きみが心に棲みついた 原作との違い7選!ドラマの星名の方がキョドコに優しい?

向井理演じる星名蓮がかっこいいけど怖すぎて、文字通り“ザワキュン”してしまうドラマ『きみが心に棲みついた』。

6話では『スカッとジャパン』よろしく八木(鈴木紗理奈)の宿敵・池脇部長(杉本彩)が成敗されましたが、あれ?星名がキョドコの味方に……?

確か原作ではこんな展開じゃなかったはず……。


当記事では『きみが心に棲みついた』原作とドラマの違い7選をまとめました。

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ドラマ『きみが心に棲みついた』とは?



主人公・小川今日子(吉岡里穂)は常にオドオドした挙動不審の女の子で、学生時代のあだ名はキョドコ。

商社から出向してきたMD・星名(向井理)との間に暗い過去があり、今でも支配されています。
きみが心に棲みついた 星名とキョドコの過去とは?大学時代の異常な関係とは?


そんなキョドコですが、下着メーカーの材料科に勤務していて、仕事にだけは熱意を持っています。

合コンで知り合った誠実で優しい吉崎幸次郎(桐谷健太)はそんなキョドコに徐々に惹かれて、5話で2人は初キス、6話から付き合い始めることに。


一方、八木(鈴木紗理奈)&キョドコ(吉岡里穂)チームと堀田(瀬戸朝香)&飯田(石橋杏奈)チームが下着のデザインで争う最終プレゼン目前に、八木の宿敵・池脇部長(杉本彩)が八木を外すと言い出して、八木もキョドコも大パニックに。

しかし堀田の奇策で、池脇部長を追い出すことに成功。

そしてこれには星名も陰ながら協力してくれたのでした。

原作よりも優しい星名の目的とは……?

原作「きみが心に棲みついた」とは?



ドラマ『きみが心に棲みついた』の原作は、マンガ雑誌「FEEL YOUNG」で連載中の天堂きりん作「きみが心に棲みついた」(現在2巻)と「きみが心に棲みついたS」(現在5巻)(祥伝社フィールコミックス)。

下着メーカー「ワンナナコール」の材料課に勤める、極端に自信がない今日子(キョドコ)が繰り広げる『囚われ女子のこじらせ人間模様』が描かれています。

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『きみが心に棲みついた』原作とドラマの違い7選!

『きみが心に棲みついた』原作とドラマの違い7選を以下にまとめました。

大学時代に、星名がキョドコにさせた“酷いこと”の内容が違う


大学時代の星名は、当時のキョドコにとって“そのままの自分を受け入れてくれる唯一の人”。

ある日キョドコは部室でひとり涙を流す星名を発見、星名の「俺だけのために生きてくれよ。」という願いを聞き入れます。


原作では星名は「牧村英二(山岸門人)と寝たら、他の女を切ってキョドコだけのものになる。」と約束。

キョドコは星名を手に入れたい一心で、部室で牧村と関係を持ちます。

しかしその後星名は「汚い手で触るな。」とキョドコを拒絶、以前と同ように他の女性と付き合い続けました。


ドラマでは星名は「失恋した牧村英二を元気付けるためにストリップをしろ、そしたら他の女切ってやるよ。」と約束。

キョドコは部室のみんなの前でストリップをします。

牧村英二はその一部始終をカメラにおさめていました。

そしてやはり星名が他の女性と別れることはありませんでした。


ドラマでは“他の男と関係を持たせる”という設定は衝撃的過ぎるので、“ストリップ”に変更になったのだと思います。


5話の試着室のシーンが違う



5話でキョドコは八木がデザインしたスリップを試着しますが、そこに星名が現れます。

ここまでは原作とドラマで同じなのですが、原作の方は針でキョドコの胸を刺すのに対して、ドラマでは首を絞めます。

どっちもエグい行為に変わりないのですが、胸に針を刺すシーンが「絵的に危ない」と判断してドラマでは首を締めるに変更したのかな、と思います。


ドラマでは星名が池脇を裏切る?


池脇は過去に八木と男を取り合ったことがあって、その時に八木をプロジェクトから外してメンズへ異動させました。

5年後に再会した時も、池脇は同様に八木をプロジェクトから外そうとします。


ドラマでは堀田と八木が作戦を立てて、星名も2人の味方についたので、池脇がプロジェクトを去ることになりました。

原作では星名と池脇は持ちつ持たれつで結託していて、仲間割れなどしません。

つまり、ドラマでは星名が池脇を裏切る形になっています。


ドラマの星名がキョドコに優しい?


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原作の星名の方が非情極まりなく、キョドコの頼みなど一度も聞くことはありません。

しかしドラマの星名はキョドコの「(池脇にデザイナーを外されそうになっている八木のために)どうしても最終プレゼンをやりたいんです!」の頼みを聞いてやります。

しかもそのあと2人でラーメンを食べに行ったり、冷徹な中にも時折優しさが見えている気がします。


原作でもキョドコと星名はラーメンを食べにいきますが、星名がキョドコの中尾巻きを引っ張ったりして、もっと殺伐したシーンになっています。


なんとなくですが、ドラマの星名の方が原作よりもキョドコに惚れているような印象。

原作の星名の目はもっとイッちゃってる人の危ない目つきで、明らかにクレイジーな感じです。

飯田(石橋杏奈)と交際中に元カノとも関係を持つなど、異常性があります。


堀田の“奇策”の内容が違う


原作でもドラマ同様、池脇が八木をプロジェクトのデザイナーから外そうとします。

この後に堀田が八木に“奇策”を提案するのは原作とドラマで同じ展開なのですが、その内容が違います。


原作では(八木が降ろされた後に一人でデザイナーを任された)堀田が八木のデザインを自分のデザインとして発表。

ドラマでは“最終プレゼン”で八木と堀田がお互いのデザインを交換して、それぞれ自分のデザインとして発表。


ま~どちらも池脇部長を騙す作戦には変わりはないんですけどね(;^_^A

この後7話では堀田、八木2名体制での新ブランド立ち上げが決定しましたが、当然ながらこれも原作にはありません。


吉崎の元カノ設定は原作にはない



ドラマでは吉崎の元カノ・成川映美(中村アン)が登場。

インスタに吉崎と一緒の写真をアップしたりとなかなか嫌な女で、今後もキョドコと吉崎の仲をかき回してくれそうです。


ところが原作では吉崎の元カノは出てきません。

そのかわり吉崎の部下・為末れいか(田中真琴)は吉崎にゾッコンで色々邪魔してきます。

でも為末ちゃんが吉崎LOVEなのはドラマでも同じなので、筆者からすると「ドラマの吉崎はどんだけモテるんだ?」て感じで、これではネガティブなキョドコがまた星名との過去に逆戻りしそうで心配です。

おそらくキョドコがあっさり新しい恋に進めないように、障害を増やしたのだと思います。


原作では飯田がUSBを送るのに対して、ドラマでは為末がカメラの動画を吉崎に見せる


原作では、キョドコが星名とデート(ドラマでは8話)して星名のマンションに入っていく映像を飯田がUSBメモリーで吉崎に送りつけます。

ショックを受けた吉崎は、牧村英二(山岸門人)のバーに行って、深酒を。


さらに牧村から、キョドコが大学時代に星名の命令で牧村と関係を持った事実を知らされて、固まってしまいます。

「俺も星名もあんたが嫌いなんだよ。正義感振りかざしてきれいな生き方見せつけやがって。」と毒を吐く牧村。

ボロボロの吉崎は編集部にふらふらと戻ってきて、為末とキスしてしまいます。


対してドラマでは、為末がバーテンダー・牧村英二(山岸門人)から渡されたカメラ動画を直接吉崎に渡します。

動画にはストリップをするキョドコがうつっていました。

吉崎はショックを受けますが、牧村のバーに乗り込んでいって、牧村と星名に堂々言い放ちます。

もっと深く……心から……小川さんに謝ってください、僕じゃなくて。

あなた方がした品性下劣な行為を。

引用元: 『きみが心に棲みついた』7話・吉崎のセリフより


さらに星名と牧村に誓約書(今すぐキョドコの動画データ全てを消去する約束)を書かせます。

ま~原作の「星名の命令で他の男と寝た」よりも、ドラマの「星名の命令でストリップ」のほうがライトだったことがあるとしても、吉崎さんはかっこいいと思いました。

この調子で8話でもキョドコを守ってもらいたいところです。

まとめ

『君が心に棲みついた』原作とドラマの違い7選をまとめました。

他にもキョドコがあまりキョドっていないとか、星名がカッコよすぎるとか、吉崎がイメージが違うとか色々あるのですが、大きな違いをピックアップしています。

今後も原作とドラマで異なる点が出てきたら、追記します。