朝ドラ『まんぷく』で、福子（安堂サクラ）と克子（松下奈緒）の姉・今井咲を演じるのは、女優・内田有紀さんです。
咲は早くに亡くなった父に代わって、今井家を支えてきましたが、小野塚真一（大谷亮平）と結婚することになります。
ところが幸せな結婚生活は長く続かず、咲は血を吐いて倒れてしまい……！！！
当記事では『まんぷく』ヒロインの姉・咲について、原作からネタバレしてまとめています。
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『まんぷく』今井咲を演じる女優・内田有紀とは?
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プロフィール
- 本名 内田有紀（うちだ・ゆき）
- 生年月日 1975年11月16日
- 年令 42歳
- 事務所 バーニングプロダクション
経歴
内田有紀さんは、アラフォーとは思えない若々しさと可愛さを持つベテラン女優。
1992年のドラマ『その時、ハートは盗まれた』で女優デビュー。
1994年の『時をかける少女』で連続ドラマ初主演を飾り、アイドル・女優として絶大な人気を誇ります。
当時はショートカットで、ボーイッシュな雰囲気が魅力でした。
『ドクターX〜外科医・大門未知子〜シリーズ』では、カッコイイ麻酔科医・城之内博美を好演して人気キャラクターに。
2015年の『偽装の夫婦』では同性愛者役に挑戦、2016年の『ナオミとカナコ』では夫のDVに耐えかねて、親友と協力して夫を殺してしまう妻役を熱演するなど、様々な役柄を演じ分けることができる女優さんです。
『まんぷく』今井咲・原作ネタバレ
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今井咲は、福子（安堂サクラ）の10歳年上の姉。
咲、福子、母の鈴（松坂慶子）の3人で暮らしています（次女の克子は既に結婚して家をでている）。
咲は、早くに亡くなった父に代わり、貴金属店で働いて今井家を支えてきたのです。
第一週
咲の結婚が決まる
昭和13年の春。
咲は、まもなく小野塚真一（大谷亮平）の元に嫁ぐことになりました。
優しい咲は自分の結婚後、福子の負担が大きくなることを心配しますが、福子は笑顔で咲に言いました。
「大丈夫。私がしっかりお母さんの面倒見るから」
鈴は仮病で腹痛をうったえて、咲の結婚の延期を望みました。
その理由は、しっかり者の咲が嫁ぎ、福子と2人だけで暮らしていくのが不安だから。
その後、福子はフロント係への異動を言い渡され、給料アップ。
これで咲が嫁いでも心配ないと次女・克子（松下奈緒）は言いますが、それでも鈴の顔は晴れません。
福子が「私がしっかりお母さんを支えていきます。だから咲姉ちゃんを気持ちよく嫁がせてあげてください」と言うと、やっと鈴は納得しました。
咲の結婚式の日
咲の結婚式の日が決まり、福子はどんなお祝いを用意しようかと考えます。
福子は女学校時代の友人・鹿野敏子（松井玲奈）から「幻灯機」の話を聞きます。
それを使えば、映画のように、写真を壁に映写することができるという。
福子は「たちばな工房」の立花萬平（長谷川博己）のところに行き、無料で「幻灯機」を貸し出してもらえることに。
結婚式当日、萬平は部下の竹ノ原大作を連れて、幻灯機の実演のために披露宴会場にやってきました。
ところがいざ映写しようという段になって、幻灯機が動かなくなってしまい……。
時間稼ぎをするように合図された福子は、咲とのさまざまな思い出について語り始めます。
真一さんがうちに来て、咲さんと結婚させてくださいと言ってくれた時は本当にうれしかった。
お父さん代わりになって、自分のことは後回しにして家族のことを支えてくれた咲姉ちゃんに、やっと幸せが来たと思いました。
真一さん、どうか咲姉ちゃんを幸せにしてあげてください。
咲姉ちゃんも、真一さんをしっかり支えてあげてね。引用元:NHKドラマガイド『まんぷく』part1
最後には涙も交じった福子のスピーチに、列席者だけでなく萬平も感動。
いよいよ映写が始まると、咲と真一の誕生からこれまでの姿が次々に映し出されます。
列席者たちも、新郎新婦も、その映像に胸を熱くしました。
昭和16年秋、日中戦争は日本軍の連戦連勝という報道に、日本中が高揚。
咲は真一と、穏やかな結婚生活を送っていました。
しかし福子が萬平と再会した日、福子は鈴から咲が体調を崩していると聞きます。
心配して見舞いに行きますが、咲はただの風邪だから心配いらないという。
第二週
咲が救急車で運ばれる
咲が、救急車で病院に運ばれました。
ゆうべ血を吐いて、診断の結果は結核だという。
咲の症状は重く、医者は助かると明言しません。
咲は最初の病院でかぜだと診断されていたため、結核だとわかるのが遅れたのです。
萬平は福子に、結核の専門医を探して連絡すると約束。
咲の症状は、その後、一進一退が続きました。
萬平のおかげで咲は快方に向かったが……
ある日、今井家に萬平が訪ねてきました。
萬平は約束通り、結核の専門病院をみつけ、咲が転院できるよう手配してくれていたのです。
昭和17年3月。
福子は萬平に、転院した咲が回復に向かっている様子だと手書きを書き、咲が元気になって萬平に会える日が来るのを心から願っているとつづりました。
しかし、その手紙が萬平に届いた日の夜、咲の病状は悪化し、医師から何日ももたないと言われてしまう……。
福子たちは奇跡的な回復を願いますが、先は危篤状態に。
家族みんなが病室に駆けつけ、鈴が懸命に呼びかけると、咲の意識が戻りました。
咲は家族ひとりひとりの名を呼び、礼を言うと、再び目を閉じました。
医者が脈を取り、臨終だと告げました。
まとめ
『まんぷく』ヒロインの姉・咲（内田有紀）について原作から詳しくネタバレしてまとめました。母と妹たちを支える器の大きい女性・咲が亡くなるシーンは、胸が痛むことでしょう。
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