「私たちはどうかしている」62話『初恋』(最新話)ネタバレ!多喜川の初恋の人とは?
多喜川のモトカノ・由香莉に階段から突き落とされた七桜の容態は?
そして意外過ぎる多喜川の初恋の人とは?
七桜と多喜川の心が再び一つになるのを見た椿が取った行動とは?
当ページでは、2020年9月1日発売の漫画雑誌「BE・LOVE」10月号の『私たちはどうかしている』第62話(最新話)のネタバレと感想についてまとめています。
『私たちはどうかしている』第61話をおさらい
第61話のおさらい
七桜(浜辺美波)は、多喜川父(丸山智巳)が今日子(観月ありさ)から頼まれて樹(鈴木伸之)を殺害したのではないかと思う。
七桜が多喜川家で椿にそっくりな多喜川父の遺影を見たことを話すと、椿(横浜流星)は動揺。
椿は火事の日に七桜との約束を守れなかったことを詫びるが、「もう終わったことだ」とキスはしない。
七桜は武六会奉納の儀に臨み、多喜川と向き合う決意をする。
しかし嫉妬にかられた由香莉が七桜を階段から突き落とす。
七桜が多喜川家で椿にそっくりな多喜川父の遺影を見たことを話すと、椿(横浜流星)は動揺。
椿は火事の日に七桜との約束を守れなかったことを詫びるが、「もう終わったことだ」とキスはしない。
七桜は武六会奉納の儀に臨み、多喜川と向き合う決意をする。
しかし嫉妬にかられた由香莉が七桜を階段から突き落とす。
『私たちはどうかしている』第62話「初恋」ネタバレ
『私たちはどうかしている』第62話「初恋」をネタバレします。『私たちはどうかしている』13巻の次のストーリーになります。
多喜川のモトカノ・由香莉に階段から突き落とされた七桜(浜辺美波)は、病院に運ばれた。
幸いCTの検査は異常なしで、傷も縫ってもらえた。
多喜川(山崎育三郎)は「よかった……」と心底ほっとした様子を見せる。
七桜は「武六会に戻らなきゃ」と焦るが、多喜川が「少し休もう」と引き留める。
多喜川は「由香莉のことは本当にごめん。僕からちゃんと話をする。幼馴染でおたがい家を背負う立場で一緒にいたってだけ。今はそれ以上何もない」と話す。
七桜はずっと気になっていた質問を多喜川にする。
「※ママからの手紙は本物なんですか?どうして多喜川さんのお父さん(丸山智巳)がこれを持っていたんですか?」
※多喜川が七桜と出会った時に渡した百合子(中村ゆり)からの手紙「私はやってない」。
多喜川は、自分の幼少期について話す。
多喜川は、思ったことをうまく言葉にできない子供だった。
しかし周りはそんな多喜川に容赦なくプレッシャーをかけ、母親は「私のせいね。薫がそんな風になったのも。お父さんが他の女の人のところに行くのも」と全部自分のせいにした。
「違うよ、違うのに」もどかしい思いを抱えた多喜川は、ある日父と一緒に光月庵を訪れた。
着物が汚れるのを気にして食べたい大福を言えなかった多喜川に、百合子(中村ゆり)は「本当は何が食べたいの?」と聞いてくれた。
多喜川が「だいふく」と言うと、百合子は紙に大福を包んでくれて「こうすれば汚れないよ」と笑った。
たったこれだけのことだったが、多喜川は心救われた。
多喜川にとって百合子は初恋だったのだ。
多喜川は百合子のあたたかい心が好きだった。
しかし中学生の多喜川が相手にされるわけがなく、苦しくかなわない恋だった。
百合子の七桜への手紙は本物。
百合子の菓子を贔屓にしていた多喜川の父は、拘留された百合子の力になるため弁護士を紹介した。
この手紙は百合子が多喜川の父に、弁護士に渡してほしいと頼んだ物だった。
父が死んだあと、多喜川はこの手紙を託されたがつい中身を見てしまった。
そこには「私はやってない」と書かれていて、多喜川は犯人は女将の今日子だと確信。
多喜川の脳裏に亡き母の言葉「あの女将さえいなければ」が響いて、百合子の無念を晴らしたい気持ちでいっぱいになった。
そして多喜川は、光月庵の正当な血縁者である可能性が高い七桜を利用したのだった。
多喜川は「ほんとうに、ほんとうにごめん」と泣き崩れた。
後悔してもしきれない思い。
七桜も、多喜川同様に母・百合子のあたたかさが大好きだった。
七桜は「私と同じ思いを持つ人」と多喜川を抱きしめた。
そんな2人の様子を見ていた椿(横浜流星)は、ひっそりと立ち去った。
その頃、武六会。
皆は、七桜が作った桜の菓子を食べて絶賛。
由香莉は「今は2月なのに桜の御菓子は邪道だ」と言うが、そこへ椿が現れて「店主に代わって御菓子の説明に上がりました。それは江戸彼岸です」と言った。
江戸彼岸とは
・早咲きの桜で大木となって特別寿命が長い。
・なので武六会の繁栄を末永く祝う菓子としてふさわしい。
・なので武六会の繁栄を末永く祝う菓子としてふさわしい。
由香莉は「でも当主がいないなんて責任がなさすぎます。それに最近の光月庵の御菓子に魅力を感じません」と非難を続ける。
椿は「とんだ言いがかりだな。うちの当主がなぜここにいないか、その理由はあんたが一番知ってるんじゃないのか。うちの大事な当主に何をした?」と由香里に迫った。
そこへ七桜が登場。
「私の不注意で階段から落ちたのです。大事な奉納の儀の最中に席を外して申し訳ありませんでした」
七桜は由香莉の前に行って頭を下げた。
「私にチャンスを下さい。長谷屋さんの納得する御菓子を光月庵は作ります」
まとめと感想
第63話で判明した事実は以下の通り。- 長谷川の初恋は百合子。
- 長谷川の父は、百合子のために弁護士まで手配していた。
- 長谷川の父が百合子から託された七桜への手紙は本物。
- 多喜川は自身の今日子への復讐心から七桜を利用したが、今は深く後悔している。
第62話では、百合子の手紙が本物であることが判明したのが大きな前進です。
つまり、百合子は無実決定と考えていいと思います。
そして13巻発売後、樹(鈴木伸之)を殺した犯人候補として名前が挙がっている多喜川の父親ですが、本当に百合子の御菓子のファンだったようです。
百合子が逮捕された後に弁護士を雇って手紙まで預かったなんて、多喜川の父親も百合子の無実を信じていたようですね。
しかしそうなると、樹を殺した犯人が誰なのかますますわからなくなりました。
もし多喜川父が犯人なら、百合子に弁護士を紹介とかしないと思うのですよね~(^_^;)