「私たちはどうかしている」城島裕介(高杉真宙)原作ネタバレ!椿に復讐を誓っている?

『私たちはどうかしている』城島裕介(高杉真宙)を原作ネタバレ!

城島裕介は、光月庵で孤独な七桜(浜辺美波)の唯一の味方。

素直な明るい性格で、復讐に燃える七桜も思わずニッコリ。

ところがこの城島に真っ黒な裏があるようで……。



『私たちはどうかしている』城島裕介(高杉真宙)とは?



城島裕介(高杉真宙)は、光月庵の菓子職人見習い。

朗らかで素直な性格で、七桜(浜辺美波)ともすぐ打ち解けます。

『私たちはどうかしている』城島裕介(高杉真宙)原作ネタバレ

城島裕介(高杉真宙)について原作漫画からネタバレします。



七桜と仲良しに

光月庵に入ってまだ1ヶ月の城島(高杉真宙)は、七桜(浜辺美波)にあんこの炊き方を教わるなどしてすぐ仲良くなります。

城島の実家は、能登の和菓子屋「しまや」。

早く一人前になって親を安心させたいと思っています。



椿がヤキモチを焼く

七桜にとって、城島は敵だらけの光月庵の中で唯一リラックスできる存在。

椿(横浜流星)は、七桜が自分には見せない笑顔を城島には見せるのを見てイライラ。

ヤキモチを焼いてしまいます。



城島の裏の顔

城島の裏の顔は、その後間もなく発覚。

それは、椿(横浜流星)が今日子(観月ありさ)や宗寿郎(佐野史郎)から守るために七桜を監禁したときのこと。

七桜が脱走したときに上から花瓶が落ちてきて、椿がかばって手に怪我をしてしまいます。


そう、この花瓶を落としたのが城島。

城島は、他にも椿に茶会のお客様の重要な情報を伝えないなど不利益になる行動をしていました。



城島がタッグを組んでいるのは?

城島がタッグを組んでいたのは、今日子(観月ありさ)。


城島の目的は椿を破滅させることで、今日子の目的は七桜を追い出すことで、正確には利害は一致していません。

しかし椿と七桜の結婚をやめさせるという目的で一致しているのです。

(城島は別にやめさせたいわけではないが、椿の好きな人である七桜と引き裂きたいと思っている)



城島が七桜を誘惑

椿は、今では七桜を一人の女性として愛していました。

椿を憎む城島は、七桜を誘惑。

七桜を部屋に誘ってキスしようとします。


そこへ椿が入ってきて、怒るのなんのって。

何しろ椿にとって七桜は今では大好きな女性ですから。

しかし七桜は、城島が嘘をついていることにすぐ気づきました。


キレた椿は、城島を来月いっぱいでクビにすることにしてしまいます。

七桜は「城島くんには両親の店を継ぐという夢があるの。クビにしないであげて」と椿に頼み込みます。



城島が椿を憎む理由

城島が椿を憎む理由とは何なのでしょうか。


実は城島の両親の店「しまや」は多額の借金を負ってとっくに潰れています。

父親は苦労がたたって死亡、母親は入院中。


幼少期の城島は、早朝からあんこを炊く両親のことが大嫌いでした。

いつも忙しくしていて城島にかまってくれなかったから。


高校生になった城島は、同級生から「あんこくせえ」とからわわれて相手を殴って怪我させてしまいます。

母親は相手の家に毎日行って平謝りして、城島を責めませんでした。

そして和菓子バカの父親のことを本当に愛おしいと思っていると言って、そのことで城島に寂しい思いをさせたことを謝ってくれました。


城島は、高校を卒業したら菓子修行をして「しまや」を継ぐことを決意。

しかしその頃、「しまや」の経営は傾いていました。


城島の父親は、最後のチャンスとして、デパートの催事に名物のわらび餅を出品。

お客様の投票1位になれば、デパートの全国の店舗で売り出してもらえるはずでした。


ところが催事直前に、しまやのわらび餅が入ったケースは全部ひっくり返されていました。

ケースの近くで「光月庵」の手ぬぐいを見つけた城島は、参加者の一人で当時10代だった椿の仕業だと確信、恨みを持つに至ったのです。




七桜が城島のために奮起

七桜は、城島のために「しまや」のわらび餅を再現しようと奮闘。

城島は嘘ばっかりだったけれど、「(両親のような)小さくてもあったかい店をやりたい」という夢だけは本物だと思ったから。


一方、城島の事情を知った椿は、七桜が再現した「しまや」のわらび餅を「光月庵」のものとして催事に出すことにした。

そして「しまや」のわらび餅のレシピを買い取ったとして、城島の借金を全額返済した。


城島は、七桜がわらび餅の味を再現したことが面白くない。

催事前夜、城島は今日子の命令で七桜が作ったわらび餅を全滅させようとしましたが……できませんでした。


ところが催事直前、わらび餅が入ったケースが全部ひっくり返されていました。

そう、今日子の仕業です。

城島の店「しまや」のわらび餅を全滅させた犯人も、椿ではなく今日子だったのです。



七桜は、今日子の悪事を見越していて、新しい最中入りのわらび餅をちゃんと用意していました。

(今日子が全滅させたのは、失敗作のわらび餅)

わらび餅は飛ぶように売れて、投票1位に。


今日子が犯人と知った城島は、七桜に「同情心でよくしてくれるのですか」と聞きます。

しかし七桜の答えは、わらび餅を絶対に再現させなきゃと意地になっていたというものでした。

城島は、御菓子バカな七桜の笑顔に本気でドキッとしてしまいます。




城島の新たなスタート

城島は、椿に肩代わりしてもらった借金返済のために、しばらく光月庵で働き続けることにします。

そしていつかお金をためて「しまや」のわらび餅を自分のものにすると宣言。


城島がまた光月庵で働けることになったことを知った七桜は「良かった」と笑顔。

椿は「お前、あんまりすきを見せるなよ」とまたヤキモチを焼くのでした。

『私たちはどうかしている』城島裕介が栞と恋仲になる?

この後の城島ですが、椿の元婚約者・栞(岸井ゆきの)といい感じになります。


光月庵の火事で全てを失った七桜は、椿の前から姿を消します。

火事の中から椿を助けて顔に火傷も負った栞は、再び椿のそばにいるために「光月庵」で働き始めます。


城島は、職人でもない栞が調理場をウロウロすることにイライラ。

ついついきつくあたってしまいます。



そんな中、栞は妊娠したと嘘ついて椿に再アタックしますが、見事にフラれます。


栞が椿にこだわる理由は、幼少期の体験に理由がありました。


長谷屋の三女・栞は、美人の姉とは違って地味な容姿。

おまけに父親は三人目は、跡取りになれる男の子が良かった様子。


そんなある日、栞は自分の饅頭だけあんこが入ってないことに気付きます。

栞は自分だけが父親から愛されていないと思い、それ以来饅頭を食べるのが怖くなったのでした。


城島は栞にあんこの入っていない菓子=かるかんを食べさせ、もしかしたら父親は栞の虫歯を心配してあえてあんこなしを食べさせたのかもしれないと言いました。

以降は栞はトラウマを脱し、饅頭を食べられるようになって5㎏も太るほどに。

この件があってから城島は栞と親しくしているようなので、もしかしたらに発展するかもしれません。

まとめ

『私たちはどうかしている』城島裕介を原作ネタバレしてまとめました。

今後も新情報が入り次第追記します。