『竜の道』遠山凛子(奈緒)の原作モデルは曽根村の養女の咲?竜一と破滅する?

ドラマ「竜の道」で奈緒さんが演じるのは、笑わない女・遠山凛子。

原作には登場しないオリジナル・キャラクターですが、原作にモデルと思われる人物はいます。

当記事では、遠山凛子について原作ネタバレしてまとめています。



「竜の道」遠山凛子(奈緒)とは?



遠山凛子(奈緒)は、竜一(玉木宏)が携わるグレーな仕事をサポートするITのプロ。

竜一を一番近くで支える存在だが、謎に包まれた“笑わない女”。

頭脳明晰で常に冷静かつ無表情。

竜一の正体は知らないが、報酬さえもらえればハッキングなど違法なことでもやるというスタンスで、竜一とは奇妙な信頼関係を築いている。


奈緒のコメント

奈緒さんは、遠山凛子を演じるにあたって以下のコメントをしています。

作中で描かれるかは分かりませんが、凛子さん自身とても謎めいたおもしろい女性だと思います。竜一さんとの関係を大切にしながらそばにいたいです

「竜一さんとの関係を大切にしながらそばにいたいです」の発言が意味深ですね。

2人が男女としても惹かれ合うのか、気になるところです。


遠山凛子を演じる女優は奈緒


遠山凛子を演じる奈緒さんのプロフィールと簡単な経歴をご紹介します。


名前奈緒
生年月日1995年2月10日
年齢25歳
出身地福岡県
事務所アービング

奈緒さんは『あなたの番です』の尾野幹葉役でブレイクした実力派若手女優。

ピュアな役柄~猟奇的な役柄まで幅広い演技力を持っています。


2012年から地元・福岡県でモデル活やレポーターとして活動をしていましたが、女優に転身。

2013年のドラマ『めんたいぴりり』で女優デビュー。


2018年の朝の連続テレビ小説『半分、青い。』でヒロイン・鈴愛(永野芽郁)の親友・菜生(なお)役を演じて、知名度アップ。


正統派美少女・菜生とブッチャーのちょっと金目当て?な恋模様が面白かったです。


2019年4月期のドラマ『のの湯』で連続ドラマ初主演を果たしました。


同作は大人気銭湯コミックの実写化で、奈緒さんは主人公の鮫島野乃(のの)役を演じました。


同年のドラマ『あなたの番です』のオーガニックな変人・尾野幹葉役でブレイク。


尾野幹葉は翔太(田中圭)に怪しい手作り菓子をプレゼントしたり、翔太と付き合ってないのに「捨てるんですか」と言ったり、あっさり二階堂(横浜流星)に乗り換えたり、緑色の液体を吐いたり……とにかく不気味で怖かったです(^_^;)

奈緒さんは同作での演技が認められて、第102回ザテレビジョンドラマアカデミー賞助演女優賞を受賞。


同年10月期のドラマ『まだ結婚できない男』では、桑野の事務所で働く横田詩織役を好演。


尾野幹葉とは違って好奇心旺盛なフツーの女の子役でしたが、ヘアスタイルも服装も個性的で華を添えてくれました。


2019年11月に初主演映画『ハルカの陶』が公開されました。


同作は第13回岡山<芸術文化賞功労賞>を受賞した同名コミックの実写化で、奈緒さんが演じたのは主人公の小山はるか役。


2020年1月期のドラマ『やめるときも、すこやかなるときも』では、ヒロイン役を熱演。


同作は“記念日反応に苦しむ男”と“結婚で今を変えたい女”のラブストーリーで、奈緒さんは本橋桜子役を演じました。

「竜の道」遠山凛子のモデルを原作ネタバレ

原作小説「竜の道」に遠山凛子は登場しませんが、モデルと思われる人物は登場します。

それは、裏社会のドン・曽根村(西郷輝彦)の養女の咲です(原作では23~24歳)。


咲の性格とルックスを以下にまとめます。
性格:怜悧で、物事に動ぜず、上昇志向を内に秘めている。

ルックス:猫を思わせる目の美女。
ドラマの遠山凛子の性格とルックスに似ていると思いませんか?

奈緒さんも猫っぽいですよね。


咲が竜一と初めて会うのは、竜一が斉藤一成として巨額詐欺事件を起こして海外に逃亡する直前。

曽根村(西郷輝彦)から竜一を紹介された咲は、その場で竜一が自分の理想の男だと見抜きます。

そしてその流れで、体の関係も持ちます。


咲は、竜一がこれから海外で顔を変えて別人になると言っても全く動じません。

顔など、どうでもいいことです。人間の本質が変わるわけでもないでしょう。

引用元:『竜の道 飛翔編』咲のセリフより


さらに咲は、以下のセリフも言っています。

凡庸な幸せなど、露ほども興味はありません。地獄があるというのなら、それを見させてもらうのも人間の一生でしょう。

引用元:『竜の道 飛翔編』咲のセリフより

咲の肝の据わった言動にシビレた竜一は「この女性なら復讐の邪魔にはならない、むしろ自分たちの強力な味方になる」と咲に絶対の信頼を置くようになります。


やがて咲は帰国した竜一と結婚、2人で力を合わせてのし上がっていきます。

竜一はホテル王、咲は美容業界の女王を目指します。

咲は“女版・竜一”とも言うべき強烈なキャラクターで、竜一の唯一の支えとなっていきます。


一方竜二は、咲に会ったときに悪寒を覚えます。

咲は美佐とは対極にいる女性、その思いが竜二の心に見えない不安を呼び起こします。


美佐は、咲と会った時に以下の予言をします。

大きな火、それも野原を焼き尽くすような大きな火だったわ。その火のなかに、あの人がいたの。それもひとりじゃなかった。誰かはわからなかったけれど、男の人よ。ふたり共、その火の中でなにかを叫んでた……

引用元:「竜の道 昇竜編」美佐のセリフより


男の人とは、おそらく竜一。

つまり美佐は、竜一と咲が炎に包まれている姿を予言しているんです!!!

ドラマ『竜の道』遠山凛子の結末を予想

遠山凛子が原作小説の咲に似ているという点を踏まえて、遠山凛子の結末を予想します。

遠山凛子は、竜一と惹かれ合って、公私共にパートナーになると思います。

おそらく遠山凛子にも、人には言えない壮絶な過去があるはず。

しかし竜一の復讐計画は失敗に終わり、彼と共に地獄に落ちる覚悟をしていた凛子は竜一と心中を図るのではないでしょうか?

まとめ

『竜の道』の遠山凛子(奈緒)の原作モデルについてネタバレしてまとめました。

奈緒さんならば、ちょっと想像を超えて肝の据わった遠山凛子役を見事に演じてくれることでしょう。