『キワドい2人-K2- 』神崎と黒木の過去をネタバレ!最終回に新事実が判明!神崎の父親は警察官だった!

『キワドい2人-K2- 池袋署刑事課神崎・黒木』神崎(山田涼介)と黒木(田中圭)の過去をネタバレ考察!

黒木が闇のある過去を背負い、神崎には4歳以前の記憶がない。

そして池袋署のエース刑事だった2人の父親(椎名桔平)が、蕎麦屋の店主?

黒木が賢造に対して“絶対に許せないこと”とは何なのか?

当ページでは、ドラマ『キワドイ2人』の神崎、黒木の過去ついて原作情報も踏まえてネタバレ考察しています。

『キワドイ2人』5話までに判明した神崎・黒木の過去まとめを追記しました。



ドラマ『キワドい2人-K2- 池袋署刑事課神崎・黒木』とは?



ドラマ『キワドい2人』とは、山田涼介さん×田中圭さんによる9月11日(金)スタートのドラマ。

生真面目で人情派刑事の神崎(山田涼介)が、破天荒なキレ者刑事の黒木(田中圭)とバディを組み、東京・池袋で起こる凶悪事件を解決。

性格も捜査の仕方も正反対ですが、早くも1話で2人が異母兄弟であることが判明。

『キワドイ2人』1話の黒木の回想シーン

『キワドイ2人』1話では、神崎隆一(山田涼介)の父親が賢造(椎名桔平)と知った黒木(田中圭)が回想します。

<黒木の回想>

場所はファミレス。

黒木(小林喜日)が神崎(高木波瑠)に手を差し伸べるが、犯人が「ふざけんな」「来るな、撃つぞ!」と銃口を隆一に向ける。

賢造が「やめろ、銃を降ろせ」と言うが、銃声が2発。

隆一には4歳以前の記憶がない


神崎は頭を打ったせいで4歳以前の記憶がなく、黒木との過去を覚えていない様子。


黒木が賢造に対して「絶対許せない」


神崎の父親が賢造(椎名桔平)と知った黒木は、賢造に会いに行きます。

賢造:「お前の言うとおりだ。どうするつもりだ?」

黒木:「安心しろ、このことは誰にも話すつもりはない。本人にもな」「でも一つだけ言っておく。俺はあんたを許さない」


黒木が神崎の家にお引越し


なんと黒木がいきなり神崎の家にお引越し。

昔自分もこの家に住んでいて神崎とは異母兄弟と言いますが……?

『キワドイ2人』原作の黒木の過去とは?

『キワドい2人-K2- 池袋署刑事課神崎・黒木』』の原作小説から、黒木の過去をネタバレします。

黒木の過去
黒木は、22年前の立て籠もり事件の人質の一人(当時の黒木は幼い少年)。

犯人は井原昭二で、なんと自分の娘・秋絵も人質にしていた。

クズな井原は、実の娘を盾にして逃げるつもりだったのだ。


黒木はなんとか秋絵を救おうとするが、黒木が歯向かったせいで井原は秋絵を階段から突き落とす。

秋絵は後遺症で聴覚を失い、施設に預けられた。

黒木は神崎の父親・隆造に助けられて保護された。

幼い黒木少年は、自分を助けてくれた神崎隆造に感謝をして、自分のせいでケガをした秋絵に申し訳ない気持ちでいっぱいになります。

大人になった黒木は警察官を目指し、神崎とバディを組むことに。

そんな中、出所した井原がまたしても人質を取って立て籠もります。


神崎が、井原と人質と金を運搬する運転手をすることになります。

黒木はわずかなタイミングで後部座席に乗り込み、井原と格闘して逮捕。


神崎は黒木が無茶をしたことに驚きますが、黒木にとって神崎は恩人の息子。

いつか恩返ししたいと思っていたのでした。



最終話では黒木が暴行事件を起こして懲戒免職?


原作の最終話では、黒木が一般人(前川)に暴力をふるって懲戒免職の危機に。

理由を聞いても「ムカついたから」としか答えない黒木に、神崎はイライラ。


神崎は、黒木の処分を判断せよと本庁から命令されます。

自分の出世か黒木の破滅か選べというわけだが、黒木を踏み台に出来るわけがない。

しかし黒木は「もう警察を辞める」と言い出す始末。


井原秋絵を守り続ける


黒木は、井原秋絵のことを一時も忘れたことはありませんでした。

高校生になった黒木は、秋絵を陰からボディーガードし続けました。

黒木が前川を殴った理由は、前川が記者で秋江の写真を盗撮してスキャンダルにしようとしていたから。


黒木は警察官を辞めることに何の悔いも感じていませんでした。

秋絵を助けられて、恩人の息子・神崎を出世させられるなら万々歳だから。



神崎は、黒木が22年間も秋江を見守ってきたことに感動。

きっと秋絵は今も、刑事である黒木を待っているに違いない。


神崎の決断


神崎は、秋絵が盗撮の被害届を出さないことを条件に、前川の黒木への被害届を下げさせて本庁に報告。

黒木の勤務態度は目に余るものがありますが、私は彼ほど優秀な警察官を見たことがありません


本庁は「キミは自分の出世か同期の破滅か、そのどちらも選ばすに出世の可能性も残した。大したものだ」と言った。

こうして黒木は減給処分で済み、神崎・黒木のバディが復活。

ドラマ『キワドイ2人』黒木と神崎の過去をネタバレ考察

原作の見どころは、チャラ男に見えた黒木の本性。

神崎に陰ながら恩返しをしたり、何の見返りもなしに女性を守ったりする愛情深い人物だったという感動のオチです。

ドラマでもここは変わらないと思います。


ドラマでは、神崎と黒木に加えて神崎隆造も加わっています。

また、神崎と黒木は同期ではありません。

これらを踏まえて、黒木と神崎の過去を考察します。

神崎が4歳の時、神崎の実父が拳銃を持って立て籠もり事件を起こした。

その場に居合わせた黒木と賢造は神崎を助けようとしたが、逆上した神崎の実父は発砲しようとして警察に撃たれた。


神崎はその時のショックが理由で、記憶喪失に。

黒木は、賢造のせいで神崎が記憶を失ったと考えている。

つまり神崎と黒木は「異母兄弟」ではなく、黒木と隆造が血の繋がった親子で神崎は犯人の子供。

黒木が弟の名前を知らなかった理由は?



黒木は、神崎から父親が賢造と聞いて、はじめて神崎が弟と気付きました。

異母兄弟とはいえ、名前を知らないのは不自然です。

その理由は、神崎が事件関係者だったからではないでしょうか。


黒木が引っ越した理由は?



1話ラストで、黒木はいきなり神崎の家にお引越ししました。

いくら異母兄弟とわかって懐かしいからと言っても、ちょっと不自然ですよね。


原作から考えると、黒木が引っ越したのは神崎を守るため。

(原作でも黒木は井原秋絵を22年間も思って陰ながらガードしています)


おそらく原作同様、犯人が刑期を終えて出所してきたのだと思われます。

黒木は、また神崎に危険が及ぶと確信しているんですね。


黒木が父親に対して「絶対許せないこと」とは?



黒木が賢造に対して「絶対許せないこと」とは、幼い神崎を危険な目にあわせてその結果記憶喪失にさせたことだと思います。

「本人にも言わないから」というのは、神崎の実の父親が犯罪者だということ?


神崎がそんなことを知ったら、ショックですよね。

だって神崎は賢造が実の父と信じて、真っすぐ過ぎるほどいい青年に育っているのですから。

事件を機に、賢造が神崎を養子にしたのでしょうね。


もう一つの可能性として考えられるのは、賢造が神崎を守るために神崎の父親を射殺してしまった可能性。

現在の神崎が記憶喪失なのは、目の前で父親が死ぬのを目撃したからなのかも。


黒木が違法手段を使っても捜査を急ぐのは、間に合わないのが嫌だからではないでしょうか。

間に合わなかったことに対する黒木のトラウマは深く、カナヅチの神崎がプールに飛び込んだ時も顔を真っ赤にして怒ってましたよね。

『キワドイ2人』黒木の過去に対するTwitterの評判と感想は?





『キワドイ2人』2話で黒木の過去を知る澤登(六角精児)が登場




2話で、黒木の過去を知る人物=池袋署の澤登副所長(六角精児)が登場しました。

なんでも神崎賢造の元部下とのことですが、笑顔が怪しい~。


澤登は神崎と黒木が兄弟と知っていますが、神崎の前ではそれを言いませんでしたね。

黒木は澤登に会った瞬間、かなり曇った表情でした。

しかし被疑者の起訴を1日ずらしてもらったりと、黒木は澤登と密接な繋がりがあるようです。


事件解決後、屋上にて。

澤登:「驚いたなあ、君たちと再会するなんて。22年前のファミレス以来だ」

(黒木は耳鳴りを覚えながら22年前のことをフラッシュバック。

賢造が「やめろ、銃を降ろせ」と叫んで、犯人が「あんたあ、俺を裏切ったろうがああ」。

犯人は撃たれて死亡?)

澤登:「君が神崎さんを恨む気持ちはわかる。しかし妙なこと考えるんじゃないぞ。彼に罪はない。君たち2人は同じ神崎賢造の息子なんだから」

黒木:「俺はけじめをつけたいだけです、あの時の」
時を同じくして賢造が「黒木はお前の兄さんだ」と神崎に告げに行きました。

しかし表情は暗い。


黒木の「けじめ」とは何でしょうか。

筆者は、犯人の「あんたあ、俺を裏切ったろうがああ」が鍵だと思います。


黒木が探っているのは、あの日裏切った人物が誰なのか。

筆者は、裏切ったのは賢造ではなく澤登だったのではないかと思います。

『キワドイ2人』3話で新事実判明

末永が澤登に「22年前の池袋ファミレス立て籠もり事件で何があったのか教えてください」と迫りますが、「君が首を突っ込むような話じゃない」とかわされてしまいます。

末永は書庫に行って調べますが、事件の資料は綺麗に抜き取られていました。


末永は、事件の報道が入ったDVDを見ます。
・容疑者は、井原達也。

・暴力団じんすい会の構成員で先日殺傷事件を起こして指名手配されていた。

・井原は警官に発砲されて死亡。

・現場には犯人の子供と警察官の子供がいた。
末永は「黒木と神崎は兄弟じゃないのか?」と愕然とします。

その頃、賢造は犯人の井原と写っている写真を見ていました。

2人は仲が良かったようです。

『キワドイ2人』4話で新事実判明

22年前の事件を知る警察学校の教官・植田太一(中村育二)によると、井原は賢造のSだったとのこと。

Sとは情報屋のこと。


ラストシーンで、事件後、神崎らは池袋の広場で交通安全の催しをする。

すると、神崎を見つめるうつろな女性の姿が。


植田は末永に「22年前の事件で俺が知っている全てを話す」と言いましたが、何者かに殺されました。

そしてそばには賢造の姿が……!

『キワドイ2人』5話では神崎が犯人の子供であることが判明

第5話では、拳銃で撃たれた元警察官の男性の遺体が相次いで見つかります。

2人の被害者は、22年前の事件で犯人・井原を撃った警察官でした。


井原は、3発撃たれて死亡。

井原を撃ったあと1人は、澤登副所長(六角精児)。


賢造は、2人の警察官を殺した容疑で指名手配されます。

その理由は、賢造が2人の警察官と連絡を取っていたこと、自分が可愛がっていた井原の復讐をしている可能性があることでした。


そんな中、井原がSをしていることが暴力団に知れたせいで、当時の井原の恋人が報復として暴行されたことが判明。

井原と彼女は、いわば警察の犠牲者でした。

逆上した井原は組員を殺して、ファミレスで賢造と会ったのでした。


そして遂に黒木が22年前の事件について、末永たち強行犯メンバーに告白。

22年前、まだ13歳だった黒木は賢造に連れられてファミレスへ。

4人席に井原と幼い神崎が座っていて、賢造と黒木も向かいに座りました。


黒木は、賢造からイヤホンで音楽を聴いているように言われたため、賢造と井原の会話は聞きませんでした。

そんな中、神崎がトイレに行きたいというので黒木が連れて行くことに。


ところがそのタイミングで井原がファミレス内に警察がいることに気付いて、神崎に銃口を当てました。

黒木は神崎を助け、賢造が「伏せろ!」。

井原は3発の銃弾を受けて死亡。


賢造は、澤登副所長を拉致しました。

井原への3発目の銃弾(致命傷)を撃ったのが澤登かどうか聞くためです。


一方、神崎は母親の手紙から自分が井原の息子であることを知ってしまいました。

自暴自棄になった神崎は……?

『キワドイ2人』神崎・黒木の過去で5話までに判明した事実まとめ

『キワドイ2人』神崎・黒木の過去で5話までに判明した事実は以下です。

5話までに判明した事実
  • 神崎(山田涼介)は22年前のファミレス事件の犯人・井沢達也(高橋努)の息子。
  • 黒木(田中圭)は、賢造(椎名桔平)の実子。
  • 井原は賢造の情報屋で、それが暴力団にバレたせいで恋人(仙道敦子)が暴行を受けた。
  • 井沢と賢造はファミレスで話し合うことにしたが、警察が隠れていることに気付いた井原が逆上して幼い神崎(井原の息子)に拳銃を向けた。
  • 井原は3発の銃弾を受けて死亡。
  • 2発は急所を外していたが、1発は急所を捉えていた。
  • 事件後、賢造は神崎を我が子として育て、黒木と母親は家を出た。
  • 22年前の事件関係者である元警察官が2人死亡、同時に賢造が姿を消す。
  • 賢造が探しているのは、井原の致命傷となった3発目を撃った人物。
  • 賢造は、澤登副所長(六角精児)を拉致して逃亡を続行。
  • 神崎の母親は、おそらく警察嫌いの井原の恋人(仙道敦子)。

『キケンな2人』最終回で真犯人が判明

『キケンな2人』最終回には、新事実が続々と判明しました。
  1. 神崎の父親である井沢の正体は潜入捜査官で、暴力団と癒着する悪徳警察官を探っていた。
  2. 悪徳警察官の正体は、澤登(六角精児)。
  3. 22年前のファミレス事件で井沢の胸を打ち抜いて致命傷を負わせたのは、澤登。
  4. 賢造が姿を消したのは、井原の恋人(仙道敦子)を守るためだった。
  5. 黒木が神崎の家に引っ越した理由は、犯罪者の息子である神崎がどんな育ち方をしたのか見るためだった。
  6. 黒木は「生まれ」など関係なく、「どう生きるか」が大事ということを神崎から学んだ。

まとめ

ドラマ『キワドイ2人』の神崎、黒木の過去についてネタバレ考察してまとめました。

神崎役の山田涼介さんの熱演に思わず涙した素敵なお話でした。