ドラマ「陸王」飯山晴之役は寺尾聰!シルクレイの特許を持つキーマン

池井戸潤原作のドラマ「陸王」で飯山晴之(いいやまはるゆき)を演じるのは寺尾聰(てらおあきら)です。

寺尾聰といえば超ベテランの俳優でありながら歌手でもあります。


ドラマ「陸王」に出演する寺尾聰の経歴や演技力、シルクレイの特許を持つキーマン・飯山晴之の役柄を紹介します。



ドラマ「陸王」飯山晴之役は寺尾聰


寺尾聰は1947年5月18日生まれで現在70歳で、父は名優・宇野重吉。

俳優としてデビューしたのは石原裕次郎製作・主演の映画「黒部の太陽」でのこと。

これをきっかけに石原軍団に加入、その後「大都会」「大都会 PARTIII」「西部警察」などに次々と出演していきます。

29歳のときに穿孔性胃潰瘍となり4日間も意識不明となってしまい、手術を受けるに至りますがその結果として20キロも痩せてしまいます。


一方で歌手としても活動しており、1981年に6枚目のシングル「ルビーの指環」が大ヒット。

これが歌手としての出世作となり、アルバム「Reflections」では160万枚を超え、当時の歴代アルバム売り上げ記録を更新しています。

この大ヒットによってファンに対する感謝を込めてツアーを開催するに至りますが、トラブルがあり石原プロの関係者との関係が悪くなり、石原プロを脱退。

ただ、これ以降も石原裕次郎本人とは仲は良好でした。


1985年以降は黒澤明監督の映画「乱」「夢」「まあだだよ」に出演、黒澤明の死後も2001年に遺稿である「雨あがる」に出演しています。

この作品で日本アカデミー賞最優秀主演男優賞を受賞しますが、「ルビーの指環」で日本レコード大賞も受賞しており、この賞をダブルで受賞しているのは今のところ寺尾聰のみ。

以後も映画では「半落ち」「博士の愛した数式」「亡国のイージス」など、大きな評価を受けています。


一方ドラマにも出演しており、「こころ」「仰げば尊し」などの代表作があります。

2000年には、三谷幸喜脚本の「合い言葉は勇気」では「陸王」でも主演の役所広司と共演。

また、2015年には小説「陸王」の原作・池井戸潤のドラマ「ようこそ、わが家へ」にも出演しています。(脚本は黒岩勉)


今回はドラマ「陸王」に出演ということで、ベテラン・寺尾聰と若手・山﨑賢人のコンビが見られます。

寺尾聰の演技力について

寺尾聰の演技力についてですが、もちろん文句なしで上手いと思います。

世間の声は…


やはり演技が上手いという声が多いですね。

最近ですと2016年のTBS日曜劇場のドラマ「仰げば尊し」で主演をしたときに称賛の声が多くつぶやかれていました。


今回のドラマ「陸王」も同じTBSの日曜劇場枠です。

寺尾聰の感情的な演技に期待したいですね。

ドラマ「陸王」飯山晴之の役柄を原作から紹介


ドラマ「陸王」の飯山晴之は、飯山産業の元社長。

原作では、「シルクール」という名前の会社の元社長です。


飯山は「シルクレイ」という繭(まゆ)から加工されてできあがる軽くて丈夫な素材の特許を持っており、過去には利益を求めて莫大な資金をつぎ込みましたが二度の不渡りにより破産。

特許を抱えたまま、倒産して以来飯山は腐りきってしまい、妻の素子は飯山をパートで支えつつ生活をしていました。


主人公の宮沢はランニングシューズのソールにシルクレイの素材に興味を求めて飯山を訪ねることになり、飯山は宮沢たちのプロジェクトに参加することになります。

宮沢の息子・大地が飯山の下で働くことになり、破産を経験した飯山が想いをかけてきたシルクレイでランニングシューズ「陸王」の開発に再起を賭けて挑みます。

まとめ

ドラマ「陸王」に出演する寺尾聰の経歴や演技、飯山晴之の役柄についてまとめました。

飯山は少々扱いにくい性格のキャラクターであり、寺尾聰の演技が光ること間違いなしです。

大地を演じる山﨑賢人との掛け合いに注目していきましょう。

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2017年9月15日