『半分、青い。』が最終回に向かって、大きくストーリーが動いてきました。
第130話でより子(石橋静河)から「大阪に帰ってこないで、アメリカに行ってほしい。部長職以上の奥さんじゃないと嫌」と言われた律は、かなり凹んでいます。
これから律とより子はどうなるのでしょうか?
当記事では『半分、青い。』律とより子の結末について原作小説からネタバレしてまとめています。
「半分、青い。鈴愛と律の恋の結末を最終回までネタバレ・前編!2週間に2度もフラれる?」の記事はこちら
→半分、青い。鈴愛と律の恋の結末を最終回までネタバレ・前編!2週間に2度もフラれる?
「半分、青い。鈴愛と律の恋の結末を最終回までネタバレ・後編!律は鈴愛を守るために生まれてきた」の記事はこちら
→半分、青い。鈴愛と律の恋の結末を最終回までネタバレ・後編!律は鈴愛を守るために生まれてきた
「半分、青い。鈴愛と律の扇風機【そよ風ファン】の発明を原作からネタバレ!ラストでマザーに変更」の記事はこちら
→半分、青い。鈴愛と律の扇風機【そよ風ファン】の発明を原作からネタバレ!ラストでマザーに変更
「半分、青い。鈴愛と律は結婚(再婚)するのか?正人や涼次のからみもネタバレ!」の記事はこちら
→半分、青い。鈴愛と律は結婚(再婚)するのか?正人や涼次のからみもネタバレ!
もくじ
『半分、青い。』律の妻・より子とは?
『半分、青い。』より子(石橋静河)とは、律(佐藤健)の妻。
ひとり息子の翼(山城琉飛)を名門小学校へ通わせる、教育熱心な母。
息子にはいい成績、夫にはいい業績を求めてしまう。
岐阜の実家から名古屋支社へ通勤する律にはついていかず、翼と大阪で暮らします。
多くを語らない律に対して「どうして私を見てくれないの」という不満や不安があります。
意地悪ばかり言いますが、内心は喧嘩してでもコミュニケーションを取りたいと思っています。
『半分、青い。』律とより子の結末を原作からネタバレ
『半分、青い。』律とより子の結末を原作からネタバレしていきます。完全なすれ違い
律の中では家族と一緒に居ることを優先して スタンフォード行きは 元から 断るつもりだったんだね。でも、より子さんの気持ちは逆だった。相変わらず すれ違いを続ける夫婦。律が相談なしに決めてたのもいけないな。確かに、いずれかが一方的に悪い訳じゃない。翼くんは いい子なのにねぇ。#半分青い pic.twitter.com/PsBIk408hH
— ひぞっこ (@musicapiccolino) 2018年8月29日
律に海外赴任の話が持ち上がりますが、律は断るつもりでした。
家族3人仲良く大阪で暮らそうと思っていたのですが、より子の返事はNO!
- アメリカに行って欲しい。
- 少なくとも部長夫人以上にはなりたい。
律とより子は完全にすれ違ってしまいました。
律とより子は沼のような恋
律がより子と出会ったのは、鈴愛(永野芽郁)にフラれた後で、その頃律の愛亀・フランソワも亡くなりました。
より子に助けてもらった感が強い律は、より子に対してなかなか怒れません。
しかし律はより子が嫌いなのではなく、ちゃんと好きにはなったのです。
そもそも律は自分の思ってることを言葉にするのが下手で、相手にガーッと言われると黙ってしまいます。
律は自分とより子は「沼のような恋だった」と表現します。
律いわく“沼のような恋”とは……
エルスケンの撮る写真のような恋。
鈴愛が見たことがあるエルスケンの写真とは、パリで暮らす若者たちの、虚ろで、切実で、奔放な姿を美しくも生々しく捉えたものでした。
そして律はその情熱がなくなったら、言葉もなくなったのです。
「俺は結婚が下手だ、夫婦が下手」と言う律。
“沼の恋”の情熱がなくなったら、言葉もなくなった……ということは、恋人ならよくても夫婦になるとダメだったという意味でしょうか?
小説「半分、青い。」にその理由がはっきりと書かれていました。
リツには、より子の不機嫌の理由が、なんとなくわかっていた。
愛が足らないのだ。
リツは、人をどうやって愛せばいいのか、未だに分からないでいた。
それを要求されれば要求されるほど、何をどう差し出していいのか、わからなくなってしまう。引用元:小説「半分、青い。」下巻
律の方にもより子とうまくいかない原因がしっかりあったということですね~(^_^;)
鈴愛は律の中には月の裏側のように、見えない暗いことろがあり、そこに光を当ててあげる人はいるのだろうか、と考えます。
それとも律にとっては、暗いまま放っておいてほしいところなのか……と。
こういう風に律の全部を受け止められるのは、鈴愛ならではですね。
律がより子とやり直すことを決意
律は最終的に、アメリカ行きを決意します。
時を同じくして、鈴愛も“おひとりさまメーカー”とカンちゃん(山崎莉里那)のスケートのために、2度目の上京を決意。
鈴愛と律は再び離れ離れに。
律は別れ際に5秒だけ鈴愛を抱きしめるのですが、これって友情?それともLOVE?と色々考えてしまう筆者です(^_^;)
またその5秒が律の都合で長いんですよね~。
とはいえ、律はアメリカに旅立った後、より子と翼を呼び寄せます。
律は翼の学校に、2年間海外の学校にいても編入できる制度があることを調べて、より子を説得したのです。
「もう一回、やり直したい」と告げた律に、より子は「私は、あなたと結婚してから、ずっと……ううん、あなたと出会ってから、ずっと淋しかったのよ」と泣きそうな顔で告げました。
すぐに全てが元通りになるわけではありませんが、律はやり直すたけに大きな一歩を踏み出したのです。
律とより子の結末
二年後、律とより子は離婚しました。
二年前、律はアメリカに家族を呼んで、本気でやり直そうと試みましたが、ダメでした。
言葉も通じず、勝手が違う外国での暮らしは、大きなストレスでした。
小さなイライラが積み重なり、互いを思い合う余裕がどんどん失われてしまう結果に……。
うまくいくものもいかない状態で、もともとうまくいかないものがうまくいくはずもなく、離婚が成立。
翼くんはどちらが引き取ったの?
翼くんを律とより子のどちらが引き取ったかですが、より子です。
小説「半分、青い。」に、律がより子からの養育費の確認の電話を取っているシーンがあるので間違いありません。
驚くべきことに、より子が……!
驚くべきことに、より子はすぐに再婚します。
律は自分のより子への思いを、ツマガリ(有田哲平)に語ります。
ツマガリ:「男はさ、女々しいよね、ずーっと忘れないでしょ」
律:「僕は、元奥さん、未練とか、好きとか、そういうこととは違うけど、がんばったのに、うまくいかなかったなあ、って思いは強いです。まさか、すぐ再婚されるとは思ってなくて」
やっぱり律、より子の再婚が多少ショックのようですね(^_^;)
しかしこの頃の律は脱サラして鈴愛と2人で扇風機作りをスタートしていて、扇風機の研究に没頭することで律は救われていきます。
そしていよいよ律は鈴愛と急接近していくことに……。
まとめ
『半分、青い。』律とより子の結末を原作からネタバレしてまとめました。より子も正人(中村倫也)同様、鈴愛と律の入り込めない仲に気が付いていて、早めに見切りをつけていたのかもしれませんね。
「半分、青い。鈴愛と律の扇風機【そよ風ファン】の発明を原作からネタバレ!ラストでマザーに変更」の記事はこちら
→半分、青い。鈴愛と律の扇風機【そよ風ファン】の発明を原作からネタバレ!ラストでマザーに変更
「半分、青い。鈴愛と律の恋の結末を最終回までネタバレ・前編!2週間に2度もフラれる?」の記事はこちら
→半分、青い。鈴愛と律の恋の結末を最終回までネタバレ・前編!2週間に2度もフラれる?
「半分、青い。鈴愛と律の恋の結末を最終回までネタバレ・後編!律は鈴愛を守るために生まれてきた」の記事はこちら
→半分、青い。鈴愛と律の恋の結末を最終回までネタバレ・後編!律は鈴愛を守るために生まれてきた
「半分、青い。鈴愛と律は結婚(再婚)するのか?正人や涼次のからみもネタバレ!」の記事はこちら
→半分、青い。鈴愛と律は結婚(再婚)するのか?正人や涼次のからみもネタバレ!