ドラマ「陸王」でアトランティス社のシューフィッター・佐山淳司役を演じるのは小籔千豊です。
小籔千豊はバラエティ番組でもよく見るようになりましたが、それ以上に吉本新喜劇の座長として大きな成果を上げている芸人さんなんですね。
ドラマ「陸王」に出演する小籔千豊の経歴や演技、演じるシューフィッター・佐山淳司の役柄を原作から紹介します。
ドラマ「陸王」佐山淳司役は小籔千豊
小籔千豊は1973年9月11日生まれで現在44歳のお笑い芸人です。
1993年より、お笑いコンビ「ビリジアン」を結成するも、相方が作家を目指したことによって2001年に解散。
芸人として自分にはセンスがないと落胆するも、周りの芸人たち(野性爆弾ロッシー、シャンプーハット小出水、ケンドーコバヤシ、バッファロー吾郎など)に励まされ、交際中だった彼女に1年の期間だけ時間が欲しいと告げて芸人を続けていきます。
ビリジアンを解散した2001年に吉本新喜劇に入団して、ギャラは安く、与えられた役も決して恵まれないスタートを切りましたが、吉本の先輩からだんだんと認められていきます。
小籔千豊は2006年の1月に座長就任となりますが、それは吉本内でも異例のスピードで抜擢されたのでした。
新喜劇への思いは強く、小籔千豊は座長として数々の公演をこなし、東京でも新喜劇を身近にするため2011年には東京吉本へ移籍。
タレントとしても多くの番組に出演していきますが、飽くまでも活動の拠点は吉本であり、テレビに出るのは新喜劇の知名度を上げる一環としています。
現在も、伝統を守りつつも新しいことに挑戦し続けるスタイルで吉本新喜劇を大きくしていくことに対して精力的な活動を行っています。
小籔千豊は一般的とは違う視点を多く持っており、それは芸風やスタンスにも大きく現れています。
例えば、芸風は毒舌キャラですが「テレビでは視聴者に嫌われても構わない、顔も性格も良い人間が好感度で勝負するのは愚策である。」という考えがあるため、どんな状況でもブレない立ち位置でブレない芸ができているのです。
見方によっては捻くれているのですが、筆者としては小籔千豊さんの考えに共感できる面や気づかされることも多く、波乱万丈な人生を送ってきたんだなーと感じるばかりです。
ドラマ出演も若干あり、代表作としては2004年の連続テレビ小説「わかば」や、2016年冬の深夜ドラマ「マネーの天使〜あなたのお金、取り戻します!〜(片瀬那奈とW主演)」などがあります。
また、ビリジアン解散後に芸人をやめるか迷っていた際に、映画監督の山田洋次から「お笑いが駄目なら役者になれば絶対食える」と言われていたこともあります。(スラッとしてブサイクと言う小籔には絶対に需要があるという理由)
小籔千豊の演技力
マネ天見返してた〜💞
— ますます☜実生ちゃん命名 (@masu_fairies) 2016年1月9日
やっぱ最高♪
みりあちゃん可愛いし、葵わかなちゃん可愛いし、てか3人可愛すぎでしょ😆
小藪さんも片瀬さんの演技も面白くて最高だしなによりやっぱみりあちゃんの関西弁可愛すぎ〜💞
ほんと面白かった😊
何回も見れる♪ pic.twitter.com/kPkec6y7Z5
小籔千豊の演技はいかなるものなのか、筆者も見たことがないのでドラマ「陸王」の出演についてはかなり楽しみにしています。
何しろ、新喜劇で舞台には慣れているはずですから、真面目な演技をしたらどうなるのだろうか…とワクワクしてしまうんですね。
いでたちは山田洋次監督が言うようにとても味がありますし、バラエティ番組でもとても立ち回りが上手いので、かなりセンスがあるんじゃないかと予想しています。
ドラマ「マネーの天使」での世間の評価を見てみると…
変なドラマに小藪でてたから見てるけど小藪が真面目に演技とかしてんのはやっぱやだな
— ゴロリ (@kushphon) 2016年2月25日
小藪の演技なに観ても新喜劇のノリにしか見えへん🙈🙈
— SEIYA (@KankanAbc) 2016年2月25日
なんかおもろい
小籔ばり演技ヘタやな。。
— たけさん (@takenakomiku) 2016年1月16日
セリフぜんぶ棒読みやん(笑)
マネーの天使の小藪さん演技上手💸💸💸✨
— はちみつレモンは笑クラꉂꉂ (@kamu_lemon) 2016年2月26日
まぁ吉本新喜劇の座長だからな!
ということで、賛否両論ですね。
良くも悪しくも新喜劇のイメージが強いようで、「真面目に演技しているのに違和感」を感じている視聴者が多かったようです。
新喜劇と映像での演技には大きな違いがあるということがわかりますね。
個人的には「経験を積めば、板尾創路みたいな感じにならないかしら…」と思ってみたりしているのですが、まずはドラマ「陸王」で小籔千豊の演技を楽しんでみようと思います。
ドラマ「陸王」佐山淳司の役柄を原作から紹介
こちらは先日誕生日を迎えた小籔さん❗
— TBS「陸王」9/23ブランチ三者対談 (@rikuou_tbs) 2017年9月17日
現場でお祝いをしました😄
おめでとうございます。#陸王 #小籔千豊 #池井戸潤 pic.twitter.com/kXt58Oc8rr
ドラマ「陸王」で小籔千豊が演じるのは、アトランティス社のシューフィッター・佐山淳司です。
佐山は営業部長・小原の部下という位置付けで、ゴマをすりながら出世を目指しています。
しかし、その立ち位置からクライアントと上司の間で板挟みに…さらには宮沢(役所広司)たちとも戦わなければならないという、原作の中でも「一番敵の多い男」と言えるでしょう。
宮沢たちからすれば、佐山は完全に小原サイドの人間なので「悪役」のポジション。
アトランティスからこはぜ屋側に移ったカリスマシューフィッター・村野には対抗意識があり、茂木がランニングシューズ「陸王」を履くか、アトランティスの「RⅡ」を履くかの勝負に挑みます。
小原の指示の下、どのようなズル賢い手口を使ってくるかが見どころです。
まとめ
ドラマ「陸王」に出演する小籔千豊の経歴や演技力、佐山淳司の役柄について原作から紹介しました。小籔千豊は芸人以前に人間として魅力ある人物だと筆者は思っています。
もちろん、嫌われている面もあるかとは思いますが、彼にとってもそれはガッテン承知のはず。
俳優として小籔千豊が作り上げる世界観や演技にも注目してみましょう。