『危険なビーナス』1話で、矢神家の一員・牧雄(池内万作)がエレベーターから突き落とされました。
原作とは全然違う展開に、Twitterは騒然。
どうやらドラマ版犯人・黒幕は、原作よりも狂暴なようです。
いや、もしかすると原作と犯人が違うのか、共犯がいる可能性も。
当ページでは、ドラマ『危険なビーナス』1話で牧雄をエレベーターから突き落とした犯人についてネタバレ考察してまとめています。
もくじ
『危険なビーナス』矢神牧雄(池内万作)とは?
「危険なビーナス」に出演してる池内万作さん。。。
— ひらっち☆ユンジン11天塩弥生駅非常勤車掌刑事 (@yunjin11_03) October 12, 2020
昨日、そのドラマを見ている時にうちの霊感BBAが
「この人!ラッセンの人じゃない?」って言ってからもう永野にしかみえない(爆)
池内さん、すみません(;´д`)#危険なビーナス #池内万作 #永野#ラッセンが好き~♪ pic.twitter.com/sAe5A2qbmj
矢神牧雄(池内万作)は、支倉祥子の実弟。
(支倉祥子とは、矢神家の先代である康之介と後妻の娘)
職業は医師ですが、治療を行うのではなく研究者。
脳の様々なメカニズムを研究するのがライフワークです。
裕福な矢神家にはおよそふさわしくない異様な雰囲気で、社交性がなく口下手。
原作でも、ぎょろりとした目の不気味な人物として描かれています。
不動産や金目の遺産には目もくれず、目的は康治が遺品を保管している『開かずの間』。
どうやら『開かずの間』の中に、牧雄のお目当てのものがあるようです。
牧雄は「もっと価値のあるものだ」「あれはわしのものだ」と呟いているので、牧雄に所有権がある物なのでしょうか。
「もっと価値のあるもの」という言い方から、矢神家の総遺産・30億円より価値のあるものと予想されます。
『危険なビーナス』1話で牧雄がエレベーターから突き落とされる
『危険なビーナス』1話ラストシーンで、牧雄が何者かにエレベーターから突き落とされました。牧雄は、明人の妻と名乗る楓(吉高由里子)を地下室に閉じ込めた犯人で、楓から呼び出されて待ち合わせ場所に行く途中に襲われました。
牧雄を突き落とした犯人とは誰なのでしょうか。
そしてその目的とは?
『危険なビーナス』牧雄を原作ネタバレ
ここで、牧雄について原作ネタバレします。牧雄の職場は、泰鵬大学医学部神経生理学科。
ここで牧雄は、矢神康治(栗原英雄)の研究の補佐をしていました。
(矢神康治:明人の実父で現在寝たきりの状態)
研究の内容は、後天性サヴァン症候群。
康治は、禎子(斉藤由貴)の夫・一清が描いた精密な絵『寛恕の網』を見て、人為的にサヴァン症候群(=天才脳)を作り出せるかもしれないという仮説を立てたのだ。
しかし一清は程なく逝去。
自分が行った治療行為が死期を早めたかもしれないと思った一清は、人間での研究を辞めました。
その後は動物での研究に切り替えますが、動物が天才脳を発揮したかを見極めるのは至難の業でした。
その後、康治は後天性サヴァン症候群のデータを集めるという方向性に切り替えました。
(一清以外にも、事故あるいは病気で脳を損傷したせいで天才脳を発揮した実例はあるはず)
その結果、康治は着々とデータを集めて、自らのデータを正しさを証明しつつありました。
ところがある日突然、康治は後天性サヴァン症候群の研究から手を引くと言い出して、牧雄にも「すべて忘れろ」と言いました。
(康治が禎子と再婚する少し前のこと)
牧雄は、康治が病気で倒れて以来、その研究データを必死で探したが見つかりませんでした。
後天性サヴァン症候群のデータは、前述のとおり意図的に天才脳を作り出せる画期的なもので世紀の大発見です。
そりゃ、矢神家の遺産など目もくれないはずです。
CHECK!
- 牧雄は康治の「後天性サヴァン症候群」の研究を手伝っていた。
- 牧雄が欲しがっていたのは、その研究資料。
『危険なビーナス』1話で牧雄を突き落とした犯人が誰なのかネタバレ考察
『危険なビーナス』1話で牧雄と突き落とした犯人が誰なのかネタバレ考察します。原作の犯人のネタバレも含みますのでご注意下さい。
牧雄が探していたのは、康治氏の「後天性サヴァン症候群」の研究データ。
牧雄を突き落とした犯人もこのデータを狙っているか、既にこのデータを手に入れてそれを知られたくないかのどちらかだと思われます。
ちなみに、原作では牧雄は突き落とされません。
それどころか、危険な目に全く合いません。
ではどうしてドラマでは、牧雄は危険な目にあったのでしょうか。
その理由は、ドラマでは伯郎が兼岩家で牧雄のことを喋ったからだと思われます。
原作の明人誘拐犯は、兼岩憲三(小日向文世)。
但し、憲三が欲しがっているのは研究データではなく一清が死の間際に描いた絵「寛恕の網」。
「寛恕の網」は素数の分布に法則性があることを示すもので、まさに画期的な絵。
数学者の憲三は、この「寛恕の網」にすっかり取り付かれてしまったのでした。
しかしドラマは、原作を膨らませる傾向があります。
なので真犯人は別にいるか、もしくは憲三の共犯が矢神家にいる可能性も考えられます。
まとめ
『危険なビーナス』1話で牧雄を襲った犯人についてネタバレ考察してまとめました。今後も新情報が入り次第、追記します。