『ドラゴン桜』6話のネタバレと感想!元理事長・龍野恭二郎(木場勝巳)の企みとは?

『ドラゴン桜』6話では、国語特別教師・大宰府治(安田顕)が登場!

東大合格に必須の「読解力」の講義は、必見の内容です。

そして、東大専科の夏合宿がスタート!

なんと、藤井遼(鈴鹿央士)小杉麻里(志田彩良)も参加します。

しかし小杉の父親・繁(迫田孝也)が乗り込んできて、全て台無しに?

当ページでは『ドラゴン桜』6話のネタバレと感想についてまとめています。

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2021年5月24日



『ドラゴン桜』6話のネタバレ



東大受験には読解力が必要


『走れメロス』の要約文(100文字以内)をまとめる授業で、天野晃一朗(加藤清史郎)、早瀬菜緒(南沙良)、岩崎楓(平手友梨奈)、瀬戸輝(髙橋海人/King & Prince)、原健太(細田佳央太)は散々な成績。

桜木健二(阿部寛)は「お前らに読解力がないからだ。読解力とは、作者が何を言いたいのかを理解し要約する力だ!今からでも読解力をつける方法はある!」と言い放つ。

東大専科の5人は「早くその方法を教えて」と言うが、桜木は「明日朝6時にドラゴン桜の前に集合!東大専科の2泊3日の合宿を行う」と言った。


東大専科の合宿


翌朝6時にドラゴン桜に集まったのは……

藤井遼(鈴鹿央士)天野晃一朗(加藤清史郎)、早瀬菜緒(南沙良)、岩崎楓(平手友梨奈)、瀬戸輝(髙橋海人/King & Prince)、原健太(細田佳央太)、小杉麻里(志田彩良)、藤井遼(鈴鹿央士)7人!

麻里(志田彩良)は健太(細田佳央太)の付き添いの名目で参加し、先日の勝負に破れた藤井(鈴鹿央士)は強制参加だが嬉しそう?


桜木の初日の授業は……自由!

何をしてもいいと言われた生徒たちは、戸惑う。


水野直美(長澤まさみ)は「せっかく三日間のカリキュラムを考えてきたのに」と憤るが、

桜木は「古き良き勉強法も時間が経過すればただのゴミだ!あいつらの今の子供の価値観をまずは認めてやることが大事だ」と言った。


優等生の小杉と藤井、健太は、黙々と自習開始。

天野、早瀬、岩崎、瀬戸はたまらずいったん教室を抜け出すが、自主的に戻ってきた。

4人は「小杉や藤井、健太に負けたくない」という一心で自習に取り組み始めた。

桜木の狙いは、4人の競争心に火をつけることだった。


夕食は、ポークカレーとほうれん草入りだし巻き卵。

東大受験は食事も大事で、一食を大事にしなければならない。

ゆっくり適量食べることが大切で、早食いは血糖値が上がって眠くなって勉強に差し支える。


翌朝もまた6時に、制服姿でドラゴン桜の前に集合してラジオ体操!

東大受験当日も制服だから、できるだけその日と同じようにして生活するのが大事なのだ。

日常的に試験日のサイクルで動くことで、当日も緊張せずにすむ。


国語特別教師・大宰府治(安田顕)が登場



その日の授業は、国語特別教師・大宰府治(安田顕)が担当!

ネガティブな性格なのに、不出来な答案を見ると「国語とは科学だ!建築学を無視した創作物はクソだ!優れた文章とは建築学に乗っ取って作られているんだ」といきなり叫んだかと思うと、またネガティブに。

(大宰府はできない生徒を見ると熱が入るが、冷めるのも早い)


同等関係、因果関係、対比関係の3つで論説文は構造化できる


文章とは、言いたいことは一つだけ。

作者はその一つを伝えるために、手を変え、品を変え、建築学に乗っ取って文章を言い換えている。

要約とは、文章を頭の中で構造化すること。

文章は、同等関係、因果関係、対比関係の3つで論説文は構造化できる。


①同等関係の文章とは、様々な形で言い換えをしている文章のこと。

「つまり、例えば、要するに、いわば、すなわち、言い換えれば」で繋ぐことができる

A 雨だと思っていたけれど、晴れた。

起こられると思っていたけれど、怒られなかった。

B つまり、予想外のラッキーな展開が重なったということだ。

AとBは、同じことを言い換えている文章。

表現は違うけれど、両方とも思っていたのとは違うことが起きたと言っていて、Aは具体的、Bは抽象的な表現。

AとBを「つまり」で繋いでいる。


②対比関係の文章とは、主張を明確にするために反対のものを示して対比する文章。

「しかし」「それに対し」「だが」「ところが」「けれども」で繋ぐ。


③因果関係の文章とは、原因から結果を表した文章と、結果から原因を表した文章の2種類がある。

原因・結果 「だから」「そのため」「その結果」「それで」「したがって」で繋ぐ。

結果・原因「なぜなら」「というのも」「その理由は」「きっかけは」で繋ぐ。


①~③の中でも①の同等関係が一番大事で、英国理社すべてに応用できる。

言い換える力を身につければ、東大に合格できる!


小杉繁(迫田孝也)が乗り込んで来る


そんな中、小杉の両親が乗り込んで来た!

父親の繁(迫田孝也)は「娘は大学進学などしない!明日正式に退学の手続きに参ります」と無理やり小杉を連れ帰った。

あまりの横暴さに、憤る東大専科の生徒たちと水野。

桜木は「小杉は受験さえすれば東大に行ける。あいつが覚悟さえ決めれば」と言った。

その夜、小杉はまた繁に暴力をふるわれた。


翌日の東大専科の授業は、同じく「走れメロス」の要約。

しかし今回はいくつかのキーワードがあるので、①時系列に並べたり②主語述語法を使って要約をまとめられる。

読解力は、作者言いたいことをまとめる力。

桜木は「お前らに特別な課題をやってもらう」と特別な課題を出した。


別室で桜木は、再び小杉繁夫婦と小杉に会う。(水野、高原も一緒)

「女に学歴なんか必要ない」と豪語する繁に、「学歴にこだわっているのはあんただ!そこまで学歴にこだわるのは自分が学歴で悔しい思いをしてきたからじゃないんですか?あんたはただ娘が自分より優位に立つのが嫌なだけだ!」と桜木。

桜木は続ける。

「女に学歴は必要ないとか時代錯誤な奴は、自分のちっぽけなプライドを守ろうとしているだけのクズ野郎だ!」


起こった繁は小杉の腕を掴んで帰ろうとするが、水野は「暴力は見過ごせない」と言った。

(小杉の顔は、昨日繁に叩かれたせいで赤く腫れている)


昨夜水野は小杉に電話をかけて、繁を訴えようと持ち掛けた。

しかし小杉は、仕事で苦労してきた父親を訴えることを拒絶した。


小杉は、昔の優しかった父親を信じていたのだ。

小杉の気持ちを知った繁は涙を流す。


小杉が東大専科に入る



そこへ桜木が与えた課題を終えた健太が入ってきた。

その後に東大専科の5人も続く。

6人は、小杉が東大を目指すべき理由を「言い換え」によって表現した。

小杉は「みんなと東大を目指したい」と涙を流し、繁は「すまなかった」と小杉に謝った。


小杉の両親は、離婚に向けて動き出した。

理事長は桜木の頼みを受けて、小杉と母親が住む場所を確保した。

理事長も、小杉の父親に縛られて生きにくい辛さを誰よりも理解していた。


そして藤井もまた、小杉の気持ちを理解していた。

高校受験に体調不良で失敗した藤井は、優秀な兄2人の存在で家の中で肩身の狭い思いをしていたのだった。


藤井が東大専科に入る


教室に生徒が集まり、桜木は「合宿のやり直した!……藤井、もういいぞ」と藤井の退出を許すが、藤井は動揺。

桜木がどうしたいのか聞くと、藤井は「俺も東大専科に入りたい」と言った。

桜木が「健太、どうする?」と聞くと、健太は「藤井くん、一緒に勉強しよ!」と藤井に両手を差し出して手を握った。

藤井が「この間はごめん」と謝り、みんな笑顔に。


翌日、桜木は東大専科の生徒たちに「東大模試」を受けるように言った。

その試験で合格見込み梨の判定を受けた者は、東大専科をやめてもらうと。

『ドラゴン桜』6話の感想

『ドラゴン桜』6話の感想です。

小杉繁役は『天国と地獄』で「師匠」を演じた迫田孝也



小杉麻里の父親を演じたのは、『天国と地獄』で猟奇的殺人鬼・湯浅和男を演じた迫田孝也さんでした。

全然違うから、びっくりでした。

母親役は、相築あいこさんです。


龍野恭二郎(木場勝巳)が学園売却を企んでいる


6話では、元理事長・龍野恭二郎(木場勝巳)が学園売却を企んでいることが判明!

ラストの男は、不動産屋なのでしょうか?


娘の龍野久美子(江口のりこ)を追い出して高原浩之(及川光博)を理事長にしようとしたのも、全部売却のため!

東大合格者を出させるのも、学園の価値を高めるため?

久美子は崇高な教育理念を持っているのに、桜木が東大合格者を5人出したら理事長職を退かなければなりません。

桜木は恭二郎の企みをお見通しのようですが?

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2021年5月24日