ドラマ『監獄のお姫さま』の財テク・勝田千夏(かつたちなつ)役は菅野美穂さんです。
『監獄のお姫さま』は、『逃げ恥』枠の火曜ドラマということで、早くも大注目されていますね。
誰もが知る演技派女優の菅野美穂さんですが、コメディ・ドラマへの出演は久しぶりなのではないでしょうか?
この記事では『監獄のお姫さま』で勝田千夏役を演じる菅野美穂さんにスポットライトをあてて、「過去の出演作品」や「ドラマでの役柄」「演技の評判」についてまとめました。
ドラマ『監獄のお姫さま』勝田千夏役は菅野美穂
菅野美穂さんは埼玉県出身で、1977年8月22日生まれの40歳です。
中学三年生の時にアイドルユニット「桜っ子クラブさくら組」の一人としてデビューします。
「桜っ子クラブさくら組」は、中谷美紀や井上晴美など現在も女優として大活躍の面々が所属していた伝説のグループです。
1996年の初主演ドラマ『イグアナの娘』では、「イグアナの母をもつ娘」という難しい役どころを見事に演じて、その演技は高く評価されて大ブレイクを果たしました。
世間には早くも「若手演技派」と認識されることになり、『イグアナの娘』は菅野さんの代表作と言われるようになります。
『イグアナの娘』を演じている時の菅野美穂さんは、熱演のあまりトーク番組などの普段の表情までがイグアナに似てきたような気がしたほど(笑)
最初から「未来の大女優」を予感させる迫力十分でした。
20歳の誕生日に前宣伝なしでヌード写真集『NUDITY』を出したことも、大きな反響を呼びました。
2007年ドラマ『働きマン』、2009年ドラマ『キイナ〜不可能犯罪捜査官〜』、2010年ドラマ『曲げられない女』など菅野さんの主演ドラマは数え切れません!
2010年の『ギルティ 悪魔と契約した女』では、過去に冤罪で服役した過去を持つ女性が自分を陥れた人間に復讐していくという、これまた難しい役どころでしたが、上手に演じられたと思います。
2011年に榮倉奈々さんとダブル主演した「蜜の味 A Taste Of Honey」での原田彩役が「嫌な女」そのもので見ごたえがあり、楽しませていただきました。
悪女を演じさせても菅野美穂さんはハマりますよね~。
2017年の『砂の塔〜知りすぎた隣人』は4年ぶりの主演ドラマになりました。
高級タワーマンションを舞台にしたママ友同士の争いもありのサスペンスドラマで、菅野さんの役どころはごくごくフツーの主婦。
地味だけど可愛いって感じで、なんとなく素の菅野さんってこんな感じなのかな~?と思わされました。
とってもこわい隣人・松嶋菜々子さんとの共演も話題になりましたよね。
最近では『ひよっこ』での人気女優・川本世津子役が印象に残っています。
昭和の女優さんを上手に演じていたと思いますが、一時期は、みね子の母・美代子(木村佳乃)から実(沢村一樹)をとらないであげて~(゚Д゚;)となってしまいました(笑)
菅野美穂の演技の評判は?
さて、気になる菅野美穂さんの演技の評判について見ていきましょう。演技が上手すぎる?
まずは、菅野美穂さんが演技が上手い(上手すぎる)というひとの意見です。砂の塔、今日初めて見たんだけど、涙が止まらなかった。菅野美穂さん、演技上手すぎ。
— あすかる (@kawaeifan) 2016年12月2日
とりあえず泣いた☜
— ジロフォイ@さのてつ (@2ndjsoul_t) 2016年10月21日
砂の塔謎過ぎ
菅野美穂って本当演技上手で引き込まれる😳
とりあえずお兄ちゃん_| ̄|○
「演技上手すぎ」「可愛くて演技上手」「泣ける」など絶賛の声多数です。
菅野美穂さんは、とてもピュアで役に感情移入するタイプの役者さんなので、こちらも引き込まれてしまうのですよね~。
また、可愛くて綺麗なルックスを褒める声も多数。
出産後も変わらぬスタイルでさすがですよね~。
演技が下手?
まさかと思って調べてみましたら、意外に下手という声がそこそこありました。代表的なものを抜粋します。
菅野美穂ってこんなに演技、下手だったっけ?
— オオサワミワ (@obidome) 2016年11月11日
菅野美穂演技大袈裟で下手やな
— 実家追い出され子 (@pcdktmg452) 2016年11月4日
菅野美穂好きなんだけど演技下手になってない?なんか雑というか粗いというか。特にプレゼントで涙ぐむところが子どもに対してのパフォーマンスなのかマジ泣きなのかわからわない。
— キュッコちゃん(会員制) (@yoshiyuki_5116) 2016年10月15日
菅野美穂さんは結婚・出産後、2017年の『砂の塔〜知りすぎた隣人』のヒロインで復帰を遂げましたが、どうもそのドラマの演技が下手だと言うひとがいるようです。
久しぶりだったから勘が鈍ったのでしょうか?
ところが残念なことに、その後の『ひよっこ』での演技も下手だと言うひともいました。
そして調べてみますと、結婚前の演技についても下手だというひとがちらほら。
演技が上手と言う人が多数派であることは間違いないのですが……。
考察すると、菅野さんの『砂の塔〜知りすぎた隣人』での役柄・亜紀が「イライラする」という意見に代表されるように、平凡で可愛いけれどやたら要領が悪くて、ついついムカッとくるところに原因があったのではないかと思います。
つまり役柄そのものが嫌われる要素が高かったからではないか、と。
そして個人的な意見ですが、役柄にピタッとハマった時の菅野美穂さんは生き生きとした演技で大女優の風格を感じさせますが、役柄が若干ズレていたりすると、わざとらしかったり下手に見えたりするのではないかなと思います。
どちらにしても演技に一生懸命な方なので、その一生懸命さが悪い印象に転ぶと、「大袈裟」とか「下手」という評価に繋がるのかもしれません。
「ナチュラルな演技が魅力」と言われることもある菅野美穂さんですが、私は「強気な女性」や「特殊な役柄」などインパクトのある設定を演じている菅野さんの方が好きです。
『監獄のお姫さま』財テク・勝田千夏の役柄は?
所得隠しと巨額の脱税で服役中。
故にあだ名は「財テク」。
刑務所のリーダー的存在で、ヒロイン・カヨ(小泉今日子)のことも引っ張っていき、仲間になる。
はっきり物を言う性格。
数々のドラマに出演してきた菅野美穂さんですが、宮藤官九郎さんの作品ははじめていうことです。
また、小泉今日子さんとの共演も初めてということで、以下のような喜びのコメントをしています!
「エスプリと同時に、炸裂感のあるクドカンワールドに自分も参加させて頂けることに、ワクワクしています」と期待を語り、また「小泉さんとご一緒できるなんて…やったー!! 本当にウソみたいで、うれしい気持ちでいっぱいです」と自身も撮影を楽しみにしているようだ。
ドラマ『監獄のお姫さま』のストーリーは、女子刑務所が舞台で、5人の犯罪者と罪を忌み嫌う女刑務官がタッグをくんで、「仲間の冤罪を晴らすために、とある男性への復讐」を行う笑いあり涙ありのエンターテイメントです。
まとめ
秋の新ドラマ『監獄のお姫さま』に勝田千夏役で出演する菅野美穂さんについてまとめました。『監獄のお姫さま』は、菅野美穂さんと小泉今日子さんの初共演ということで絶対に見逃せません!