オーファン・ブラック 知英 1人7役の演技は上手い?原作の女優がお手本?

『オーファン・ブラック』1話が放送されて、主演で1人7役を演じる知英(ジヨン)さんの演技がツイッターで大反響を呼びました。

1話では、既に3役(元孤児のシングルマザー、刑事、韓国人)を演じ分けた知英さんですが、残り4役の役柄なんかも気になりますよね~。

この記事では、大人の土ドラ『オーファン・ブラック』で1人7役を演じる女優・知英さんの演技に注目してまとめました。



『オーファン・ブラック』1人7役を演じる知英の役柄は?


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沙羅:知英

元孤児のシングルマザーで、貧乏。

ある日、仕事のせいで愛娘の萌絵(庄野凛)が病気になり、自分の育ての親である冴子(麻生祐未)に奪われてしまった。

ドラマ『オーファン・ブラック』とは、BBC制作ドラマ『オーファン・ブラック 暴走遺伝子』で、7人のクローンが自らの出生の秘密や、その背後にある遺伝子操作計画の謎を追っていくというサスペンスフルなストーリー。

知英さんの演じる役柄は、上記の主人公・沙羅以外に、刑事の椎名真央子、韓国人のオク・ヨンエ、ママチャリ主婦の吉川理華、研究者の小田切泉、クローンを狙う暗殺者(名前は不明)、研究所を仕切るエリート女性(名前は不明)のなんと7人!

“7人の演じ分け”がこのドラマの肝になるので、知英さんのプレッシャーは相当なものです。

しかも知英さんは連ドラ初主演なのです。

知英の女優としての経歴は?

気になる知英さんの女優としての経歴を確認しましょう。



2014年、「知英」名義で女優活動を開始。

同年、10月からの日本テレビの連続ドラマ『地獄先生ぬ〜べ〜』にWヒロインの一人である雪女のゆきめ役で出演。


2015年3月公開の映画『暗殺教室』で映画初出演。

役柄は、原作の人気キャラクターであるセクシーな凄腕暗殺者、イリーナ・イェラビッチ。


同年7月の連続ドラマ『民王』で、父親と入れ替わってしまう村野エリカ役を演じる。

同年10月公開のネットシネマ『そちらの空は、どんな空ですか?』で映画初主演。


2016年、自身も出演するドラマ『ヒガンバナ〜警視庁捜査七課〜』で主題歌とオープニングテーマを担当。

同年9月、ミュージカル『スウィート・チャリティ』で舞台初主演。

韓国出身の知英さんは、K-POPグループKALAの出身で、本格的に女優活動を開始したのは2014年。

女優歴はたった3年ですが、『地獄先生ぬ〜べ〜』ではWヒロイン役をゲットして、その後は映画初主演も果たし、『ヒガンバナ〜警視庁捜査七課〜』では役者としてだけではなく、主題歌とオープニングテーマも担当するなど着実にキャリアを積み上げています。

『オーファン・ブラック』1話・知英の演技の評判は?



1話からいきなり1人3役を演じた知英さん。

1人目は主人公沙羅(写真真ん中)、2人目は刑事・椎名真緒子(右から3番目)、3人目は韓国人のオク・ヨンエ(左から3番目)。


知英さんの演技について、ツイッターの評判を見てみましょう。



韓国人の知英(ジヨン)さんですが、「日本語も演技も上手くなった」「演じ分けが上手い」「期待値を完全に超えてきた」「最高」「演技力が上がった!」など高評価が多数。


ドラマ『地獄先生ぬ〜べ〜』や映画『暗殺教室』の時にはまだ韓国なまりが目立っていましたが、『オーファン・ブラック』では日本人である沙羅と韓国人のオク・ヨンエの演じ分けが見事でした。

オク・ヨンエのたどたどしい韓国なまりの日本語と、生粋の日本人である沙羅の日本語の発音が全然違ったのが凄かったです。

「日本語の発音は、もうネイティブと遜色ない」のような絶賛の声も!


今後、更に4人を演じ分ける沙羅さんですが、「演技の幅という意味でNGな内容ほぼないんじゃないか」など期待は高まっています。

それに加えて、スタイル抜群で可愛い知英さんが1人7役を演じるのですから、「可愛い!」「知英が堪能できて最高!」など喜ぶ声も多かったです。


基本的に評価が高かった知英さんの演技ですが、以下のような意見もありました。


現在23歳で未婚の知英さんがシングルマザー役を演じるのは、まだ経験が足りないのでは?という意見がちらほらありました。

年齢的な経験不足は、想像力の豊かさで補ってもらうしかありませんね。

主演の知英は、演技は原作を意識してる?

『オーファン・ブラック』の原作は、アメリカのBBCドラマ『オーファン・ブラック 暴走遺伝子』で、主演女優は、タチアナ・マズラニー。

その演技力は、名だたる批評家や著名人から称賛の嵐。

エミー賞主演女優賞を受賞し、ドラマは現在season5まで放送されています。


『オーファン・ブラック』の主人公・知英さんは“7人の演じ分け”について以下のように語っています。

オリジナルの女優さんの演じ分けが本当に素晴らしくて、それをお手本にしています。

日本版でもキャラクター 一人一人に合わせて髪型や衣装を変えていくのはもちろん、その個性や環境、職業に合わせて声のトーンや歩き方も変えています。

引用元:TVガイド


やはり原作の主演女優・タチアナ・マズラニーさんの演技をお手本にしているとのこと。

演じる7人の役柄は同じなのですから、これは得策ですね。



ツイッターでも「原作を意識した演技がいい。」という評価がありましたので、見事に功を奏しています。


さらに、以下のコメントで“本作への意気込み”も語っています。

まだ23歳ですが、この役で色んな面を引き出して皆さんにお見せしたい。

そして、今までの自分とは違う新たな自分を発見できたらいいなと思っています。

引用元:TVガイド


「今までの経験も生かしつつ、新たな自分を発見したい。」ととても意欲的です。

今後は、秋田弁女に、暗殺者役も!

今後は、演じる役柄に、“秋田弁女”や“暗殺者”も出てきます。

知英さんは、以下で“演技の難しさ”について以下のように語っています。

「7役の中でこどもがいる役が2人いる。お母さん役は初めてですし、今回はシングルマザー。ちゃんと出来るか不安もあったけど、実際にやってみて、子どもが好きなので癒やされました」と振り返り、秋田弁に挑戦したことから「セリフだと『あいやー』『どうすべ~』とか『おばんです』とか…」
引用元: 西銘駿、知英へ「役でもプライベートでも支えたい」<オーファン・ブラック~七つの遺伝子~>


やはり未経験の母親役には、ちょっと不安だった様子。

強烈な秋田弁を操れるかどうかが、今後のドラマを面白くするポイントになりそうですね。

逆に、“暗殺者”は演じ分けやすいような気がします。

まとめ

大人の土ドラ『オーファン・ブラック』で、主演で1人7役を演じる知英さんをご紹介しました。

1話が終了して3役の演じ分けが好評だった知英さんの“残る4役”の演技が非常に楽しみです。