女子的生活 かおり(玉井詩織)の原作ネタバレ!みきとの合コンや女子トークも

2018年の新ドラ『女子的生活』かおり役は女優・玉井詩織さんです。

『女子的生活』では、見た目は美女で身体は男の“トランスジェンダー女子”みき(志尊淳)が仕事に恋に奮闘する姿が描かれます。

かおりは、みきの親友で合コンに一緒に行く仲ですが、2人の関係は実は複雑で……。

この記事では原作『女子的生活』から、かおりにフォーカスしてみきとの“合コンの様子”や“女子トーク”についてネタバレしています。

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『女子的生活』かおり役の女優・玉井詩織とは?



玉井詩織さんは、ももいろクローバーZのメンバーで、女優。

小学校4年生だった2005年にスカウトされて芸能事務所入り。

2008年、ももいろクローバーの結成に伴って加入します。

2012年、メンバーの百田夏菜子とユニット「ももたまい」を結成し、「シングルベッドはせまいのです」をリリース。

女優としての活動は2015年にももいろクローバーZのメンバー達とともに映画『幕が上がる』に主演、2016年に『ストレンジャー』で連続ドラマ初出演を果たしています。

『女子的生活』主要キャラ・みきと後藤、仲村さんとは?

かおりのネタバレをする前に、『女子的生活』主要キャラのみきと後藤、仲村さんをご紹介します。

小川みき:志尊淳



本名・小川幹生(おがわ みきお)。

いわゆる「トランスジェンダー」女子で、身体は男だけど心はレズビアン。

毎日女装して会社に出掛けるけれど、恋愛対象は女の子という複雑な人物。

専門学校までは自分を偽り、フツーの男として生活。

「女の子ライフ」を満喫したくて実家を離れて上京、女装生活を開始。

ひょんなことから元・同級生の町田啓太(後藤忠臣)と同居しますが、男は嫌いなのでモメにモメます(笑)。

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後藤忠臣:町田啓太


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みきの高校時代の同級生。

今のみきの状態を知らずに、みきの家に転がり込みます。

おっちょこちょいですが、友達思いのいい奴。

女装姿のみきを見て困惑しますが、一緒に暮らす内にみきとの間に不思議な絆が生まれて……。

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仲村さん:玄理



みきの会社の同僚(先輩)。

中国語が堪能なアジアン女子で、みき、かおりといつも3人でランチを食べに行き、女子トークに花を咲かせます。

原作『女子的生活』後藤忠臣のネタバレ

それでは、いよいよかおりのネタバレをしていきます。


まずは『女子的生活』の主人公・みきを紹介


ドラマ『女子的生活』ではトランスジェンダー女子のみきの日常が、ポップにユーモラスに、時に切なく描かれます。

トランスジェンダー女子のみきは、簡単に言うと“女の子になりたい男の子”。

とは言っても別にホルモン注射や手術をしているわけではなく、ただ女装しているだけ。

可愛い女の子とレズビアンのように愛し合うことが好きなので、汚い男は大嫌いです。

憧れの「女子的生活」を送るために地元から上京、現在はブラック企業(!)のアパレルメーカーに勤めています。


かおりってどんな子?


かおりはみきと同じアパレルメーカーに勤める同僚。

ゆるふわ系の女子で、会社ではトルソーちゃんと呼ばれたりします(究極のMサイズ女でマネキンにぴったりだから)。

他に仲村さん(玄理)という年上女子もいて、ランチはみき、かおり、仲村さんの3人で取ることがほとんど。


かおりは、小首をかしげる動作なんかも可愛いザ・女子って感じの子。

ダイエット中でもクリーム系のパスタが我慢出来なかったり、仕事はザルだったりします。

でも合コンになると、急に対応が的確で素早くなります(笑)。

みきはこれが仕事に反映されればかおりはもっと高い給料を手に出来るのに……と思います。


みきが男だということは知っているけれど、女の友情で結ばれている2人。

意味もなくお互いの両手を合わせて指をからめたり、完全に女子同士のノリです。


かおりはみきのタイプ?


実は、かおりはみきのタイプの女の子。

でもみきは、同じ職場の人間とどうこうなろうとは思っていません。

同僚であるかおりとは、戦友でいたいのです。


そもそもみきはこの会社の面接に受かったこと自体が奇跡的(男だとバレてるのに合格でした)。

このスタイル(=女装男子)を貫くことの出来る職場を壊すなんてことはしたくはないのです。


守りに入った人生はつまらないけれど、めったやたらに刀を振り回したいわけでもない。

そんな風にみきは思っています。


みきとかおりは合コン仲間?


みきとかおりは、一緒に合コンに行く仲です。

ひょんなことからみきの部屋に転がり込んできた後藤(町田啓太)が「合コンやらない?」と誘ってきたので、みきはかおりも誘います。

後藤は一応IT系のサラリーマンですが、最近元カノが借金を残して逃亡したので実はとっても貧乏(そのへんはかおりは知りませんが)。


さて、合コンの日がやってきました。

金曜の夜、場所は個室系のちょっとだけ洒落た居酒屋。

メンバーはかおりが連れてきた社会人的に付き合いやすそうな男2人(ちなみにかおりとは何もない)。

そして後藤が連れてきたスケベそうな男(女子がコートを脱いだ瞬間に「おっ!」とか言うタイプ)。


続いて女子メンバー。

かおりはもちろん、みきも女子メンバー(笑)。

暗い照明だと、まず男とはバレないのです。


そして後藤の連れてきた女子2人。

1人はセクシー路線の巨乳ちゃん。

もう1人は、目黒のセレクトショップの店員で、およそ合コン受けしない服装のほっこり癒し系。

オーガニック、高品質、丁寧な暮らし、といったイメージ。


この癒し系女子のゆいちゃんが男性人気をかっさらったので、かおりはトイレで吠えます(笑)。

トイレに付き合わされたみきは、隣で「むかつくわあ!」と叫ぶかおりをなだめます。


そしてみきの提案で、反撃開始。

みきはぐっとかがんでショーパンからお尻を見せて、かおりはモヘアのニットを広げて鎖骨をアピール。

さらにみきがかおりの脇腹をくすぐって、かおりが「あんっ」と声をあげるともう男たちはイチコロでした。


でもこの合コンでは、かおりのお眼鏡に叶う男子はいなかったので、かおりは収穫ゼロ。

後藤はかおりが気に入ったけれど、かおりの方はまさにアウトオブ眼中。

みきはと言えば、癒し系女子・ゆいをお持ち帰りしてひとり勝ち状態に!


次なる戦場は、セレブな男たちが集まるタワマン合コン!


かおりとみきが次に参加することになったのは、年収の高い男性ばかりが集まるタワーマンションでの合コン。

「中の上ぐらい気合い入っている。」と言うかおりですが、実はかなり本気。

みきはといえば、別に男が好きなわけではないし、年収の高い男が好きな女子が自分になびくわけもないので、ただ単にかおりの付き添いです。

後藤も行きたがりましたが、後藤の収入では到底無理でした……。


この合コンでは女子は全員“手土産”(てみやげ)を持っていくことがルール。

かおりがフェイスブックを見ると、手料理を持っていく女子もいることが判明・これは手強い……。


料理が下手で、たまに作る弁当が「白米+冷食おかず+プチトマト」なかおりはパニックになります。

何故なら、無難にロゼシャンパンにチーズだけで行くつもりだったから。

ここで、みきが枝付きのレーズンなどのドライフルーツを提案。

チーズとあわせることで気が利いているし、お洒落にも見えます。


そしてここで意外にも、安月給男・後藤が大活躍。

男はハムマヨ、ポテサラ、目玉焼きの載ったハンバーグが好きだと教えてくれました。

みきはハム巻きのポテサラを手料理として持っていくことに決定。

そしてこれが後に、合コンでバカ受けすることになるんです。

男は金持ちも貧乏人も味覚は変わらないことが判明しちゃいます。


合コンでのかおりの敵とは?


かおりとみきは、合コン前に作戦会議。

今回の合コンではみきはかおりの援護射撃役なので、かおりの意向を聞きます。

かおりは色々話してくれました。

狙っている男は一人いる。

でももうひとり、その男を狙っている女がいる。

その女は手料理が上手い嫌な女で、喧嘩売ってくる可能性もある。

かおりは「あたしを攻撃するためにその女がみきのことを失礼な言い方してきたら、合コンをぶち壊してもいいよ。」と真剣な顔。

みきはそのくらいの覚悟は出来ているので「何言ってるの。」と笑い飛ばします。


しかしかおりは「これはマジで。あたしはさ、あたしの心を強くしてもらうために、みきに居てもらいたいだけだから。」と発言。

みきはかおりの可愛さにつかの間、見入ってしまいます。


みきはこういう時、かおりは本当に馬鹿だなって思います。

ゆるふわな外見をはねのけて現れる、頑固で強気な男気。

これを最初っから出していればかおりはもっとモテるはずなのになあ、と思うのです。

でもかおりは頭がいいから、皮肉とずる賢さも天下一品なのですが。


タワマン合コン開始!


前回の後藤たちとの居酒屋合コンとは違って、今回はハイレベルな合コン。

みきとかおりはタワーマンションの入り口で、つい上を見上げてしまいます。

そしてインターフォンでオートロックを開けてもらうと、そこはホテルのロビーのような空間でした。


そして出迎えてくれた感じのいい男にエスコートされて、最上階近くまでエレベーターに乗るみきとかおり。

わかりやすく白いドアを開けると、マンションとは思えない広い玄関があって、その奥には夜景がきれいな素敵な部屋がありました。


繰り返しますが、この合コンは男はある一定の収入を満たしていること、女性は料理を一品持ち寄ることが条件。

会場はタワーマンションの一室を借り切ったホームパーティー形式。


ケイコ登場!


かおりの合コンの敵はケイコといって、メイクで最高に作り込んだ(笑)ナチュラル美人系でした。

ケイコはブランド物の紙袋から大きめの保存容器を取り出して手際よく料理を盛りつけて、一番乗りでリビングに出ていきました。

かなり自信がありそうな様子。


そして合コン主催者のケンイチから、「女子がひとり遅れるけれど先に始めましょう。」と告げられました。

この遅れてくる女子が後から全部もっていくとは、この時のみきとかおりは予想さえしませんでした。


かおりのターゲット・リョウタ


かおりのターゲットはリョウタといって、商社マン。

服装はトラッドとは違って少し着崩した感じで、スポーツが得意な人がやりがちなスタイル。


男性陣の挨拶の後、女性の挨拶が始まりました。

かおりの敵・ケイコの挨拶は以下です。

「ケイコです。あんまり合コンとか行くもんじゃないって思ってますけど、今日は特別。おまねきありがとう、ケンイチくん。」

「主催者と知り合いアピール」と「私はそんな下世話な目的で来てません」的な感じで、かなりしたたかな女です(;^_^A


ケイコの服装は、仕立てのいい白いシャツに紺の細身なフレアスカート。

そしていかにも料理のために脱ぎましたって感じで袖をまくり上げてマリン系のカーディガンをひっかけています。


女子から見たら一昔前のダサい格好ですが、男ウケは抜群。

みきは、かおりはめんどくさい女を敵にしたな~と軽いためいきをつきます。


ケイコの手料理はローストビーフ!


そしてケイコの手料理はなんとローストビーフでした。

みきも食べてみましたが本当に美味しく、男性陣は歓喜の声をあげています。

しかもケイコの職場は、ギャラリー兼イベントスペースで、キッチンもあるとのこと。

これは他の女子では勝ち目がありません。


みきがミスってかおりがピンチに?


ケイコはみきに「あれ、みきさんが考えたんでしょう?男子にバカ受け」と聞いてきました。

追いマヨたっぷりのポテサラのハム巻きのことです。

ローストビーフにワインで盛り上がっている男子たちもなんとなく手を伸ばしています。


みきは「最近知り合い(後藤)に聞いたんです。男のひとはマヨネーズが好きだって。」と返事。

そして「なんで私が考えたって思ったんですか?」と聞いてからハッとします。

しかし後の祭り。

ケイコは「だってかおりちゃん、お料理下手でしょ。」と小声だけどそこそこ通る声でしっかり攻撃してきました。


慌ててかおりのフォローをするみきですが、ケイコの攻撃は止まりません。

みきはスマホが震えているフリをしてその場を離れました。


窓際でかおりが険しい顔をしてこっちを見ています。

「あれは絶対聞こえてたな。」とみきは思いますが、今のところかおりはリョウタと一緒にいるので一安心。

リョウタはかおりを見ていて、おざなりに相手をしている感じじゃない、でもまだ自分から近付こうとはしません。


かおりVSケイコ


ケイコはかおりと一緒にいるリョウタの皿が空になったので、ご自慢のお肉の皿へ誘導します。

そして「気がついてあげないとね。」とかおりを軽くディスりました。

かおりはぐっと唇をかみます。

なぜならかおりはこういう「取り分け女」的なことが大っ嫌いだから。


しかしここでリョウタは意外な一言を。

「俺、食べたい時に食べたい量を取るからいいよ。女の子にそういうことをさせるのて好きじゃないんだよね、平等じゃないっていうか……。」

かおりはにんまりして、ケイコは笑顔が引きつります。


するとメタボな医者が「ぼくが貰うよ。」とケイコに皿を突き出します。

そのあとはリョウタとメタボ医者で、男女に平等が存在するかどうか……について論議、いや討論。


雰囲気を変えるためにかおりが「リョウタくんって何か得意料理があるの?」と質問。

「何が得意っていうのはないよ。でもこういうパーティー料理は作ったことないね。だから尊敬するよ、ケイコちゃん。」と今度はケイコを持ち上げる発言をするリョウタ。

ケイコの表情がぱっと華やぎ、「じゃあ今度一緒に料理しない?レシピ教えるから。」

そしてここにかおりも割って入ります。

「私にも教えて欲しいな。」

「いいよ。でも普段お料理してないひとにはちょっとハードル高いかも。」

ほんのりとかおりを敬遠するケイコですが、リョウタはどこまでもポジティブに突っ込みます。

「ハードルが高いってことは、教えてもらう価値があるってことだね。」


みきは3人の様子を見ていて、リョウタがかおりとケイコ、どっちを狙っているのかよくわからなくなります。

そう考えたところでふと気が付きます。

そう、この合コンはそもそも男性は「狙われる側」だからリョウタはどちらの味方でもなく、ただ待っていればいいのです。


みきが動く!


かおりの援護射撃をするために、みきが行動開始。

かおり、ケイコ、リョウタ、メタボ医者のところに行きます。

「ケイコさんのお料理教室なら私も行きたいなー。」

「えー?教室なんてそんな。」とケイコ。

「ううん、ケイコさん落ち着いてるから先生っぽいよ。」と言外に「年上に見えますね。」を匂わせるみき。

すると察したかおりが「そう言えばケイコさんって先生っぽいね。ていうか知恵袋?」と年上通り越しておばあちゃん扱い。

そのあと、てへぺろな表情をみきに見せました。


リョウタがみきに「えーと……もしかしてみきちゃんは、その……。」と聞いてきました。

みきは「そうそう、トランスジェンダーっいってね、身体だけ男なの。今日は人数合わせで来てるからあまり気にしないで。」と親切対応、全てはかおりのためです。

しかしメタボ医者とケイコは固まってしまいました。


特にケイコは混乱して真っ赤な顔に。

みきが少しだけ顔を近付けると、ケイコは真っ赤な顔のまま動きません。

「キスしちゃうぞ~」とみきが思っていると、かおりがお前の仕事はなんじゃいと言わんばかりに「ケイコさんのことからかっちゃダメだよ!」と鋭いツッコミ。


そしてこの後リョウタは自分の奥さんには専業主婦にはなってほしくないと言って、玉の輿に乗ってゆとり奥様ライフを送りたい女を全否定します。

「いいお嫁さん」にすべてのチップを張ったケイコは、真っ赤な顔で唇を噛みしめています。

そしてかおりは負け戦にあえて手を出すタイプではなく、「仕事を辞めるなんてとんでもない、今の仕事はやりがいあるし。」と発言。

みきも「お給料は安いけど、やったことがそのまま反映される楽しさはあるよね、ファッション。」と乗っかります。

リョウタは「かおりちゃんとみきちゃんは戦友みたいだね、すごくいい仕事しそうな気がする。」とニコニコ。

これが本心ならばかなりの当たり物件なのですが……。


最後にやってきた女子とは?


仕事で遅れてくると聞いていた最後の女子が、合コン会場に到着しました。

その子はマナミと言って、到着するなりいきなりコケます。

昭和の少女漫画もびっくりのつかみに、ドン引きのみきとかおり。


なんとマナミは合コンの主催者・ケンイチの彼女だったのです(フツー、自分の彼女を合コンに呼ぶでしょうか?)。

ケンイチは、当然年収の高い男。

マナミはその彼女とは思えないほどダサくて体型もゆるい。

服装はまるで授業参観のお母さん?皇室ファッション?頭にはリボンカチューシャがついています。


そして彼女の内布がギンガムチェックの籠の中には、合コン参加者の男性メンバー全員のお握りが入っていました。

しかも、お握りの具はひとりひとり違っていて、ちゃんと各々の好物が入っているのです。


聞けば、マナミと男性陣は幼馴染の関係。

小さい頃から、みんなで出かける時にはマナミが必ずお握りを作っていたというのです。

男たちは「なつかしいなあ、マナミちゃんのお握り」とデレデレ。

この逆ハーレム状態を目にしたかおり、ケイコ、その他の女子メンバーは唖然とします。


この合コンはマナミのおこぼれ頒布会?


マナミとケンイチは最近付き合い出したのですが、結婚前提とのこと。

幸せいっぱいのマナミは「ケンくんと私みたいにみんなにも幸せになってほしいなって思ってこの合コンを開いたの。」

「だって私がいなくなったらみんな寂しいでしょ?」と言って笑顔。


かおりがマジギレ!


かおりはマナミの姫気取りな態度にとうとう、マジギレ。

かおり「あの、マナミさんって何のお仕事してるんですか?お握り、すごく凝ってるからクリエイティブ系とか?」

マナミ「わたしはね、おうちで『ごはん教室』っていうのを主宰してるだけ。」

かおり「私、『〇〇主宰』って肩書きが震えるほど嫌い!

そう、かおりは「主宰」って肩書きが本当に嫌いなんです。

何故ならそこには責任はなく、人数の関係なく、言ったもん勝ちなだけだから。


もう、かおりの毒は止まりません。

かおり「家事手伝い。ニート。じゃなきゃリタイアした趣味人。

みきは“誰かかおりの歯に着せるお洋服プリーズ!”と思いますが、もう後の祭り。


最悪の結末


マナミのお料理教室は、男性陣によると、結構評判が高く雑誌の取材も来るほどだということ。

しかしよくよく聞いてみると、マナミのお父さんの知り合いの会社からの取材ですから、「素敵な奥様」の「素敵なご趣味」といったところでしょう。

みきは、和気あいあいとした内輪トークを繰り広げるマナミ&男性陣を見てどんよりした気分になります。


トイレに行ったかおりとみきは……?


かおりとみきはトイレに立ちます。

もちろん、2人で話すためです。

そしてあえてのメールで会話。

「どうしたい?どういう方向でも付き合うよ。」とみき。

「いい人なのは変わりないけど、あの関係はNG。今日はなごやかにFO(フェイドアウト)の方向で。」

意外にも冷静な文面のかおりに、ちょっとウケたけど安心もしたみき。

そして会場に戻って、白ワインをきゅっと飲み干して、そろそと抜けようか……となった時にマナミがみきに接近してきました。


マナミはみきのことが好きになった?


マナミはなぜかみきのことが気になるようで、みきに手をつかまれた時には顔が真っ赤でした。

そしてアドレスの交換を申し出てきました。

みきはマナミに全く興味はわきませんでしたが、穏やかにその場を去るために教えます。

おそらくマナミのみきへの気持ちは、女子校のボーイッシュな先輩に対するものに似ている感じです。


合コンの帰り道


かおりとみきは、車で送るという申し出をやんわり断って、歩いて帰ります。

「馬鹿みたいなこと言っていい?」とかおり。

うなずくみき。

かおりは悲痛な胸の内を話し出します。

孤独死が怖い。

結婚したって離婚するかもしれないし、相手が先に死ぬことの方が多いし、子供がいたって間に合わないかもしれない。

なのに、なんで結婚したらオールクリアみたな気分にさせられるんだろう?

自分にそんな考えを刷り込んだ人間を叩きのめしてやりたい。

みきは「かおりだけじゃないでしょ。」となだめます。

マナミもケイコも、男性メンバーでさえ、同じ呪縛に中にいるのです。

だからでこそ、今日みたいな「年収」を結婚条件にさらした合コンが成立するわけで……。


みきは「かおりが死にそうなとき、私も生きてたら、寄り添うよ。約束する。」

「でも、平均寿命、そっちのが短いじゃん。」とかおり。

みきはそんなかおりが友達として最高に好き、と思うのでした。

そしてこの後2人は飲みなおすために、掘りごたつ式の居酒屋でGo!


かおりの原作のネタバレはここまでです。

みきとかおりはお互いのことを心から思い合える親友で戦友。

みきだけがかおりを好きなのが、ちょっとせつないですが……。

筆者は女性なので、かおりの立場が少しうらやましいと思ってしまいます。

凄く綺麗で女子トークが楽しくて、でも本当は男だからいざとなったら守ってくれそうな女友達。

作ろうと思って、できるものではありません。

まとめ

『女子的生活』の原作本からかおりのネタバレをしましたが、いかがでしたか?

ドラマでは原作とは違う展開になるかもしれませんが、どちらにしてもみきとかおりの友情は不滅なんだろうな、と思います。