渡海(二宮和也)のドS発言にしびれる視聴者が続出のドラマ『ブラックぺアン』。
渡海と猫ちゃんの関係も気になりますが、2018年5月30日発売の「TV LIFE」によるとドラマ『ブラックぺアン』には最終回に向けて3つの謎が残っています。
当記事では『ブラックぺアン』最終回をネタバレ予想してまとめました。
もくじ
『ブラックぺアン』ラストに残る3つの謎と考察
『ブラックぺアン』ラストに残る3つの謎のそれぞれについて、最終回予想していきます。
謎1:渡海と佐伯の因縁の理由
ドラマ『ブラックぺアン』序盤では、佐伯の下で従順に働いていた渡海(二宮和也)。
しかし中盤では「天下のブラックぺアンもさびついた」など敵意むきだしのセリフも飛び出しました。
渡海と佐伯の関係は、渡海の父・一郎と佐伯の関係に遡ります。
佐伯と渡海一郎の関係
佐伯と渡海一郎は、元同僚で連名で論文も出していた仲。
しかし一郎は「東城大の面汚し」とされ病院を追われています。
そして一郎の息子の渡海は、時折胸にぺアンの影があるレントゲン写真を眺めています。
患者の名前はイイヌマタツジで、担当医は渡海一郎。
そのまま見れば、一郎がイイヌマタツジの胸部にぺアンを置き忘れたことになります。
6話ラストシーンで渡海は「おれは佐伯清剛という男を信じていない。あいつは俺のおやじを裏切った」と高階(小泉孝太郎)に言いました。
渡海は、佐伯が一郎を裏切ったと考えている様子。
佐伯の方は、渡海の父・一郎のことをどう思っているのでしょう?
7話で、婦長が“佐伯と一郎が過去に連名で書いた論文”を持ってくると、佐伯は以下のように言っています。
懐かしいなあ、渡海一郎先生からは色んなことを学んだよ。
大学病院とは実技と研究の両輪で成立するものだって、そう言われてね。
生意気だった鼻っ柱をよく叩き折られた。
全て捨てた過去だ。引用元:『ブラックぺアン』7話・佐伯清剛のセリフより
この発言から察するに、佐伯は一郎を尊敬していたがそれは全て捨てた過去だということです。
また、同じく7話で、治験コーディネーター・木下(加藤綾子)に以下の発言をしています。
過去なんてもんは人が勝手に作り上げるもんだよ。
本当のこと、本当の痛みは当事者にしかわからん。引用元:『ブラックぺアン』佐伯清剛のセリフより
この発言は、佐伯が自分の過去について話していると思われます。
つまり、他人(渡海征四郎)から見た事実と、当事者である自分が見た事実は違うことを示唆しているのではないでしょうか?
渡海は佐伯が一郎を裏切ったと思っているけれど、実際は佐伯は一郎を裏切ってはいないという意味なのではないでしょうか。
“渡海と佐伯の因縁の理由が原作通りなのか果たして違うのか?”についてですが、筆者はおおむね原作と同じ結末と予想します。
一郎は佐伯の医療ミスを告発しようとしたけれど、それが原因で僻地に飛ばされたのでしょう。
原作の渡海と佐伯の因縁の理由については以下の記事にまとめてあります。
→ブラックぺアン原作ネタバレ・後編!渡海と佐伯の因縁の全貌と最後の決断とは?
謎2:ブラックぺアンとは一体何なのか
ドラマのタイトルでもある“ブラックぺアンが一体何なのか”ですが、その正体も原作通りだと思います。
ブラックぺアンの正体について以下の記事にまとめてあります。
→ブラックぺアン タイトルの意味は?佐伯が黒いぺアンを使う理由
謎3:渡海が「医者を殺す」のはなぜ?
同僚を次々と退職に追い込むことから“患者を生かし医者を殺す”と評される渡海。
渡海が個人的な感情に任せて医師を退職に追い込んでいるのかどうかが、ラストに向けて明らかになります。
ヒントはこれまで渡海が受け取ってきた多額の現金にあります。
渡海はお金持ち(?)のはずなのに、仮眠室に寝泊まりして質素な生活。
どうやら手にした現金の使い道は、他にありそうな予感。
佐伯VS西崎・理事長選の行方は?
西崎教授も顔芸達者だなあ #ブラックぺアン pic.twitter.com/oqhfdE9s96
— Impressions (@TVMainly) 2018年5月20日
最終回に向けて、学会の新理事長をめぐる、佐伯と帝華大の西崎(市川猿の助)は激化していきます。
帝華大が厚労省と推進するダーウィン=カサエルの治験次第では西崎に軍配が上がるため、佐伯としては東城大での治験を失敗させたい。
しかし厚労省の後ろ盾を邪険にすることが出来ず、苦悩することに。
キーパーソンは池永英人(加藤清次)と宮沢雅之(福澤昭)。
まとめ
『ブラックぺアン』最終回をネタバレ予想してまとめました。原作では最後は渡海が東城大を去りますが、ドラマではどうなるでしょうか?