『半沢直樹2』三木重行(角田晃広/東京03)原作ネタバレ!半沢の味方か敵かどっち?

『半沢直樹2』の前編に出てくる三木重行は、半沢の出向先での無能な部下。

それなのに、突然東京中央銀行の証券部に返り咲きます。

これには絶対裏がありますが、三木は半沢の味方か敵かどちらなのでしょうか?

当記事では『半沢直樹2』の三木重行(角田晃広)について原作小説「ロスジェネの逆襲」からネタバレしてまとめています。



『半沢直樹2』三木重行(角田晃広)とは?



三木重行は、東京セントラル証券・営業企画部調査役。

半沢直樹(堺雅人)や諸田祥一(池田成志)と同じ銀行からの出向組。


プロパー社員をバカにする諸田の腰ぎんちゃくで、いつも彼を持ち上げています。

諸田が退社する前に帰ることはなく、上司に対しては米つきバッタよろしく愛想よくするくせに、目下の人間には先輩風を吹かせる男。

半沢にとって、果たして三木は敵なのか味方なのか?


原作の三木

肩書きは森山雅弘(賀来賢人)と同じ調査役だが、歳は半沢のひとつ上。

諸田祥一次長(池田成志)の同期だが、実力もコネもない。


三木重行を演じる俳優は角田晃広(東京03)



名前角田晃広(かどた・あきひろ/東京03)
生年月日1973年12月13日
年齢46歳
身長172㎝
血液型A型
正座いて座
出身地東京
事務所プロダクション人力舎
代表作『オー・マイ・ゼット!』
趣味弾き語り
特技卓球

角田晃広さんは、お笑いコンビ「東京03」のボケ担当。

俳優、シンガーソングライター、ナレーターとしても活躍しています。


2003年9月30日、飯塚悟史さん、豊本明長さんと共にお笑いトリオ「東京03」を結成。

2009年9月22日の『キングオブコント2009』で優勝。


同年9月30日にリリースされた『若者たちへ』でCDデビューも果たしています。



きっかけは、バラエティ番組『ゴッドタン』の人気企画「芸人マジ歌選手権」で披露した楽曲が、ユニバーサルミュージックのスタッフの目にとまったことでした。


ドラマ初出演は、2011年の『13歳のハローワーク』第1話で秋葉修介役を演じました。


2016年には映画『オー・マイ・ゼット!』で初主演を果たしています。


物語の舞台は、ゾンビがペットとして密かに高値で取引される架空の日本。

角田さんはゾンビ騒動に巻き込まれる男・花田役で、ある家にゾンビが入ったことで、そこに居合わせた人たちがそれぞれの思惑から捕獲に乗り出すストーリー。

ぶっ飛んだ設定で面白そうな映画ですね。


チョーヤ「さらりとした梅酒」など、CMにも出演しています。


『半沢直樹2』三木重行(角田晃広)原作ネタバレ

『半沢直樹2』三木重行(角田晃広)について原作小説(池井戸潤「ロスジェネの逆襲」)からネタバレします。

諸田の腰ぎんちゃく


三木重行は、半沢の出向先「セントラル証券」の営業企画部長。

営業企画部次長の諸田祥一(池田成志)の腰ぎんちゃくで、半沢直樹(堺雅人)のことを快く思っていません。

銀行に戻るために手柄を立てることを考えています。


三木のせいで電脳が契約破棄


そんなある日、事業拡大を狙う大手IT企業「電脳雑伎集団」が企業買収の大型案件を持ってきます。

電脳が買収したいのはライバル会社のスパイラルで、株式取得にかかる費用はなんと1500億円。


半沢は失敗の可能性も高いと慎重に事を進めますが、直属の部下・諸田(池田成志)は強引に契約を結んでしまいます。

三木は、諸田に指名されて電脳のアドバイザーチームのリーダーに。

電脳の担当なのに外された森山(賀来賢人)は、ふてくされます。


諸田の期待を受けた三木ですが、1週間たっても具体的なスキーム(計画)が出せないでいました。

2週間経ってやっとそれらしきものが出来ますが、電脳は三木の仕事が遅いことを言い訳に契約を解除してきました。


東京セントラルの岡社長は、全責任を三木の上司である半沢に取らせようとします。

出向の話まで出て、大ピンチに陥る半沢。


三木が銀行に返り咲く


その後、東京中央銀行の証券部部長・伊佐山(市川猿之助)が電脳とアドバイザリー契約を結んだことが判明。

半沢は、東京セントラルの仲間が銀行に、電脳との契約情報をリークしたのだと確信します。


そんな中、東京中央銀行証券部の伊佐山が、直々に三木を指名。

三木は、銀行の証券営業部調査役として見事銀行に返り咲きました。


しかし三木は、使えない社員で実績もスキルもなく、コネもない。

エリートの伊佐山が、伝票一枚まともに書けない三木を欲しがるのはどう考えてもおかしい。


半沢は、子会社の仕事を横取りした東京中央銀行に反旗を翻し、スパイラルのアドバイザーになって電脳の買収計画を潰すことを誓います。


三木の冷遇


銀行に戻った三木は、なぜか総務グループに回されてコピー取りをさせられる日々。

当然、不満もたまってきます。


伊佐山に「総務グループではなくラインをやらせてもらえませんか」と頼みますが、「君じゃ無理だろ」と突っぱねられます。

それでも「約束と違う」と食い下がりますが、「とりあえず銀行に戻してやったじゃないか、約束通り証券営業部だ」と伊佐山。

どうやら、伊佐山と三木の間にはなんらかの約束が交わされていたようです。


三木がスパイだったのか?


半沢は、三木が伊佐山に電脳の買収話をリークした犯人だと睨み、三木を問い詰めます。

三木は慌てて自分ではないと言って、犯人は諸田次長だと答えました。

三木の話

電脳の平山から買収話が持ち込まれて、数日が経った頃。

諸田は、三木の作ったスキームを見て「甘すぎる」と一言。

焦った三木だが、何も浮かばない。

そんな中、諸田が伊佐山と連絡を取っていることを知った。

伊佐山へのメールのタイトルに「電脳」と書かれていた。

諸田は三木に、悪いようにはしないから黙っていてくれと口止め。

その後伊佐山が三木を呼んで、銀行の証券部に戻してやるから黙っているように言った。


三木は「私にはそれしか方法がなかったんです」と悲痛な声を上げました。

電脳から契約を破棄されて社内での立場を失った三木には、次の出向を待つだけの日々しか残されていなかったから。


半沢は、先日、諸田に異動の辞令が出たことを話します。

諸田の異動先は、東京中央銀行の証券部の部長代理。


三木のスキームを聞いて勝ち目がないと思った諸田は、もっと手っ取り早く銀行に戻れる方法を思いついたのです。

それが、情報のリークとその代償としての銀行復帰人事。


半沢が三木を利用する?


半沢は、三木に「銀行の買収スキームを知りたい」と自分のスパイになることを約束させます。

三木は青ざめますが、反論は出来ません。


三木は、伊佐山たち証券部のスキーム書のコピーを取って半沢に渡します。

半沢にとって、これが伊佐山のスキームを潰す決定的な武器となりました。


その後、三木に裏切られたことを知った諸田は舌打ち。

まさか三木に足元をすくわれるとは思ってもみなかったのです。

まとめ

『半沢直樹2』で三木重行(角田晃広)を原作ネタバレしてまとめました。

物語のキーマンの一人なので、角田晃広さんの演技が楽しみです。