「私たちはどうかしている」多喜川薫(山崎育三郎)原作ネタバレ!七桜の母親の御菓子の大ファン?

ドロドロミステリードラマ『私たちはどうかしている』が8月12日からスタート。

気になるのが、四面楚歌なヒロイン・七桜(浜辺美波)をいつもタイミングよく助けてくれる謎の男・多喜川薫(山崎育三郎)。

七桜のためなら何でもしてくれそうで、恋の予感も?

ミュージカル界のプリンスで朝ドラ『エール』でも活躍中の山崎育三郎さんが演じます。

当ページでは、多喜川薫について原作漫画からネタバレしてまとめています。



『私たちはどうかしている』多喜川薫(山崎育三郎)とは?



ドラマ『私たちはどうかしている』公式HPの多喜川薫の役柄は以下の通り。

七桜の前に突然現れた謎の男。洒落た着物を着こなす伊達男。いつも飄々としておりミステリアスだが、七桜のピンチを救う。

引用元: 『私たちはどうかしている』公式人物相関図


ドラマのセオリーですが、謎のイケメンは気になりますよね~。

『私たちはどうかしている』多喜川薫(山崎育三郎)原作ネタバレ



多喜川薫(山崎育三郎)の正体を原作漫画からネタバレしていきます。

七桜の母・百合子の遺言書を届ける

花岡七桜(浜辺美波)は、15年前に母親の百合子(中村ゆり)が殺人容疑で逮捕されて裁判途中に突然死したため、世間から身を隠すように生きていました。

そんな七桜は菓子職人として「一幸堂」で働いていましたが、匿名で「花岡七桜の母親は人殺しです」のメールが店に届いてクビに。


雨の中絶望に打ちひしがれる七桜に、傘を差し向けたのが多喜川薫(山崎育三郎)。

ルックスは、丸眼鏡に髭のちょっとミステリアスな男。


多喜川は『私はお母さまの御菓子のファンです』と言って、七桜に彼女の母親からの手紙を渡して去ってしまいます。

そこには「私はやってない」と書かれていました。


この手紙で母の無実を確信した七桜は、高月家へ乗り込んで15年前の真実を突きとめる決意をするのでした。

(手段としては愛してもない椿と結婚)



七桜のピンチを救う

多喜川は最初は謎の男なので、七桜は「ひげの人」と呼んだりしています。

「ひげの人」は、高月家に嫁いで四面楚歌な七桜のために、裏から手を回して数々のピンチを救ってくれます。


たとえば、七桜の母親・夕子(須藤理沙)を用意して七桜の素性がバレないようにしたり、七桜が信頼を失った白藤屋に最中を注文させたり。

七桜は、多喜川こそ母の無実を知る人間と思い定めますが、なかなか多喜川に会えず聞くことができません。


多喜川の正体

七桜は、茶会で多喜川と再会。

そこで初めて多喜川の素性を知ります。
・多喜川家とは、五月雨亭を含め、この辺り一帯の土地の持ち主で、色んな事業も手広くやっている。

・家族全員が七桜の母親の御菓子の大ファンで、多喜川の父親が年の行事を大事にする人で大事なときはいつも和菓子がテーブルに並び、その時だけは忙しい家族がテーブルに集まった。

多喜川は、子供のころからこのすごい力を持った和菓子を作るのはどんな人なのだろうと考えていました。

父に連れられて初めて光月庵に行ったとき、すぐにこの人だとわかりました。

百合子は、春風みたいにあったかく笑う人だったから。


父が去年亡くなって、その時に七桜への手紙を頼まれました。

父がどういういきさつで、手紙をお母さんから受け取ったかは不明。

しかし「どこかにいる娘さんに渡して力になってやってほしい」の遺言を残しました。


多喜川は「嬉しかった、またあのお菓子が食べれて。君がお母さんの菓子を作り続ける限り、僕が君を守ってる」と微笑みました。


こうして多喜川は、高月家に潜入した七桜の正体を唯一知る人物となりました。

以降はくじけそうになった七桜を励ますなど、陰ながら七桜の力になってくれます。




今日子の知り合い?

絶対的な七桜の味方・多喜川ですが、光月庵に御菓子を買いに来た時に、椿(横浜流星)の母・今日子(観月ありさ)に意味ありげな挨拶をします。

「今日子さんもぜひうちに来て父に手を合わせてやってください。きっと父も喜びます」



七桜の店を出す

光月庵の火事で全てを失い絶望した七桜を助けたのは、多喜川でした。

多喜川は「僕が七桜ちゃんの店を出してあげる」と言いますが、七桜は断ります。


そして小さな和菓子屋「和沙」で住み込みで働き、小さな夢を叶えようとします。

ところがまたしても今日子の陰謀により、七桜は警察から放火犯の疑いをかけられることに。

ショックを受けた七桜は雪山で遭難して死にそうになりますが、多喜川が助けて「君が死んだらお母さんは二度死ぬことになるんだ」と言い聞かせました。


七桜は、『亡き母の夢=光月庵で自分の菓子を作る』を叶えることを決意。

遂に多喜川に「私の店を持たせてください」と頼みます。


多喜川は、そんな七桜に「花がすみ」という店を持たせてやります。

この頃の多喜川は、七桜を一人の女性として意識しています。

椿が「花がすみ」を訪ねてきた時も「彼女は公私ともに僕の大切なパートナーだ」と言って追い返してしまいます。



七桜に惹かれていく

七桜が椿と一緒に和倉温泉の和菓子を共同制作することになり、2人は視察もかねて実際に温泉宿へ。

多喜川は、仲居に手を回して、七桜と椿を2人きりににするように言います。

(そのせいで2人は露天風呂で鉢合わせに!)


多喜川は、帰ってきた七桜に温泉で何があったか全てを聞き出します。

その時の多喜川の言葉が「すべてを知ってないと力になれないよ」。


七桜は、火事で目を負傷した椿に一刻も早く治療に専念してもらうため、光月庵を乗っ取る時期を早めると答えました。

この時の多喜川の心の声が「こんなはずじゃなかったのに……」。

そして出た言葉が「椿くんがうらやましいよ」。


多喜川は、今まで何でも中途半端で、何かに本気になることを恐れて生きてきました。

しかし七桜は、ひたむきに何があっても御菓子への情熱を捨てない。


多喜川は、この3年間、七桜への愛おしい思いが積もっていました。

多喜川は七桜のおでこにキスして「僕だけはずっと君のそばにいる」と誓うのでした。




七桜にプロポーズ

遂に七桜は、椿と光月庵の跡取りの座を競って勝負することに。

七桜の夢まであと一歩というところですが、緊張の余り倒れてしまいます。


多喜川は、そんな七桜をリラックスさせた後にプロポーズ&キス。

「ねえ七桜ちゃん。君の夢が叶ってなにもかも終わったら僕と結婚してほしい」



モトカノ・長谷屋由香里

七桜は、椿との勝負に勝って「光月庵」の新当主に。

そこへ現れたのが、栞(岸井ゆきの)の姉・由香里(キャスト未定)。


なんと由香里は多喜川のモトカノでした。

由香里は怪しげな美女で、妹の栞は「姉には気を付けてください」と七桜に忠告。


栞は、由香里と付き合っている時の多喜川にいい印象を持っていませんでした。

由香里の連絡を無視するなど、気まぐれで心がなかったから。


椿への気持ちを断ち切った七桜は、多喜川と真っすぐ向き合いたいと考えていました。

しかし「本当の多喜川さんを知りたい」と言うと、多喜川は見たことのない強張った顔をしました。


そして由香里はその理由について知っている様子。

宗寿郎の葬式で多喜川に「目的を果たすことができておめでとう」と言っていました。



多喜川と今日子の関係

実は多喜川の父親は、今日子と不倫していました。

多喜川の母親はそのことで心を病んだあげくに死んでしまいました。

多喜川は、父親を奪って家庭崩壊させた今日子を恨んで、女将の座から引きずり下ろしたいと思っていたのです。

『私たちはどうかしている』13巻(最新刊)で多喜川の真の目的が判明

多喜川は、今では七桜を本気で愛していました。

今日子から「椿を多喜川家の跡取りにしようかしら」と言われた多喜川は焦ります。

(おそらく椿は、多喜川父と今日子の息子)


多喜川は、名取のお披露目式の練習に励んで七桜に早く結婚したい意思を告げて七桜も前向きな姿勢に。


そんな中、多喜川のモトカノ・由香里が多喜川が七桜に近づいた真の目的をバラしてしまいます!!!

実は、七桜が働いていた御菓子屋「一幸堂」に「花岡七桜の母親は人殺しです」のメールを送ったのは多喜川でした。

多喜川は、光月庵の正当な血を引く七桜なら復讐に利用できると確信して近づいたのでした。



その結果、七桜は光月庵を乗っ取ることに成功して今日子は女将の座から引きずり下ろされました。

そう、何もかも多喜川の思い通りの結果となったのです。

全てを知った七桜は激しく落ち込みますが、嫉妬に狂った由香里が七桜を階段から突き落としてしまいます。

『私たちはどうかしている』長谷川薫を演じる俳優は山崎育三郎

『私たちはどうかしている』長谷川薫を演じる俳優・山崎育三郎さんのプロフィール、経歴、コメントをご紹介します。


プロフィール


名前山崎育三郎
生年月日1986年1月18日
年齢34歳
身長177㎝
出身地東京都
安倍なつみ
所属事務所研音


経歴

1998年の12歳の時に、小椋桂さんの『フラワー』に主演してミュージカルデビュー。

2007年、日本上演20周年の『レ・ミゼラブル』にマリウス役で舞台デビュー。

ミュージカル一本で活躍を続けて、“ミュージカル界のプリンス”と呼ばれ、その舞台のチケットは入手困難なプラチナチケットになりました。


そんな山崎さんですが、30歳の時にドラマの世界に飛び込むことを決意。

2017年のドラマ『あなたのことはそれほど』で一途に親友を愛する小田原役を演じて知名度アップ。


同年のドラマ『あいの結婚相談所』では見事主演を果たしました。


演じた役柄はアクの強い結婚相談所長・藍野役で、歌、踊り、ピアノ、芝居、衣装など山崎さんが今までやってきたことの全てを注ぎ込んだ力作となりました。


2019年の人気ドラマ『おっさんずラブ-in the sky-』では、物語後半のキーマン・獅子丸怜二を熱演。


2020年8月現在放送中の連続テレビ小説『エール』では、福島三羽ガラスの一人・プリンス久志を好演中です。



コメント

謎の男・多喜川薫を演じる山崎育三郎さんのコメントは以下です。

この度、着物姿に髭が印象的な多喜川薫役を演じさせて頂きます。
七桜と出会い、いつも彼女を見守り寄り添う心優しい男ですが、どこか繊細で掴みどころがなくミステリアスな部分も感じています。
そして、お茶や日舞など、日本の文化を愛する多喜川を演じる上で、美しい所作、日舞も学んでいきたいと思っています。
この魅力的な役を楽しみながら、自分なりにしっかりと向き合っていきたいです。
「美しい和の世界」の一員になれる事をとても嬉しく思います。

引用元: 山崎育三郎「私たちはどうかしている」で謎の男に!七桜(浜辺美波)のピンチを救う?【コメント紹介】


着物姿の山崎育三郎さん、さぞ美しいでしょうね~。

まとめ

『私たちはどうかしている』で謎の男・多喜川薫について原作ネタバレしてまとめました。

今後も新情報が入り次第追記します。