『恋する母たち』3巻のネタバレと感想!
杏(木村佳乃)は、10年前に失踪した夫・慎吾と決別するために与論島へ。
まり(仲里依紗)は、丸太郎と箱根の温泉へ行くが一線を越えるのか?
優子(吉田羊)は、生意気な年下の部下・赤坂から恋の相談を受けますが……?
当ページでは、『恋する母たち』3巻のネタバレと感想についてまとめています。
もくじ
『恋する母たち』2巻をおさらい
『恋する母たち』2巻の簡単なおさらいです。杏(木村佳乃)は、10年前に夫・慎吾が浮気相手と失踪、やり場のない怒りから浮気相手の夫・斉木巧と2回関係を持った過去がある。
10年後に2人は再会、メールで連絡を取り合う仲に。
落語デートするが、杏が家族写真を見せた瞬間、斉木は距離を取ってきた。
まり(仲里依紗)は、夫の不倫と息子の学業不振に悩むセレブなマダム。
しかし内心は寂しく、落語家・丸太郎と出会って惹かれていき、箱根の温泉へ。
優子(吉田羊)は、引き籠りの息子を抱えるワーキングマザー。
有能だが、ある日一回りも年下の部下・赤坂のサポートにつくことになる。
10年後に2人は再会、メールで連絡を取り合う仲に。
落語デートするが、杏が家族写真を見せた瞬間、斉木は距離を取ってきた。
まり(仲里依紗)は、夫の不倫と息子の学業不振に悩むセレブなマダム。
しかし内心は寂しく、落語家・丸太郎と出会って惹かれていき、箱根の温泉へ。
優子(吉田羊)は、引き籠りの息子を抱えるワーキングマザー。
有能だが、ある日一回りも年下の部下・赤坂のサポートにつくことになる。
『恋する母たち』3巻の原作ネタバレ
3巻読み終わりました。
— イエガスキー (@ryotaro_1974) June 6, 2020
ぶつかる、傷つく、嘘、自分に正直になる。
母が何が大切なことなのかに気づいて生き方を変えようとする。
心が苦しくなるか。羨ましいね。#今日の漫画#恋する母たち pic.twitter.com/CBF7yJah2W
まりが丸太郎に別れを告げる
まり(仲里依紗)は結局、丸太郎(阿部サダヲ)と最後の一線を越えられなかった。
その理由は、本気で丸太郎を好きになっていたから。
遊びならいいけど、好きな人に抱かれたら子供たちとの生活に戻れなくなる。
まりと丸太郎は手を繋いで眠った。
まりが「あたしって酷い女ですよね」と言うと、「うん、酷い女だ。でもなんか好きなんだよね」と丸太郎。
翌日の別れ際、丸太郎は「俺は覚悟ができている。後はまりちゃん次第だよ」と言った。
試験の結果、まりの息子・繁秋(宮世琉弥)だけが落第決定。
ショックを受けたまりは、丸太郎に別れを告げる。
丸太郎は「エリート夫の待つ安全な場所に帰りたくなっただけじゃないの?子供の落第話も嘘なんじゃ……」と憎まれ口を叩き、まりは「あなたに嘘ついたことなんか1回もないわ!」とビンタ。
杏と優子から「(繁秋のことで)何か力になれないか?」とラインが来るが、まりは「一人でなんとかする」と返事。
まりは、自分が不倫をしたせいでバチが当たったと思っていた。
繁樹(玉置玲央)はコネを使って繁秋の落第を取り消そうとしたが、失敗。
まりは、繁秋の意思を尊重して自主退学させた。
一方、優子が家族で与論島に行くと聞いた杏は、自分の失踪した夫(渋川清彦)が与論島にいることを話す。
(優子の夫・シゲオの郷里が与論島)
与論島のガイド・港洋一の正体は?
与論島に行くことを決意した杏は、その前に斉木巧(小泉孝太郎)と会う。
驚くべきことに、与論島で慎吾と会った人物は斉木だった(斉木は慎吾と会ったのは同僚だと嘘をついていた)。
今年の春、グラビア撮影下見のために与論島へ行った斉木は、港洋一(みなと・よういち)と名乗るガイドに案内を頼んだ。
湊は8年前から記憶がないと言っていて、今は妻と娘と一緒に住んでいると言った。
島の住人から港が10年前に駆け落ちしてきたカップルの片割れと聞いた斉木は、港洋一が石渡慎吾ではないかという疑念を抱く。
しかし結局島では、港が慎吾である確証を得られなかった。
斉木がこのことを隠していた理由は、100%の確証がなかったから。
確信ができたのは、杏が落語に行った時に見せた家族写真。
思わず「あっ」と言う杏。
この時杏はやっと斉木が「あなたはまだ石渡夫人だし、友達でいいです」と言った理由を理解した。
斉木は「僕はずっと杏さんの味方です。辛いでしょうが頑張ってください」と言った。
杏、与論島へ
杏は、優子とその家族と一緒に与論島へ。
島についた杏は、まず斉木から教えてもらった由香(瀧内公美)の電話番号に電話。
(最近になって斉木は由香と連絡がついた)
由香によると……
・慎吾は島に来てからずっと家に帰りたがっていた。
・2年前もどうしても帰ると言う慎吾ともみ合いになり、慎吾が崖から転落して大怪我して記憶を失った。
・由香は怖くなって島から逃げた。
翌日、杏は港洋一にガイドを依頼。・2年前もどうしても帰ると言う慎吾ともみ合いになり、慎吾が崖から転落して大怪我して記憶を失った。
・由香は怖くなって島から逃げた。
港の顔を一目見た杏は、慎吾だと確信した。
記憶喪失の話を聞くと由香の話と一致した、記憶喪失はフリではなく本当らしい。
港は過去のことを全く覚えていなかったが、時々遠い記憶の奥に「女性」を感じているという。
そしてもしかしたら、その女性のことを愛しているのかもしれないと言った。
港は、まるでおにぎりを握るかのような動作をした。癖らしい。
それは、慎吾が杏の頭をくしゅくしゅする時の仕草だった。
港は、妻がいるのに杏を夕食に誘ってきた。
当惑した杏は、優子とシゲオ(矢作兼)の冷静な意見を求めた。
2人の意見は「慎吾も由香って女も人としてダメな連中」で一致した。
優子は、それでもまだ杏が慎吾を好きなことを見抜いた。
杏は、慎吾に長年降り積もった思いをぶつけるために来たのに、いざとなったらこの10年が夢だったのではないかという気がしていた。
こんな自分ではダメだ。
杏は、港のところに行って「あなたは石渡慎吾で私はあなたが捨てた妻です」と言って離婚届にサインするように言った。
港はわけがわからないといった風だったが、杏を信じて石渡慎吾とサインした。
その夜、杏は「石渡慎吾なんて女に甘やかされて人生なめきった最低の男よ~!」と海に向かって叫んだ。
優子は「杏さんならもっといい人がみつかるわ」と励ました。
これで慎吾とは2度と関わらない……はずだった。
優子と赤坂
優子は、赤坂(磯村勇斗)が秘書課のマドンナ・有馬を振る現場を目撃。
赤坂が「俺、恋が一番わからない」と言ったので、優子が居酒屋で相談に乗ることに。
優子は「本気の恋をすればアラも見えなくなる」とアドバイス。
酔っぱらった優子は、赤坂の顔がタイプだと言って寝てしまう。
目が覚めると、赤坂は「酔ってすんげえかわいらしかったですよ。おまけに色っぽくて」と言った。
その帰りに、優子と赤坂は停電でエレベーターの中に閉じ込められた。
10歳も年下なのに、赤坂は優子よりずっと落ち着いていた。
優子が「どんな人がタイプなの?」と聞くと、赤坂は「林さんみたいな人」と優子を指さす。
「美人で優秀で部下の相談にも乗ってくれる、美点ばかりじゃないですか。唯一の欠点は結婚していること」
赤坂は優子をホテルに誘うが、優子は15秒数えて心を落ち着かせて断った。
しかし自宅に帰った優子は、その夜赤坂に抱かれる夢を見てしまう。
翌日、赤坂は優子に壁ドン。
「昨日はフラれたけど僕に再チャレンジのチャンスを下さい」
当惑した優子は15秒では足りず5分かけて気持ちを整えた。
「私はあなたを会社の後輩としてしか見れない。これ以上踏み込まないで」とはっきり断り、赤坂は「わかりました」とあきらめたかのようにみえた。
優子が赤坂と京都旅行
それから1か月後。
優子は、クラフトビールイベント出席のために京都に1泊2日の出張へ。
同行するはずだった小森が骨折したせいで、赤坂と一緒に行くことになってしまう。
クラフトビールイベントの日、なんと停電。
もう中止にするしかない大ピンチに見舞われるが、赤坂の旧友がレンタル会社をやっていて小型の発電機を持ってきてくれてなんとか成功を収めた。
その夜、優子と赤坂は鴨川沿いを散歩。
優子は、つい自分の息子(奥平大兼)が不登校で悩んでいることを打ち明けてしまう。
赤坂は、そんな優子も魅力的だと言って、息子も型通りではなく色んな生き方でいいと肯定してくれた。
ホテルに着いた優子は、ツイン一室しか予約されてないことに驚く。
そして小森が「私シングルじゃ寂しいからツインでもいいですか」と頼んでいたことを思い出す。
女同士ならいいが、赤坂と2人でツインに泊まるのはまずい。
赤坂は「僕は他の宿を探しますから」と検索を始めるが、夜遅い時間なのでどこも満室。
覚悟を決めた優子は「いいわよ同じ部屋で。何もしないわよね?」と言った。
2人は「せえの!」で同時に布団をかぶるが、寝れない。
仕方がないので、2人で朝まで酒を飲むことに。
話は優子がなぜ眼鏡をかけているかということになり、優子は以前浮気した時に夫のシゲオから「優子ちゃんが美人過ぎるからいけないんだ。眼鏡をかけてくれ」と言われてその約束を守っていると話す。
赤坂は「それってちょっと刺激的な話ですね」と意識しだす。
慌てた優子はトイレへ。
酔いを覚ますためにシャワーを浴びていると、赤坂がドアを開けて裸を見られてしまう。
「ごめんなさい!」「あたしこそ鍵かけ忘れてて!」
優子は今度こそ気を取り直してトイレから出るが、全裸の赤坂が「もう我慢できない」と抱きしめてきた。
そして2人は遂に一線を超えてしまう。
翌日、2人は新幹線で帰る。
優子は「もう昨夜みたいなアクシデントはないから」と釘をさすが、赤坂は「嫌です」と言った。
帰宅した優子は、シゲオに京都には一人で行ったと嘘をついた。
その後も優子は赤坂と秘密の関係を続行。
もうやめなきゃと思うのだが、赤坂と抱き合うと溶けそうになるのだった。
『恋する母たち』3巻の感想
優子と赤坂の激しい恋にドキドキ。
優子は、根っからの恋愛体質なのですね。
杏が慎吾と別れたのにほっと一安心。
それにしても、慎吾が記憶喪失なうえに由香と別れて新しい家庭までもっていたとは。
本当に女性が放っておかないタイプの男性なのですね~。
まりが丸太郎と別れた理由は、繁秋の落第でした。
まりはなんだかんだ言って、いいお母さんだと思います。
優子は、根っからの恋愛体質なのですね。
杏が慎吾と別れたのにほっと一安心。
それにしても、慎吾が記憶喪失なうえに由香と別れて新しい家庭までもっていたとは。
本当に女性が放っておかないタイプの男性なのですね~。
まりが丸太郎と別れた理由は、繁秋の落第でした。
まりはなんだかんだ言って、いいお母さんだと思います。