『ドラゴン桜』9話のネタバレと感想!最終回の強力な助っ人候補の4人とは?

『ドラゴン桜』9話では、東大専科の生徒たちが遂に大学共通テストを受けます。

その採点結果で、藤井遼(鈴鹿央士)は文転、瀬戸(髙橋海人/King & Prince)は号泣?

そして水面下で進む学園売却計画に、水野直美(長澤まさみ)が対抗手段を打ち出します。

ところが、意外な裏切り者のせいで大ピンチに?

当ページでは『ドラゴン桜』9話のネタバレと感想についてまとめています。



『ドラゴン桜』9話のネタバレ



『ドラゴン桜』9話をネタバレしていきます。

大学入試共通テストまで115日


大学入試共通テストまで、残すところ115日。

特別講師たちの東大専科の生徒たちへの授業がヒートアップ!


国語の大宰府(安田顕)は「古文単語は漢字にせえよ!日本語なのだから漢字にすれば意味がわかる」と教えた。

たとえば「まめまめし」は「忠実し忠実し」で、真面目という意味。

「とし」は「疾し」ではやいという意味。

「しるし」は「著し」ではっきりしているという意味。

「よしなし」が「由無し」で理由がないという意味。


数学の柳(品川徹)は「数学は積み上げの教科だ。中学レベルの公式を証明できるようになってはじめて高校レベルの公式を証明できる」と、ぼやぼやしている時間はないと喝を入れた。


英語の由利杏奈(ゆりやんレトリィバァ)は、どんな自由英作文にも対応できる魔法の文を教える。

・This will develop my point of view(これは視野を広げてくれるだろう)

・If things go on like this…(もしこの状況がこのまま続くのであれば)

・This enables (A) to…(これはAが○○するのを可能にしてくれる)


水野が学園売却を阻止する?


東大専科の生徒が5人合格したら、久美子(江口のりこ)がクビになってしまう上に、学園が売却されてリゾート地にされてしまう!

そこで水野直美(長澤まさみ)は、奥田校長(山崎銀之丞)または高原教頭(及川光博)が理事長に立候補することを提案。

学園売却には理事長の証人が必要だから、この2人のどちらかが理事長になれば阻止できる。

そのためには元校長の票を獲得することが必要だが、奥田は「必ず説得します」と鼻息を荒くする。

しかし奥田は元校長の説得に失敗。


藤井の悩み


桜木健二(阿部寛)は共通テストの出願書を生徒たちに渡す。

書けたら親に確認してもらうように指導するが、藤井(鈴鹿央士)だけは浮かない顔。

藤井の両親は、出来のいい藤井の兄ばかり評価し、藤井が東大に受かるわけがないと思っているのだ。

藤井には、本番に弱いという欠点があった。


2週間後の共通テストの模試に備えて、

桜木が「共通テストの心構え5か条」を授ける。

・その1 終わった教科のことは考えるな(動揺しないため)

・その2 難しい問題にとらわれるな(自分が難しいと思った人間は皆も難しい)

・その3 1日目の試験のあとは一人で帰れ(仲間と会うとお互いの出来不出来がわかるから)

・その4 答えを問題用紙に書いておけ(すぐに答え合わせをするため。共通テストの結果で足切り状況を見ながら願書を提出する)

・その5 自分さえ受かればいいと思って挑むこと(受験とは己と向き合うこと)


共通テストの模試(最後の模試)


東大専科の9人は最後の模擬試験を受ける。

休憩時間に藤井(鈴鹿央士)は知り合いからバカにされるが、自分も同じことを健太に言ったことを思い出して言い返さなかった。

その様子を見ていた健太(細田佳央太)は、試験後に藤井を慰めた。


模擬試験の結果は以下の通り。

・小杉:810点
・原:713点
・藤井:695点
・天野:634点
・岩崎:587点
・早瀬:568点
・瀬戸:495点
・小橋:343点
・岩井:331点

思ったように点数が取れなかったが、皆落ち込んでいない。

今間違ってラッキーと思い、間違ったところを徹底的につぶすのだ!

(しかし藤井は浮かない顔)


大学共通テストの日を迎える


1か月後、大学共通テストの日。

天野晃一朗(加藤清史郎)、早瀬菜緒(南沙良)、岩崎楓(平手友梨奈)、瀬戸輝(髙橋海人/King & Prince)、原健太(細田佳央太)、藤井遼(鈴鹿央士)小杉麻里(志田彩良)、小橋(西山潤)と岩井(西垣匠)は、受験会場へ。


模試6回の模試を乗り越えてきたため、この雰囲気には慣れている!

緊張の中でも、天野、菜緒、楓、小杉、健太、藤井は自分を見失わない。

そして試験終了!


翌日、テスト結果を採点。

・早瀬:738点
・岩崎:752点
・小杉:810点
・健太:803点
・天野:801点
・岩井:484
・小橋:492
・藤井:719
・瀬戸:620

岩井・小橋は残念ながら合格ラインに達しなかったが、来年また受けると宣言。

優秀なはずの藤井がまさかの719点。

瀬戸は620点で、桜木は「ここから東大に合格するのは奇跡に近い」と言った。(瀬戸は出て行った)


桜木×藤井

桜木は藤井に文転(理科二塁から文科三類に転向)をすすめる。

「東大に受かりたいなら、プライドなんか捨てろ!周りばかり気にして生きるのはもうやめろ!お前を笑うやつがいたら俺の前に連れてこい!

お前なら合格できる!」


文科三類を受験することを決断した藤井は、東大専科メンバーに文系科目(国語と日本史)を教えて欲しいと頭を下げる。

小杉、早瀬、天野は快諾した。


その夜、瀬戸は家に帰って泣いた。

翌日から、東大専科に瀬戸の姿はない。


緊急理事会の裏切り者とは?


水野直美(長澤まさみ)は、ついに学園売却を阻止できる案を発見。

教頭の高原(及川光博)が水野に協力して、教師らの説得にあたる。


先代理事長・龍野恭二郎(木場勝己)らが、緊急理事会を発足。

桜木と水野、高原は、現理事長の久美子(江口のりこ)側につく。


恭二郎側には、統合型リゾートのプロジェクトをリードするイエーガーコーポレーションの松原(市川右團次)と梶谷(入江甚儀)もいた。

そこに加わったのが、なんと弁護士の岸本(早霧せいな、)とIT社長の坂本(林遣都)と米山(佐野勇斗)!

水野はあまりのことに驚き、怒りを覚えた。


水野は学園売却への対抗案を出す。

それは「理事長が理事会の過半数で選任された場合でも、学園に属する全教員の4分の3が 異議を申し立てた場合には否決される」という追加条項。

つまり久美子理事長が退任しても、教員は全員売却に反対するから、売却派はいつまでたっても理事長になることはできない。

水野:「私たちは東大専科から7人の合格者を出し、学園も守ります!」


勝ち誇った顔の水野だったが、高原が裏切る。

なんと、高原は全教員の4分の3を売却派に賛同させていたのだ。

実は高原は久美子のことが以前から嫌いで、利益にならない学園の売却に賛成派だった。


これまで桜木・水野に協力をするフリをしていたのだ。

岸本は「最後までちゃんと仕事してくださいね、桜木先生」と言い放つ。

『ドラゴン桜』9話の感想

『ドラゴン桜』9話の感想です。

裏切り者はミッチー



まさかの、と言うより、やっぱりのミッチーの裏切り!

予想通りですが、なかなかむかつきましたね~(笑)


最強の助っ人候補の4人とは?




最終回の注目ポイントは、文転した藤井と620点しか取れなかった瀬戸が東大合格できるかどうか?

特に瀬戸は、東大専科から離脱している状態です。


予告で桜木は「強力な助っ人を呼んでいる」と言っていました。

そしてその人物に会った水野は「久しぶり~」。


候補は、最近水野に会った小林麻紀(サエコ)を除いた以下の4人。

・矢島勇介(山下智久):鉄工所を営む父親が借金を作って蒸発。母親と2人暮らし。
・緒方英喜(小池徹平):裕福な家に育つがまるで期待されていない。
・香坂よしの(新垣結衣):勇介の彼女でお水系コギャル。
・奥野一郎(中尾明慶):優秀な弟だけが期待されている家庭に育つ。

前作最終回で東大合格したのは、香坂と奥野と矢島。(緒方は浪人して東大を再受験することを決意)

しかし矢島は東大を蹴って司法試験の勉強をすることを決めました。


この4人の中で最強の助っ人になりそうなのは、まず矢島。

原作の強力な助っ人が、矢島なのです。

原作の矢島は東大に行くも、現在は世界を放浪し南アフリカで難民の救援活動をしています。


桜木から講演を頼まれた矢島は、開口一番「東大なんか行っても何の意味もない!」と叫んで、生徒たちを驚かせます。

矢島が東大に行こうと思った理由は、世の中のルールを自分が作りたいと思ったから。


しかし東大に入って卒業後経産省に入ったが、挫折を経験。

現在はアフリカで難民の救援活動をしています。


そんな矢島が伝えたかったのは、

「東大に行くな」という逆の意見も聞くことで、東大を受験するかどうかを自分の意思で選択して欲しいということでした。


この矢島のアツい講演を聞いた後、藤井はやる気を出します。

きっと瀬戸も再びやる気を出してくれるのではないでしょうか?


原作と違うパターンで、ガッキーの講演も素敵でしょうね。

一浪して受かった緒方(小池徹平)の講演も聞いてみたいところです。

優秀な弟と比べられて落ち込んでいた奥野(中尾明慶)の講演も藤井の心を打ちそうです。