女子的生活 ゆい(小芝風花)とは?みきとの関係を原作からネタバレ!

2018年1月5日スタートの新ドラマ『女子的生活』(NHK総合)で、ゆい役を演じるのは女優・小芝風花(こしば ふうか)さんです。

女子的生活は“トランスジェンダーの女子”がテーマとなるお話ですが、トランスジェンダーの主人公・小川みき(志尊淳)が女性であるゆいと「とある複雑な関係」を持ってしまいます。

この記事では、テーマを感じさせる重要なシーンを抜粋して『女子的生活』原作でのゆいとみきの関係についてネタバレします。

ゆいのネタバレ記事を読みたくない方はコチラ
ドラマ「女子的生活」キャスト一覧!あらすじ・原作・動画配信情報



『女子的生活』ゆいを演じる小柴風花とは?



ゆいを演じる女優・小柴風花(こしば ふうか)さんは1997年4月16日生まれの20歳、所属事務所はオスカープロモーションです。

2011年に、『イオン×オスカープロモーション ガールズオーディション2011』でグランプリ受賞して芸能界入り。

2012年に、ドラマ『息もできない夏』で事務所の先輩・武井咲さんの妹役・木村佳乃さんの娘役で女優デビュー。

特技はフィギュアスケートで、2013年のドラマドラマ『スケート靴の約束』でその腕を披露。

2014年に、映画『魔女の宅急便』でスクリーンデビュー、映画初主演を果たしています。

童顔とも言える可愛らしい容姿が魅力の若手女優さんで、今後の活躍が楽しみな存在ですね。

『女子的生活』主要キャラ・みきとかおり、後藤とは?

ゆいのネタバレをする前に、『女子的生活』主要キャラのみきとかおり、後藤の3人をご紹介します。

小川みき:志尊淳



本名・小川幹生(おがわ みきお)。

いわゆる「トランスジェンダー」女子で、身体は男だけど心はレズビアン(つまり女の子が好き)。

女の子になりたいのであって、女装して無意味に楽しいわけではありません。

「女の子ライフ」を満喫したくて、実家を離れて上京。

ひょんなことから元・同級生の町田啓太(後藤忠臣)と同居しますが、男は嫌いなのでモメにモメます(笑)。


かおり:玉井詩織



主人公・みき(志尊淳)が務めるアパレルメーカーの同僚。

はっきりした性格で気も利きます。

みきとは女の友情で結ばれていますが、みきの方はちょっと違って……。


後藤忠臣:町田啓太



みきの高校時代の同級生。

今のみきの状態を知らずに、みきの家に転がり込みます。

女装姿のみきを見て、困惑します。

原作『女子的生活』ゆいのネタバレ

それでは、いよいよゆいのネタバレをしていきます。


みきとゆいの出会いは合コン


東京で“女子的生活”を謳歌する主人公・小川みきは、アパレル会社の同僚・かおり(玉井詩織)と仲良し。

みきはひょんなことから同居するハメに陥った後藤(町田啓太)と合コンすることになり、かおりも来ることに。

みきは、後藤のツンツンの同級生として紹介されて、女として合コンに参加します(笑)。


後藤が連れてきた女の子は2人で、ひとりは巨乳ちゃんでもうひとりが小芝風花さん演じるゆい。


ゆいってどんな子?


ゆいは一言で言うと、梅酒作ってそうな子(笑)。

合コンなのに、服が綿とウールで、足元は皮。

天然素材重視だけど、男ウケなんて1ミリも狙ってなさそうなパッケージなんです。

しかも職業は目黒のセレクトショップの店員で、ブラック企業に勤めるみきとかおりとは大違い。

そして実際に「市販の梅干し食べられない」という理由から、梅酒だけでなく梅干しも作っていました。


どこからどう見ても合コン受けしないゆいちゃんですが、男どもはこのほっこり系癒し女子にヤラレてしまいます。

ゆるふわ系のかおりは「キーッ!」と悔しがりますが、ここからみきの反撃開始。

みきはぐっとかがんでショーパンのお尻を強調、かおりはモヘアのニットの襟ぐりをぐっと広げて鎖骨を見せて、見事男性陣を悩殺。


みきとゆいが急接近?


取り残されてつまらなくなったゆいは、梅酒から日本酒に切り替えてひとり飲みを開始。

みきは最初はゆいのことをなんとも思っていなくて、どっちかと言えば巨乳ちゃんが好みだったのですが、ゆいにからみます。

そしてゆいの服装などをネタに散々ディスって虐めるのですが、ゆいもしっかり応戦。

最後にはみきの耳元で「このゆとりビッチ。」と悪魔の一言をささやいてきました。


みきは、ゆいの頭がよくて意地悪が上手で、きちんとトドメまで刺すことが出来るところがいいな~と見直します。

なぜなら「女の子の強さ」が大好きだから。


みきは改めてゆいをじっくり観察。

顔はナチュラルメイクでそこそこ可愛い仕上がりで、色白なのが最大のウリ。

身体は細身っぽく、指先は透明なマニキュア。

黒くて長い髪にあえてのボサ眉、小さめのピアスはシルバー。


みきは「この子、ナチュラルよりエスニックが似合う。じゃらじゃらしたバングルの重ねづけとか、目尻に紅色をのせるとか、そういう感じにしたらもっともっと綺麗だろうな。」と思います。

つまり、みきはゆいが気に入ってしまったんです(笑)。


みきがアプローチ開始


みきはゆいを店の外に連れ出して2人きりになります。

ゆいの方は「喧嘩上等」とばかりについてきたのであって、相手が女装男子とは気が付いていません。


以下、みきとゆいの会話です。

みき「私、男なの。

ゆい「えっ、ごめん。意味わかんないんだけど。」

みき「女装なの。女の子の格好した男なの。」

ゆい「すごいね、本当に。すごい完成度。ただの女装なんだよね?」

みき「うん」(注射も手術もしていないけど、あえてそこまで言わない)

ゆい「一緒にきたかおりって子は知ってるの?」

みき「うん、でも男子は知らないよ。」(後藤は知ってるけど、あえて伏せておく、その方が面白いから)

ここでみきはゆいに「“秘密のゲーム=誰よりも女の子っぽくいちゃいちゃする”をしない?」と持ち掛けるのですが、ゆいは見事に乗ってきます。


合コンメンバーの元に戻ったみきとゆいは、レズビアンよろしくベタベタ、イチャイチャ。

腕を絡ませ、頬を寄せ合い、カクテルの回し飲み。

軽いボディタッチも行います。

見かねた男性陣は不満げな顔で「君たち、エロ過ぎるって。」と反笑い。

男たちだけでなく、かおりと巨乳ちゃんも興ざめします。


ご機嫌のみきとゆいは「今夜はガールズナイトにしよう!」と2人で抜け出します。

そう……みきは見事に“お持ち帰り”に成功したんです(笑)


2人でホテルに?!


2人はバーを2軒はしごして「次はクラブに行こうか?」となりますが、ゆいが「疲れた……。」と歩道にへたりこんでしまいます。

そこでみきは「ホテルとか、行く?」と提案します。

ゆいは「みきってカラダは男なんだよね?てことは、そういう誘い?」と聞きますが、みきに「半分そうだけど、しなくてもいい。朝までお喋りしてるだけでも。」と言われてOkします。

フツーの男だったらこうはうまくいきませんが、女装していることで警戒心が緩むようです。


2人はホテルに行って愛し合います。

女の子の格好をしているみきにも、当然欲望はあります。

でもそれは入れたい方向じゃなくて、女の子同士でいじりあっている方が興奮するのです。

その方が相手も安心するし、こっちも目を閉じて妄想出来るから。

ゆいは案外“こっち側”の才能があって、常識や道徳を蹴り飛ばして楽しむことが出来ました。

“ゆいは女子力が高い”と感じるみき。


みきとゆいは付き合うの?


さてさて……ホテルで結ばれた(?)みきとゆいは付き合うのでしょうか?

部屋に戻ったみきは後藤から「ゆいちゃんと付き合うのか?」と聞かれますが、「合意の上で楽しく遊んだだけ。」と答えます。


「やり捨てかよ!」と憤る後藤に対して、みきは説明します。

そりゃあ、彼女は欲しい。

でも結婚したいと思うような相手に出会って相手も同じように思ってくれる確率はすごく低い。

女装がキモくなったら誰も相手にしてくれない。

だから単発でもありがたいってハナシ。


2人はセフレ?


それからもみきとゆいはデートして、ホテルにも行きます。

挑発的な目でビッチで傲慢で、すごく綺麗なゆいに、みきは夢中になります。


「やっぱり遠くのカレシより近くのセフレだよねえ。」とつぶやくゆい。

そう、ゆいには地元に遠距離恋愛のカレシがいたんです。


ゆるふわほっこりを装う巧妙なビッチのゆいのカレシは、なんとひきこもりキャラ(笑)。

やり取りは、メールにツイッターにラインだけで、現実感薄すぎ。

「相手が実在しているのか揺らぐ瞬間がある。」とゆいが言うほどなんです。


結局、みきの片思い?


みきとゆいは、仕事終わりに待ち合わせしたりもします。

ゆいは相変わらず毒舌で、言わなくてもいいことまでドカスカ発言。


みきとゆいはイヤホンを分け合いながら、腕を組んで歩きます。

傍目には、仲のいい女の子同士にしか見えませんが、みきの心中は違いました。

ずっとこのままでいたいなあ、って思う。

ずっとこのままでいようっと、って思う。

みきの心の声が、切なすぎです……。


ゆいの原作のネタバレはここで終了です。

このあと、みきとゆいの関係がどうなったかは描かれていません。

ドラマではこの原作の2人の関係がどんな風に描かれるのか……ドキドキしながら視聴したいと思います。

まとめ

『女子的生活』のゆいについて原作からネタバレしました。

外見は可愛いのに、毒舌でセクシーなゆい。

ゆいのキャスト・小芝風花さんがどんな風に演じてくれるのか楽しみです。