“しょりたん”こと佐藤勝利さんが菜々緒さんにいじめられる姿が、可愛くてたまらないドラマ『Missデビル 人事の悪魔・椿眞子』。
博史(佐藤勝利)を使って様々な部署の“首切り”を行う椿眞子(菜々緒)ですが、会社を辞めたひとはみんな吹っ切れた顔で幸せそう。
椿眞子は本当に悪魔なのでしょうか?
そしてその正体や目的とは?
当記事では謎めいた存在である椿眞子の正体や目的について考察してまとめました。
2018年6月17日に最終回の放送を受けて、椿眞子の正体について追記しました。
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もくじ
『ミスデビル』椿眞子とは?
椿眞子(菜々緒)は、有能な人事コンサルタント。
1話で過酷な新人研修を行い、新入社員の数を50人から10人に絞った後は、新設部署「人材活用ラボ」の室長に就任。
佐藤勝利さん演じる博史を使って、色んな部署の“首切り”を行います。
幼少期のトラウマを抱えている?
椿眞子は時折、幼少期のフラッシュバックに襲われて「はあ、はあ……」と荒い息をしています。
燃え行くホテルを目の前にした幼い椿眞子は、炎の中に入っていこうとする人物に「行っちゃダメーッ!」と絶叫。
そして現在の椿眞子は鏡にうつった自分を見て「あなたは、誰?」。
椿眞子は、斧が埼のホテル・アックスの火災事故に因縁のある人物のようです。
19歳以前のデータがない?
椿眞子は19歳で渡米してマクフィガン大学に編入してからは、まぶしいほどの輝かしい経歴の持ち主。
しかし19歳以前の詳細は、会長(西田敏行)が秘書に銘じて調べさせた信頼のおける調査会社でもわかりませんでした。
「椿眞子がなぜあんなに美しいのかわかったよ、謎は女性をひときわ輝かせるからね」と会長。
会長はその後も椿眞子の調査を続行。
さらに今後もちょくちょく椿眞子をお茶に誘うことにしますが、椿眞子は何故かそれを快諾。
まさに腹の探り合いの不気味な関係の2人です。
『ミスデビル』椿眞子が共亜火災にきた目的とは?
『ミスデビル』3話で、椿眞子は博史に「あなたにはわたしがこの会社に来た目的を教えましょうか」と言います。
それは醜いモンスターを倒すこと
引用元:『ミスデビル』3話・椿眞子のセリフより
醜いモンスターとは一体誰のことでしょうか?
その後のシーンで、ボードに貼られた喜多村会長、大沢社長(船越英一郎)、伊東人事部長(木村佳乃)の3人の写真にナイフを突き立てる誰かの姿が!!!
手しかうつらなかったのでわかりませんが、椿眞子ではないようです。
椿眞子以外にも共亜火災に恨みをもつ人間がいるのでしょうか?
椿眞子を呼び寄せたのは社長・大沢?
2話で、喜多村会長は「彼女(椿眞子)は何者ですか?どうしてウチの会社に入ったのですか?」と大沢社長に問いかけます。
「答えは簡単です、彼女はとても優秀なコンサルタントであり、今の共亜火災に必要なんです、だから私が招き入れました」と答える大沢社長。
1話で大沢は同じ質問を伊東にされていますが、その時には「椿さんは今の共亜火災に一番必要なものをもたらしてくれる、劇薬って言ったらわかりやす過ぎるかな?」と答えています。
言葉通り受け取れば、大沢社長が椿眞子を会社に呼んだ張本人ということになります。
でも何故でしょうか?
喜多村会長は「(椿眞子を呼んだのは)首切り役として?」と聞きますが、「つまり会長もその役目が必要とお考えということですな」と不敵な表情の大沢社長。
本当にただの“首切り役”として椿眞子を呼んだのでしょうか?
社長・大沢社長と椿眞子は、社長室で何度も2人きりで会っています。
しかしまだ会話のシーンはないので、2人の関係性については不明。
大沢社長は椿眞子に、共亜火災のここ5年間の業績が毎年前年度比マイナス3%で悪化し続けているにもかかわらずそれを巧妙に隠していること(粉飾決算)まで打ち明けています。
その上で椿眞子に新人研修を一任したのです。
大沢社長が椿眞子と何か秘密の関係であることは間違いありませんが、現時点では敵か味方かわかりません。
大沢社長が椿眞子を使って、何かをしようとしていることは間違いありませんが。
『ミスデビル』9話で、大沢社長が、ホテルアックスの火災事故で偽装を働いていたことを認めました。
そして大沢社長は椿眞子=鬼頭舞子とは知らずに、椿眞子を共亜火災に呼び寄せたことも判明。
博史の父親に口止めする?
なんと大沢社長は博史の父親・修(鶴見慎吾)と旧知の仲でした。
以下、3話で喫茶店で待ち合わせた2人の会話です。
修:「そうか」
大沢社長:「ひたむきなところは、お前譲りだ」
修:「安心しろ、あのことは博史には言ってない、他の誰にも
お前がわざわざ来るなんて、それを確認したかったんだろ」
大沢社長と博史の父・修の間には、重大な秘密があることは間違いありません。
大沢社長はその後、会社に戻ってからも博史のデータをガン見していました。
なんだか黒い……。
博史の父が事故にあった件と、何か関係があるのかもしれません。
喜多村会長は何故、椿眞子について執拗に調べるのか?
ミスデビルでカミさんが「怖いドラマだ」と言いながら見ている横で「西田敏行がPENTAX使ってる。しかもKM!」と反応していたのは私です(´ω`)
— ひさし (@hisashi5330) 2018年4月16日
しかしKMのロゴは見えたのにPENTAXのロゴは消されていた(´ω`)
宣伝してよ(´ω`)笑 pic.twitter.com/mrJOx4ruIq
前社長で現会長・喜多村完治は、「社員は家族」という考えの持ち主。
なので椿眞子の非人道的な新人研修や、首切りに心穏やかではありません。
時折、椿眞子を会長室に呼んではその心の内を聞き出そうとします。
ある日、椿眞子が午後から早退して“斧が埼”に行くことを知った会長は、そこで昔起こったホテルアックスの火災事故のことを思い出しました。
ホテルアクスと共亜火災は、当時契約関係にありました。
その時の担当者は、現社長の大沢と当時まだ新入社員だった現人事部長の伊東の2人。
会長はそのことをよく覚えているにもかかわらず、社長の前ですっとぼけたフリをします。
椿眞子も「会長が気にされているようなので(斧が埼のホテルアネクスの火災事故について)調べました。何かこだわる理由がおありですか」と会長に問いかけていました。
このときの会長も明らかに何か知っていそうなのに、すっとぼけていました。
その後、謎の男・縣 あがたを自分の元に呼び出す会長。
実は椿眞子はあがたの跡をずっとつけていて、あがたの居所も掴んでいました。
喜多村会長はあがたを使って、椿眞子のことを調べさせているのでしょうか?
喜多村会長がここまで根掘り葉掘り椿眞子を調べる理由は何なのでしょうか?
喜多村会長にとって“子供”である社員を守るためなのか、それとも……?
筆者は喜多村会長こそが、ホテル・アックスの火災事故の黒幕ではないかと考えていましたが、9話で大沢社長が、ホテルアックスの火災事故で偽装を働いていたことを認めました。
大沢社長が醜いモンスターなのでしょうか……?まだまだ二転三転しそうな予感です。
椿眞子はホテルアックスの支配人の娘?
『ミスデビル』6話で、椿眞子がどうやらホテルアックスの支配人の娘らしいということが分かりました。そして火災事故以来、支配人は行方不明。
今、一体どこにいるのか?
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『ミスデビル』7話で椿眞子の正体が判明
『ミスデビル』7話で、とうとう椿眞子の正体が判明しました。ホテル・アックスの支配人の娘・鬼頭舞子でした。
そしてその事実は会長だけでなく縣も知るところとなり……。
8話では椿眞子が大ピンチを迎える予感がします。
『ミスデビル』最終回で醜いモンスターの正体が判明
最終回では、大沢が椿眞子に謝罪。ホテル・アックスの火災事故の偽装を行ったのは、大沢だったのです。
大沢は記者会見で全ての非を認めました。
椿眞子は大沢に「私はあなたを恨んでいません。あなたは会社のために偽装を行った。仕事というモンスターに食い尽くされていたから」
醜いモンスターとは、仕事のこと(具体的には、仕事のためなら何を犠牲にしてもいいというモンスターの心)でした。
『ミスデビル』最終回で椿眞子の目的が判明
最終回では、椿眞子の目的もわかりました。椿眞子は大沢社長を恨んでいたのでも復讐しようと思っていたのでもなく、醜いモンスターを倒すために共亜火災に来たのです。
ラストシーンでは椿眞子は共亜火災を去ります。
理由は大沢社長に呼ばれた自分は、大沢社長が去った共亜火災にいる理由がないから。
そして今後の目的は父親(ホテル・アックスの支配人)を探すこと。
ただしそれとは別に、仕事もやっていくようです。
椿眞子とは、奥深くてかっこいい女性でしたね。
まとめ
『ミスデビル』椿眞子の正体や目的について、考察してまとめました。今後も新しい情報が入り次第追記していきます。
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