『BG2』息子・瞬役は田中奏生!役柄や経歴、演技、前作もまるっとネタバレ!

『BG~身辺警護人~』の続編が2020年4月16日(木)からスタート。

前作では、島崎(木村拓哉)と瞬(田中奏生)の親子の対話シーンが非常に面白かったですよね!

今作の瞬は中学3年生になっていて、やっぱり島崎との間には溝があるようです(笑)

当記事では『BG~身辺警護人~』(以降は『BG2』)で島崎章の息子・瞬役を演じる田中奏生(たなか・かなう)くんの

  • 役柄
  • 経歴
  • 過去出演作品
  • 前作の瞬の役柄と島崎章との会話(最終回まで)

についてまとめています。



『BG2』瞬役の子役・田中奏生とは?

はじめに『BG2』で島崎章(木村拓哉)の息子・瞬を演じる田中奏生(たなか・かなう)くんの「プロフィール」と「経歴」「過去出演作品」をご紹介します。


名前田中奏生(たなか・かなう)
生年月日2006年1月25日
年齢14歳
身長163㎝
出身地千葉県
所属研音(かつてはスペースクラフト)
公式研音によるプロフィール


経歴(過去出演作品)

田中奏生くんは、木村拓哉さんの息子役を演じるだけあって「カリスマ性」のある子役です。

以下、デビューから現在まで見ていきましょう。


2011年の5歳の時に『誰よりも君を愛す!』でドラマデビュー。


2012年にNHKで放送されたドラマ『とんび』での主人公・ヤス(堤真一)の息子役の演技で、一躍注目を浴びます。


同年のドラマ『PRICELESS〜あるわけねぇだろ、んなもん!〜』で木村拓哉さんと初共演。

♦ドラマのストーリー:木村拓哉さん演じる金田一二三男(きんだいち・ふみお)が一文無しになりながらも、金では買えない物に気付いていくヒューマンコメディ。

♦田中奏生くんの役柄:無一文の金田一(木村拓哉)に生きる術を教える兄弟の弟・鞠丘両太役(まりおか・りょうた)役。


2013年のホラー映画『クロユリ団地〜序章〜』では、誤ってクロユリ団地のダストボックスに隠れてしまい、ゴミと一緒に焼却されて死亡する子供・ミノルの幽霊役を演じて大きな話題に!


同年のドラマ『Oh,My Dad!!』では織田裕二さんの息子役を好演。


※織田裕二さんの首に抱き着いているのが田中奏生くん。


その後も『明日、ママがいない』『ゆとりですがなにか』『がっぱ先生!』『レンタル救世主』『砂の塔~知りすぎた隣人~』『警視庁いきもの係』など話題作に多数出演。


2018年のドラマ『BG』で木村拓哉さん演じる島崎章の息子・瞬役を演じて大きな話題に。

同年のドラマ『いつかこの雨がやむ日まで』では、谷川和也(堀井新太)の少年期を演じました。


どんどん大人になっていきます。


2019年の演劇集団Z-Lion/第11回公演『裏からGood Schoolへ』では、13歳にして初舞台で初主演。


活躍の場がどんどん広がっていきます。


2020年のドラマ『トップナイフ』9話・最終回では重要な役柄でゲスト出演。

♦ドラマのストーリー:医療の中でも最も難しい脳外科について描かれた医療ドラマ。

♦田中奏生くんの役柄:鉄筋が頭に刺さった少年・徹役。

子役・田中奏生の演技の評判は?

田中奏生くんの演技の評判を見てみましょう。




田中奏生くんの演技の評判は「上手い」の声ばかりでした。

さすがは「天才子役」と言われるだけのことはあります。


具体的には以下の声がありました。

  • 田中奏生君の演技にはいつも胸をさされる。
  • 田中奏生くん演技派すぎ上手すぎ……
  • この子の演技はほんますごいぞ。
  • 今の段階で人を引き込むような凄みのある演技をする。

……これは別格の褒め方ですね~。



『信長協奏曲』(のぶながコンチェルト)の演技は泣いた人多数



人気ドラマ『信長協奏曲』にも、森蘭丸役で田中奏生くんは出演していました。

子役ながら熱意あふれる演技に、号泣したひと多数でした。



木村拓哉さんとの初共演ドラマ『PRICELESS〜あるわけねぇだろ、んなもん!〜』での演技の評判は?




キムタクとの初共演ドラマ『PRICELESS〜あるわけねぇだろ、んなもん!〜』での演技の評判も上々でした。

このドラマで田中奏生くん演じる鞠丘両太は、無一文になった金田一(木村拓哉)に貧しくても生きられる術を教えてくれるのですが、これがなかなか説得力があって実用性もあって凄かったんです。

田中奏生くんの演技あってこそのドラマだと言っても過言ではありませんでした。


以下は、同ドラマの中で兄弟役を演じた前田旺志郎さんとの対談記事です。

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前作『BG身辺警護人』での演技の評判は?





前作『BG』での田中奏生くんの演技も、絶賛されていました。

「思春期の演技が上手い」「章と瞬の今後の親子関係の展開が楽しみ」「息子、いい味出してる」「リアリティがある」など、父息子の毎回の会話を楽しみにする視聴者多数でした。

『BG2』島崎章(木村拓哉)の息子・瞬(田中奏生)とは?



『BG2』での田中奏生(たなか・かなう)くんの役柄は以下です。

  • 章の息子。
  • 中学3年生、高校受験をむかえている。
  • 相変わらず、思春期で、父親との間には若干の距離がある。

今回は中学3年生で高校受験ということで、勉強が大変な時期。

島崎パパと一緒で勉強がはかどるのが心配です。

前作『BG』の瞬とは?



前作『BG』の瞬は、思春期真っただ中の中学1年生(13歳)。

母親・瞳(山口智子)の再婚に伴い、父である章(木村拓哉)と暮らし始めます。

田中奏生くんは当時11歳(1月25日以降は12歳)だったので、自分より2歳ほど年上の役を演じたことになりますね。


瞬の章への態度はかなり冷めきっていて、章が「ラーメン持って帰るからネギ増しで一緒に食べよう」とメッセージを送っても「ピザ食べた」と素っ気ないお返事(;^_^A

しかし父・章のボディガードとしての生き様に触れていくにつれ、2人の関係も変化していきます。

前作『BG』の島崎と瞬の会話をネタバレ

前作『BG』の島崎と息子・瞬のシーンを一部抜粋でネタバレします。

2人の会話はクスッと笑えて、時にジーンと感動することも。

1話の瞬


1話では、島崎が自分のところに転がり込んできた瞬のことを心配します。

島崎:「瞬がここにいたいならいればいいし」

瞬:「別にあなたと暮らしたいわけじゃないですよ、ママの新婚生活を邪魔したくないだけ。今度は幸せになってほしいからね」

島崎:「ああ、そう。気が利くなあ」

息子、なかなか手厳しいですね(^_^;)


2話の瞬


2話では、島崎がまたボディーガードを始めたことを打ち明けますが、瞬はとっくにお見通しでした。

島崎:「朝、部屋掃除したのはまたボディーガード始めたからなんだ。いつ死ぬかわからないから部屋だけは綺麗に、これ基本」

瞬:「知ってたよとっくに、ばれてないって思ってた?」


瞬が年上のニュースキャスター・しおりちゃん(新井恵理那)が好きなことを知って、複雑な島崎パパ。



3話の瞬


瞬も大ファンの女優のカノン(三吉彩花)を、島崎がボディーガード。

しかし瞬は、まさか目の前のパパが守ったとは思っていません。

相変わらず息子の前ではかっこわるいところしか見せられない島崎。


4話の瞬


4話では、島崎が元嫁・瞳(山口智子)の再婚相手・小田切がどんな人物なのか瞬に聞きます。

個人的に、この4話の会話が一番面白いと思ってます!

島崎:「小田切さんてどんな人なの?」

瞬:「年はあなたより10歳ぐらい若くて、超かっこよくて、お金持ち」

島崎:「そんな理想的なあいているわけないだろ?……いるんだ。仕事は?」

瞬:「なんかの研究しているひと、すっごく頭良くて、すっごく優しいよ」

島崎:「じゃ、俺と正反対な感じだ?」

瞬は、シャッとカーテンを閉めてしまいました(^_^;)

なかなか見れないカッコ悪いキムタクですね。



5話の瞬



5話では、島崎が過去にボディーガードをして怪我させた相手・河野純也(満島真之介)のBGを引き受けました。

島崎は、緊張してサッカーの試合に出れない瞬に、河野の言葉「一度目をつぶってボールを蹴るといいよ、自分が何もできないってわかったら肩の力抜けるから」を言ってやりました。

瞬は「ばかじゃね?」とまたシャッとカーテンを閉めましたが(^_^;)


6話の瞬


相変わらず瞬は、島崎が帰宅しても「おかえり」の一言も言いません。たまりかねた島崎は……

島崎:「前から思っていたけど、おかえりくらい言えば」

瞬:「おーかーえーりー」

島崎:「そんなにお父さんのこと嫌だったらお母さんのとこ帰ったらいいんじゃない?」

瞬:「僕は帰ってもいいけど、あなたが寂しがるからいてやってるだけだよ」

島崎:「は?俺がいつ寂しがった?」

瞬:「しらね~よ~」

島崎:「やっぱり親が離婚しているとお前も色々あったりすんの?チャーハン食う?」

瞬:「食ってやるよ」

島崎:「食ってやるよに作ってやるよ、ありがとうございまーす!」

(瞬が笑う)

島崎:「お前今、確実に笑ったよな」

瞬:「笑ってねーよ、キモイんだよ!」

島崎:「いやいや、バッチ来いよ!反抗期ー!」

この後、瞬は島崎が作ったチャーハンをペロリと平らげました。

なんだかんだ言って、可愛い息子・瞬です。


7話の瞬


7話では、村田課長(上川隆也)が島崎家へ。

瞬はペコリと頭を下げただけであいさつもしませんが、肉まんを渡されると「島崎瞬です」とニッコリ。

現金な瞬に、島崎は1個だけ肉まんを渡しました。


8話の瞬



8話では、命を狙われた島崎が、瞬の身を案じて瞳のところに帰らせます。

島崎:「お前、お母さんとこ帰れ」

瞬:「勝手なことすんなよなー」

島崎:「お前、いくつになったんだっけ」

瞬:「子供の年齢、忘れるなよな。13」

島崎:「力強くなった?」(と瞬の手を握る)

瞬:「いってえな!」(と島崎の手を放す)

島崎:「オレ、今度危ない仕事やらないといけなくなった」

瞬:「いつもじゃん」

島崎:「瞬、色んなところへ行けよ。遠いところとか寒いところとか」

瞬:「寒いのはやだよ」

瞬は、荷物を受け取って帰っていきました。

島崎はしばらくその後ろ姿を見つめていましたが、意を決したように逆方向へ歩き出しました。

お互いに思いはあるのに、不器用な男2人。


最終回(9話)の瞬



最終回では、島崎に瞬から電話がかかってきました。

瞬:「なんだ、まだ生きてたのかよ」

島崎:「悪かったな」

瞬:「ボール忘れた、今度取りに行く」

島崎:「元気か」

瞬:「日曜日に小田切さんと、サッカーの試合を見に行く。何も心配いらないってさ」

島崎:「さすがは小田切さん。じゃあ仕事行くから」

瞬:「ちゃんと部屋片づけて行けよ、いつ死んでもいいように、これ基本」

島崎:「何言ってんだ、それ俺がお前に言ったことだろう?いつ死んでもいいようにっていうのはナシ。俺は死なないから」

瞬:「勝手に変えてんじゃねえよ」

電話を切った瞬は、とてもうれしそうに笑いました。

そりゃそうですよね、パパに死んでほしいわけがありません。

島崎にとってクライアントの命令は「絶対」でしたが、今は村田課長の死のおかげで自分の命の大切さも知ったのです。



瞬が、ボールを取りに帰ってきました。


驚くべきことに、瞬は島崎と一緒に暮らすことを自分で決めたと言いました。

「そっか。」と嬉しい島崎。


そして勘のいい瞬は、島崎の私服を見て今からデートであることを見破ります。

「女ってさ、自分勝手だよな。日によって言うこと全然違うくない?ムカつくんだよな」

島崎は「まだまだだな~、女に振り回されるのも男の役目なの。」と言いますが、瞬に「バツイチのくせに。」と言い返されてしまいました。

それでも今までとは違って、笑顔の瞬。


全話通じて思ったのが、瞬くんは両親の離婚で相当複雑な気持ちなんだろうな~ってこと。

島崎と暮らしていたのは、再婚した母親の幸せを願う気持ちもあったと思いますが、島崎と一緒にいたかったからでもあると思います。


好きだけどムカつくところもあるし、言いたいこともあるといったところでしょうか。

そして数か月一緒に暮らしたことで、再び父である章と暮らしたいと自分で決断できたのです。

そんな瞬と島崎の第二章が楽しみです。

まとめ

『BG2』で島崎瞬を演じる子役・田中奏生(たなか・かなう)くんをご紹介しました。

今後も新情報が入り次第、追記します。