半分、青い。鈴愛の漫画家デビューはいつ?ユーコやボクテも詳細にネタバレ!

『半分、青い』も第10週を迎えて、鈴愛(永野芽郁)も律(佐藤健)も恋に夢中なお年頃。

でも忘れてはいけないのが、鈴愛は漫画家になるために上京したということ。

恋のせいで、仕事や夢がおろそかになってはいけませんよね。

当記事では『半分、青い。』で鈴愛、ユーコ、ボクテの漫画家デビューについて小説「半分、青い。」(脚本家・北川悦吏子のノベライズ本)から詳しくネタバレしてまとめました。


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『半分、青い。』鈴愛は漫画家になれるのか?


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それでは早速、鈴愛が漫画家になれるのかどうか見ていきましょう。


2週間で2度フラれた鈴愛


2週間の間に正人(中村倫也)と律(佐藤健)にフラれた鈴愛は、ぽっかり空いた空洞のような目で、膝を抱えていました。

そして狂ったような食欲と、深い悲しみが襲ってきます。


泣いてばかりいる鈴愛に、秋風は……


仕事中、急に気持ちが込み上げてきて、トイレに駆け込んで何度も泣く鈴愛を、秋風は怒りませんでした。

泣いてないで、いや、泣いててもいいから、描け、漫画にしてみろ。物語にしてみろ。

楽になる。救われるぞ。創作は、物語を作ることは、自身を救うんだ。

私は、そう信じてる。物語には人を癒す力があるんだ。

引用元:小説『半分、青い。』秋風羽織のセリフより


秋風の真摯な言葉は、鈴愛の心に触れたけれど、動かすまでには至りませんでした。

鈴愛の心はびくともしないほど重く、すっかりくたびれていたから。


いよいよ本格的に、プロを目指す


秋風塾でのレクチャー中、秋風は鈴愛たち3人の弟子に、これから彼がいいと思う作品があれば、随時、月刊ガーベラに持ち込むと告げます。

いよいよ、本格的に、プロを目指した創作開始です。


秋風は、律との思い出を漫画(タイトルは「月が屋根に隠れる」)にしようとしては悲しみに襲われる鈴愛に「それを、描け!」と命令。

鈴愛:「鬼……!」

秋風:「鬼上等!描くんだ」

秋風は少しも目をそらすことなく、鈴愛を見ます。

気が付けば、鈴愛も真剣なまなざしで、秋風を見返していました。


苦難の日々


「月が屋根に隠れる」を猛烈な勢いで書き始めた鈴愛は、自分がすぐにプロになれると疑っていませんでした。

秋風に才能があると言われたし、漫画に対する情熱もあったから。


しかし書き上げた漫画はダメ出しの連続で、百回以上描きなおしてもOKは出ません。

そんな中、ユーコ(清野菜名)が先にプロデビュー。

大御所の原稿が落ちてしまい、そのピンチヒッターということで、彼女のラブコメディ「5分待って」の月刊ガーベラ連載が決まったのです。


ユーコに先を越されたことで、鈴愛とボクテ(志尊淳)も一層、新人賞に本気で取り組むように。

そして新人賞に応募する直前になってスズメは「月が屋根に隠れる」をあきらめ、別作品に取り組むことを決めました。

「一瞬に咲け」というカメラオタクの女子高生と走り高跳びをする男の子の物語に勝負をかけることにします。


ボクテが秋風に破門される


ちょうどその頃、鈴愛はボクテから「神様のメモ」のアイデアを譲ってほしいと頼まれていました。

「神様のメモ」前編はこちら


「神様のメモ」後編はこちら


そのあまりに切実な様子に、鈴愛はつい了承。


ついデビューを焦ったボクテは月刊アモーレという他誌の口車に乗り、「神様のメモ」を発表。

「神様のメモ」は雑誌のカラーに合わせ、セクシー路線に大きく変えられていました。

そして、そのことが発覚した日に、ボクテの新人賞受賞の連絡が入ったのでした。


秋風はボクテの裏切りを許さず、破門に。

さらに新人賞の受賞も辞退させました。

スズメも秋風ハウスから退去を命じられますが、ボクテの必死のとりなしで、なんとか首の皮一枚繋がりました。


鈴愛のデビューが決まる


鈴愛はボクテが辞退したことによる、繰り上げ受賞で新人賞を受賞。

棚ぼたな受賞ではありましたが、デビューはデビューです。


上京して二年、二十歳の夏に、「一瞬に咲け」で鈴愛はとうとう漫画家デビューを果たしたのでした。


鈴愛24歳


デビュー後しばらくして連載も決まり、24歳となった今、「一瞬に咲け」の連載は3年目を迎えていました。

コミックスは4巻出ていて、アンケート結果もコミックスの売り上げも、可もなく不可もなく、パッとはしないけれど、そこそこファンは付いている、というのが鈴愛の現状でした。


ガーベラの中堅どころを言えば聞こえはいいですが、それほどプロとして安泰ではなく、実際、巻を重ねるごとに、新刊の増刷がかからなくなっていました。

一方、ボクテは大ヒットを飛ばし、時代の寵児になっていました。


そして今、秋風ハウスには鈴愛しか暮らしていませんでした。

何故ならユーコが出て行ったから。

誰よりも早くデビューしたユーコは、男性誌で連載を決め、一時は映画化の話も出るほどブレイク。

しかし、一気に出た人気は落ちるのも早く、打ち切りが決まったのです。


秋風も鈴愛も、ボクテも、ユーコのために働こうとします。

しかしユーコは、若い実業家との結婚を選びました。


ユーコが嫁いで行ったあと、ユーコの仕事場は空いたままになっています。

借りたいという話もありましたが、秋風が断りました。

帰る場所があれば、ユーコも出ていきやすいだろう、という秋風の親心だったのです。


『半分、青い』の小説(前編)のネタバレはここまでです。

まとめ

『半分、青い。』鈴愛、ユーコ、ボクテの漫画家デビューについて詳細にネタバレしました。

見事プロの漫画家になった鈴愛ですが、マンネリをどうやって乗り越えるのでしょうか?


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