『半沢直樹2』1話のネタバレと感想!ラストの大和田の笑みの理由は?伊佐山と裏で繋がっている?

新日曜劇場『半沢直樹2』(2020)が、7月19日(日)に放送されました(初回25分拡大)。

堺雅人が型破りのバンカー・半沢直樹を演じる第2章がスタート!!

コロナで延期になっていましたが、遂に「新たな倍返し」の始まりです。

1話から「半沢潰し」が加速!なんと早くも「再出向」の話まで出ます。

今回は、『半沢直樹2』1話の視聴率とあらすじネタバレ、感想についてご紹介。

  • 『半沢直樹2』(2020)1話ダイジェストと2話の予告はTverで見ることが出来ます。
  • 『半沢直樹2』(2020)の動画配信サービスは発表されていません。

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『半沢直樹2』1話の視聴率



『半沢直樹2』1話の視聴率は、22.0パーセント。

やはり視聴率お化けドラマ!続編も絶好調のスタートを切りました。

『半沢直樹2』1話のあらすじ

『半沢直樹2』1話のあらすじです。


東京セントラル証券

前作最終回で大和田常務(香川照之)の不正を暴いた半沢直樹(堺雅人)に待ち受けていたのは、まざかの出向。

新シリーズの半沢は、出向先の東京セントラル証券・営業企画部長。

扱う金融商品企画は銀行時代とは比べものにならないほど小さく、親会社である東京中央銀行から不良債権を押し付けられる始末。


さらに諸田(池田成志)ら出向組は、森山(賀来賢人)ら新卒入社から在籍している生え抜き社員であるプロパー社員を見下す傾向にあり、そのため出向組とプロパー社員の間には敵対関係が出来上がっていた。

半沢はそんな社内の空気に頭を悩ませる。



東京中央銀行

一方、東京中央銀行。

大和田常務(香川照之)は、頭取の特命で帝国航空の再建を担当することに。

証券部長の伊佐山泰二(市川猿之介)は、元大和田常務(香川照之)の右腕で、大和田に土下座させて降格させた半沢を目の敵にしていた。

取締役に降格した大和田の勢力は落ちて、副頭取の三笠(古田新太)が勢力を伸ばしていた。



電脳雑伎集団からの大型案件

そんな中、東京セントラル証券にかつてない大型案件が舞い込む。

森山が担当を務める大手IT企業「電脳雑技集団」が、瀬名洋介(尾上松也)率いるIT業界の雄「東京スパイラル」を買収したいと申し出て来たのだ。

買収における株式取得にかかる費用はおよそ1500億円以上!

東京スパイラルとは?

6年前に、瀬名陽介(尾上松也)、清田正伸(加藤啓)、加納一成(井上芳雄)の3人が立ち上げたベンチャー企業。

瀬名社長が開発した検索サイト「スパイラル」が大当たりして日本トップクラスのIT企業に成長。

その経営手腕は「瀬名マジック」と言われるほど。



電脳の担当者である森山は、この買収案件を引き受けることに反対。
・瀬名はあくまでも検索技術に特化した経営方針を貫いたせいで、最近清田と加納と決別。

・そんな瀬名が社風の違う電脳の傘下に入るはずがない。これは敵対的買収になる。

しかし半沢の部下・諸田(池田成志)はやる気満々で、最終的に半沢は「やってみよう」とGOサインを出した。

諸田は買収の成功を見越し、利益の大きい成功報酬型で話を進めようとする。

半沢は「利益が大きい分リスクも大きい」と進言するが、銀行を見返したい岡社長(益岡徹)に「何でもいいからすぐに受けろ」と命令されてしまう。


諸田は早速アドバイザーチームを結成したが、電脳の担当者である森山を外して腹心の三木(角田晃広)をチームに入れた。

当然森山は憤慨するが、諸田は相手にもしない。


そんな中、突如電脳雑伎集団からアドバイザー契約を一方的に断ち切られてしまう。

その理由は、半沢の無能な部下・三木(角田晃広)がスキーム(提案書)を作るのが遅かったからだと言うが……?

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『半沢直樹2』1話のネタバレ

『半沢直樹2』1話のネタバレです。


銀行が子会社の案件を横取り

岡社長が半沢に大型案件を破棄された責任を取れと要求し、伊佐山の策略で半沢に再出向の話が出る。

友人の渡真利は「お前が生き残る道はただ1つ。なんとしてもその大型案件を取り戻せ」と半沢を心配する。


半沢は、森山と一緒に電脳にもう1度考え直してもらえないか頭を下げに行く。

しかし電脳は半沢の出したスキーム(提案書)を見ようともしない。


電脳雑伎集団がアドバイザー契約を解除してきた理由は、東京中央銀行に乗り換えたからだった。

メインバンクである東京中央銀行にごり押しされたら、電脳も断れない。

親会社が子会社の仕事を乗っ取るなど許せない話だ!


しかし銀行はどうやって電脳の買収話を知ったのか?

半沢は、東京セントラル証券内に銀行のスパイがいるのではないかと睨む。



時間外取引

そんな中、電脳が『時間外取引』でスパイラル買収に必要な株式を一気に3割も買い占めた。
時間外取引……株式市場が拓いてない時間に、株式を売買すること。
まさに奇襲攻撃で、いわば騙し討ちのようなものだ。

銀行がこんな汚いスキームを提案するとはな……と呆れる半沢。


スパイラルの社長・瀬名は、買収に対して断固として対抗措置を取ることを記者会見で発表。

電脳に3割分の株式を売ったのは、最近スパイラルを辞職した加納と清田だった。

創業メンバーの2人に裏切られる形となった瀬名は、人間不信に。


実は森山は、スパイラルの社長・瀬名と中学の同級生だった。

森山は10年以上ぶりに瀬名に連絡を取るが、銀行のスパイ扱いされてしまう。


森山:「どうせ俺たちプロパーは虐げられるだけなんだ」

半沢:「不平不満を愚痴ってそれで終わりかよ。全部あきらめるのか?」



スパイの正体

半沢が罠を仕掛けた結果、三木が深夜にパソコンのメール履歴を消しに来た。

半沢と森山は三木をとらえるが、三木はスパイではなかった。


電脳の情報を銀行にリークしたスパイの正体は、半沢の直属の部下・諸田次長(池田成志)だった。

半沢は諸田から伊佐山へのメール(電脳の買収話をリークした内容)を押さえるが、伊佐山はその前にサーバーごとメールを削除していた。


伊佐山は「そんなメールは知らない」と知らぬ存ぜぬ。

半沢は、スジを全く通さず子会社の案件を横取りした伊佐山を「まるでヤクザの手口だ」と罵り、「やられたらやり返す!倍返しだ。それが私のモットーなんでね」と宣告した。



大和田にもスパイがいる

その頃大和田は、会議室で何者かから半沢に関する報告を受けていた。

「そうですが、半沢くんが動き出しましたか。ご報告どうも」

誰もいない会議室で頭取の席に座った大和田は不敵な笑みを浮かべる。

『半沢直樹2』1話で判明した事実

『半沢直樹2』1話で判明した事実は以下です。

  • 東京中央銀行・証券営業部長の伊佐山泰二(市川猿之助)は大和田に土下座させた半沢に恨みを抱いている。
  • しかし伊佐山は大和田を裏切って副頭取の三笠(古田新太)についた。
  • 伊佐山(東京中央銀行)は子会社である東京セントラルに来た電脳からの買収話を横取りした。
  • 半沢ら東京セントラル証券を裏切ったスパイは、営業企画部次長・諸田(池田成志)。
  • 東京中央銀行のスキームは「時間外取引き」。電脳はスパイラルを退社した役員2人から30パーセントの株を買い取った。
  • 大和田は頭取の特命で「帝国航空」の再建を担当することに。
  • 大和田は何者かから半沢に関する報告を受けている。

『半沢直樹2』1話の感想

半沢直樹(堺雅人)が老けておらず、花ちゃん(上戸彩)もそのまま!

あれから7年も経過したとはとても思えず、おかげで続編をナチュラルに受け入れることが出来ました(原作では出向後数ヶ月の設定)。


出向先の半沢は、岡社長から『問題児』と目の敵にされていて初っ端からピンチ。

早くも再出向の話まで出てしまいました。


銀行ではまだ仲間がいましたが、ここでは孤軍奮闘です。

渡真利(及川光博)も「早くなんとかしろ~」と焦りまくってましたからね。


しかし半沢は相変わらず信念を貫きます。

これは東京セントラルのプライドの問題だ」と人事部の出向話などものともせずに頑張るつもりです。カッコいい~。

森山(賀来賢人)を味方につけられるかどうかが今後の運命の分かれ目になりそうですね。


伊佐山泰二役の市川猿之助さんの演技が注目されましたね。

顔芸が従兄の香川照之さんそっくりで本当にむせ返るほど濃い(笑)。


しゃべり方も個性的で、銀行員というよりは〇クザ?

東京セントラルに来た案件をスパイを使って横取りとは、やり方も〇クザです。

案の定、半沢から「倍返しだ!」と宣言されました。これは土下座確実か?


大和田常務(香川照之)ですが、現在は頭取の忠実な部下のようです(内心はわかりませんが)。

「頭取には多大な恩赦を受けました。施されたら施し返す、恩返しです」とまた新たな名言まで飛び出しました(^_^;)


そして1話から愛弟子・伊佐山が副頭取の三笠(古田新太)に乗り換えて、大和田は裏切られました。

視聴者から意外にも「大和田、カワイソウ~!」の声まで飛び出しました。

これはまさかの半沢と大和田がタッグを組む展開もあるのでしょうか。


と思ったらラストシーンで大和田が、何者かから半沢に関する報告を受けていました。

これは大和田にスパイがいると思って間違いないでしょう。

頭取の椅子に座って笑っていたので、まだ頭取になることをあきらめていないようですね。


小料理屋の女将・智美(井川遥)ですが、なんと東京中央銀行の株主様。

今後半沢にナイスアシストな情報を流してくれそうな予感。

半沢は銀行に戻りたくないのか?


新シリーズでは出向した半沢に、渡真利や苅田が「銀行に戻りたくないのか?」と聞いてきます。

半沢にスパイであることを見破られた諸田も「銀行に一番戻りたいのはあんただろうが~!」と言ってきます。


しかし半沢の答えは「大事なのはどこで働くかじゃない。どう働くかだ」。

半沢にとって大事なのは人や会社の幸せのために働くことあって、銀行に戻るのは2の次ということですね。

そうはいっても半沢だって銀行に戻りたい気持ちはあると思います。でもあくまでもスジを通して戻りたいのです。

『半沢直樹2』1話のTwitterの評判

『半沢直樹2』1話のTwitterの評判をまとめます。

近藤が不在?後半は出演するの?




前作の人気キャラクター・近藤(滝藤賢一)ですが、シンガポールに長期出張中で不在でした。

おそらく後半に出演して半沢をサポートするのではないかと思われます。

原作でも「ロスジェネの逆襲」には出てこなくて「銀翼のイカロス」には少し出てくるので。

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シリアスな賀来賢人がイイ




7月17日のSPドラマ『今日から俺は!!』で、強烈な〇ホ演技を見せてくれた賀来賢人さん。

今回は打って変わって、シリアスな役柄。

森山は半沢の有能な部下ですが、ロスジェネ世代で銀行からの出向組に虐げられて憤っていて、かなりネガティブな雰囲気。

こういう陰のある演技もお上手です。


新たな敵・伊佐山泰二の半沢への恨みが怖い





半沢の新たな敵は、東京中央銀行の証券営業部長・伊佐山泰二(市川猿之助)。

大和田の愛弟子で大和田こそ次期頭取になると信じていたが、半沢のせいで何もかもぶち壊しに。


「大和田さんをあんな目にあわせやがって~。セントラル証券はおろか世界の果てまで追い落としてやる」と吠えていましたが、あっさり大和田を裏切って三笠派に?

もしかしたら三笠の力を借りて成り上がった後に大和田に再び鞍替えするつもりとか?


それにしても電脳の案件を横取りしておきながら、セントラルがその案件を失った責任を半沢になすりつけて出向させようなんて、まさに盗人猛々しい!


大和田常務がかわいそう?




大和田ですが、1話から愛弟子・伊佐山に裏切られました。

取締役会であからさまに伊佐山に無視される大和田を見た視聴者から思わず「かわいそう」の声が相次ぎました。


しかし先ほども言いましたが、おそらく大和田はまだ何か企んでいます。

そうじゃなければ、誰もいない会議室で頭取の席に座って笑ったりしません。


筆者はラストシーンで会議室の大和田に電話をかけてきたのは、伊佐山だと思っています。

伊佐山は大和田を裏切ったかに見せかけて、三笠の権力を利用しようとしてのし上がろうとしているのではないでしょうか。

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スパイは誰だ?






半沢ら東京セントラルを裏切って伊佐山に大型案件をリークしたのは、半沢の直属の部下・諸田次長でした~!

もう1話でスパイの正体がわかるなんて展開早いです!

最初は三木かと思われましたが、まさかの諸田です(いや、むしろ一番怪しかった?)。


三木は諸田が伊佐山にメールしているのを知ってしまっただけで、銀行への栄転を餌に口止めされていたのでした。

2話では三木も諸田も、揃って銀行に返り咲きます。


『半沢直樹2』(2020)2話は、2020年7月26日(日)放送です。


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