明日の約束7話 ネタバレと感想!本庄が豹変して日向の髪の毛を掴んだ?

『明日の約束』7話では、日向(井上真央)の恋人・本庄(工藤阿須加)がいよいよ本性を現しました。

別人のような本庄を目の前にして、日向は……?

この記事では、『明日の約束』7話のネタバレと感想をまとめています。

2017年11月30日、『明日の約束 チェインストーリー #7.5 私の声は届かない』のネタバレ記事を追記しました。



目次

ドラマ『明日の約束』キャスト一覧

『明日の約束』3話・あらすじのネタバレと感想の前に、メインキャストをご紹介します。

藍沢日向:井上真央


スクールカウンセラー。

自身も「毒親」の存在に苦しんでいる。

吉岡圭吾の死の真相を追求する。


吉岡圭吾:遠藤健慎


1年B組の生徒で、バスケ部所属だったが現在は不登校に。

「日向先生が好きです。」と告白した翌日に不審死を遂げてしまう。


吉岡真紀子:仲間由紀恵


圭吾の母親で、過干渉の毒親。

圭吾は学校に殺されたと考えている。

3話では、自分からマスコミに圭吾の話をする。


本庄和彦:工藤阿須加


日向の恋人、付き合って3年になる。


藍沢尚子:手塚理美


日向の母親で彼女を苦しめる。


霧島直樹:及川光博


吉岡圭吾が属する1年B組の担任。


北見雄二郎:白洲迅


2年A組の担任で、日向が好き。


大宮奈緒:新川優愛


英語教師で2年の副担任。


轟木博雄:羽場裕一


椿が丘高校の校長で、日向を信頼。


白井香澄(19):佐久間由衣


吉岡圭吾の幼馴染で、高校中退している。


増田希美香:山口まゆ


2年A組の生徒で、母親との間に深刻な問題を抱えている

現在は叔父と叔母と暮らす。

圭吾が所属していたバスケ部のマネージャー。


長谷部大翔:金子大地


バスケ部の圭吾の先輩。

バスケ部の後輩・沢井勝(渡邉剣)と時々コソコソ話をしている。

4話では、大変な事件が起こってしまい……。


田所那美:井頭愛海


圭吾のクラスの女生徒で、学級委員長。

圭吾のことが好きだったのに、助けられなかった自分を責めている。


吉岡英美里:竹内愛紗


吉岡圭吾の妹

兄の圭吾とは違って、ほったらかしで育った。

『明日の約束』7話・あらすじのネタバレ



香澄のあと一人とは?


香澄(佐久間由衣)の標的があと一人残っていることを知ってしまった日向(井上真央)は、とりあえず学校に戻りました。

その日は日曜日だったにもかかわらず、調べものをしていたという霧島(及川光博)にばったり出くわします。


ここで香澄の回想シーン。

香澄は、望月朱里(香澄をいじめた首謀者)を襲って自殺しようと思って神社にいました。

そこへ圭吾がうさぎの入った段ボールを持って現れたのでした。

圭吾は何故か満面の笑みでした。

ここまで思い出した後、香澄は「ごめんね、圭吾……、あの時せっかく(望月朱里への復讐を)代わってくれたのに。」と泣いて“あとひとり”への復讐の決意を新たにします。


冷酷非情な霧島



話は学校に戻って、場所は相談室。

宮崎(馬渕恵里何)と霧島は、日向から香澄の話を聞きます。


香澄は、自分がスタンガンの犯人と告白、望月朱里への復讐は圭吾がやったこともカミングアウトしましたが、全て確証はありません。

香澄の話を鵜呑みにしていいものかどうか、日向には判断はつかないのです。


ところが、警察に行くべきか迷う日向に対して、「迷う余地などない。」と厳しい意見の霧島。

「警察に行って不明確な点も含めて話すべきです。」と冷たく言い切る霧島に、宮崎も日向もため息をつきます。


翌朝、校長に報告する日向


警察に行って香澄の話をした日向は、翌朝、校長(羽場裕一)にそのことを報告。

校長は「あとは警察にお任せしましょう。」と言います。

そして“吉岡圭吾に関するいじめの調査報告書”が出来たので目を通して欲しいと日向に冊子を渡します。


吉岡圭吾の妹・英美里が援助交際?


バスケ部マネージャー・増田(山口まゆ)が、日向のいる相談室にやってきました。

昨日、長谷部(金子大地)の見舞いの帰りに寄ったハンバーガーショップで、見知らぬ中年男といる英美里(竹内愛紗)をみかけたとのこと。


増田が声をかけたら、英美里もその男も逃げ去るように帰ってしまいました。

「ちょっと前の自分を見ているようだった。」と英美里のことを心配する増田。

増田も英美里と同じで、母親の愛情を受けずに育ったから気持ちがよく理解できるのでしょう。

その後、増田はちょっと言いにくそうに「日向先生と霧島先生が動画流出の犯人だと疑われています。」と告白。


険しい形相の真紀子



一方、真紀子(仲間由紀恵)はと言えば、ネット上の自分への書き込みを読んでイライラしていました。

書き込みの具体的な内容は「毒親ってマジなの?」「ダメ親だな。」「息子が死んだのは母親のせいだろ。」など真紀子の母親としての態度を非難するものでした。


霧島と日向が動画の犯人と疑われてる?



場面はかわって相談室で、向かい合って座る日向と霧島。

日向は、自分と霧島が“動画流出の犯人”として疑われていることを話します。

霧島は、「確証はない。」と変わらず冷たい態度。


そして吉岡圭吾の自殺についても「いじめが自殺の動機になった確証はありません。」と話します。

確かに報告書には “校内で発生したこれらの事案が、自殺の決定的な動機になったとは認定できない。”と書いてありました。

それにしても、霧島の発言には“確証がない。”という言葉が目立ちますね……。


日向は、吉岡圭吾から告白されていたことを霧島にカミングアウト。



霧島は、「吉岡圭吾がいない今、私たちは個人的な罪悪感と向き合うしかない。」と日向に提案。

その言葉を受けて、日向はとうとう、吉岡圭吾が亡くなる前日に「日向先生が好きです。」と告白されたことを話してしまいます。


前の高校で、女生徒から告白されたことが原因で学校を辞めさせられた過去を持つ霧島は、「(吉岡圭吾の自殺とは)無関係だと思います。」とやはり冷たい態度。

「そうでしょうか?」と不安げな日向に、「失恋して自殺するかもしれないから、気持ちにこたえた……という方がよほど問題だと思います。藍沢先生の態度に落ち度はありませんよ。」と答える霧島。

霧島は、まるで自分自身に言い聞かせているかのようですが……。


尚子、本庄の正体を見破る?



日向の家に寄った本庄は、「今度両家の食事会の席を設けるから出席して欲しい。」と言って帰っていきました。

尚子は本庄が帰ってから「いい人なんだけど、なんか表面的な感じがするのよ。心がこもってないっていうかさ……。ああいうタイプは気を付けた方がいいわよ。最初は優しくても、自分の思い通りにならないと豹変したりするから。釣った魚に餌はやらない……みたいなね~。」と言いますが、日向は嫌な気持ちになります。

自分の部屋に戻った日向は、中学生の頃には家を出たくて無力な自分を呪っていたことを思い出します。

「家を出る前に片付けなきゃ……。」とつぶやく日向。


“吉岡圭吾に関するいじめの調査報告書”がとうとう真紀子に渡される?


翌朝、場所は職員室。

“吉岡圭吾に関するいじめの調査報告書”が先生方のチェックも済んでいよいよ遺族(真紀子)に渡されることになったと、校長から先生方に報告がありました。

ここからの対応は理事会が中心になるとのことですが、こんなことで騒ぎがおさまるとは思えません。


霧島のことを怪しむ宮崎



宮崎先生と「香澄が一体今どこにいるのか?」について話し合う日向。

そこへ霧島が、書類をコピーするために入ってきました。


「前からああいう人だったから気にしてなかったけど、冷静っていうより他人ごとっぽいかな……。」

宮崎先生は、霧島の態度を不審に思っているようです。


香澄をいじめていたと思われる望月朱里について調べる日向。

すると、“2016年10月 飲酒・不純異性交遊により退学処分”と出てきました。


今回も、ゲス記者・小嶋が登場!



「気になりますよねえ、白井香澄の行方。」

学校から帰宅途中の日向の前に、恒例・ゲス記者の小嶋(青柳翔)が登場しました。


「こないだ、吉岡圭吾が亡くなった時刻を教えてあげたじゃないですか~。」となれなれしくしてくる小嶋に、「こちらから話すことはありません!」と変わらず冷たい日向。


そんな日向に小嶋は、また新しいネタを提供してくれました。

吉岡圭吾の父親は、現在別居状態で愛人までいる。

そんな家庭環境だったから、真紀子の圭吾への執着は異常だった。

持ち物も着る物も全部母親が管理して、勉強も付きっきりで教えていた。

そのおかげで圭吾の成績は、常にトップクラス。

「吉岡圭吾のストレスは計り知れなかったのではないか?母親とのいびつな関係は心を相当蝕むものなのでしょうか?」と、日向のカウンセラーとしての意見を求めてくる小嶋。


“吉岡圭吾に関するいじめの調査報告書”を受け取った真紀子は弁護士に相談するが……。



校長から“吉岡圭吾に関するいじめの調査報告書”を受理した真紀子ですが、当然納得は出来ません。

早速弁護士を呼んで、いつものように相談(と言うより要求?)を開始。

「すぐに訴訟の準備に入ってください。」と微笑む真紀子に対して、弁護士は「少しお待ちいただけますか?こちらも他に抱えている案件が色々ありましてね。」となんだか連れない態度。


さらに、ネット上で自分を誹謗中傷してきた人間たちを訴えたたいという真紀子の無理難題に対しても「まずはひとつひとつ、冷静にいきましょう!」といつもとは違って消極的な態度の弁護士先生。

おそらく弁護士は、もう真紀子から手を引きたいと思っているのでしょう。


望月朱里に会う日向


日向は、リハビリをしている望月朱里に会いに行きました。

歩道橋から突き落とされた怪我の後遺症で、まだ足が悪いのです。


望月は、既に香澄が逃亡していることを知っていました。

刑事や記者・小嶋がやってきて、色々望月に聞いたからです。


望月は「逃げ切ってくれたらいいのに……。」とつぶやきました。

もしかして、望月は香澄の味方なのでしょうか?


過干渉してくる本庄に日向は?


場所は、本庄の部屋。

日向と本庄は、これから鍋を一緒に食べるところ。

「生徒さんの悩みって親御さんに問題がある場合も多いんでしょう?

そういうのって、日向の気持ちに負担が大きいんじゃないかな?」

“心配”という言葉を武器に、本庄は日向の心にズカズカ入り込んできます。


さらに、「結婚したら仕事をしばらく休んだらどうかな?

日向もいずれ子供を産んでお母さんになるんだし。」と過干渉極まりない態度。

うんざりした日向は「結婚するからって、仕事のことにまで口出しされても困るよ……。」と言ってしまいますが、その後ちょっと冷静になってなんとかごまかしてスルーしてしまいます。

そんな日向を、不満足そうな目で見る本庄。


そして食事会の日



本庄家と、藍沢家の食事会の日がやってきました。

尚子は、美容院に行くからと先に家を出てしまいました。

そして、日向の着て行くワンピースが吊ってありました。

「これを着ていけ。」という暗黙の命令なのでしょうね。


一方、英美里はまたしても見知らぬ中年男と会って、その男の車に乗ろうろしていました。

英美里の跡を付けていた増田が、必死に阻止しようとします。

増田と一緒だった上野由衣(夏子)と田所那美(井頭愛美)から事情を聞いた日向も、そこへ合流。

2人をかばって「乱暴はやめてください!警察……呼びますよ!」と男に叫びます。


英美里の告白


日向は「どうして、こんなことをしたの?」と英美里に聞きます。

英美里は、母・真紀子がずっと兄・圭吾しか見ていなかったことを告白。

「今日のことは、母に黙っていてください。今日のことを話してそれでも迎えに来てもらえなかたらあの人にとって私は本当に……。」と落ち込みます。

日向は英美里を家まで送っていき、「どうか英美里ちゃんの話を聞いてあげてください。」と真紀子にたのみますが、「圭吾を救えなかったあなたが娘のことにまで口をだすのですか?」と拒絶されてしまいました。

本庄が豹変!



「食事会は解散した。」という内容のメッセージが本庄から届きました。

日向は、まずは尚子に電話をかけて、食事会に行けなかったことを詫びます。

案の定、尚子はご立腹でヒステリックにわめき散らしてきました。


日向は、家に帰れなくなり本庄の部屋に行きます。

コーヒーを入れてくれる優しい本庄。

「本当にゴメン。カズのご両親にも……。」と謝る日向に、「日向のお母さんにも悪かったよ。やっぱりいいお母さんじゃない、日向のことあんなに心配してさ。」と微笑む本庄。


日向はむっとしてしまい、「ご両親に愛されて育ってきたカズには私の気持ちはわからない。」と言ってしまいます。

母親の悪口を延々と言い続ける日向に対して本庄は、どんどん顔色が悪くなり、とうとうテーブルの上のコーヒーカップを手で床に叩き落してしまいました。

そして日向の髪を掴んで「親を悪く言うな。」とすごんできます。

まるで別人のような態度の本庄に、為す術のない日向。


その頃、圭吾のスマホには「僕は、お母さんのせいで死にました。」というメッセージが届いていました。

それを見て驚く真紀子。

そしてカフェでパソコンに向かう霧島に背後には、黒装束の香澄の姿が!


『明日の約束』7話・ツイッターの反応は?


うさぎは殺したのではなく、自由にしてあげたのではないか?


やっぱり学校のウサギも、殺したんじゃなくて自由にしてあげたんだよね。家で飼ってた魚と同じで。

今回、学校のうさぎを持ち出した犯人が吉岡圭吾だと判明しました。

ツイッターでは「殺したのではなく、金魚と同じで外に逃がしてあげたのではないか?」という意見がありました。


霧島が冷酷過ぎる!


明日の約束のミッチーがどんどん星の王子さまじゃなくなって言って悲しい

霧島先生になんでも打ち明けたらあかんて

今回のミッチ―は、冷酷そのもの。

不審さがエスカレートする一方の霧島に、ツイッターでも怪しむ声が増える一方です。


弁護士がサジを投げかけてる?


吉岡くんの母親を担当してる弁護士さん、サジを投げかけてるかも?訴える事が多くてついていけない的な。ほら、娘さんまたやろうとしてるよ!!無視しないで欲しい。

ネット住民まで訴えると言い出した真紀子の要求に耐えきれなくなった弁護士が、いよいよ真紀子から手を引こうとしている様子。

大きな武器を失った真紀子の次なる手段は何なのでしょうか?


本性を現した本庄が怖すぎる(>_<)


日向に救いをあげてくれ。 彼氏くらい好青年にしてあげて。 辛いよ

いっそもうビンタとか殴られる方がまだマシなんじゃ?ってくらいの髪の毛掴みヤバイ…。

うっ…わぁ!ママ大正解:(´◦ω◦`): そっか、日向の毒母は人の心を操るのがお得意だから、その分人を見る目もあるんだ…怖いよぅ(涙)

母親からは精神的に追い詰められ、彼氏からは暴力ふるわれ、仕事も精神的にくるし、安まるところがない。こわい…

とうとう本性を現した本庄は、なんと日向に暴力をふるってしまいました。

その恐ろしい姿に、ツイッターでは「こわい」「救いがない」と震える声多数。

日向の母・尚子が意外にも本庄の本性を見破っていたことに対して“見る目がある。”と評価する声も。

感想

『明日の約束』7話では、香澄は引き続き逃亡して、日向は香澄をいじめていたとされる望月朱里に会いに行きました。

望月朱里は、飲酒と不純異性交遊で既に退学して、今はリハビリに通う日々。


さぞかし香澄を恨んでるかと思ったら、「逃げ切って欲しい。」と言っていました。

反省しているのか、本当は何か別の事情があったのか?

思ってたよりは、いい子の印象でした。


そして真紀子に対するネット上の誹謗中傷はエスカレート。

この犯人はおそらく霧島でしょう。

そして、圭吾のスマホへの「僕は、お母さんのせいで死にました。」というメッセージも多分霧島。

霧島は、自分への疑いを晴らすためならば、どんな卑劣な手段も取るつもりだと考えられます。


そして吉岡圭吾の妹・英美里がもう少しで援助交際に走るところでした。

それを止めるために本条家と藍沢家の食事会に行けなかった日向ですが、そのことで尚子に怒鳴られたばかりか、本庄にもキレられてしまいました。

まさにどこにも逃げ場がなく、救いのない状況に陥った日向。


本庄は「親を悪く言うな。」と言っていましたが、どうして日向が親の悪口を言ったことであんなに怒ったのでしょうか?

もしかしたら亡くなったお兄さんが、親の悪口を言うひとだったからそれと重ね合わせたとか?

いずれにしても、本庄の闇は深そうですね~(>_<)

『明日の約束』8話・予告




次週は、日向に暴力をふるった本庄を尚子が怒鳴りつけます。

自分も毒親なのに、どうなんでしょうか?この図式(;^_^A


そして英美里がしでかしたことについて真紀子が崩壊寸前。

さらに「あいつ(本庄兄)が事故で死んだ時、正直胸がすーっとした。」という本庄の発言。

本庄は、やはり兄のことが大嫌いだったのです。


ドラマは大きく動き出し、それぞれが自分の闇を直視せざるを得ない状況になりました。

秘密はどんどん暴かれて、最後に残るのは何なのでしょうか?

そしていよいよ8話では、吉岡圭吾が死んだ理由がわかる?!

次週も見逃せません。

『明日の約束 チェインストーリー #7.5 私の声は届かない』ネタバレ

『明日の約束』には、本編と本編を繋ぐチェインストーリーがあります。

今回の『明日の約束 チェインストーリー #7.5 私の声は届かない』は7話と8話を繋ぐ物語。

自殺した吉岡圭吾の妹・英美里(竹内愛紗)が主人公で、パパ活の相手(?)との対話です。

(中年男とカラオケボックスにいる英美里だが、スマホばかりいじっている。)

男「歌おうよ~。」

英美里「カラオケで盛り上がったらどさくさに紛れて触ろうって思ってません?

そういうの、ナシって約束ですからね!」

(ぴしゃりと正論をかまされて、凹む男。)

男は、自分は今まで女性に縁が無くて、こんな若くて可愛い子と話のも初めてだと打ち明ける。

英美里「ハズレですね、私みたいなのが初めてとか。」

男「そんな、ハズレだなんて……。」

英美里「大丈夫です、私もハズレに会いに来てるんで。

未成年にお金を渡して何かを期待したり、言うことを聞くと思っている大人はもれなくハズレです。」


男(少しむっとして)「はっきり言うね、君。」

男「君だって、こづかい欲しさにこんなことやってるじゃないか!!!」

英美里「みつかっても、捕まるのはおじさんだけですよ。」

男「実際不公平だとは思うけれど、未成年は、まだ未熟で責任の取りようがないからね。」

英美里「大人になればみんな未熟じゃなくなるんですか?」


男「それは……。」

英美里「もし、悪いことをするのが人として未熟ならば、子供よりも大人の方が罰が重いのは仕方ないです。

だって子供よりも長く生きてるんだから。」

男「そうかもしれない。」

英美里「生意気ですみません。」


男「変な言い方だけど、大人びてるよね、真紀子ちゃんって。」

英美里「母親の名前だから。」

男「兄弟とかいないの?」

英美里「お兄ちゃん……、最近死んだけど。」

男「そんな時にこんなことしてていいの?」

英美里「早く家を出たいから。」

男「何か複雑な家の事情とかあるわけ?」

英美里「お母さんが、私に“あなたが死ねばよかったのに”て言う夢を見たんです。」

泣き叫んだけど、あの人に私の声は届かないから。」


(カラオケの時間終了のチャイムが鳴る。)

男「延長……しないよね?」

英美里「買い物、付き合ってください。」


2人は電気屋に行って、外付けハードディスクを買います。

男「そんなもの、どうするの?」

英美里「声を盗むんです。

あの人はお兄ちゃんの声しか聞いてないから。

盗んだって私の声が届くかどうかはわからないけど……。」



帰宅した英美里は、外付けハードディスクを真紀子のパソコンに接続させました。

これから英美里は、“真紀子が聞いている声”を盗むのです。

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