女子的生活 後藤忠臣 (町田啓太)とは?原作からみきとの同居生活をネタバレ!

2018年1月5日(金)から志尊淳さん主演の痛快“女子”ドラマ『女子的生活』が始まります。

『女子的生活』の原作は坂木司さんの同名小説で、トランスジェンダーの女子がテーマ。

性別は男性だけど見た目は美女で好きになるのは女性という複雑な人物・みき(志尊淳)が、田舎を飛び出して都会で恋に仕事に奮闘する姿が描かれています。

町田啓太さんふんする後藤忠臣は、このトランスジェンダーのみきと同じ部屋で生活することになります。

身体は男同士だけど、心は男と女という2人は、どんな関係に発展するのでしょうか?

この記事では、原作『女子的生活』から、後藤とみきの奇妙な同居生活のネタバレをまとめています。

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『女子的生活』後藤忠臣を演じる俳優・町田啓太とは?



町田啓太さんは1990年7月4日生まれの27歳で、劇団EXILEのメンバーです。

2010年の舞台『ろくでなしブルース』で俳優デビュー。

2011年の『ろくでなしブルース』で連続ドラマ初出演。

同年7月にダンス&ボーカルグループ「GENERATION」の候補メンバーとなり、劇団EXILEを脱退しますが、2012年に俳優業に専念するため劇団EXILEに再加入します。

2014年に、短編映画『先輩、キスしていいですか』で映画初主演。

2015年の『ガッタン ガッタン それでもゴー』でドラマ初主演。

個人的には2016年の『スミカスミレ』の真白君役が素敵でした。

今後、どんどん活躍することが予想されるイケメン若手俳優さんです。

『女子的生活』主要キャラ・みきとかおりとは?

ゆいのネタバレをする前に、『女子的生活』主要キャラのみきとかおりをご紹介します。

小川みき:志尊淳



本名・小川幹生(おがわ みきお)。

いわゆる「トランスジェンダー」女子で、身体は男だけど心はレズビアン(つまり女の子が好き)。

女の子になりたいのであって、女装して無意味に楽しいわけではありません。

「女の子ライフ」を満喫したくて、実家を離れて上京。

ひょんなことから元・同級生の町田啓太(後藤忠臣)と同居しますが、男は嫌いなのでモメにモメます(笑)。


かおり:玉井詩織



主人公・みき(志尊淳)が務めるアパレルメーカーの同僚。

はっきりした性格で気も利きます。

みきとは女の友情で結ばれていますが、みきの方はちょっと違って……。

原作『女子的生活』後藤忠臣のネタバレ

それでは、いよいよ後藤忠臣のネタバレをしていきます。


主人公・みきの部屋にいきなり転がりこんでくる?


『女子的生活』の主人公・みき(志尊淳)はトランスジェンダー女子。

見た目は美女(女装してる)だけど、身体は男。

フツーの男子と同じで、女子が大好き。


そんなみきが東京で暮らす部屋に、ある日いきなり高校時代の同級生・後藤忠臣(町田啓太)が訪ねてきます。

当然最初は追い返そうとするみきですが、後藤がヤミ金に追われて家具も有り金も全部持ってかれて、こっちに知り合いが誰もいないと言うので、仕方なく置いてやります。


後藤は、みきの女装姿に最初は腰を抜かさんばかりに驚愕!

「え?コスプレ?おかま?じゃなくてニューハーフ?ホモ?」と失礼な言葉を並べ立てる後藤に、みきは説明してやります。

性同一障害でもホモでもなく、トランスジェンダー。

わかりやすく言うと、女の子になって女の子とカップルになりたい。

身体の方もいつかどうにかしたいけど、手術するほど方向性は決まってないし、男の体を嫌悪しているわけでもない。


さらに「俺、もしかしてヤバイ状況なのかなあ?美少女かと思ったら掘られました的な?」と暴言を吐いた後藤に、みきはマジギレ。

「私は好きなのは、綺麗で可愛い女の子なの。きったねえオトコなんか触りたくもない!」

これで後藤は黙りました(笑)。


翌朝、目を覚ました後藤はマジマジとみきを眺めて言います。

「昨日、“トランスジェンダー”ググったよ。それはそれとしてお前、すげえ女だなって思って。女装の男っぽくないし、気持ち悪さもないし、すげえ自然。全然いけるなって思って。」

ほめられてるのかどうか、よくわからないみきです。


イレギュラーな生活は本来嫌いではないみきですが、相手がヘテロの男で過去の自分を知っていることにため息がでます。

正直、とっても面倒くさい……。


しかも後藤は現在ダイエット中のみきに、あろうことか油脂を吸いまくった小麦粉と砂糖の塊=ドーナッツなんかを買ってきたりするんです。

怒りを覚えながらもついつい食べてしまうみき。


みきと後藤の元カノがそっくり?


よくよく話を聞いてみると、ヤミ金に借金したのは後藤ではなく後藤の彼女(逃げられてしまった今では元カノ)。

あまりにも安っぽい話にさらに呆れるみき。


すると「小川と、似てたんだ。」と信じがたいセリフを吐く後藤。

「お前みたいなふわふわの服着て、髪長くて、鳥の餌みたいの食って、でもってすげーツンツンしてた。」

本当に唯一違うのは身長ぐらいで、あとはみきにそっくりです。

なんでも後藤は“自分に自信があるタイプに弱い”とのこと。

別にみきだって自分に自信があるわけではないのですが……。


一緒に住む?


実はみきは後藤が転がり込む前は女装仲間と一緒に暮らしていて、家賃は半分こでした。

でも少し前に女装仲間は出て行っていまって、家賃を全額払うのがちょっときつくなっていたところ。


後藤は「俺、ちゃんと家賃半分払うから。」と言って、ここに住みたいと主張。

みきは「あんたと住んだら男子校みたいになっちゃう!」と最初は拒否します。


しかし後藤が“みきの女子っぽい暮らしの邪魔はしない”と約束したので、OKすることに。

こうして男2人の奇妙な同居生活が始まりました。


みきに怒られ続ける後藤


便座を上げたままにしたり、トランスジェンダーについてまだまだ知識不足だったりで、度々みきに怒られる後藤。

「女装ってだけじゃなくおしゃれだもんな。」と褒めてもチョップをくらわされました。

みきの主張は以下です。

これは女装ではない。

自分は女の子になりたいのであって、女の子の格好をして無意味に嬉しいわけじゃない。

なぜなら女の子が女の子の服を着るのは日常だから。


そして男のドリームを語る後藤に対しても、みきは一刀両断。

後藤は「じゃあ、女のドリームはどうなんだよ、王子様的なやつあるだろ。」と言い返します。

でもみきが求めているのは王子様ではなくお姫様。

可愛くて冷静で残酷で理不尽な、みきだけのお姫様なんです。


後藤の知り合いと合コン?


「そうだ。小川さ、合コンしない?」

みきは後藤から合コンに誘われます。


後藤は一応IT系のリーマンなので、みきの同僚・かおり(玉井詩織)も喜んで参加。

みきは当然、女子メンバーの一人として参加することになります(笑)。

この合コン、みきがゆい(小芝風花)というセレクトショップの店員をお持ち帰りして幕を閉じました。

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後藤は、みき狙いだった男に付き合わされて収穫ナシ(笑)。


ふてくされる後藤ですが、みきの性生活が大変であることを知って、応援すると意気込みます。

なにしろみきは、好きになっても相手と結婚できる確率がとても低いから。

そして後藤はみきの同僚・かおりのことが気に入りましたが、かおりの方は後藤の顔も覚えていませんでした(笑)。


後藤の友達・高山田(ミニーさん)がみきの部屋に一泊する?


ある日、テンプレ過ぎる落ち込み方をしている後藤を見かねて話を聞いてやるみき。

悩みの聞き代は缶ビール1本ですが、これで太ると思うと逆に悔しくもあるみきです(笑)。

後藤の話の内容は以下です。

みきと後藤と高校時代同じクラスだった高山田が、ブラック企業に入って鬱になってしまった。
               ↓
後藤としては、なんとか元気付けてやりたい。
               ↓
高山田にみきのことを話してみたら「自分には絶対できないことをやっているみきに会ってみたい。」と言っている。
               ↓
一泊だけでいいからこの部屋に泊めてやって欲しい!

自分を気晴らしの道具に使おうとする後藤に「見世物じゃないんだよ!」と抗議するみき。

しかし後藤が可愛い女の子を紹介すると約束してくれたので、渋々承諾するのでした。


鬱のはずの高山田がクソ過ぎる?


そしてみきの部屋に後藤と一緒にやってきた高山田ですが、開口一番「俺、餃子嫌いなんだけど。」

みきが良かれと思って用意していた餃子の準備を「キモすぎ」とまで言います。

さすがの後藤も凍り付いてしまいます。


結局わがまま・高山田のせいでピザを頼むことに。

その後も高山田は、みきに恨みがあるかのごとく失礼な発言を続けます。

「ち○こ、切ったの?」

「お前ら、付き合ってんの?」

「女性用トイレに入るなんてヘンタイだな。」

「将来とかちゃんと考えてんの?」

とうとうみきが「私はあんたの吐き出す泥の受け皿じゃないっての!」とキレます。

そして身長の低い高山田に「ちっさ!」と言い、高山田は「化け物!」と言い返します。


そして、みきは鈍すぎる後藤を責めます。

何故なら高山田は、後藤が男の娘(オトコノコ)と同棲していると聞いてどんな化け物かって興味がわいて、みきに会いに来ただけだから。

「みきを尊敬しているから会いたい。」という高山田の嘘をまるっと信じてしまった後藤は、甘すぎとしか言いようがありません。


みきは胸元のジッパーに指をかけてゆっくり下ろし始めます。

そして「ほら、見れば。恐いもの見たさで化け物が見たかったんでしょう。」と高山田に詰め寄ります。

すると後藤が「やめろ!女子のすることじゃない。」とみきの手を止めました。


後藤は「どちらかと言えばリア充の自分と何故ダイレクトでやりとりしていたのか?」と高山田に聞きます。

確かにブラック企業に追い詰められて家族とも口を聞いていないのに、何故後藤とは頻繁にやり取りしていたのでしょう?

後藤は「お前は俺が好きなんだよ、そして俺もお前が好きになった。」とざっくりまとめてきます。


しかしみきは高校時代を思い出します。

高山田は男子たちの“いじられキャラ”で、本人もまんざらでもなかった様子だったのです。

そして確か“ミニーさん”と呼ばれていました。

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そしてみきは考えた末にもしかして……とある推測をします。

それは高山田が実は女装したいのではないか?ということ。


みきは高山田に「あんた、私の服が着たいんでしょう。」と直球を投げます。

みるみる赤くなる高山田。

みきは高山田に適当なウィッグを被せてリップを塗りたくります。

高山田は、鏡に映った自分をじっとみつめています。


みきはこれ以上サービスなんかしてやるもんか、と高山田の出方を待ちます。

すると高山田は「その……、首から下も綺麗にしてください。」と頭を下げてきました。


高山田もトランスジェンダー?


みきにトータルコーディネートしてもらった高山田は満足そうな様子。

高山田もみきと同じトランスジェンダーだったのでしょうか?


答えはNoです。

高山田は後藤と同じヘテロの男なのですが、単純にみきが羨ましかったのです。

地元で腐っているだけの高山田からみると、後藤もみきも都会の成功者。


それが面白くなかったから、最初は女装のみきを嘲笑ってやろうとここにやってきました。

でも会ってみたらみきが意外とイケていたので、逆に自分も女装したら世界が変わるんじゃないか?……そんな気持ちになったのです。


みきと女装した高山田、後藤の3人でナイト・クルージングに出掛けます。

高山田を間に挟んで女子(?)2人から腕を組みます(笑)。

行き先はコンビニだけど、なかなかの冒険。

後藤はモテ気分を味わっているし、みきと高山田は女子トーク全開。

高山田は最後にはみきに感謝して帰っていきました。


その後の高山田はというと……

ニーソを吐いたりネイルシール付けた自分を自撮りしてツイッターにアップ、突っ込まれまくっています。

そう、高校の時のようないじられキャラに戻って幸せになったのです(笑)。


後藤のおかげで合コンの手土産を思いつく?


後藤はみきとの生活において、学習する男でした。

以前は自分の分しかお湯を沸かさなかった後藤が、最近はみきが飲むか飲まないかにかかわらずもう一杯分のお湯を残しておいてくれるようになりました。


みきとかおりはセレブ合コンに誘われました。

かおりのことが好きな後藤は「頼む!かおりちゃんがお持ち帰りされないように見張ってて。」とみきに頼みます。

そして「これやるから!」とみきに渡してきたのが自作のハムマヨサンド(笑)。

しかし後藤のおかげで、みきは合コンに持っていく手料理を思いつくことが出来ました。

それは追いマヨをしたポテサラのハム巻き(笑)。

男は、金持ちも貧乏人も舌が同じなのです。


みきが合コンの主催者の彼女・マナミに気に入られる?


セレブ合コンの結果は散々だったのですが、みきは合コン主催者の彼女・マナミに気に入られます。

マナミは自宅でお料理教室をしていて、当然料理の腕はプロ級。

みきと後藤の住む部屋にいきなり押しかけて、ワインと凝ったサンドイッチが入ったバスケットを差し入れします。


後藤は「マナミちゃんって、すごいんだな。あんなにふんわり可愛くて、料理もうまくてさ。」とすっかりマナミの可愛さにヤラレてしまいます。

そんな後藤を見て呆れるみき。

みきの目には、マナミは好みではないダサい子に映っているから。

このあたりが、トランスジェンダー女子とヘテロの男の感覚の違いかもしれません。


みきは、後藤はこういう料理攻撃を続けられたら落ちるんじゃないかと思います。

しかし後藤はサンドイッチよりおにぎり、つまり白米が食べたいと主張。

美味しいワインとフルーティな一品、そういうものを楽しめる男は外国人にしかいないのか……とみきはため息をつきます。


失礼なマナミの婚約者に対して、後藤が放った一言とは……?


後日、マナミの婚約者・ケンイチがマナミと一緒に、みきの部屋を訪ねてきました。

マナミが勝手に料理を差し入れしたことを詫びるためとは口先だけの話で、本当は自分の婚約者がトランスジェンダーと友達になりたいと言うので、視察に来たのです。

ケンイチはみきに対して「凄いよね、こういう格好してたら女の子に近付き放題じゃない。」とか「俺はみきちゃん可愛いと思うけど、うちの親戚は色々うるさいから家に招くのはそれなりの相手じゃないと……。」など失礼な発言のオンパレード。

みきはこんな奴とは二度と会うことはない、と自分に言い聞かせてスルーします。


ケンイチの攻撃は後藤にも向けられました。

「みきちゃんと住むのって覚悟がいるよね、凄いよな。」


後藤は「俺からしたら、マナミちゃんの方がすごい覚悟ですよ、人を見下す人間と一緒になるなんて。」と言い返します。

さらに「俺には、あんたみたいな人間に優しくしたり、一緒に暮らすなんて到底無理。」とバッサリ言い切ります。


そして後藤は「あんたに、みきの何がわかる!」とほとんど喧嘩腰のセリフを吐きました。

後藤の勢いは止まらず、怒涛の「友情発言」が出て来ます。

「みきは理想の自分に向かって努力している偉い奴なんだ。

一回か二回会っただけで、こいつのことわかったみたいに言うな。

お前のちっさいものさしでみきを図るな。」

みきは、後藤のコテコテの高校生のような発言に、マジで恥ずかしくなってきます。


とうとう後藤は「小川は……みきはどこに出しても恥ずかしくない、俺の大切な友達だ!」と決定打。

みきはスマホと財布を掴んでその場から逃げ出しました。


みきは言いがかりはきにならないけれど、恥ずかしいのは無理なのです。

自分はそんな理解者など求めていない……。


そこへかおりから「初家出おめでと」というメールが届きました。

後藤からかおりに連絡が行ったのです。

「つか自分の家じゃん!」と急いで引き返すみき。

後藤はマンションの下でみきを待っていました。


みきと後藤は男の友情?それとも……


みきは後藤とコンビニに出掛けました。

みきは別に後藤に何の感情もありません。

後藤は「お年寄りも赤ちゃんも男か女かどっちかわかんない人いるから、どっちでもいいかなって。だって同じ人間だし。」と言います。

「はあっ?」となるみき。


さらに後藤は「小川はさ、メシのあてにならない料理みたいなもんだよ。」と発言。

後藤にとって煮豆や春雨サラダは今までいらないおかずでしたが、ないとそれはそれで味気ないものに変わったのです。


みきは歩きながらなんだか笑いが込み上げてきます。

このままずっと……とは思わないけれど。

さて、明日は何を着ようかな。


『女子的生活』後藤のネタバレはここまでです。

後藤とみきは友情なのかLOVEなのか……でもどっちでもいいのかもしれません。

私たちは何でもはっきりさせ過ぎる癖がついていたのかもしれない、そう思わされました。

まとめ

原作『女子的生活』から、後藤のネタバレをまとめました。

ドラマではみきと後藤の関係はどうなるのか?

きっと誰もがハッピーになれるあたたかい結末が待っているのではないでしょうか?