ブラックぺアン 渡海一郎と佐伯の因縁とは?飯沼達次とは何者?

『ブラックぺアン』9話では、渡海の父・一郎(辻萬長)について黒崎(橋本さとし)の口から語られました。

現在は他界している渡海一郎と佐伯清剛(内野聖陽)の因縁とは、何なのでしょうか?

そして、猫ちゃんもこの件について知っている様子。

当記事では『ブラックぺアン』9話で黒崎の口から語られた渡海一郎についてまとめました。

最終回の“ブラックぺアンを巡る渡海一郎と佐伯の確執”についても、予想してまとめました。



『ブラックぺアン』9話・渡海一郎とは?

『ブラックぺアン』9話では、黒崎の口から渡海一郎について語られました。

渡海征司郎(二宮和也)の父・一郎は、黒崎の指導医でした。

優秀な医者でしたが野心が強く上を目指し、当時の教授と折り合いはよくありませんでした。


そんな中、一郎は飯沼達次(イイヌマ・タツジ)の手術を行います。

症例も軽い簡単な心臓手術でした。

そして黒崎は偶然、一郎が手にしていた飯沼のレントゲン写真を目にします。


一郎は黒崎に「君には関係ない」と言いますが、黒崎は胸部にぺアンがうつっているのを見てしまいました。

ぺアンの置き忘れは、明らかな医療過誤。

そのミスを犯した一郎は、東城大を除籍処分になりました。


そのぺアンは当時の教授が秘密裏に処置を行い、事なきを得たということ(真偽は明らかでない)。

このことは一部も者しか知らない東城大の過去の汚点。


その後、佐伯教授は一郎の息子・渡海征司郎(二宮和也)を不憫に思い、自分の教室にわざわざ招き入れました。

だから渡海は佐伯の指示にはずっと従っていたのです。

しかしおそらく渡海の心中は面白くはなかった……優秀だった父が追い出されて代わりに教授の座についたのが佐伯教授だったから。

黒崎の話が本当だとしたら、渡海征司郎は佐伯を逆恨みしていることになります。

『ブラックぺアン』佐伯から見た一郎とは?



佐伯と一郎の関係については7話で、明らかになっています。

佐伯と一郎は、元同僚で連盟で論文も出していた仲でした。


7話で、婦長が“佐伯と一郎が過去に連名で書いた論文”を持ってくると、佐伯は以下のように言っています。

懐かしいなあ、渡海一郎先生からは色んなことを学んだよ。

大学病院とは実技と研究の両輪で成立するものだって、そう言われてね。

生意気だった鼻っ柱をよく叩き折られた。

全て捨てた過去だ。

引用元:『ブラックぺアン』7話・佐伯清剛のセリフより


この発言から察するに、佐伯は一郎を尊敬していたがそれは全て捨てた過去だということです。

現在の佐伯は一郎のことをどう思っているのでしょうかは?

黒崎と同じように“東城大の面汚し”と思っているのでしょうか?


また、同じく7話で、治験コーディネーター・木下(加藤綾子)に以下の発言をしています。

過去なんてもんは人が勝手に作り上げるもんだよ。

本当のこと、本当の痛みは当事者にしかわからん。

引用元:『ブラックぺアン』佐伯清剛のセリフより


この発言は、佐伯が自分の過去について話していると思われます。

つまり、他人(渡海征四郎)から見た事実と、当事者である自分が見た事実は違うことを示唆しているのではないでしょうか?

渡海は佐伯が一郎を裏切ったと思っているけれど、実際は佐伯は一郎を裏切ってはいないという意味なのではないでしょうか。

『ブラックぺアン』渡海一郎は佐伯を憎んでいる?


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6話ラストシーンで渡海は「おれは佐伯清剛という男を信じていない。あいつは俺のおやじを裏切った」と高階(小泉孝太郎)に言いました。

ちなみにこのセリフは、世良(竹内涼真)も聞いていました(^_^;)


渡海が、佐伯を憎んでいるのは間違いないでしょう。

渡海が佐伯のそばにいる目的は、佐伯が囲っている患者・飯沼達次。

ブラックぺアンを使えるのは世界でただひとりだけ?

佐伯は渡海に「ブラックぺアンを使えるのは、世界でただひとりだけ」と言っています。

この言葉の意味するところは何でしょうか?

「今のお前に(ブラックぺアンを)ゆずるわけにはいかない」と言う佐伯に対して「なら奪い取るまでだ」と渡海。


最終回の公式予告動画を見てみましょう。



「たどり着いたただ一つの真実」「究極の復讐劇 その結末は」のテロップが流れます。

やっぱり最終回は渡海が佐伯に復讐する展開になることは、間違いないようです。


渡海:「親父の全てを奪ったこのぺアンで今度はお前が全てを失うんだよ!」

佐伯:「やめろ!渡海!」


そしてまだ心臓が完治していない佐伯が倒れる……?

ブラックぺアンを巡る一郎と佐伯の確執をネタバレ予想!

ブラックぺアンを巡る一郎と佐伯の確執をネタバレ予想します。

原作「ブラックぺアン」では……


まずは原作小説「ブラックぺアン」のネタバレをします。

原作小説「ブラックぺアン」では飯沼達次の体内にぺアンを留置したのは佐伯で、一郎ではありません。

一郎は佐伯の留守中に飯沼達次を診察して、レントゲン写真でぺアンが体内にあることを発見。


その時海外にいた佐伯にすぐに連絡を取りますが、佐伯は「ぺアンは取り出すな」と電報を打ちます。

それでも飯沼達次の体内からぺアンを取り出すことを主張した一郎は、追放されたのです。


ドラマ「ブラックぺアン」では……


ドラマ「ブラックぺアン」では原作とは違って、飯沼達次の執刀医は佐伯ではなく渡海一郎。

しかしおそらくぺアンを飯沼氏の体内に留置するよう指示したのは、佐伯ではないかと思われます。


予告動画で渡海は「親父の全てを奪ったこのぺアンで今度はお前が全てを失うんだよ!」と叫んでいます。


渡海は原作通り、飯沼達次の体内からぺアンを取り出す手術を行うのでしょう。

そしてそこに佐伯が「やめろ!」と入ってくる……。

何故なら、飯沼達次はぺアンで止血しないと大量出血して死亡してしまうから。


そしてここで佐伯のブラックぺアンがはじめて術野で使用されることに。

ブラックペアンは特注のカーボン製で、レントゲンにうつらないし、火葬されたら一緒に燃えて後には残らないのです。


公式あらすじに以下の記述がありました。

一方東城大では、美和(葵わかな)が藤原師長(神野三鈴)の命令で秘密裏に担当していたある患者の容体が急変する。それは高階(小泉孝太郎)や香織(加藤綾子)の知るところとなり・・・。そして、ブラックペアンの真実は渡海の手で白日の下にさらされる・・・。

引用元: 「ブラックぺアン」公式ホームページ


やっぱり渡海が飯沼達次の体内からぺアンを取り出すのは間違いなさそうですね。

まとめ

『ブラックぺアン』渡海一郎と佐伯の因縁についてまとめました。

ブラックぺアンの謎が原作通りなのか違うのか……渡海の究極の復讐劇とは何か……見どころ満載の『ブラックぺアン』最終回は15分拡大放送です。