秘密はある」の演技はとてもシリアスです。

過去に殺人を犯した主人公・奥森黎(福士蒼汰)が、殺人を揉み消したことを隠しながら生きているというストーリー。

賀来賢人が演じるのは、黎の恋人・立花爽(川口春奈)の兄・暁人を演じています。


フリーのジャーナリストで、ある事件をきっかけに検事である父親・弘晃(遠藤憲一)に反発しており、父親の周りで起こっていたこと探っている様子です。

アホの”ア”の文字もない演技で、同じ人間なのかと疑ってしまいます。


賀来賢人は特に、目で訴えるような無言の演技も良く、あの美輪明宏からも評価を受けるほど。

少し尖った暁人役の演技を楽しんでみてはいかがでしょうか。

まとめ

ドラマ「わにとかげぎす」に出演する賀来賢人の演技について注目してまとめました。

「アホ演技は福田雄一作品の経験から」という個人的な結論です。

「わにとかげぎす」と「愛してたって、秘密はある」の賀来賢人を比較してみると、彼の良さを感じることができるのではないでしょうか。