花のち晴れ 近衛仁役は嘉島陸!俳優の経歴、原作から役柄を紹介

『花のち晴れ』近衛仁役は嘉島陸(かしま・りく)さんです。

近衛仁は原作では馳天馬(中川大志)に心酔するあまり、とんでもないことをやらかすアブナイ人物です。

演じるイケメン俳優・嘉島陸さんは元・天才子役で、7年ぶりに芸能活動を再開することで今大きな話題を呼んでいます。

当記事では『花のち晴れ』で近衛仁役を演じる嘉島陸さんに注目して「役柄」や「経歴」「演技の評判」についてまとめました。

『花のち晴れ』馳天馬の本性に関する原作ネタバレ記事はこちら
花のち晴れ 馳天馬の本性とは?音のことになると怖いし冷静ではない?



『花のち晴れ』近衛仁役を演じる俳優・嘉島陸とは?



プロフィール


  • 芸名 嘉島陸(かしま・りく)
  • 旧芸名 嘉数一星(かかず・いっせい)
  • 生年月日 1998年11月12日
  • 年齢 19歳
  • 血液型 O型
  • 出身地 沖縄県宜野湾市
  • 事務所 セブンス・アヴェニュー
  • 趣味 鉄道
  • 特技 バスケットボール


経歴


嘉島陸さんは松嶋菜々子さんと同じセブンズ・アヴェニュー所属の俳優で、元人気子役。

7年ぶりに芸能活動を再開したことで大きな話題を呼んでいます。


嘉島陸さんの生い立ち~現在を見てみましょう。

小学校入学前、父親の転勤で沖縄県から千葉県へ引っ越します。


2005年に「ABCマートイメージモデルオーディション」でグランプリを獲得して、芸能界入り。

同年の『女王の教室』で子役デビュー。

嘉数一星(かかず・いっせい)名義で人気子役としてたくさんのドラマ(6年間で約20作品)や映画、CMに出演しますが、以下に代表作を抜粋。


ドラマ


  • 2008年 流星の絆:有明泰輔(幼少期)役
  • 2009年 アイシテル〜海容〜:野口智也役
  • 2010年 同窓会~ラブ・アゲイン症候群:宮沢達也役
  • 2010年 Q10:深井平太(幼少期)役
  • 2011年 NHK大河ドラマ・江~姫たちの戦国~:竹千代(徳川秀忠幼少期)役
  • 2011年 最上の命医 最終回:菅野千尋役
  • 2011年 アイシテル〜絆〜:森田智也(幼少期)役


映画


  • 2008年 ヒカリサス海、ボクノ船:内海達也役
  • 2010年 仮面ライダー×仮面ライダー オーズ&ダブル feat.スカル MOVIE大戦CORE:左翔太郎(幼少期)役


CM


  • 小学館 ピッカピカの1年生
  • 2007年 日清フーズ ママー あえるだけパスタソース
  • 2007年 花王 メリット 夏編
  • 2007年 花王 メリット 映画・シュレックタイアップ篇
  • 岡崎産業株式会社
  • NTT東日本 「365日。」 -少年と父- 編、-少年と母- 編


2008年のTBS系ドラマ『流星の絆』で関ジャニ∞錦戸亮さんが演じた主人公の弟の幼少期役を演じて話題に。



当時から滅茶苦茶イケメン子役で、人気もありました。


2011年NHK大河ドラマ『江~姫たちの戦国~』では向井理さん演じる徳川秀忠の幼少期を好演。

同年の『最上の名医』最終回で斉藤工さんと共演していました。



NTT東日本 「365日。」のCM出演時の画像をみつけましたが、やっぱり可愛いですよね~。



2011年の『アイシテル〜絆〜』では子供を誤って殺してしまう少年役という難しい役どころを演じました。


この『アイシテル~絆~』出演後、嘉島陸さんの姿は芸能界から消えました。

理由は中学を進学を機に千葉から沖縄に引っ越して、子役を辞めたから。


沖縄では大好きなバスケットボールに夢中になる普通の生活を送ります。

ところが、子役時代に注目していた松嶋菜々子さんの所属事務所「セブンス・アヴェニュー」の社長に再発見されて、数年前から接触。


2017年11月の自身の誕生日に「セブンズ・アヴェニュー」に連絡を取り、2018年2月に所属、男性タレント第1号となります。

復帰しようと思ったきっかけは去年フジテレビの『コード・ブルー』を見た時に、人を感動させる仕事をやってみたいと思ったことだそうです。

芸名を嘉数一星から嘉島陸に改名して、最初の仕事が『花のち晴れ〜花男 Next Season〜』なのです。


実は『花のち晴れ』で神楽木晴(平野紫耀)の幼少期を演じる翔くんも、同じ「セブンズ・アヴェニュー」所属。


「セブンズ・アヴェニュー」の在籍俳優は嘉島陸さんと翔くんだけなのです、なんだか凄いですよね~(^_^;)


『花のち晴れ』神楽木晴の幼少期を演じる翔くんの記事はこちら
花のち晴れ 晴(はると)の子役は翔!世界一の美少年は平野紫耀似のイケメン?

『花のち晴れ』俳優・嘉島陸の役柄は?



『花のち晴れ』俳優・嘉島陸さんの役柄は、桃乃園学院の生徒会メンバーで副会長・近衛仁。

馳天馬(中川大志)に命を助けられた過去があり、とても慕っています。

物語が後半へと進むにつれ、重要な役どころとなっていきます。


原作ではひとし、公式HPではじん


近衛仁の読み方ですが、原作漫画では「このえ・ひとし」、公式HPでは「このえ・じん」とありました。

ドラマでは演じる嘉島陸さんのイメージで「このえ・じん」に変えたのかもしれません。


『花のち晴れ』近衛仁のネタバレ


原作漫画から、近衛仁のネタバレをします。

今後のドラマのストーリーのネタバレになりますので、知りたくない方はご注意ください。


馳天馬に命を救われる


近衛は初等部から桃乃園に入学しますが、身体が弱くて身長も低いのでいじめの標的に。

毎日ひとつもいいことがなかった近衛は、特に死にたかったわけでもないのに歩道橋から飛び降りようとします。


その時、助けてくれたのが馳でした。

「生きていても仕方ないんです」と言う近衛に、「じゃあなぜ放さない?生きたいからだろ!?」と天馬。


そして翌日から近衛をいじめる者はいなくなりました。

馳が近衛をいじめていた人間にひとりひとり取りなしてくれたおかげでした。

近衛は“命の恩人”である馳のためならなんでもすると誓います。


馳の婚約者・江戸川音に反感を抱く


近衛は、馳の婚約者・江戸川音(杉咲花)が英徳狩りを行う輩たちにスプレーを目にかけられ、失明しかけた時に救出。

近衛は他の生徒会メンバーから恐れられている存在でした。

なんでも馳の名誉を汚すことをしたら、近衛に“処罰”されるそうです。


「あんな素晴らしい人の近くにいられる幸せは、何にも代えがたいものです。ぜいたくな方ですね、貴方は」

音は近衛が馳をべた褒めする姿を見て、「この人怖い」と感じます。


馳は音がスプレーをかけられた件で心配して、「桃乃園に転校してこないか」と言います。

近衛は音が神楽木晴(平野紫耀)のことが気になっていることを知って、音に嫌悪感を抱くことに。


近衛は音のような庶民が馳のような人と付き合えるのも、鳴り物入りで桃乃園に転入できることも全て“ラッキー”だと言います。

「誤解されるような行動は慎み、さっさと英徳学園を出る準備をしてください」と言い放つ近衛に「言ってることはまちがってないけど、最悪なんだけど……っ」と思う音。


近衛が犯人?


音は近衛が音を襲った“英徳狩り”の男たちと話している現場を目撃。

近衛こそが、“英徳狩り”の仕掛け人であることを知ってしまいます。


音は「こんな汚いことして英徳に勝ちたいの?」と詰め寄りますが、「私はあの方の勝利のことしか考えてない」と近衛。

さらに「言うつもりですか、馳さんに。信じませんよ、誰も」と開き直る近衛。

音は近衛がおかしい人間で、全部彼の仕業だったことを早く馳に伝えなければ……と思います。


音はすぐに馳の家に向かいました。

驚くべきことに、そこには既に近衛の姿がありました。


音は震えながらも近衛を指さして「天馬くん、この人だよ!私を襲った男たちにお金渡してたの。」と叫びました。

近衛は全く動揺せずに「あれは自宅のクリーニングをたのんだ業者ですね」とすっとぼけます。


そして、天馬は音の話を信じてくれませんでした。

近衛が英徳狩りの主犯って、本気で言ってる?

それはやっぱりないと思う。

うちの学院の大事な仲間だよ。

音、やっぱりなにかの勘違いじゃないのかな

引用元:『花のち晴れ』6巻・馳天馬のセリフより


自分には厳しいけれど人には優しくて真剣で曲がったところがひとつもない馳ならではの考え方でした。


音は「ううん、もう、いい」とそれ以上言うのをあきらめました。

そして母に反対されたから桃乃園に転校できないことを天馬に伝えましたが、「他にも理由があるんじゃないですか?」と意味深な発言をする近衛。


音は近衛を平手で打って、「天馬くんは曲がったところがないから歪んだ人がわかならないんだね」と叫んで立ち去りました。


馳は近衛のことを信じてる?


その後馳は近衛と車の中で話をしますが、「俺は近衛を信じてるから。卑怯な奴じゃないと」と言います。

そう、馳は音をあんなに悲しませたにもかかわらず、まだ近衛のことを信じているのです。

しかしもう一度音の言い分を聞くために、音の元へ。


音は晴と一緒に歩いていました。

「合ってようが外れてようが好きな女の言うこと信じなくてどーすんだよ」と馳に向かって叫ぶ晴ですが、やっぱり馳は近衛が嘘をついてるとはどうしても思えません。

「音、あとで電話する」と言って、いったん近衛と車に戻ります。


馳は車の中で「近衛、本当にお前は関係ないんだな」と厳しい顔で近衛を直視。

近衛はびくっとしますが、「はい」と答えました。

近衛は馳が本当に音が好きであるという事実を思い知らされることに。


馳は「音の言うことが合ってようが間違ってようが俺はあそこを離れるべきではなかった」と叫んで、車を降りて音と晴を追いかけました。

そして晴が音を後ろから抱きしめている現場を目撃して大きなショックを受けて、晴に益荒男祭(ますらおさい)での勝負を申し込むことに。


益荒男祭で、近衛の嘘が馳にバレて……


馳は一昨年前の全国武道大会5種目の優勝者で、誰がどう見ても晴に勝ち目はありません。

それでも英徳学園のトップと桃乃園学院のトップが争うわけですから、世間は英徳VS桃乃園を見ることは間違いありません。

馳にとっても晴にとっても、絶対に負けられない戦いです。


近衛は晴が無様に負ける姿をお互いの学校の全生徒にさらすため、両学校のHPとマスコミに情報を流しました。

音は土下座してまで「どうかやめてくれ」とお願いしましたが、聞き入れてもらえませんでした。

馳は土下座までして晴を守ろうとする音の姿に再び許せない思いを抱き、「馳さんは本当にあなたのことが好きなのに」と涙を浮かべました。



益荒男祭が始まり、予想通り第1種目の柔道では馳の見事な「いっぽん」がきまって馳の勝利。

近衛は「桃乃園と馳さんの勝利がもうすぐそこに……」とうれし涙を浮かべました。

「馳さんの行くところにあるどんな小石も私はどかす、馳さんを傷つける人や物は絶対に許さない」


第2種目前の休憩時間、音はコンビニ仲間の紺野(木南晴夏)が送ってきた動画を再生していました。

そこには近衛が英徳狩りの首謀者である証拠がバッチリうつっていました。

馳はたまたまそこを通りかかって、その動画を見てしまいます。


馳は近衛が犯人とわかって、力が抜けてしまいます。

第2種目の弓道では的を外し、第3種目は棄権。

晴の不戦勝になりました。


馳は近衛に大きな平手打ちを食らわせ、「二度と俺の前に姿を見せるな」と言い放ちました。

お前は俺の背中をずっと追ってきて

こんなことをしてなぜ俺が喜ぶと思った?

引用元:『花のち晴れ』馳天馬のセリフより


近衛は泣き崩れました。


益荒男祭についての記事はこちら
花のち晴れ 益荒男祭(ますらおさい)とは?実際にもあるの?


馳が音をかばって右腕を刺されて、近衛は仲間割れ?


その後、馳は音に「親同士が決めた将来の約束も今日で終わろう」と言います。


しかしそこへ“英徳狩り”の男たちが現われて音にナイフを突きつけて、金銭を要求。

馳は払うと言いますが、音は逃げようと男の腕を噛みます。

馳は音を守ろうとして、腕を刺されてしまいました。


音は馳のそばに付き添います。

しかし天馬の刺された右腕は動きません……。


そこへ自分が雇った“英徳狩り”の男たちと仲間割れを起こしてボコボコに殴られて、酷い顔面になった近衛が登場。

自分が雇った男たちが馳の腕を傷つけたと知って、号泣する近衛。


そして「今、馳さんのそばにいてくれてありがとうございます」と深々と音に頭を下げるのでした。

その後屋上に行って自殺しようとしますが、音に止められます。

どうして自分のことしか考えられないのっ

あんたがここで飛び降りて死んだら天馬くんのせいになるのわかんないの!?

引用元:『花のち晴れ』江戸川音のセリフより



馳が近衛を許す


そこへ馳が登場。

「英徳に謝りに行くぞ。東京に戻ったら一緒に」と言う馳に、もう一度自分を信じてもらえるのかと感激する近衛。

馳は「音、もう一度近衛を信じてやっていいかな」と言って、音は天馬くんらしいなと思うのでした。


そして近衛は音と一緒に馳の京都の家に行くことに。

馳のリハビリを手伝うことになりますが、クリスマスにはサンタのコスプレをして、音にもトナカイのコスプレをさせる近衛。

そしてC5のところに馳と一緒に行って一連の出来事の謝罪をして、その後も馳の右腕のリハビリに付き合います。


近衛は「ひとつ気になっていたんですが、私はずっと京都にいてよかったんですかね」と馳に聞きます。

近衛がいたせいで馳と音はほとんど2人きりになることはなく、寝室も遠く離れていたから。

馳は「俺はやっぱり音が好きだから傷つけるようなことはしたくない。お前がいてくれてよかったよ」と言いました。


『花のち晴れ』9巻までのネタバレはここまでです(2018年4月現在連載途中)


『花のち晴れ』最終回予想記事はこちら
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俳優・嘉島陸の演技の評判は?

俳優・嘉島陸さんの演技の評判ですが、子役時代のものを見てみましょう。

可愛い上に、演技派




子役時代の嘉島陸(当時の芸名は嘉数一星)さんのファンは多く、「演技が上手すぎて驚愕」「演技上手すぎだろ」「演技派な上にめちゃくちゃ可愛い」「本当に演技上手くて可愛い」など演技力と可愛さが絶賛されていました。


『花のち晴れ』への出演が楽しみ




嘉島陸さんが引退して芸能界を離れているあいだも、ファンの方は誕生日には嘉島陸(当時の芸名は嘉数一星)さんのことを思い出していました。

「引退しても一星くんのファンです」「嘉数一星くんが大好きだったなあ」「一番好きなドラマは『アイシテル〜海容〜』だなあ懐かしい」などの声がありました。


今回嘉島陸さんが7年ぶりにドラマ出演するにあたって、「嘉島陸として復帰するの嬉しい」「大きくなったねえ」などの喜びの声が相次ぎました。

まとめ

『花のち晴れ』馳天馬に心酔する近衛仁を演じる俳優・嘉島陸さんをご紹介しました。

子役時代もかわいかったですが期待を裏切らないイケメンに成長した嘉島陸さんの演技を見るのが楽しみです。


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