ゼロ 一攫千金ゲーム 原作あらすじのネタバレ後編!在全の因縁の相手に後ろ盾を頼む?

天才勝負師・零ゼロ(加藤シゲアキ)が、生きるか死ぬかのサバイバルゲームに挑むドラマ『ゼロ 一攫千金ゲーム』。

原作は「カイジ」や「アカギ」シリーズなどで人気の福本伸行のコミック「賭博覇王伝 零」(講談社・全8巻)と「賭博覇王伝 零 ギャン鬼編」(講談社・全10巻)。

当記事ではドラマ『ゼロ 一攫千金ゲーム』の原作漫画「賭博覇王伝 零 ギャン鬼編」のあらすじのネタバレ(『ゼロ 一攫千金ゲーム』原作あらすじのネタバレ後編)をまとめています。

※「賭博覇王伝 零」のネタバレ記事が前編で、「賭博覇王伝 零 ギャン鬼編」のネタバレである当記事は後編です。


「賭博覇王伝 零」のあらすじのネタバレ記事(「ゼロ 一攫千金ゲーム」原作あらすじのネタバレ前編)はこちら
ゼロ 一攫千金ゲーム 原作あらすじのネタバレ前編!最後は在全の手で全滅?



「賭博覇王伝 零 ギャン鬼編」登場人物

「賭博覇王伝 零 ギャン鬼編」に出てくる主な登場人物を紹介します。

宇海零(うかい・ぜろ)


天才的な勝負勘を持つ男で、仲間思い。

現代版ねずみ小僧である義賊(ぎぞく)のトップ。

現在はさくらと一緒に、義賊活動を本格化し、賭け勝負を通した悪党成敗や弱者救済を行なっています。


標(しるべ)


謎の少年。

零をも凌ぐ勝負勘と頭脳の持ち主。

現在は在全とペアを組んで、国同士のメンツと金に首を突っこんでのギャンブル・ウォー(超爆博打)を打っています。


在前無量(ざいぜん・むりょう)


在全グループ総統。

個人資産だけでも三兆円突破という日本一の資産家。

通称「金神」で、政界・財界・裏社会にも絶大な影響力を持つ。


さくら


ヤクザ。

頭脳のキレは悪いが、零を絶対的に信頼。


エリザベス・ジュンコ


零が立ち上げた闇のギャンブル請負サイトに挑戦状を送りつけてきた自称「無敵のポーカークイーン」。

前歯以外の歯は奥歯を含めて全て犬歯になっている怪人物。

自分有利になるよう自らが考案・細工した「100枚ポーカー」で負けた者の全歯(全ての歯のこと)を抜くのを最高の愉悦としています。


宝条喜十郎(ほうじょう・きじゅうろう)


宝桜グループの創立者で会長。

宝条家家長。

3年前から行方不明。


宝条貴光(54)


宝条家長男。

宝桜コーポレーション取締役社長。


岡島専務(58)


行方不明の創立者・喜十郎の元片腕。

もっとも信頼の厚かった男。


宝条直樹


喜十郎の孫で、零に行方不明の喜十郎を探してくれと頼みにきます。


宝条直子


喜十郎の娘で、宝桜コーポレーションの専務。


宝条タツキ


貴光の息子。

従兄弟の直樹と同じ13歳だが、飛び級でマサチューセッツ工科大学3年に在籍している天才児。

「賭博覇王伝 零 ギャン鬼編」あらすじ(結末)ネタバレ



ドラマ『ゼロ 一攫千金ゲーム』の原作漫画「賭博覇王伝 零 ギャン鬼編」のあらすじ(結末)のネタバレをします。

要点を押さえて、簡潔にまとめてあります。


ドロップリムジンの生き残りは?


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「賭博覇王伝 零」8巻は、決勝進出者の乗っているリムジンが、在全(梅沢富美男)のラジコン操作によって、崖底に落ちたところで終わりました。

在全が「出でよ!生き残った者たちで決勝!」と呼び掛けても、何の反応もありませんでした。


「賭博覇王伝 零 ギャン鬼編」1巻冒頭では、数名の生存者がリムジンのドアを開けてよろよろと車外へ出てきます

大喜びの在全は崖を駆け下りて、岩にぶつかって怪我をします(しかし、その岩に引っ掛かって無事)。


在全の右腕・後藤は、黒服たちが在全の救出に向かうのを崖の上から見ていましたが、背後から「何、うっとりしてんだ?」の声が。

そこには、なんと標(佐藤龍我)が立っていました。


標は在全と後藤、黒服がリムジンから降りた時、怪しいと思って自分もこっそり車を降りたのです。

在全は「お前が生きとればおおむね良しじゃ!標っ!」と言って、標を抱きしめました。


その後、在全は「ちと気になるのは、あの小僧……」と崖の下を見ますが、零(加藤シゲアキ)がリムジンから出てきた形跡はありません。

「頼む……生きていてくれ!僕だけじゃダメなんだ!」と祈る標。

神風は吹かない!

女神は微笑まない!

牛耳られたまま終わる……!

終わってしまう!

必要なんだ!零が!!


不敗のギャンブラー伝説


ドリームキングダムのあの悪夢の1日……崖からの転落から、数年が経過。

20××年3月、ある伝説が跋扈(ばっこ)しました。

それは、一発勝負なら種目を選ばず必ず勝つ「不敗のギャンブラー伝説」。


不敗のギャンブラーの正体は、零でした。

零はさくら(ケンドーコバヤシ)と一緒に、義賊活動を本格化し、賭け勝負を通した悪党成敗や弱者救済を行なっていたのです。

「賭博覇王伝 零」の頃とは違って、「賭博覇王伝 零 ギャン鬼編」の零はサングラスをかけているのが特徴。


プロゴルファー・京介


零は、天才プロゴルファー・京介に、ゴルフでの勝負を挑みます。

目的は、京介専用のトレーニング施設の建設が理由で、アパートを追い出される老人たちの救済。

もし零が勝ったら、老人たちを値上げ前の家賃でもう10年アパートに暮らさせることが条件。


京介:「こいつはゴルフを……スポーツを愚弄してるんだ!」

零:「誤解だ。京介さん、俺はあんたのゴルフを本当に評価してる。が……それでもやっぱり勝つのは俺なんだ!」

京介:「叩き潰す!こいつを俺のゴルフで!!」


こうして、世紀の1ホールマッチが開催。

零は、冬の朝のカチカチに凍ったグリーンを指定し、京介のペースを乱しました。

全くの素人の零がプロの京介に勝つには、スキをつくしかないから。


パットが入らなくなる魔法?


勝負は、京介がパットを入れれば京介の勝ちという状況を迎えます。

「京介さんにパットが入らなくなる魔法をかけました」と言う零。


零の提案で、京介がパットを入れられるかどうかに1000万円懸けることに。

結果は、京介の負け。

京介は1000万円がかかったパットにもかかわらず、カップの穴に張った氷を見落としたのです。

京介は「考える」という行為だけで勝った零に驚愕し、敗北を認めました。


セイギとさくらが兄弟喧嘩


零の前に、セイギ(間宮祥太郎)が現れました。

セイギもドロップリムジンで生き残ったのです。


セイギは「さくらなんかと組んでいても、いつまでたっても追いつけないぞ」と言います。

在全・標ペア―は、国境近くの地下資源、天然ガス、油田、レアアース、国同士のメンツと金に首を突っこんでのギャンブル・ウォー(超爆博打)を打っているのです。

「コツコツいきます」と言う零。


セイギ:「ドリームキングダムで一度だけ標に負けたと聞いているが、俺は全く見劣りしてないと思ってる!」

零:「あれは負けじゃない。俺と標の勝負はまだ着いてない!」


そして零はさくらの持ってくる仕事以外に、「闇のギャンブル請負サイト 零ネット」も開設していました。

セイギ:「そんな胡散臭いサイトにアクセスなんか来やしねえよ!」

零:「いやいやわかりませんよ。末崎さんの飲み屋街での営業とこれまでの実績でだいぶん噂は広まってるんです」


セイギはさくらよりも人脈がある自分と組もう、と零を誘いますが、さくらに見られてまたしても醜い兄弟喧嘩に。


零の目的


零は、いわゆる植物状態であるミツルの見舞いに来ていました。

ミツルとは、ドリームキングダムの鉄球サークルで零をかばい、頭に大怪我をした久保ミツル。

ミツルの入院費、治療費は零が支払っています。


零が「零ネット」を立ち上げた第一目的は、ミツルとの約束を実現させるため。

それは義賊として困ってる人を救済すること。

今の零は、そのために悪を完膚なきまでに叩かなければならないと思っていました。


ジュンコとのポーカー対決


「零ネット」に、メールで挑戦状が来ました。

差出人はエリザベス・ジュンコという悪名高い、性悪ポーカークイーン。


零が返信すると「喰わせろ!お前の歯!全歯!」という気味の悪いメールが。

さくらは、知り合いのパチンコ屋のバカ息子がペンチで歯を全部持っていかれたことを思い出します。

犯人はジュンコで間違いないでしょう。


さくらは「やめとこう!悪人やでホンマモノの!」と言いますが、「だからでこそ叩かなきゃ」と零。

零はさくら以外にセイギも連れて、ジュンコの屋敷へ。

なにしろ敵の巣に入ってのギャンブルなので、用心棒+審判+勝ち金の回収をする人間が必要なのです。


ジュンコは巨大な化け物のような女(?)でした。

ジュンコは勝負に負けたら、零の歯を全部抜くと言います!


ジュンコいわく、歯の中にある歯髄細胞を食べると若返って綺麗になるとのこと。

そして歯医者で抜くと麻酔を使うので、ピュアな歯髄を守るためにジュンコが麻酔ナシで抜きます。

まさにトラウマ必至の“生き地獄”です。


零は「放っとけば、また犠牲者が出る!」と勝負を受けます。

勝負が始まると、ジュンコは「お買い物タイム!」と叫んで、勝負が有利になるカードを3つも買いました。

「お買い物タイム」があるなんて、零もさくらも聞かされていませんでした。


ジュンコに比べて財力の乏しい零は、カードを2つしか買えませんでした。

もうこの時点で、ジュンコが相当有利……というか、完全にイカサマ!


ジュンコが提示した勝負方法は「100枚ポーカー」。

トランプのジョーカーを除いた52枚を使って、10セットポーカーの手役を作成(トランプはそれぞれ持ってきている物を使う)。

で、互いに作った10セット同士でぶつかり合う!


途中まではジュンコの大勝に思えましたが、零は怒涛の巻き返しをはかり、見事勝利。

零は、ジュンコの数々のイカサマを全てお見通しだったのです。


悔しがり、地面に頭を打ち付けるジュンコ。

なんと、かつらが取れてしまいました!

ジュンコは実はバーコードのおっさんだったのです。


合計7000万円の勝ち金をもらって帰ろうとする零たちの前に、紙袋を被った人物(中身はジュンコ)が現れました。

「私は、ジュンコちゃんの使いの者!まだ勝負は終わってない!許すかバカ!7000万の勝ち逃げなんて!」

「望むところだ、ジュンコ」と受けて立つ零。

零の方も、たった7000万で許すつもりはなかったのです。


もう一度、ポーカー勝負が始まりました。

ジュンコは先攻を取りましたが、すぐに劣勢に追い込まれます。

今までイカサマ攻撃で「安心・安全・十全」に勝ってきたジュンコは、リスクを冒すことがギャンブルだということを忘れているからです。

零が勝利し、勝ち金はなんと7億3000万円!!!


ジュンコは「そんな大金ない!」と言いますが、零はジュンコの金庫を開けさせて金を回収。

しかしあと5000万円足りず、零はペンチを持ってジュンコの歯を抜こうとします。


「自分が痛いのは大嫌いなのよ!」と叫ぶジュンコに「貸しとく」と零。

「もしまたお前が世間知らずのボンボンを相手に、100枚ポーカーでいいようにして、喰ったって聞いたら抜きに来る!」


ジュンコはほっとしますが、零は戻ってきてジュンコの歯を1本抜きました!

「ぎゃあああああ」と叫ぶジュンコに、「脅しじゃない!必ず抜きに来る!」と零。


屋敷を出た零は、は~っと息を吐きました。

本当は零はジュンコの歯を抜きたくありませんでしたが、あれくらいやらなければジュンコは懲りないから。


その頃ジュンコは、激しい歯の痛みとともに、零への恋心を感じていました。

零は合計9億6000万の勝ちになりました(もらったのは9億1千万)。

第1戦の勝ち金7000万+第2戦の勝ち金7億3000万(もらったのは6億8000万)+勝負前ジュンコが買い物につぎ込んだ1億6000万。


さくらは大喜びしますが、零はまだまだ足りないと思っていました。

そう、在全&標ペアと戦うにはまだ足らないのです。


零たちが祝勝会をしていると、いきなりジュンコが乱入。

零を孫の嫁にと群がる老人たちを締めあげますが、零に「ダメだろ暴力は」と言われて大人しくなります。


三流アイドルを助ける


零は、社長から「1000万払えないなら、スポンサーと寝て仕事を取れ!」と言われた三流アイドルを助けるため、社長に勝負を申し込みました。

零が勝ったら社長は無条件で女の子を解放、零が負けたらその女の子の売り出しのためにかかった費用=1000万を支払うという条件。


勝負は、どちらが上手にビールを注げるか。

「どう?バカバカしいだろ?これぞ博打!!」と言う零。


零は銘柄の違うビール2本と、形状の違うコップを2つ用意。

「ビールかグラスのどちらか、好きな方を選んでくれ。社長が好きなビールを選んだら、俺は好きなグラスを選ぶ」


ビール党の社長は自信満々に、冷えたビールを選びました。

冷えたビールは泡立ちにくく、上手に注げるのです。


先攻は零。

零がぬるいビールを勢いよく注いだ結果、なんと半分以上が泡!

社長は「もう勝ったも同然!」と喜びます。


しかし社長がビールを注ぐと、泡が噴出してきました。

「振って持ってきたのか?」と叫ぶ社長ですが、「栓を抜いた時には別に……」という指摘。

確かにビールの栓を抜いたときは、全然泡立っていませんでした。


社長が注いだビールは原因不明ですが、ほとんど泡に……。

零の勝利!


零は実はイカサマをしていました。

ビールのような発泡性の飲み物に塩や砂糖など核になる小さな遺物を加えると、泡が猛烈に出るという性質を利用したのです。

何も知らない社長にとっては、狐につままれたような話。


謎めいた1万円札


零のビール対決を見ていた宝条グループの創立者・喜十郎の孫である直樹は「3年前から行方不明になっているおじいちゃんを探してくれませんか」と言います。

宝王グループとは、あの七本木ヒルズや八本木ミッドタウンなど日本の不動産を牛耳る一族。

実は3年前から、宝王グループの創立者・喜十郎は行方不明でした。


直樹は零に、謎めいた暗号が書かれた1万円札を見せました。

1年ぐらい前から、この手の1万円札は多数みつかっていてネットでも話題に。

筆跡が喜十郎のものに似ているし、喜十郎の人生訓「忠」という字が最後に書かれています。


零は宝桜コーポレーションの会議で1万円札のことを話題に出し、「世間の噂通り、これは宝さがしの暗号文!」と言い放ちました。

つまり1万円札に書かれている文は、喜十郎の莫大な財産の隠し場所を知らせる暗号。

さらに零は、喜十郎は既に死亡していると言います。


社長の貴光は、妹の佐和子に「早い者勝ちにしないか?この宝探し!」と持ち掛けます。

零が「赤の他人に奪われるよりはマシだ。受けてください」と言って、佐和子は受けます。


零はあとからこっそり、佐和子と直樹だけに本音を打ち明けます。

さっきの会議の席には、喜十郎を監禁した犯人がいるかもしれないから。

喜十郎は何者かに「隠し財産」の部屋に閉じ込められ、まだ生きている。

そして今流布されている1万円札の暗号が、今自分が監禁されている場所を知らせるSOSになっている。


零は想像力を働かせて、今の喜十郎の状況を思い浮かべました。

喜十郎は食事係の人間に暗号が書かれた1万円札を渡すことによって、食事係の人間がその金を使うことによって、広く一般的にSOSを送っていたのです。


宝探し開始!


貴光の息子・タツキ(13歳)も加わって、大規模な“宝探し”が始まりました(零たちは“宝探し”ではなく、喜十郎の監禁場所を探すのが目的)。

タツキはマサチューセッツ大学に飛び級で入学するほどの天才。

タツキは“不敗伝説のギャンブラー”である零に興味を持ち、知恵比べしたいと貴光に願い出たのです。


零とさくらのグループには、なぜかジュンコもついてくることに。

ジュンコはとにかく零と一緒にいたい様子(ベタぼれ)。


宝沼の話


零たちは“宝探し”の途中で、喜十郎の息子・貴光から「宝沼」(底なし沼)の思い出話を聞きます。


昔、貴光14歳で佐和子が3歳のころ。

貴光は佐和子の大事な人形を「宝沼」に放り投げました。

佐和子は「宝沼」に落ちた人形を取ろうとして、沼に入ってしまい……!


気付いた喜十郎が、沼に入って佐和子を救出。

しかし喜十郎自身は、沼にどんどん沈み込んでいきます。


喜十郎は、佐和子に貴光を呼んでくるように言います。

貴光は知恵をしぼってなんとか喜十郎を助けましたが、自分のせいで大変なことになってしまったと号泣。


しかし喜十郎は「最悪は免れた。最悪さえ避ければ人生はけっこう幸せだ」と言いました。

喜十郎は本物の人格者だったのです。


喜十郎を救出!


タツキは零を出し抜けないこと苛立ちを覚えていきます。

いつもいつもタッチの差で、零の方が先に暗号を解読していくのです。


そして零はとうとう、喜十郎が監禁されている部屋を突き止めました。

喜十郎は生きていました。


「この瞬間を待ち焦がれていました!本当に生きていてくれてありがとうございます!」と頭を下げる零。

「心から礼を言おう!ありがとう!」と喜十郎。

喜十郎はまさにカリスマで、全ての社員から無事を喜ばれました。


喜十郎を監禁した犯人は?


喜十郎は自分を監禁した犯人が誰なのか、気が付いていました。

それは息子の貴光。


貴光は偶然「宝部屋」の存在を知り、その「財」で自らの使い込みを補填。

そしてその罪を隠すために、喜十郎を監禁したのでした。


貴光は狼狽しますが、喜十郎は岡島に「許してやってくれんか、このバカタレを」と言いました。

「頼りない奴じゃがこいつが頼みの綱なのよ。あの時(「宝沼」におぼれた時)も、貴光が頼りじゃった……」

貴光は「すまない!すまない!親父!」と泣き崩れました。

「魔が差したんだ」と泣く貴光に、「最悪じゃなかったじゃろ!やり直せるわな、これぐらい!」と喜十郎。


零は既に貴光が犯人であることに気が付いていました。

「長男が犯人だなんて……あの家族どうなるのかしら?」とジュンコ。

零は「大丈夫、壊れたりなんかしない。どんな運命も苦難も糧に出来る喜十郎がいる」と答えました。


零が喜十郎に頭を下げる


喜十郎は零に、自分をみつけてくれた謝礼として100億円はいったキャッシュカードを渡したのですが、零はそれを返却。

零は喜十郎に頭を下げて、「そう遠くない将来、一世一代の勝負をすると思います。その時後ろ盾になってください!」と頼みました。

「考えておこう」と喜十郎。


在全と喜十郎の因縁


喜十郎がビーチで貴光と話している様子を、望遠鏡で見る在全の姿がありました。

在全は喜十郎とは小、中、高と一緒。

そして在全にとって喜十郎は、悟ったような屁理屈を抜かし、男なら誰でも持ってる権力欲を鼻で笑う鼻持ちならないヤツでした。


さらに喜十郎は、在全の初恋の女性・美津と結婚。

美津は喜十郎の2人目の子供を産んだあと、敗血症であっさり死亡。


在全は「喜十郎が美津を殺したようなもんじゃ!」と今でも恨んでいて、いつか喜十郎を完膚なきまでにひれ伏せさせようと思っていました。


零と標の再会


喜十郎の誘いで一緒にビーチにきた零とさくらは、車椅子に乗った標に出くわします!

標は頭にも包帯を巻いていますが、一体何があったのでしょうか?

(「賭博覇王伝 零 ギャン鬼編」10巻・完)

まとめ

ドラマ『ゼロ 一攫千金ゲーム』の原作あらすじネタバレ後編(「賭博覇王伝 零 ギャン鬼編」全10巻のネタバレ)をまとめました。

「賭博覇王伝 零 ギャン鬼編」は、「喜十郎探し」がメインです。

そして10巻になっても、零と標、在全の関係は全く進展しません。

喜十郎という後ろ盾を得て、零の闘いはまだこれからなのです!

零が在全を倒すであろう続編が待ち遠しい筆者です。


「賭博覇王伝 零」のあらすじのネタバレ記事(「ゼロ 一攫千金ゲーム」原作あらすじのネタバレ前編)はこちら
ゼロ 一攫千金ゲーム 原作あらすじのネタバレ前編!最後は在全の手で全滅?