「私たちはどうかしている」犯人黒幕をネタバレ!多喜川の父は犯人ではない?

『私たちはどうかしている(わたどう)』15年前の樹(鈴木伸之)殺人事件の真犯人をネタバレ考察!

ドロキュンドラマ『私たちはどうかしている』の最大の見どころは、15年前の樹殺人事件の犯人黒幕が誰なのか?

当ページでは、樹を殺した真犯人が誰なのかについて原作ネタバレしてドラマの犯人が誰なのか考察していきます。

ドラマの犯人黒幕が知りたい方は、ドラマ『私たちはどうかしている』最終回で樹殺人事件の犯人が判明をどうぞ。

『私たちはどうかしている』最終回結末をネタバレ予想!15年前の犯人は樹(横浜流星)?

2020年8月19日



『私たちはどうかしている』主な登場人物

まず『私たちはどうかしている』の主な登場人物をご紹介します。


・花岡七桜(さくら):浜辺美波

和菓子職人。死んだ母との繋がりである和菓子作りが生きがい。


・大倉百合子(故人):中村ゆり

15年前の樹殺人事件の容疑者として逮捕。取り調べ中に死亡。


・高月椿:横浜流星

老舗和菓子屋「光月庵」の跡取り息子。


・高月樹(故人):鈴木伸之

光月庵の元当主で椿の父親。15年前に謎の死を遂げた。


・高月宗寿郎:佐野史郎

光月庵の当主で椿の祖父。樹を血の繋がった孫と認めていない。


・高月今日子:観月ありさ

椿の母。15年前に夫(椿の父)を亡くして以来、椿を当主にしようと必死。


・多喜川薫:山崎育三郎

七桜のピンチを救う謎の男。


・長谷栞:岸井ゆきの

椿の婚約者で長谷屋の三女。

『私たちはどうかしている』簡単なあらすじ



『私たちはどうかしている』は、横浜流星さんと浜辺美波さんがw主演を務めるラブミステリー。

原作は「BE・LOVE」で連載中の安藤なつみさんの同名コミック。


互いに初恋の相手同士でありながら、15年前の事件を機に容疑者の娘と被害者の息子となった七桜(浜辺美波)と椿(横浜流星)。

15年後に再会した2人は、憎しみ合う間柄にもかかわらず結婚。

七桜は亡き母・百合子(中村ゆり)の濡れ衣を晴らすため15年前の事件の真相を追うが、その過程でどうしようもなく椿に惹かれていきます。

『私たちはどうかしている』原作の真犯人をネタバレ考察

『私たちはどうかしている』原作漫画から真犯人をネタバレ考察します。

15年前の事件の概要


まずは15年前の樹殺人事件の概要をまとめます。

前提としては、当時6歳の七桜が菓子職人の母・百合子(中村ゆり)と共に老舗和菓子屋「光月庵」に居候していて、当時6歳の椿は「光月庵」の跡取り息子。

  • 七桜(当時6歳)が、樹(鈴木伸之)の刺殺体と血まみれの椿(当時6歳)を目撃。
  • 樹が「さくら(=七桜)のお母さん(=百合子)が(樹の)部屋から出てくるのを見た。2人は言い争っていた」と警察に証言。
  • 凶器のナイフに百合子(中村ゆり)の指紋がついていて百合子が犯行を認めたことから、警察は百合子を逮捕。
  • しかし翌日百合子は容疑を否認して「私はただ御菓子を作っていただけ」と言った。
  • 裁判中に百合子が突然死。

百合子がいったん容疑を認めた後に否認したことがミソになりそうですね。

「私はただ御菓子を作っていただけ」発言は、樹が殺された時刻に御菓子を作っていたということでしょうか。

いずれにしても当の百合子が突然死したことから、真相は闇に葬られてしまいます。


新事実➀:百合子から七桜への手紙


15年後、菓子職人として働く七桜(浜辺美波)は、店に来た「花岡七桜の母親は人殺しです」のメールのせいでクビになってしまいます。

失意の七桜の前に現れた多喜川薫(山崎育三郎)は、百合子からの手紙を七桜に渡します。

そこには「七桜へ 私はやってない」と書かれていました。


新事実➁:樹の偽証


その後、七桜は事件の真相を知るために椿(横浜流星)と結婚して高月家に潜入します。

そして椿が実は偽証したことを知ります。


15年前、椿は「樹と百合子は言い争っていて、百合子が樹の部屋から出てくるところを見た」と証言しましたが、事実は樹と百合子はキスしていたのです。

つまり樹と百合子は不倫関係にあったことになります。

この事実で殺人動機があるのは、樹の妻・今日子ですね。


新事実➂:DNA鑑定書


七桜が昔百合子と住んでいた部屋から、2つのDNA鑑定書が見つかります。

  • 1つ目は、七桜が樹の娘であることを証明するDNA鑑定書。
  • 2つ目は、椿が樹の息子ではないことを証明するDNA鑑定書。

椿が樹の息子でないとすると、光月庵の正式な後継者ではないということになります。

このことで損害を被るのは、不倫して椿を産んだ母・今日子ですね。


新事実④:今日子にはアリバイがある?


とにかく怪しい今日子ですが、実はアリバイがあります。

椿が樹と百合子がキスしているのを目撃したあと、廊下で今日子にバッタリ出会って、そのまま今日子の部屋で一緒に朝まで寝たのです。

樹は、今でも今日子が朝まで部屋を出なかったことをよく覚えています。

ということは、今日子が犯人ではないことになります。


新事実⑤:自殺


今日子は、15年前の樹と百合子の以下の会話を盗み聞きしていました。
百合子:「樹さん、私と一緒に死んでくれる?」

:「本気で言ってるのか」

百合子:「あなたと一緒ならどこへでも」

:「ナイフを用意するよ。2人を永遠に繋ぐナイフだ」

今日子は、どたん場で百合子が七桜を選んで逃げだし、樹を見殺しにしたと思っています。

つまり樹は自殺?


新事実⑥:多喜川の父親と今日子の関係


今日子は、高月家に嫁ぎながらも、夫である樹に一度も触れてもらえませんでした。

そして今日子は悲しみから不倫して椿を産みました。


今日子の不倫相手は、多喜川の父親。

多喜川の父親は今日子にベタ惚れで家庭を顧みず、そのことで多喜川は今日子を恨んでいました。


多喜川は、七桜の働く店に「花岡七桜の母親は人殺しです」のメールを送り、七桜が高月家に潜入するように仕向けたのでした。

七桜を応援すると見せかけて、自分の復讐のために利用していたのです。


ここでひとつの可能性が出てきます。

今日子が殺人教唆、多喜川の父親が実行犯となって樹を殺した可能性です。


新事実⑦:椿の回想


最新刊である13巻では、椿が再び18年前のことを回想。

記憶の中の樹は椿に向かって手を伸ばして「椿。お願いだ」と言っています。

椿は、自分が父親を殺したのかもしれないと考えています。


新事実⑧:多喜川の父は犯人ではない(最新)


最新話である第62話では、百合子が逮捕された時に多喜川の父が面会に行って弁護士まで紹介したことが判明。

多喜川の父が、百合子から七桜への手紙(私はやってない)を受け取ったことも本当でした。

こうなると、百合子のあたたかな御菓子のファンで味方の多喜川の父が、百合子を陥れたのはおかしいということになります。


原作ではまだ犯人はわからない


62巻(最新話)の時点で、樹を殺した犯人黒幕はまだわかっていません。


凶器のナイフに指紋がついていて一度は容疑を認めた百合子が一番怪しく、次に怪しいのが夫である樹に不倫されていた今日子。

しかし今日子にはアリバイがあります(しかも証人は息子の椿)。


それでも今日子が白とは言い切れません。

当時今日子には、自分にベタ惚れな男・多喜川の父親の存在があったから。

筆者の考察
  • 殺人教唆は今日子で、実行犯が多喜川の父親。
  • 今日子が百合子を騙して一度犯行を認めさせた。


それにアリバイうんぬん抜きにすると、一番人を殺しそうなのは今日子。

今日子は七桜に嫌がらせの限りを尽くし、そのためならマスコミに誤報も流しました。

さらに遺言書を手に入れるために宗寿郎を火事で焼き殺そうとしたこともあります。


13巻では、再び18年前のことを思い出した椿が、自分が父親を殺したのではないかと自問しています。

記憶の中の樹は「椿。お願いだ」と手を伸ばしています。

もうあと一歩で椿が事件の真犯人を思い出しそうですね。

樹が「お願いだ」と言っていることから、何か椿に口止めした可能性が考えられます。



62話では、多喜川の父が逮捕された百合子の味方だったことが判明。

多喜川の父がシロだとすると、残る犯人候補はやはり今日子一択ではないでしょうか。

ドラマ『私たちはどうかしている』15年前の樹殺人事件をネタバレ考察

ドラマ『私たちはどうかしている』の15年前の樹殺人事件の犯人黒幕を考察していきます。

1話の考察


1話では、原作同様、菓子職人となった七桜が15年前の樹殺人事件を回想します。

とても原作に忠実なので追記することはほとんどないのですが、七桜が椿と樹の死体を目撃した時間には母の百合子は職人仲間と菓子を作っていたようですね。

殺害された時間帯にもよりますが、職人仲間が百合子のアリバイを証言できなかったのか少し気になりました。

樹が百合子を指さして犯人扱いしたのはショックですが、警察が子供の証言を重視するとは考えにくいので、百合子が逮捕された決め手は凶器のナイフについていた指紋だと思われます。

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2話の考察


2話では15年前の事件について特に進展はありませんでした。

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3話の考察


3話では、原作同様15年前の事件で椿が目撃したのが樹と百合子のキスシーンだったことが判明。

2人がもめていたと嘘をついた椿を宗寿郎は激しく責め立て、以降15年間2人の間に大きな溝が出来ました。

ドラマ『私たちはどうかしている』最終回で樹殺人事件の犯人が判明



樹を殺した犯人は、なんと多喜川(山崎育三郎)でした。

今日子が(樹or百合子殺害を)多喜川父に電話で頼んだのですが、多喜川父は妻が倒れたので行けなくなりました。


そして電話の内容を知った多喜川が、包丁を持って一人で光月庵へ。

最初は今日子に父と別れてくれと頼むつもりだったが、樹に見つかってもみ合って刺してしまいました。


多喜川は逃げたが、その後今日子がやってきて包丁を百合子のものとすり替えたのでした。

その結果、警察は百合子を逮捕したのでした。


七桜が働いていた和菓子屋に「花岡七桜の母親は人殺しです」のメールを送ったのも多喜川でした。

多喜川は、七桜を百合子が働いていた光月庵に戻してあげることが百合子への償いだと思ったのでした。

そして七桜を幸せにしたいと考えていました。


原作では多喜川の母は、夫の浮気で精神的に病んで死んでしまいます。

そんな状況下で多喜川が狂ってしまったのは容易に想像できます。