篠原涼子さん主演ドラマ『ハケンの品格2』が、2020年4月15日(水)からスタート(毎週㊌後10:00~11:00)。
2007年放送の前作は、最終回視聴率が26パーセントを記録した超人気ドラマです。
気になるのが、里中主任(小泉孝太郎)が抱いていた春子への恋心が13年後の続編でどうなっているのか?
当記事では『ハケンの品格2』の里中賢介について前作のネタバレをして、春子への恋心について考察してまとめています。
※『ハケンの品格2』の里中賢介についても記載しています。
もくじ
『ハケンの品格2』里中賢介(小泉孝太郎)とは?
『ハケンの品格2』里中賢介(小泉孝太郎)は、株式会社S&F東京丸の内本社の営業事業部・営業企画課の課長。
前作ではマーケティング課の主任でしたが、現在は出世。
良い管理職であろうと心掛けています。
里中は、13年ぶりに派遣社員・大前春子(篠原涼子)をS&Fに呼びます。
その理由は以下の2点。
・春子の存在が、社員に刺激を与えてくれると思ったから。
里中が大前春子という派遣社員を高く評価し、頼りにしていることがよくわかります。
働き方改革、高齢化、会社員の副業解禁など情勢がどんどん変化する現代に、春子がどんな働き方をするのか興味津々です。
そして里中は、13年後の今は春子への恋心はどうなっているのでしょうか?
『ハケンの品格2』里中賢介を前作からネタバレ
里中賢介(小泉孝太郎)を前作『ハケンの品格』からネタバレします。大前春子との出会い
里中賢介と大前春子の出会いは、バスの中。
春子は、里中のネクタイをひっぱって席から引きはがしておばあさんに席を譲らせました。
最初から強烈な出会い方です。
派遣社員を差別しないいい人キャラ
里中賢介は、会社員としてはいい人過ぎるキャラ。
正社員と派遣社員で差別をせず、全ての人に対して腰が低く敬意を持って接します。
その結果、桐島部長にあまり気に入られず、新設のマーケティング課の主任を任されることに。
そのマーケティング課に派遣社員としてやってきたのが、大前春子。
里中は、たくさんの資格を持ちスキルが高い春子のことを何かと頼りにします。
春子と仲良くなりたいと思っていますが、歓送迎会に誘っては断られます。
里中は、春子たち派遣社員と接するうちに、正社員ばかりが優遇される社風に疑問を感じていきます。
東海林との友情は本物
里中と東海林武(大泉洋)の友情は、大前春子も一目置くほどの本物。
里中は、東海林がピンチに陥った時には奔走し、大前春子に頭を下げて頼むことも。
派遣には厳しい東海林も、里中のことは大事にしています。
春子のことが大好き
里中は、早い段階で春子に好感を持ちます。
そんな中、春子を嫌っていたはずの東海林が春子にキス。
東海林が「(今まで好きになった女性のタイプと春子が全然違うから)珍しいから撃ち落としてみようかな」と言うと、里中は「そんないいかげんな気持ちなの?」とつい怒ってしまいます。
東海林が「なんだよ、賢ちゃんも狙ってるの?」と言うと、里中は「東海林さんが本気なら応援するよ」と友情から譲ってしまいます。
『ハケンの品格』里中が「ハケン弁当」で社長賞を受賞
昨日スカパーで再放送してた
— みゅう(❀︎ゆき❀︎) (@myuu502) May 15, 2018
ハケンの品格
祥太くんの回😊💓
篠原涼子さん好きだから観てたなぁ📺👀
面白かった😆💓#斉藤祥太 (@saito_shota )#ハケンの品格 #日テレプラス #犬のクルクル#ハケン弁当 pic.twitter.com/Vte3QI7gQD
里中が、マーケティング課の主任から現在の課長に昇進するきっかけになったのが、「ハケン弁当」の企画。
「ハケン弁当」とは、文字通り派遣社員のための美味しくて安くて栄養価が高いお弁当。
発案者は、実は里中ではなく新人派遣社員の森美雪(加藤あい)。
里中は森美雪の「ハケン弁当」の企画書を出しますが、桐島部長から「派遣の企画など言語道断だ、お前の企画として通せ」と怒られてしまいます。
森が考えた企画を自分の名前で出せば盗んだことになってしまうと思った里中は、桐島に猛反発。
その結果、森はクビになりかけてしまいます(春子が助けて首の皮が繋がりました)。
その上、ハケン弁当の企画は東海林主任に取られてしまいます(桐島の指示)。
ここで手を退けばよかったのですが、里中はまだ「ハケン弁当」にこだわります。
東海林のために、派遣社員1000人分のアンケートを集めたのです。
ところがこの行動がまたしても桐島の勘に触り、桐島は里中を子会社へ出向させようと考えます。
東海林は、桐島から令嬢との縁談を世話され、「ハケン弁当」の企画も任されて出世街道まっしぐら状態でした。
しかし「ハケン弁当」のプレゼンの日、東海林は「これは自分の企画ではないから出来ません」と辞表を出して会社を去りました。
東海林は、出世よりも里中との友情を取ったのです。
東海林がハケン弁当の企画を譲ってくれたおかげで、里中に出番が回ってきます。
里中は、マーケティング課のみんな(大前春子も)と協力して、ハケン弁当を見事に成功させました。
里中の長年の夢だった米プラスチックのお弁当箱(100円)を最初に買ってもらって再利用することで、お弁当を容器代を差し引いた500円で販売することが出来たのです!
その後、ハケン弁当は移動販売や宅配など、どんどん広がっていきました。
里中は、ハケン弁当をベンチャービジネスにしてフランチャイズ化。
こうしてハケン弁当は、全国に広まりました。
里中は、2007年度社長賞を受賞!
受賞の挨拶で、里中はこの賞は本当は自分が受け取るべきものではないと話します。
そしてハケン弁当を成功に導いた派遣社員3人はもういない、ハケン弁当の本当の価値はこんな賞ではなく社員と派遣社員が一つになって困難を乗り越えられたことだと思う、と語りました。
社長は里中に「ハケン弁当が成功した理由は何だと思う?」と尋ねます。
里中は「社員食堂にいらっしゃればわかります、社員が350円のカレーが派遣は700円もするからです」と答えました。
社長が「もう一つ聞く、きみは派遣社員をもっと導入すべきと思うかね」と聞くと
里中は「わかりません、でも派遣社員にも人として向き合わなければいい仕事はできないと思います」と答えました。
『ハケンの品格』春子は里中の甘い性格にイライラ?
派遣社員・大前春子が、直属の上司である里中をどう見ていたかというとズバリ甘々な上司!
春子は、派遣仲間の森美雪に里中について以下のように語っています。
1.出世のために働く社員。
2.人のために働いてしまう社員。
2は部下には好かれますが、会社からはバカ扱いされます。
危なっかしくて見ていられません。つまり私たちは泥船に乗ってしまったようなものです。
せめて契約が終了するまで沈まないといいのですが。
しかし契約終了間際には、春子は里中を評価します。
あなたがどんな思いで高いスキルを身に付けたのかもわからない。
たった3ヶ月で何もわかりあえないまま、別れるのは嫌だって急に思ったんです。
行かないでください、僕にはあなたが必要なんです」
春子:「98社。私が今まで言った会社の数です。
98社目で私はそんなことを言ってくれる上司に初めて出会いました。
甘々なところをのぞけば、里中主任は素晴らしい上司です」
大前春子も、里中の真っ直ぐで平等な性格を評価していたということです。
『ハケンの品格』前作の里中と春子の恋の結末は?
前作『ハケンの品格』で里中は東海林よりも先に春子が気になっていたにもかかわらず、春子に告白していません。
最初は親友の東海林が春子とうまくいくことを願い、終盤では春子が東海林のことを好きな気持ちに気が付いてしまうのです。
そしてわざわざ春子の下宿先に行って「まだ気づかないんですか?あなたは東海林さんが好きなんですよ!」と叫んでしまうんです。
その後春子は、東海林の出向先の「S&F運輸 名古屋営業所」で働く道を選びました。
つまり、里中は春子にフラれたような結末で前作は終了したのです。
『ハケンの品格2』里中と春子の恋を予想!里中はまだ春子が好き?
『ハケンの品格2』で里中は春子と13年ぶりの再会を果たすわけですが、里中はまだ春子が好きなのでしょうか?前作の里中は、森美雪(加藤あい)をはじめ、派遣社員の女性陣からモテモテ。
イケメンでソフトな性格ですから、当然ですよね。
しかし里中は、不愛想で笑顔すら見せない春子一筋でした。
里中は優しい性格ですが、ハケン弁当で桐島にとことん反抗するなど実は意思が強い男性なので、もしかしたら春子のことがまだ好きかもしれませんね。
春子の気持ちですが、前作では理想の上司として里中を尊敬していたので、今回も恋愛には発展しにくいかな~と。
しかし里中は、春子のことを誰よりも理解しています。
春子が本当は情が深く寂しがり屋なこと、一つの会社に3か月以上いたら情が移って辛いから契約更新しないこと、正社員にならない理由は会社をリストラされた過去から会社を信じられないこと……ぜ~んぶ知っています。
見どころは、そんな里中の包み込むような愛が春子の気持ちに届くかどうかですね。