奥様は、取り扱い注意の脚本は金城一紀。過去の作品は話題作揃い!

10月4日から放送開始した、ドラマ『奥様は、取り扱い注意』の原案・脚本を務めるのは、過去に話題作を多く執筆している金城一紀氏

名前を聞いてピンと来ない方も、過去の作品を聞くと「知ってる!見てた!」というものが多いかもしれません。

そんな金城一紀さんの過去の脚本作品を、今回ご紹介します。



金城一紀さんについて

金城一紀(かねしろかずき)さんは、脚本家であり、小説家でもあります。

中学校まで朝鮮学校に通学していた金城さんは、高校から日本の学校に進学。

その後慶應義塾大学に進み、小説家の夢は大学1年生の時に抱いていたそうです。

金城一紀 過去の話題作

金城一紀さんが脚本を手がけた過去の話題作についてまとめます。

『GO』(2001年)

幼少期から、たくさんの本を読み勉強し、デビュー作として出版したのが『GO』です。

デビュー早々、直木賞を受賞し、翌年には映画化もされています。

今や有名俳優となった窪塚洋介さんや柴咲コウさんの出世作とも言える作品です。


在日韓国人が主人公の本作品は、金城一紀さん自身の生い立ちを描いたものでもあります。

シビアな問題を題材にした作品ではありますが、前向きな主人公や存在感のある父親、高校生の友情や恋愛が爽やかに描かれており、読みやすい作品です。


『SP警視庁警備部警護課第四係』(2007年)


深夜枠放送にも関わらず、驚異の視聴率を記録したドラマ『SP警視庁警備部警護課第四係』も、金城一紀さんの代表作です。

実はこの作品、フジテレビ側からの依頼などはなく、金城さんが作りたいものとして持ち込んだ企画・脚本でした。

ドラマになる3年ほど前から構想が始まり、企画段階から主演の岡田准一さんは参加。

完璧な役作りで、迫力のあるアクションシーンを見せています。

金城一紀といえば「アクション」「公安・警察もの」となっていく、最初の作品とも言えます。

『BORDER 警視庁捜査一課殺人犯捜査第4係』(2013年)


小栗×金城作品の1作目となった『BORDER警視庁捜査一課殺人犯捜査第4係』は、メディアミックスプロジェクトというプロジェクトで作られた作品です。

このメディアミックスとは、テレビドラマ・漫画・小説において、登場人物やテーマを共有した上で、それぞれのメディアで違う作者が違うストーリーを作ることです。

大元の構想と、テレビドラマを担当したのが金城一紀さん。

連続テレビドラマの脚本は、撮影開始時には途中までしか出来上がっていないことが多い中で、この作品は全話の脚本が揃った状態で撮影を開始しました。

「人は死んだらどこに行くんだろう」というテーマを追求した本作品、最終話は衝撃的なラストとなり高評価を獲得しています。


今月29日にはスペシャルドラマ『BORDER贖罪』の放送も決定!

『CRISIS 公安機動捜査隊特捜班』(2017年)


小栗旬さんと再びタッグを組んだ『CRISIS 公安機動捜査隊特捜班』は、構想5年を費やした作品です。

題材として、テロリストや政治家、新興宗教などを扱い、ゴールデンタイムでの実現が難しそうな内容で、企画段階で参加していた小栗さんは、実現を諦めていたそうです。

無事ドラマ化し放送されると、さすが金城作品、1話完結型で毎回スリリングな展開が反響を呼びました。

ダブル主演は、『奥様は取り扱い注意』にも出演している西島秀俊さん。

カリ・シラットという武術を取得している金城一紀さん自らアクション監督も務める本作は、2人のアクションシーンも大きな見所です。

金城一紀の最新作『奥様は、取り扱い注意』(2017年)


そして今月より始まった『奥様は、取り扱い注意』もアクションシーンが見ものの、エンターテイメントドラマ。

主人公の伊佐山菜美(綾瀬はるか)はなんと元工作員の専業主婦で、困った人を助けていくヒーロードラマでもあります。

今までとはちょっと毛色が違う作品ですが、アクションや人々の生活に潜む闇の部分に焦点を当てる内容に、金城一紀さんらしさが出ています。

金城作品ファンの方はもちろん、本作で初めて知った方も是非過去作品と共にお楽しみください!