池井戸潤原作のドラマ「陸王」に登場するランナー・茂木裕人(もぎひろと)役は竹内涼真です。
竹内涼真は「ひよっこ」の島谷くん役で初めて知ったという方も多いとは思いますが、その前からどんどん活躍の幅を広げていた人気がうなぎ登りで今もっとも旬なイケメン俳優といっても過言ではないでしょう。
ドラマ「陸王」への出演が発表されたのは2017年9月ですが、半年前にオーディションが行われており、竹内涼真はそれを見事に勝ち抜いたんですね。
ドラマ「陸王」に出演する竹内涼真の経歴や演技、そして演じることとなったマラソンランナー・茂木裕人の役柄を原作からご紹介します。
ドラマ「陸王」茂木裕人役は竹内涼真
竹内涼真は1993年4月26日生まれで現在24歳の俳優。
「東京モーターショー2013」のミニドラマ「車家の人々」で俳優デビューを果たします。
こちらがデビューしたときの映像です。
「東京モーターショー2013」ではいろいろなPRをしているのですが、デビュー当時から体当たりな活動が多く、「イケメンだけど変顔でも何でもやるスタイル」はこのときから今も変わりません。
こちらの動画は「東京モーターショー2013」のプロモーションで行った(やらされた)モノマネ43連発。
地味に「鶏」のモノマネのクオリティが高くて歌も上手い…(笑)
2014年には俳優の登竜門とも言えるシリーズ作「仮面ライダードライブ」のオーディションに見事合格し、主演の泊進ノ介を演じています。
オーディションの当選した理由は、「演技力よりも、人から聞いて吸収する力と、それを発揮する力」であったことから、成長することに長けていることがわかります。
こちらはちょっとおふざけな公式の紹介動画。
余談ですが、「仮面ライダードライブ」は内田理央、稲葉友、馬場ふみかなど、現在活動の幅を広げている役者が多かったりします。(動画でふざけまくってるのが稲葉友)
2015年には「陸王」の池井戸潤及びスタッフが制作したドラマ「下町ロケット」にもレギュラー出演しており、立花洋介を演じています。
こちらは「下町ロケット」のQ&A動画で、演技についても語っています。
「下町ロケット」は視聴率が18.6%と大ヒットしており、当時放送していた相棒シリーズの視聴率を超えるほどの人気がありました。
そして、次に竹内涼真の知名度をさらに上げることになったのが「THE LAST COP/ラストコップ」のシーズン2です。
唐沢寿明と窪田正孝によるダブル主演のハチャメチャな刑事コメディドラマで、第2シーズンから窪田正孝の親友兼ライバルとして竹内涼真が藤木直人とコンビを組んで登場。
もちろん、このぶっ飛んだドラマでの竹内涼真の扱いは良い意味で酷く、竹内涼真演じる若山省吾のあだ名は「キモ山」。
次の動画は映画「ラストコップ THE MOVIE」のお祭りで舞台を演じたときのものです。
“リフティングコマネチ”というマニアックなネタまで披露する体当たりイケメンに、男性も彼を憎めないのであります。(筆者は男性ながら大ファン)
他にも映画では「青空エール」「帝一の國」、ドラマでは「ひよっこ」「過保護のカホコ」と、出演するたびほとんどが”竹内涼真の代表作”と言えるものばかりです。
ドラマ「ひよっこ」で一時的に登場しなくなったとき、”島谷ロス”になってしまい「過保護のカホコ」を食い入るように見ていたファンも少なくないはず(笑)
こうして、2017年秋にはドラマ「陸王」に出演することになります。
ドラマで滅多に登場しない役所広司との共演はかなり貴重であり、なおかつ竹内涼真はキーパーソンの役どころ。
ドラマ「下町ロケット」で仕事を共にしたスタッフたちと、どのように物語を作っていくのか見どころです。
竹内涼真の演技は上手い?
竹内涼真の演技は世間的にどのように評価されているのか確認してみましょう。下手派
竹内涼真くん、くっそカッコいいけど演技下手やなw
— 涼風 (@suzukaChelsea26) 2017年8月9日
竹内涼真、演技下手すぎて見てるこっちが恥ずかしい
— pika (@pika_ibook) 2017年8月30日
まずは、下手だという意見からですが、具体的にどう下手なのかはツイッターからでは察知できませんでした。
おそらくですが、まっすぐな演技が多いことと、少し臭いキャラを演じるあたりが下手だという意見の原因なのかなーと感じます。
確かに、自然な演技かと言われると自然ではないと筆者も思います。
上手い派
それにしても泣きの演技が上手すぎる。泣きを堪える表情なんか本間に凄い。#竹内涼真エゴサ用 pic.twitter.com/oBwetxDQtC
— 愛加【竹内涼真エゴサ用】 (@_rym_aiii) 2017年9月7日
竹内涼真の演技力舐めてたー!顔だけの若手俳優かと思ってた数ヶ月前のわたしに鉄槌!!・・・男泣きの振り切った演技好きすぎるううう!!ダメ?からのカホコー!!!
— くうこ (@Mr_kuko) 2017年8月30日
こちらは演技を高く評価する方の意見です。
「ラストコップ」のコメディな演技、「ひよっこ」の落ち着いた演技、「過保護のカホコ」の純粋な演技などが評価されていますね。
個人的には、竹内涼真が作り出す「もどかしい空気」ってすごいと思っています。
上達してる派
竹内涼真、ドライブの頃は演技めっちゃ下手だったのにほんと成長した
— ただたく (@tadataku555) 2017年8月3日
「昔は下手だったけど、かなり上手くなったよね」という意見。
筆者もこの意見に賛成で、はっきり言って竹内涼真の演技はそこまで上手くないと感じています。
ただ、まだまだ成長していくでしょうし、竹内涼真は劇中の雰囲気をかっさらっていく力があるので、今後もファンとして応援していきたいと思っています。
あと、竹内涼真は出演する作品やキャスティングが良いので、スタッフさんにも感謝ですね。
ドラマ「陸王」茂木裕人の役柄を原作から紹介
TBS 10月期 日曜劇場 『陸王』
— 竹内涼真 (@takeuchi_ryoma) 2017年9月7日
茂木裕人を演じさせて頂くことになりました。
皆様宜しくお願いします❗️お楽しみに☺️
#陸王 pic.twitter.com/LRwMBB7h6n
ドラマ「陸王」で竹内涼真が演じるのは、怪我から再起をかけるダイワ食品のマラソンランナー・茂木裕人です。
原作小説「陸王」からキャラクターを説明しますと、茂木はライバルの毛塚に勝ちたい思いを秘めておりダイワ食品でランナーを続けながら左足の怪我に苦しみます。
走法を変えなければ怪我を繰り返す恐れのあった茂木はシューフィッターの村野を通して、ランニングシューズ「陸王」と出会います。
こはぜ屋の前に立ちはだかるスポーツメーカーブランドの大企業・アトランティスのランニングシューズ「RⅡ」を選ぶのか、ランニングシューズ「陸王」を選ぶのか…再起をかける茂木は選択をせまられることになります。
竹内涼真は、茂木を演じるために4ヶ月間という短い時間で食事制限、ランニングのトレーニング、ランニングフォームの改善をストイックに行っています。
本人は茂木を演じるにあたり「スポーツ選手の役はわかる人にはバレてしまうので、技術的な部分を突き詰めてマラソンをやっている人にも満足できるように演じたい。」と語っています。
まとめ
ドラマ「陸王」に出演する竹内涼真の経歴や演技力、茂木裕人の役柄についてまとめました。池井戸潤の作品には2度目の出演となりますが、前以上に重要な役回りです。
茂木は心情的にも複雑なキャラクターですが、おそらく竹内涼真はうまくハマると思います。
また、演技派の共演者に囲まれることになりますが、存在感は抜群なので活躍は間違いないでしょう。
高視聴率に期待しましょう。