『恋する母たち』原作のあらすじネタバレ!杏、まり、優子の恋の結末を最終話まで!

2020年10月23日㊎スタートのドラマ『恋する母たち』原作ネタバレ結末と感想!

「恋愛の神さま」柴門ふみさんの最新作にして名作、3人の40代主婦が不倫するというショッキングな内容。

しかし柴門さんが、このご時世にあえて不倫モノを描いたのには理由があるとか……。

「不倫なんて最低」と思いつつも、読み始めたら止まらない。

結末を知るまで夢中で読んでしまうこと間違いなしの、大人の女性向けのリアルな恋物語です。

『恋する母たち』最終回結末をネタバレ予想!蒲原まりと丸太郎が再婚する結末?

2020年10月4日



『恋する母たち』原作者は柴門ふみ

『恋する母たち』の原作は、「恋愛の神様」柴門ふみさんの同名漫画(小学館)。

女性セブンで、2017年1月5日号~2020年8月13日号まで連載(完結)。

2020年9月3日号からスピンオフ編がスタート。


コミックは1巻~6巻まで発売されていて、11月23日頃に7巻発売予定です。


「母の恋」をテーマにした理由


『東京ラブストーリー』から30年、柴門ふみさんが描いたのは「母の恋」。

それは10年以上も温めてきた題材だったとのこと。


物語のベースは、柴門さんが40代の時にママ友から聞いた家庭の愚痴や恋愛相談。

もちろん、実際に不倫した人なんてほんのわずか。

でも、その何気ないトキメキや恋の要素が日常に必要なのがアラフォー。


柴門さんによると、アラフォーと女子高生は「恋」についてよく似ているとのこと。
・思春期を迎えた女子高生は男の子のことばかり考えているが、閉経期の40代の女性もそれに似ている。

・ホルモンバランスが崩れて、ジェットコースターのようにバイオリズムが崩れることが理由。
つまり、ホルモンの奴隷になっている40代半ば~後半の女性が恋をするのは、そこにリアルがある。

命の根源はエロスで、恋の正体は(結局)性欲だから。


柴門さんが『恋母』を書いた時期は、芸能界で不倫騒動が相次いだ時期。

連載開始の前年にはベッキーのゲス不倫が世間を騒がせ、以降も芸能界の不倫報道はお祭り騒ぎ。

「恋する母たち」もそうした不倫を肯定するのかという読者の反発もありました。


それに対する柴門さんの答えは……

私は基本的に不倫はしない方がいいと思っています。

リスクが高すぎるし、失うものが大き過ぎる。

現実に相談されたら“それはホルモンの影響で浮かれてるだけだから落ち着いて”と止めますよ。

そう、柴門さん自身は不倫反対派。

しかし同時に、夫婦のことは夫婦にしかわからないのだから他人が審判すべきではないとも考えています。


アラフォー女性は、家庭に仕事にマルチタスクを求められて、やることがいっぱい。

たとえ恋に落ちたとしても、恋にうつつを抜かせない。

柴門さんが描きたかったのは、そんな頑張っている女性の姿なのです。


そうして生まれたのが、本作の3人の母である杏、まり、優子。

杏が不倫される女、まりがエリートを夫に持ちながら正反対の男性に惹かれる女、優子は性欲の強さに振り回されるパワフルな女性です。

『恋する母たち』簡単なあらすじ

石渡杏(木村佳乃)、蒲原まり(仲里依紗)、林優子(吉田羊)の3人は、それぞれの息子(研、繁秋、大介)を名門・麻蔵学園高校に通わせている。


杏(木村佳乃)は、10年前に夫(渋川清彦)が浮気相手と失踪。

その怒りから、浮気相手の夫・斉木(小泉孝太郎)と2度関係を持った。


蒲原まり(仲里依紗)は、パーフェクトな夫(玉置玲央)とセレブな生活を手に入れているが、悩みは夫に浮気されていること。

そんな中、何もかも夫以下の落語家・丸太郎(阿部サダヲ)と出会い、彼の熱烈なアプローチに戸惑いつつも惹かれていく。


林優子(吉田羊)は、コジカビールのデキる宣伝部長。

家事と子育ては夫のシゲオ(矢作兼)任せ。

そんな中、新規プロジェクトのリーダーを下ろされ、一回り年下の部下・赤坂(磯村勇斗)のサポート役をすることに。


ある日3人は麻蔵高校の担任教師に呼び出され、息子たちが落第の危機にあることを知らされる。

これをきっかけに3人は心通わすようになり、秘密の恋の相談もする仲になる。

『恋する母たち』3人の母とは?

『恋する母たち』には3人のタイプが違う母親が登場します。

第一の母:石渡杏


名前石渡杏
職業不動産会社パート、1人息子の母親
慎吾
息子

石渡杏(木村佳乃)は、不動産会社のパート勤務で、シングルマザー。

麻蔵高校に通う息子・研(藤原大祐)を育てている。

真面目そのものの性格で、「正しいことをやってれば神様はきっと見てくれるから」が口癖。


24歳の時に大学のサークルの先輩の慎吾(渋川清彦)と結婚、杏にとって初恋の相手だった。

慎吾は良き夫で良き父で、杏は自分は世界で一番幸せな女と信じて疑わなかった。


ところが10年前に、慎吾が会社の金を横領して浮気相手・斉木由香(瀧内公美)と駆け落ち。

何の前触れもない出来事に、杏は慎吾が何か事件に巻き込まれたのではないかと心配する。


そこへやって来たのが、斉木由香の夫の巧(小泉孝太郎)。

斉木は、慎吾から由香へのラブレターやPCメールなど、2人が不倫していた証拠を見せた。


杏は大好きで信じていた夫に裏切られたショックから、斉木と2度関係を持つ。

斉木は杏に惹かれるが、杏の中には斉木を好きという気持ちは1ミリもなく夫への怒りだけだった。


そのことに気付いた斉木は「もう2人で会うのをやめましょう」と言って、杏はそれ以降斉木に連絡を取らなかった。

私が人生で愛のないセックスをしたのはこの2回だけ。

夫への当てつけなどではなくもっと大きな怒りが理由。

怒りだけで私、動物のようなセックスができるんだと思った。

でもあれは不倫と言えるのか?


10年後、斉木から杏に連絡。

現在記者をしている斉木は、慎吾と由香が与論島へ行ったことを突きとめたのだ。

慎吾と由香はとっくに別れて、由香は再婚して慎吾は別の女性と暮らしているとのこと。


斉木は既に離婚届を出して由香のことを吹っ切っていた。

それに比べて杏は、10年間ただの母親のままだった。

「杏の恋」にジャンプ。


第二の母:蒲原まり


名前蒲原まり
職業専業主婦、3人の子供の母親
繁樹
息子繁秋

蒲原まり(仲里依紗)は、可愛いものとオシャレな大好きなセレブな専業主婦。

派手な外見とは裏腹に、家族思い。


夫・繁樹(43)、長男・繁秋(15)、長女・奈々(11)、次女・華奈(4)の5人家族。

繁樹はイケメン高収入の弁護士、子供たちは全員名門私立校。


このようにまりは人も羨むセレブな生活を手に入れているが、2つの悩みがある。

1つ目は麻蔵高校に通う繁秋の成績不振、2つ目は繁樹の浮気。


まりと繁樹はもう何年も〇EXレス状態。

最近の繁樹の浮気相手は、同じ弁護士で部下の山下のり子(森田望智)。


そんな中、まりはママ友に誘われたチャリティーコンサートで落語家・今昔亭丸太郎(阿部サダヲ)と出会う。

丸太郎はまりに一目惚れして、ぐいぐい迫ってくる。

繁樹との冷え切った生活に疲れていたまりは、徐々に丸太郎のことが気になっていく。


まりは、杏に相談。

出会っちゃったの。学歴、ステータス、ルックス、全て主人以下。けどなぜかドキドキしちゃう男に!

彼からドライブデート誘われちゃった。ねえ、杏子ちゃん相談に乗って。

杏は、そんなまりに夫が与論島にいることを話してしまう。

「まりの恋」にジャンプ。


第三の母:林優子


名前林優子
職業キャリアウーマン、1人息子の母親
シゲオ
息子大介

林優子(吉田羊)は、コジカビール宣伝部部長。

誰が見てもデキるクールなキャリアウーマンだが、意外とおっちょこちょいな面も。


専業主夫で小説家志望のシゲオ(矢作兼)と、引き籠りの息子・大介(奥平大兼)と3人暮らし。

シゲオは優子の最大の理解者で完璧な夫だが、実は優子は性欲は性欲と割り切れるタイプの女性。


ある日、大得意先の息子が痴漢する現場を目撃して警察に突き出した優子は、新規プロジェクトリーダーから外されて一回り年下の赤坂剛(磯村勇斗)のサポートに就くことに。

赤坂は、若者ならではの感覚で仕事をして、優子の発想を「年寄り」と言ってくる。

「優子の恋」にジャンプ。

『恋する母たち』原作ネタバレ➀:母たちの恋

杏、まり、優子は夫以外の相手と恋に落ちていきます。

杏の恋


杏の恋の相手は、夫が駆け落ちした女の夫・斉木巧。

杏、与論島へ

10年ぶりに再会した杏と斉木はメールでやり取りをするが、お互いに惹かれて行く。

斉木は、人たらしの慎吾とは違って誠実な男だった。


杏は、慎吾とのことをはっきりさせるために優子一家と与論島へ。

斉木の妻・由香によると、慎吾は与論島に来てからずっと家に帰りたがっていたとのこと。

2年前もどうしても帰ると言う慎吾と由香がもみ合いになり、慎吾が崖から転落して大怪我して記憶を失ったという。

(その後由香は慎吾を置いて逃げて、慎吾は港洋一と名乗って島の女性と再婚して娘を授かった)


杏は、慎吾(名前は港洋一)にガイドを依頼。

慎吾は杏のことを全く覚えていなかったが、記憶の奥に誰かわからないが愛している女性がいると言った。


慎吾は、妻がいるのに杏を夕食に誘ってきた。

相変わらずの女たらしだと思った杏は、「あなたは石渡慎吾で私はあなたが捨てた妻です」と離婚届を突きつけてサインさせた。

その夜、杏は「石渡慎吾なんて女に甘やかされて人生なめきった最低の男よ~!」と海に向かって叫んだ。


斉木が杏に告白

慎吾と別れた杏に、斉木が「僕と結婚を前提に付き合っていただけませんか」と告白。

しかし慎吾との傷を引きずる杏は、なかなか前に進めない。


優子が背中を押してくれて、杏は斉木との交際をスタート。

斉木はどこまでも誠実で息子の研にも優しく、研も斉木を「いい人だね」と好印象。


杏は斉木との恋に幸せを感じるが、そこへ由香が訪ねてきた。

慎吾が杏に送ろうとした現金書留24通を渡しに来たのだが、その会話を研が立ち聞きしてしまう。


研は、杏がずっと斉木と付き合っていたのかと勘違いして杏を避けるようになる。

ショックを受けた杏は、しばらく斉木と距離を置くことにする。


そんな中、慎吾が杏の前に現れる。

現在の妻に全ての事情を知られて追い出されてきたのだが、杏は義母の綾子(夏樹陽子)のところへ行くように言った。

正直、もう慎吾とは関わりたくない。


慎吾と同居することに

その後、杏が骨折した上にマンションの修繕工事のために住まいを探さなければならない事態に。

綾子の提案で、修繕工事が終わる1ヶ月限定で杏、研、慎吾、綾子の4人で(綾子の豪華マンションで)暮らすことになる。

綾子は、杏と慎吾の復縁を狙っていた。


事情を聞いた斉木は、どんなことがあっても杏への思いは変わらないと言った。

(斉木は建築家になって杏と研を迎えに行くため、2年間金沢で実務経験を積む)


杏は「1ヶ月の辛抱よ」と自分に言い聞かせるが、研が慎吾と楽しそうにキャッチボールをする姿を見て心配になる。

このままでは、慎吾の笑顔に呑まれてしまうのではないか?


由香の衝撃発言

そんなある日、突然由香がやってきて研にとんでもない嘘を吹き込む。

「10年前、慎吾さんは家を出た直後、一度家族の元に戻ろうとしたの。でもその時杏さんが男とホテルに入るところを目撃して。そのショックで記憶喪失になったのよ」


実は、駆け落ちした直後、慎吾と由香はまだ東京にいたのだった。

そして由香が自宅のPCメールを消すのを忘れたから、慎吾が代わりに消してきてあげると言った。

しばらくすると、慎吾が「杏が男とホテルに入るのを目撃した」と言って青ざめて帰ってきた。

由香は「見間違いよ。家族にやましい気持ちがあるから見間違うのよ」と言った。


話を聞いた杏は青ざめる。

本当に慎吾は、杏と斉木がホテルに入る現場を目撃したのかもしれない。


そんな中、慎吾が杏の頭をクシュクシュ。

これは記憶がなくなる前の慎吾の癖で、杏は慎吾が記憶を取り戻したのかもしれないと思う。

「杏の恋の結末」にジャンプ


まりの恋


まりの恋の相手は、何もかも夫以下の男・丸太郎。

丸太郎とドライブデートへ

まりは、丸太郎がデートする価値のある男かどうか杏のジャッジを仰ぐ。

杏の答えは「丸太郎さんは悪人には見えない。でも寝なきゃ大丈夫と思ってるなら彼なかなかチャーミングだから気を付けてね」。


まりは丸太郎と昼間のドライブデートへ。

自分が運転手を務めてハンドルをずっと握っていれば間違いなど起きないはず……と考えてのことだ。


丸太郎はバツ3だが、結婚中の浮気はなかったとのこと。

そして最初の結婚で息子が2人いるが、会うのを我慢しているとのこと。

そうやら思ったほどチャラ男ではないらしい。


別れ際に丸太郎が濃厚なキスをしてきて、まりは振り払って帰った。

その4日後、丸太郎から「どうしましょう。アタシまりちゃんに恋しちゃったみたいなんです。今晩11時からBSでアタシの特集やるんで見てください」と番宣みたいなメッセージが。

まりは番組を見て改めて丸太郎のことを素敵だと思った、実はキスのことも怒っていなかった。


まりは「丸太郎さん昨夜のテレビかっこよかった。また会いましょうね」とラインメッセージを送った。

すると丸太郎は「あなたは不思議な人だ。こんな女性に僕の人生で初めて出会った」と本気の返事。

そして箱根一泊旅行にまりを誘って来た。


箱根一泊旅行

まりは、今度は優子に相談。

優子の答えは「不倫ぐらいいいんじゃないの。ウチの女子社員は半分以上経験者よ」というショッキングなものだった。


優子に背中を押されたまりは箱根旅行へ行くが、旅館につくなり丸太郎は長電話してまりのことは放りっぱなし。

まりが「帰る」と言うと、丸太郎は嫌な顔ひとつせずに駅まで送ってくれた。


丸太郎が長電話していた相手は、一番最初の妻・クミだった。

別れて12年もたつのにささいなことで電話してくるのだが、丸太郎は一度でも人生で深く関わった相手のことは投げ出さないと言った。

まりは、繁樹の優しさは偽りで丸太郎の優しさが本物であることに気付く。


まりが「私、丸太郎さんが好きよ。旅館に戻るわ」と言って、旅館に引き返した2人は一緒に温泉に入って抱き合う。

しかし子供たちのことを思い出したまりは、一線を越えられなかった。


丸太郎に別れを告げる

その後、麻蔵高校の落第を懸けた試験で繁秋だけが不合格に。

(一緒に試験を受けた大介と研は合格)

不倫のバチが当たったと思ったまりは、丸太郎に別れを告げた。


別れた後も、丸太郎はまりの良き相談相手として親身になってくれた。

しかしまりが自主退学した繁秋を落語の弟子にしてくれと頼むと、丸太郎はきっぱり断った。

丸太郎のメッセージは「家庭を守り抜け」。


丸太郎のアドバイスのおかげで、まりは山下のり子(森田望智)から繁樹を取り戻すことに成功。

しかし相変わらず傲慢な性格の繁樹にイライラ。


誕生日に丸太郎とデート

まりは誕生日に丸太郎と久しぶりに会ってドキドキ。

丸太郎は最初の妻・クミによって2度目、3度目の結婚を妨害されていて、クミのために一生結婚しないことを決意していた。

それでも……恋はするが。


別れ際にまりは丸太郎にキスを求めるが、丸太郎はまりの頬にキスした。

自分の中の欲望を持て余したまりは、繁樹と6年ぶりに関係を持つ。


丸太郎に逆プロポーズ

まりの家に「情熱大陸~蒲原繁樹」の取材が入って、繁樹は「私のエネルギー源は家族なんです」と幸せな家庭を演出。

ウソばかりの繁樹にイライラしたまりは、トイレで丸太郎とのことを思い出してなんとか気持ちを鎮めた。


そんな中、アメリカ留学中の繁秋が落語でラップをしてYouTubeで注目を浴びる。

丸太郎は「才能がある」とべた褒めだったが、繁樹は「おチャラけてないで英語を勉強させろ」と言った。


もう限界かもと思ったまりは、丸太郎に逆プロポーズ。

丸太郎が最初の妻・クミに義理立てして再婚しないのはわかっているから、お手伝いさんとして一緒に暮らしたいと申し出た。


丸太郎の返事はNO。

まりは自分の都合しか考えておらず、子供たちのことを考えていないと厳しく指摘した。

(実は本心は、エリートで金もある繁樹と一緒の方がまりは幸せに違いないと考えてのことだった)


繁樹がのり子の逆襲で懲戒免職に

繁樹が、浮気相手・のり子の逆襲で政治家の秘密を漏洩した罪に問われて、その結果半年間の懲戒免職に。

一家は中古マンションにお引越しして、子供たちは公立へ転校。

丸太郎は、そんなまりの悲惨な状況を知る由もなかった。


まりはパートで働くが、3日でクビに。

そんなまりを救ったのが、綾子。

綾子はまりを「石渡コスメ」の広告塔にして、まりはテレビ出演して大人気に。


丸太郎が「逃げ出さないか」

クミが亡くなったことをきっかけにまりへの思いを再確認した丸太郎が、まりに「逃げ出さないか?」。

まりはてっきり甘美な不倫の恋への誘いかと思うが、丸太郎はまりと一緒に子供を育てたいと言った。


繁秋からまりの現状を聞いた丸太郎は「まりちゃんがかわいそうでならない。今なら、自分の方がまりを幸せにできる」とプロポーズ、返事は急がないと言った。


丸太郎は、まりのことを一度も嫌いになったことがなかった。

ひっぱたかれても寸止めされても。

以前まりの誕生日に「キスして」と言われてほっぺにキスしたのは、まりを12時までに家に帰すためだった。


別れ際にまりが「キスして」と言って、丸太郎は唇にキス。

その瞬間、まりの爪先から脳天まで快感が貫いた。


しかしまりは、長女の奈々の気持ちを考えると離婚に踏み切れなかった。

子供の傷は大人の傷の1000倍だから。

丸太郎は、子供の気持ちを一番に考えるまりの思いをわかってくれた。


箱根の続きをしましょう

まりは「箱根の続きをしましょう」と言って丸太郎と2回関係を持って別れた。

(安全日だからと避妊はしなかった)


その夜、まりは女優になって繁樹とも関係を持った。

1か月後、まりは妊娠。

「まりの恋の結末」にジャンプ。


優子の恋


優子の恋の相手は、一回りも年下のモテイケメン・赤坂。

年下の部下・赤坂と恋に落ちる

優子は、赤坂が秘書課のマドンナ・有馬を振る現場を目撃。

驚くべきことに、赤坂は相手が優子なら本気の恋ができると言って来た。

「美人で優秀で部下の相談にも乗ってくれる、美点ばかりじゃないですか。唯一の欠点は結婚していること」

優子ははっきり断るが、赤坂はあきらめない。


赤坂は、優子の部下の小森が骨折したことを理由に、優子の京都出張について行く。

部屋がツイン一部屋で今から他の部屋を予約できなかったため、2人は同じ部屋に泊まることに。

優子は、以前浮気した時にシゲオから美貌を隠すために眼鏡をするように言われたことを話す。


この話に繁樹された赤坂は、優子の前に裸で立つ。

優子は既に赤坂に抱かれる夢を見たことがあり、それが現実となった。


その後も優子は、赤坂に誘われるままズルズルと関係を持つ。

優子は赤坂といるとありのままの自分でいられた。


優子が選択を迫られる

夫のシゲオが、与論島にいる叔父からフリースクールの講師にならないかと誘われる。

時を同じくして、優子に千葉支店へ異動の話が出る。

2年営業職で頑張れば本社に戻してもらい、女性初の役員になれるとのこと。


優子は、以下の選択を迫られる。
・仕事を辞めて家族で与論島へor千葉で2年営業職を頑張る。

・赤坂と続けるor別れる。

シゲオが不倫現場を目撃

そんな中、優子は赤坂のモトカノ・有馬ひとみと話す機会を得る。

有馬が赤坂の子供を流産したことを聞いた優子は、自分の45歳という年齢を思い知る。


優子は「私はあなたと別れて与論島に行って専業主婦になる」と赤坂に電話で告げる。

赤坂はすぐに飛んでくるが、優子の意思は変わらなかった。


2人はこれで最後と車の中で愛し合うが、シゲオがその現場を目撃。

慌てた優子は眼鏡もかけずに車を飛び出したが、シゲオは「あれだけ眼鏡を外すなと言っただろう」と激怒。

シゲオは再び与論島に旅立った。


戻ってきたシゲオは「僕は優子ちゃんの理解者だ。でも理解者は恋してもらえない」と言った。

そして「大介は与論島に連れて行く。君は東京にいろ」と最終結論を出した。


そんな中、優子の千葉行きの辞令が出る。

しかし優子と赤坂の不倫を嗅ぎ付けた鯵沢部長が、優子を陥れようと画策。


有馬は自分がスキャンダルをもみ消すから、優子に赤坂をフッてほしいと頼んできた。

優子は有馬の目の前で赤坂に電話をして「あなたとのことは性欲のはけ口」と言った。


優子の息子・大介が、先に出発したシゲオを追って来週与論島に発つことに。

しかし直前になって「やっぱり行かない」と言い出す。


大介は杏の息子・研にかなわぬ恋心を抱いていて、引き籠りになった理由もゲイであることをからかわれたからだった。

優子は大介を研の元へ連れて行き、お別れを言わせてあげた。

大介から「ママのこと好きだよ。産んでくれてありがとう」と言われた優子は「ママも大好きよ」と大介を抱きしめた。


優子が杏に懺悔する

優子は杏に「不倫は今回が初めてじゃないの」と衝撃告白。

実は大介はシゲオの子供ではなく、17年前優子が妻子持ちの上司と不倫して出来た子供。

当時シゲオとは婚約していたが、お互い仕事が忙しくあまり会っていなかった。


優子はシゲオとも別れてシングルマザーになる道を選ぼうとしたが、シゲオが引き留めた。

「俺は優子ちゃんを愛している!その子は2人の子供として育てるんだ」


シゲオは、勤めていた新聞社を辞めてフリーライターになって子育てをしてくれた。

優子はそれ以来、ずっとシゲオに負い目を感じて生きてきた。


優子が杏に不倫の話をしたのは、ちゃんと叱って欲しかったから。

(杏は不倫された妻で、優子は夫を裏切って不倫した妻)

しかし杏は「あたしより誰より優子さんのこと叱っているのは優子さん自身じゃない。それで十分よ。この事はまりさんには内緒にしましょう」と言った。


優子は単身千葉へ

千葉に行った優子は、今まで以上に精力的に働く。

自分が夫と息子に対して犯した罪を思うと、もっと苦しみたいほどだった。

赤坂は、営業セールス全国トップ3の実績を生かしたアドバイスを“お節介メール”と称して送って応援。


2か月後、優子は、支店長代理として会議に出るため東京の本社に戻って赤坂と再会。

赤坂は、有馬ひとみから全て聞いて、優子が本心とは裏腹に赤坂を「性欲のはけ口」と言ったことを知っていた。


しかし優子の答えは「好きとか嫌いとかもうやめない?」。

そして千葉での仕事の大成功を語り、赤坂は「僕のお節介メールも必要ないですね」と去った。

優子は込み上げる気持ちに「恋」という名前を付けた。

「優子の恋の結末」にジャンプ。

『恋する母たち』原作ネタバレ➁:母たちの恋の結末

杏、まり、優子の3人はどんな恋の結末を迎えるのでしょうか。

最終話までみっちりネタバレします。

杏の結末


杏は、慎吾の記憶が戻りつつあることに気付く。

そんな中、義母の綾子が杏が斉木と付き合っていることを知るや否や、今まで援助した金を返せを迫ってきた。


杏が「そんな大金返せません」と言うと、綾子は「じゃあ、研を養子に頂戴」。

杏は研を連れて家を出ようとするが、研の返事は「僕は石渡の養子になる」というショッキングなものだった。


慎吾は「研が高校を出るまでは母の言い分を聞いて、後から養子縁組を解消しましょう」と言うが、杏は「嘘つき!あなた記憶戻っているんでしょう」と怒鳴りつける。

そう、他に女がいても平気な顔でいい夫、いい父親の芝居ができるバケモノみたいな男の話なんか聞けない。

綾子は夫の浮気の一つや二つと言うが、杏にとって慎吾は人生で初めて愛した男、一度でも裏切られたら吐くほど辛かった。


杏は泣きながら石渡家を出て、そのまま電車に乗って金沢へ。

斉木は何もかも受け入れて「このまま金沢に一緒に住みましょう。お金は一緒に返していきましょう」と言ってくれた。


翌日慎吾も「自分は何かが多く欠落した人間だと思っています。ごめんなさい」の書置きを残して失踪。

(慎吾は、母親の綾子からの虐待で人を傷つけることに鈍感な人間となってしまったのだった)


杏は斉木と再婚して金沢へ移住。

息子の研は綾子のマンションに残ったが、それは杏の幸せを願っての行動だった。


杏と斉木は子供は授からず、代わりに犬を飼った。

いつもラブラブで、休みの日は必ず手を繋いで散歩する。

慎吾との結婚生活では決して得られなかった“安らぎ”がそこにはあった。


仲の良い大学生カップルを見た斉木は「僕たちもハタチ頃に出会っていたら人生で余計な回り道をしないですんだのかな?」と杏に問いかける。

杏:「ハタチの私は慎吾にのぼせ上るような未熟な娘で、あなたも由香さんに夢中だったと思うわ。あたしみたいな地味な女は目に入らず」

斉木:「いいやあ、ハタチの僕が杏に会っていたら100万人の中からでもみつけだせたよ」


イギリスの大学に進んだ研が、金沢に帰省した。

斉木とも打ち解けて仲良くなっている。


研が蟹が食べたいと言うので、杏と斉木は市場へ。

杏から少し離れたところに慎吾がいたが、杏は斉木の手を強く握った。



まりの結末


セレブ妻だったまりは、夫の不祥事を機に、家族で北海道へ移住。

繁樹の半年の業務停止は終了し、母方の叔父が北海道弁護士会のドンだったコネで、少しずつ仕事を回してもらえるようになった。


まりは、丸太郎がラジオで運命の女性に告白してフラれたと話すのを聞いて胸が熱くなる。

それは間違いなくまりのことだった。

まりは丸太郎の子供を密かに産むつもりだったが、生まれてきた息子・繁秋の血液型は夫の繁樹と一致した。


そんな中、まりは丸太郎と再会。

丸太郎は、最初の妻の息子を弟子兼付き人にして幸せにしていた。


そして以前と変わらずまりの幸せを願っていてくれた。

まりは「私は正解を選んだのよ」と確信しつつも、寂しさを拭い去ることは出来なかった。


繁樹がシゲオが書いた小説を読み、まりがかつて不倫した事実を知る。

繁樹は怒るが、まりは「ぜ~んぶ作者の作り話よ」と胡麻化す。

その日以来、繁樹とは会話もなくほぼ家庭内別居状態に。


まりは繁太郎に丸太郎のDVDを見せて「この人みたいになるのよ」と言い聞かせる。

すると長女の奈々が「ママ、パパと離婚してその人と結婚してもいいのよ」と言った。

奈々は、まりが子供たちのために離婚しなかったことを知っていたのだ。


半年後、シゲオの小説が書店に並ぶ。

丸太郎がそれを手に取って読んでいる。



優子の結末


優子は、シゲオと離婚。

本社に復帰して社内初の女性役員に着任したその日に、シンガポールに駐在している赤坂と再会。


赤坂に「お祝いに」と誘われた優子は、居酒屋で乾杯。

赤坂は、優子が離婚したことを噂で聞いて驚いていた。


優子は「私の最大の欠点は性欲よ。性欲に溺れて大切な人を傷つける。だからもう一人で生きていく」と笑う。

赤坂は「俺にとって優子さんは恋でした」と言った。


赤坂は、友人に誘われて企業するためもうすぐ会社を辞める。

そしてマッチングアプリで知り合った女性と結婚する。



赤坂は「元上司として結婚式に出席してもらえませんか」と優子に招待状を渡した。

優子は胸が痛くなる。


シゲオは、今でも優子と普通に連絡を取り合う仲。

小説家として杏、まり、優子の物語を書いたことで、自分の優子への思いを完結させることが出来た。


シゲオの小説を読んだ優子は、シゲオの愛を痛いほど感じた。

そしてその愛に応えられなかった自分は「」だと思うのだった。

「鬼」は結婚に近づいてはならない。


赤坂の結婚式当日。

優子の家に、タキシード姿の赤坂がやってきた。



赤坂は、新婦の由紀が不倫していることを知って、結婚式場から飛び出して来たのだった。

優子と赤坂は、玄関で激しく愛し合う。

赤坂:「ねえ、優子さん。僕と結婚してくれる?」


その4か月後、優子は仕事を辞めた。

理由は、役員に昇格したものの出世に興味がないことに気付いたから。


優子は、ずっとシゲオの言葉に縛られていた。

シゲオ君ならどう言うかな?認めてくれるかな?


しかし離婚後4年経って、やっと解放された。

シゲオの「辞めちゃダメだよ。優子ちゃんが後輩たちの道を切り開かなきゃ」という言葉に関わらず、仕事を辞めることができた。


夫婦って厄介だからもう2度と結婚しない。

赤坂のことは「大好き」ではあるけれど。

これからは女ひとりの人生についてゆっくり考える。

『恋する母たち』原作ネタバレ➂:息子たちの結末

『恋する母たち』は、3人の息子の結末も気になります。

石渡研、林大介、蒲原繁秋の3人は、名門・麻蔵高校の1年生で同じクラス。

ある日、担任教師が3人の母親(杏、優子、まり)を呼び出し、3人が(期末テストで1科目でも赤点を取ると)留年の危機にあることを告げます。


研が取ったノートと以前の試験問題から、大介が試験問題を予想。

さて、研、大介、繁秋の期末テストの結果は?

石渡研の結末


祖母の綾子に学費を出してもらって麻倉高校に入学した研は、塾や家庭教師はお金がかかるため、自力で頑張ると宣言。

母親思いの研は「心配かけちゃってゴメン」と杏に謝る。


研は試験に合格。

以降は、大介とたまに一緒に勉強する仲に。


研は、杏と斉木の交際を応援。

しかし斉木が慎吾が駆け落ちした由香の夫だと知ると、杏に不信感を抱くようになった。


そこへ慎吾が戻ってきて、杏、綾子、研の4人で綾子の豪華マンションで1ヶ月限定で暮らすことになる。

研は久しぶりにパパがいる生活を楽しむ。


そんな中、杏が斉木と交際していることが綾子にバレてしまう。

綾子は、今まで援助した金を返せないなら研を養子によこせと杏に要求。


杏は研を連れて出て行こうとするが、研は綾子の養子になる道を選ぶ。

その理由は、杏に斉木と幸せになってほしいからだった。


その後、研はイギリスの大学に進む。

休みには金沢に帰省、斉木とも仲良くやっている。



蒲原繁秋の結末


蒲原繁秋は、ラッパーを目指すチャラチャラ男。

3人の中で最も素行不良で、毎日遊び歩いて部活も辞めて塾にも行かない。


その結果、試験に不合格。

繁樹は「誰に似たんだか。ウチの家系は男はみんな東大なのに」と繁秋をダメ人間扱いした。

腹が立ったまりは、繁秋の意思を尊重して自主退学させる。


繁秋は、丸太郎の落語のDVDを見て落語家を目指すと言い出す。

まりはラッパーの次は落語家かと呆れつつも、丸太郎に弟子入りを頼んでみるが断られる。


その後、繁秋は父親の繁樹によって世間体のためにアメリカ留学させられた。

しかしYouTubeでラップ落語を配信、大人気に。

丸太郎は繁秋を高く評価するが、繁樹は相変わらず繁秋をダメ人間扱いした。


帰国した繁秋は、今度は北海道の祖父に写真を習うことに。

移り気な繁秋だが、今度は本気だった。

そしてろくでもない父親から、母のまりと妹たちを守る決意をする。



林大介の結末


大介は、中2から引きこもりだが成績優秀。

自分で予想問題を作れるほどなので、もちろん試験に合格。


母親の優子は仕事でほとんど家におらず、父のシゲオに育てられた。

与論島にシゲオと2人で行くことが決まった時、大介は「ママはいてもいなくても同じ」と憎まれ口を叩いた。


その後、大介がゲイで研のことが好きなことが判明。

そして優子のことも本当は大好きだと言った。

こうして大介は麻蔵を中退してシゲオと共に与論島へ。


大介は、与論島に行って明るくなって大検に合格。

現在は都内の大学に通いながら、子供たちの学習支援のNPO活動をしている。



時折、優子を訪ねてきてくれる。

そして「仕事ができて人気者のママがずっと僕の誇りだった」と言ってくれた。

『恋する母たち』注目ポイントまとめ

『恋する母たち』の注目ポイントをまとめます。

母親3人の友情


母親3人の性格は全然違います。

は真面目、優子は性欲と割り切って関係を持てる女性(でも恋をするとダメ)。

まりは、杏ほど真面目ではないが優子ほどドライでもなく何でも体当たりで決着をつける性格。


まりは、丸太郎との恋愛を杏と優子の両方に相談。

杏は「(関係は)2回までなら戻ってこれる」とアドバイス、優子は「不倫なんて皆やってる」とアドバイス。

それぞれ自身の経験による言葉なのですが、まりはその時々で体当たりで結論を出していきます。


杏と優子は、そんなバイタリティ溢れるまりに救われます。

そしてまりは、意外にも3人の中で最も母性溢れる女性です。


杏は夫に不倫された女で、優子は夫を裏切って不倫した女。

一見立場も価値観も真逆な2人ですが、杏は優子を責めません。


その理由は、自分も息子のことを忘れて斉木との恋にふけったから。

杏は様々な経験を積んで、恋に落ちるのが止められないことであることを知ったのです。


杏の夫・慎吾が失踪した理由


杏の夫・慎吾は、幼少期から綾子のDVを受けた結果、人の心の痛みに鈍感な人間になりました。

杏を結婚相手に選んだ理由は、そんな自分を変えてくれると思ったから。


それなのに駆け落ちしたのは、浮気相手の由香が自分と同類の女でズブズブハマッたから。

それでも芝居じみた関係だったので最後まで迷いましたが、杏が斉木とホテルに入るのを偶然目撃して、そのショックから由香と与論島へ行ったのです。


なんか可哀想な気もする慎吾の結末ですが、自業自得だからしょうがない。

でも杏のことは本気だったみたいですね。

『恋する母たち』石渡慎吾を原作ネタバレ!最終回結末で生い立ちや本音が語られた!

2020年10月3日

落語家・丸太郎の女性の愛し方


バツ3の丸太郎は、最初の結婚相手・クミが2人目の子供を妊娠した時から結婚生活が狂いだしました。

その頃丸太郎は真打ち昇進がかかって余裕がなく、クミに「落語と家庭とどっちが大事なの?」と責められて「落語」と答えてしまいました。


クミは子供を連れて出て行って離婚、その3年後に丸太郎は再婚。

その時クミは壊れて、あらゆる嫌がらせをしてきて新妻がノイローゼになって1年もたたずに離婚。

丸太郎は4年後に再婚するも、クミが再びパワーアップした嫌がらせをしてきたためすぐに離婚。


丸太郎がクミの方を切らなかったのは、クミを愛していたから。

クミはパ二くらなければいい女で、丸太郎は彼女が出て行く前にもっと話し合うべきだったと後悔しているのです。

現在の丸太郎は結婚はあきらめて、クミを一生背負っていくと決めています、でも恋はするけど。


丸太郎は、一度関わった女のことは一生愛する男。

そんなデカい男は最近いなくなりましたね。


優子がシゲオと結婚した理由


優子がシゲオと付き合った理由も、結婚した理由も衝撃的です。
★付き合った理由

シゲオと優子は鹿児島の高校で出会って、シゲオは学年が変わるたびに優子に告白してフラれた。

シゲオは九州の大学に受かったが優子と同じ大学に行きたいからと大学を受け直した時に、優子が根負けして付き合い始めました。


★結婚した理由

優子とシゲオは婚約していたが、優子が会社に上司と不倫して妊娠。

優子はシングルマザーになると言ったが、シゲオが「2人の子供として育てよう」と言ったのでした。
シゲオ、すっごく一途でしつこいです(^_^;)

こんなに思ってくれる人と結婚した優子は、幸せだったけど息苦しかったのかな?


シゲオが、杏・まり・優子の物語を小説に書く


シゲオが、優子の度重なる浮気を知っても離婚しなかったのは、なぜか?

もちろん優子を愛していたからですが、それ以外にいつかこの物語を小説にしたいという気持ちがあったからです。


シゲオは、優子の理解者でありながら優子に理想の女性像を押し付けていたところもありました。

そんなシゲオは、杏・まり・優子の小説を書くことで自分の優子への思いを完結させることが出来たのです。

まとめ

母たち3人の恋の結末は、杏は離婚して再婚、まりは子供たちのために離婚せず愛のない結婚生活を続行、優子は離婚しておひとり様生活を選ぶと、三者三様でした。

ドラマでは、どんな結末になるのでしょうか。

『恋する母たち』最終回結末をネタバレ予想!蒲原まりと丸太郎が再婚する結末?

2020年10月4日