『半沢直樹2』6話のネタバレと感想!曽根崎に指示した裏切り者の正体をネタバレ考察!

『半沢直樹2』6話が2020年8月23日(日)に放送されました。

白井大臣(江口のりこ)の陰謀で金融庁検査が行われ、アノ黒崎(片岡愛之助)が再登場!

思わぬ重大ミス発覚で、半沢ではなく頭取がピンチに?

そして曽根崎のバックに“裏切り者”がいることも判明!

大和田(香川照之)or紀本(段田安則)のどっちかで、SNSが大いに盛り上がりました。

当ページでは『半沢直樹2』6話の視聴率とあらすじネタバレ、感想についてご紹介。

  • 『半沢直樹2』(2020)6話ダイジェストと7話の予告はTverで見ることが出来ます。
  • 『半沢直樹2』(2020)の動画配信サービスは発表されていません。



『半沢直樹2』6話の視聴率



『半沢直樹2』6話の視聴率は24.3%。

『半沢直樹2』6話のネタバレ

『半沢直樹2』6話をネタバレします。

半沢VS乃原


帝国航空は自力での再建が十分可能であると判断した半沢は、タスクフォースのリーダー・乃原(筒井道隆)に「債権放棄を拒否します。長期的な目で帝国航空再建を考えていただけませんか」とお願いに行く。


しかし乃原は「ウチらが目指すのはスピード再建だ」と聞く耳持たず。

半沢が「債権放棄をしない場合の帝国航空業績予想を見せてください」と言うと、乃原は「なんだとう!」と机を蹴り上げる。
半沢:「タスクフォースには法的根拠がない!」

乃原:「お前、国に盾突くつもりか~」


山久の苦悩


こうして白井大臣率いるタスクフォースの反旗を翻した半沢だったが、肝心の「帝国航空再建案」は大きな問題に直面していた。

『会社員の5分の1の人員整理』が避けられない課題なのだが、異業種への転職を断固拒否する者が多数いるからだった。

このままでは組合からの訴訟沙汰になってしまう……。


白井大臣が銀行に乗り込む


白井大臣(江口のりこ)率いるタスクフォースが、東京中央銀行に乗り込んできた。

理由はもちろん、先日タスクフォースに喧嘩を売った半沢のせいだ。

白井は半沢に反省を促すが、半沢は「お言葉ですが、債権放棄をなんとか防ぐのは銀行員として当たり前」とまたしても反発。


白井は、金融庁検査による業務改善命令の可能性をチラつかせて、頭取に「債権放棄じゃダメですか」と迫る。

頭取が返答に行き詰っていると、紀本(段田安則)が「非礼をお詫びいたします。債権放棄について今一度精査いたしますので」と代わりに謝罪して事なきを得た。


大和田が珍しく正論を吐く


タスクフォースが帰った後、大和田(香川照之)が半沢に話をする。

「半沢くん、君が謝らなかったのはある意味正しい。そして謝った紀本常務ももちろん正しい。

政治というものは、常に理屈では割り切れない問題があるんだよ。

しかし何より大切なのは、頭取のお立場をお守りすることだ。

それが我々銀行員の正義だ」


森山との再会


半沢は、開発銀の谷川幸代(西田尚美)に、帝国航空の余剰人員の受け入れ先として「スカイホープ航空」を紹介された。

同社は、最近注目されているLCC(低価格でサービスを提供する格安航空会社)だ。


なんと東京セントラル時代の半沢の部下・森山(賀来賢人)が「スカイホープ航空」の担当者で、開発銀に大型の融資を頼みに来た。


半沢が森山に詳しく話を聞くと、「スカイホープ航空」は来年ハワイ路線を新規に開設してさらに国内の札幌-福岡便を増設する予定で、多数のパイロットや整備士、CAを必要としていた。

半沢は森山に、帝国航空の余剰人員を「スカイコープ航空」に受け入れてもらえないか頼み込む。


黒崎による金融庁検査



そんな中、黒崎(片岡愛之助)による金融庁検査が行われることになった。

白井大臣が、後ろ盾である箕部(柄本明)に頼み込んだ結果だった。


今回のヒアリングは、帝国航空への与信判断(融資の判断)が正当だったかどうかについて。

もし「問題あり」とみなされたら、業務改善命令など重い処罰を課されてしまう。


黒崎は銀行の与信判断が間違っていたと追及するが、半沢は「銀行だけでなくそれを承認した黒崎にも問題がある」と黒崎に反論。


すると黒崎は、銀行が作成した帝国航空再建案に数字のミスがあったことを指摘。

当時の担当者ではない半沢には答えようもなかったが、前担当者の曽根崎(佃典彦)までが知らぬ存ぜぬ。

そして当時の再建案の資料だが、いくら探してもみつからない。


曽根崎がファインプレー


怒り心頭の黒崎が帰ろうとすると、曽根崎が立ちはだかった。

そして数字のミスは帝国航空の山久(石黒賢)による事務ミスだと説明。

納得した黒崎は、山久に状況説明書を書かせる条件で帰って行った。


半沢は、山久が間違えて送ったというメールを探すが、なぜかそのメールが見つからない。

あの山久が事務ミスをするとも思えないし、これは必ず裏があるはず。


紀本は、曽根崎のファインプレーを高く評価。

半沢を担当から外して曽根崎を復帰させることを頭取(北大路欣也)に提案する。

そこへ白井からも半沢を外すように頭取に電話が入る。


大和田がまたしても正論を吐く



大和田はこの件について半沢に話をする。

半沢:「じゃあ帝国航空の事務ミスで通せというのですか。しかし曽根崎の話はどう考えても」

大和田:「木を見て森を見ず。もっと銀行全体を見なさいよ。もしウチにミスがあるとなったら金融庁から業務改善命令が出されるのは避けられない。そうなったら銀行沈没!君のその正義とやらを押し通して担当を外されるだけならまだいい。しかし君を信じて任せた頭取まで窮地に陥らせることになるんだぞ。頭取も沈没!それは本当に君の正義なのか」
大和田は珍しく涙目だった。


半沢が曽根崎の不正を暴く


頭取面談の日。

半沢と曽根崎にヒアリングをして、その結果どちらを帝国航空の担当にするかが決まる。

大和田と紀本も同席。


半沢は、曽根崎が山久を脅して嘘をつかせた証拠の音声を聞かせる。

曽根崎は「東京中央銀行はタスクフォースに従って債権放棄を受け入れる、訴訟になりかけている余剰人員500人の行き先を決めてやるから嘘をつけ」と山久に言っていたのだ。

(しかしその後、半沢は森山のおかげで「スカイホープ航空」に500人を受け入れてもらう約束を取り付けた。問題から解放された山久は、半沢側についたというわけだ)


曽根崎が嘘をついたことを知った大和田、紀本、頭取は怒り心頭。

半沢は「お前のような奴が銀行を、この組織を腐らせるんだ!お前は日本中の全バンカーの恥さらしだ!」と曽根崎を怒鳴りつけた。


大和田か曽根崎、どっち?


さらに半沢は、これが単なる数字の事務ミスではなく当時金融庁検査を乗り切るために行った意図的な改ざんであることを指摘。

小物の曽根崎一人でできるはずもなく、曽根崎のバックには曽根崎に指示した人物がいるはず。

今回ならば、担当役員だから大和田か紀本。

ところが大和田も紀本もそんなことは知らないと言う。

大和田が曽根崎に頭取に謝罪するように言って、曽根崎が土下座。


白井の圧力と妨害



その後突然「スカイホープ航空」の東京ーホノルル間の新規路線の認可が下りなくなった!

認可が下りなければ、500人の受け入れは困難になる!


認可する権限を持つのは国土交通省。

そう、白井大臣が半沢の再建計画をぶっ潰すために行ったことだった。


頭取は「不正は必ず暴かれる。このことを隠したままの方が政府に弱みを見せることになる」と言って、金融庁に正直に今回の一件を話した。

その結果東京中央銀行に業務改善命令が出され、頭取は公然で謝罪することになった。


半沢は「これは俺の責任だ。自分が頭を下げるよりも辛い」と思うのだった。

「やられたらやり返す!倍返しだ!それが俺のモットーなんでね」

「まずはこの銀行内に潜むとんでもない裏切り者をあぶり出す!」

『半沢直樹2』6話で曽根崎に指示した裏切り者は誰なのか考察



6話では曽根崎が帝国航空の山久を脅して、嘘の状況説明書を書かせようとしました。

半沢はこれが単なる事務ミスではなく、東京中央銀行が当時の金融庁検査を乗り切るために行った意図的な改ざんと睨んでいます。


曽根崎は山久の前で、担当役員からの指示があったと言っています。

担当役員と言えば、大和田か紀本です。

しかし所詮はとかげの尻尾である曽根崎は「そうじゃない、私はただ、ただ……」とその人物の名前を最後まで明かしませんでした。


曽根崎に指示した裏切り者は、大和田と紀本のどちらなのでしょうか。

以下のやり取りでは、どちらかわかりません。

紀本:「確認なんだが、今回の一件、本当に帝国航空側のミスなんだろうね」

大和田:「どうした?お答えしないかね」

(紀本のアップ)

曽根崎の心の声:「えっ、なんて答えたらいいんだよ。何もかもあなたの支持でやったのに……

(少しうなづいた大和田のアップ)

(紀本のアップ)

曽根崎:「もちろんです」

裏切り者の目的は、以下の2点。
・数字の改ざんを隠蔽すること。

・頭取命令に逆らってでも、タスクフォースに従って債権放棄に賛成すること。
つまり裏切り者は、不正に手を染めていてタスクフォースの仲間or手下というわけですね。

原作では誰が裏切り者なのか知りたい方はこちら。

ドラマでは、大和田と紀本がタッグを組んでいる可能性も考えられます。

『半沢直樹2』6話で大和田がまさかのキャラ変?





6話では、大和田の銀行(=頭取)への熱い忠誠心が語られました。

Twitterでは「あれ?今回の大和田はまともなこと言ってる?」の声が相次ぎました。


でも大和田って、もともとは伊佐山(市川猿之助)と組んで次期頭取の椅子を狙ってましたよね?

帝国航空の仕事も最初は自分がやろうとして意気込んでましたよね?

(現在は半沢に担当させて半沢が成功すれば自分の手柄にして、半沢が失敗したら半沢一人の責任にする算段)


なので今まではそんな特別頭取への忠誠心があるとは思ってなかったのですが(^_^;)

もしかして「施されたら施し返す、恩返しです」の精神はマジだったのでしょうか?

それとも大方の視聴者が睨んでいるように、裏の目的があるのでしょうか。

『半沢直樹2』6話の感想

『半沢直樹2』6話の感想です。

クソみたいな白井亜希子(江口のりこ)なのに、花(上戸彩)を始めとする全国民が支持しているのがおかしい。

花は半沢に「次会ったらサインもらってよ」とまで言ってましたからね~(^_^;)


それにしてもシーズン2の花ちゃんは、あんまり半沢の役に立つシーンがありませんね。

まだこれからって感じかな?


黒崎が、半沢と同じく電脳の粉飾を見抜いたせいで金融庁に返り咲いたのには笑いましたね。

半沢を見つけた時の黒崎は「あなたいたの?」とまるで未練タラタラのモトカレに会ったかのような粘着度でしたね。


そして今回の黒崎も怖かった。

まあ、政府から「帝国航空への与信判断について放任している」とまで言われたら、メンツ丸つぶれですよね。


でも黒崎より下品なのが、タスクフォースの面々。

乃原は弁護士なのに机を蹴るし、半沢に対してため口と嘲笑。

白井は大臣権限と箕部を使って、女王気取り。


こんな政治家が本当にいたら、嫌になりますよね~(^_^;)