ドラマ「陸王」有村融役は光石研!演技力と原作から役柄を紹介

池井戸潤原作のドラマ「陸王」で有村融(ありむらとおる)役を演じるのは光石研(みついしけん)です。

光石研は2017年の地元で開催された北九州マラソンでゲストランナーとして出場し、フルマラソンを完走しており、ドラマ「陸王」でも走るシーンが出てくるかもしれません。

当ページでは、ドラマ「陸王」に出演する光石研の経歴や演技力、そして演じる有村融の役柄を原作から説明していきます。



ドラマ「陸王」有村融役は光石研


光石研は1961年9月26日生まれで現在55歳(陸王放送時は56歳)の役者です。

1978年の映画「博多っ子純情」のエキストラでオーディションを受けたときに、いきなり主役として抜擢されて16歳という若さで主演俳優デビューします。


若い頃から「男はつらいよシリーズ」では度々脇役として別のキャラクターで登場し、20代のころは2時間ドラマやVシネマで出演が続きます。

30代からは出演作品がかなり減ってしまいますが、1996年の青山真治監督の映画「Helpless」に出演したことが転機となり、現在まで止まることなく多くの作品に出演し続けています。


出演している作品は数えることができないほどで、映画を中心にドラマや舞台でも活躍しています。

映画の代表作

  • シン・レッド・ライン(1998年)
  • EUREKA ユリイカ(2001年)
  • 紀子の食卓(2006年)
  • それでもボクはやってない(2006年)
  • サッドヴァケイション(2007年)
  • めがね(2007年)
  • あぜ道のダンディ(2011年)
  • お盆の弟(2015年)
  • 恋人たち(2015年)
など。

「あぜ道のダンディ」は主演ですが、ほとんどの作品が脇役。

名バイプレイヤーにふさわしい実績を残しています。


ドラマも出演作は多く、大河ドラマと連続テレビ小説だけでも10を超える作品に出演しています。

「ひよっこ」でもすずふり亭の隣にあるお店・福翠楼の店主さんとして活躍していますよね。

最近のドラマでは「奇跡の人」「砂の塔〜知りすぎた隣人」「フランケンシュタインの恋」「バイプレイヤーズ~もしも6人の名脇役がシェアハウスで暮らしたら~」などで活躍しています。

光石研の演技力

筆者が考える光石研のイメージは「まっすぐな役から曲がった役まで、何でもこなす名バイプレイヤー」ですかね。

目立つところはしっかり目立ち、目立たないところではしっかり自然を保つ。

幅広い役柄は場数を踏んできた経験がそのまんま生きているように思えます。


世間的にはコアなファンが多く、演技の上手い人に目を向けるタイプの視聴者には評価される傾向にあるように感じました。


個人的には2010年の映画「十三人の刺客」に出演していた光石研の演技が好きですね。

というよりも作品全体として仕上がりがよく、光石研演じる浅川十太夫だけでなく、ボス・松平左兵衛督斉韶を演じる稲垣吾郎の悪役っぷりもピカイチ。

刺客役の主演が役所広司ですので、ドラマ「陸王」にて再びの共演となります。

とは言っても、2017年のドラマ「バイプレイヤーズ」でも役所広司がゲストで出演していたので、そこでも共演してたりしますけどね。

ドラマ「陸王」有村融を原作から役柄を紹介

ドラマ「陸王」で光石研は有村融を演じます。

原作にて、有村は横浜市内のスポーツショップを経営しています。


有村は銀行員・坂本からランニングインストラクターとして宮沢に紹介されて、こはぜ屋にランニングシューズ開発のアドバイスとヒントを与えます。

走りについて詳しい有村は、その知識を足袋とランニングシューズの融合に生かせるように、こはぜ屋の方向性を導いてくれるキャラクターです。


原作小説では少しだけ有村が陸王の試作品を履いて走る場面があるのですが、劇中でフルマラソンを完走した実力をチラ見せできるか…ちょっぴり楽しみです。

まとめ

ドラマ「陸王」に出演する光石研の経歴や演技力、そして有村融の役柄について原作から紹介しました。

陸王のキャスティングは光石研も含めて抜群の安定感がある役者で多く固められています。

若手である竹内涼真や山﨑賢人の周りを支える分厚い実力派キャストにも注目していきましょう。

ドラマ「陸王」キャスト一覧!あらすじ・原作・放送日など情報まとめ

2017年9月15日