『ミステリと言う勿れ』2話・3話あらすじを原作ネタバレ!ガロが「死ねばいい」と言ってしまった本当の相手とは?

『ミステリと言う勿れ』2話では、久能整(菅田将暉)がバスジャック犯と対決?

マイペースの整を犯人から守るのは、サラサラ金髪の熊田翔(永山瑛太)?

バスジャック犯の驚愕の目的とは?

今回は『ミステリと言う勿れ』2話あらすじを原作漫画からネタバレしてまとめています。

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『ミステリと言う勿れ』2話の原作ネタバレ

『ミステリと言う勿れ』2話を原作ネタバレします。

謎の金髪青年・熊田翔


大隣美術館に行こうと思った久能整(菅田将暉)は、バスにギリギリセーフで乗り込む。

しかし前にいた金髪の乗客・熊田翔(永山瑛太)にぶつかってしまい、にらまれた。


バスジャック犯が登場


バスが走り出すと、ナイフを持った男が「このバスをジャックする」と宣言。

自称・ジャーナリストの露木リラはスマホを奪われる前に、友達へのメッセージ送信に成功。

男は「フルネームと仕事。(このバスで行こうとしていた)目的地。それから自分の弱点を述べろ」と要求。(変なジャック犯)

8人の乗客たちは順に答えていく。
名前:淡路一平

仕事:コンビニバイト

目的地:バイト先である終点の大原交差点

欠点:バイトが長続きしないこと


名前:坂本正雄

仕事:無職

目的地:なんとなく乗っただけ

欠点:勇気がなかった


名前:柏めぐみ

仕事:主婦

目的地:終点の大原交差点の先のクリニック

欠点:弱いこと


名前:露木リラ

仕事:小さい町工場の事務員

目的地:終点の大原交差点の近くの居酒屋へバイトに行くつもりだった

欠点:見境がない


名前:奈良崎仁

仕事:大手保険会社の重役だったが、現在はリタイア

目的地:毎週このバスでボランティアへ

欠点:部下に「鬼」と恐れられた頑強さ


名前:熊田翔

仕事:院生

目的地:たまたま友達の家へ行くところだった

欠点:執念深いところ


名前:久能整

仕事:大学生

目的:大隣美術館へ行きたかった

欠点:カレーに弱い

整は「あなたの名前と目的・欠点を教えて下さい」と逆に犯人に聞く。

犯人は「犬堂オトヤだ。目的はバスジャック。欠点はキレやすいことだよ」と怒鳴った。

熊田翔が整のお口を押えた。(お口チャック)


熊田翔:「整くん。ととのうくん。呼んでみると呼びやすい。君、面白いね」

整:「面白くないです。熊田さん、それ地毛ですか?いいですね、直毛で」

熊田翔:「そこ、今気になる?」

整:「夢に見る髪ですよ」


乗客たちは、どうして警察が動かないのかと言い出す。

露木リラが友達に「バスジャックに遭った」というメッセージを送り、友達は警察に届けたが、警察はイタズラだと思い本気にしていない。


そんな中、犬堂オトヤがトイレ休憩を許可。

条件は、一人3分以内で済ませてバスに戻ってくること。

もし逃げたら、残りの乗客を皆殺しにする。


ここで発生する全ての問題はあなたのせいです


犬堂オトヤ:「逃げたら、そいつのせいで皆死ぬんだ」

整:「逃げた人のせいで死ぬんじゃない。ここで発生する全ての問題はあなたのせいです。あなただけが悪いんです。責任転嫁しないでくださいね


整の順番がきて外に出ると、バスの模様が観光バスに変わっていた。

観光バスならどこを走っていても警察は怪しまない。そういうことだったのだ。


整はトイレに池本宛てにメッセージを貼った。

この紙を見つけた人。

この番号の池本さんに連絡してください。

僕は久能整。

今バスジャックにあって監禁されています。


整は犬堂オトヤには他にも仲間がいて、乗客を見張っているに違いないと確信する。

そうでなければ呑気にトイレ休憩など取らせるわけがない。


それなら「仲間が見張っているからすぐ捕まえるぞ」と言えばいいのに、

どうして「逃げたら皆殺しだぞ」と言ったのか?


熊田翔:「君は面白い風に考えるね」

整:「僕は全然面白くないです」


殺したらいけないという法律はないんです


全員のトイレ休憩が終わり、再びバスが走り出す。

犬堂オトヤは「どうして人を殺しちゃいけないんだと思う?」と乗客に問いかける。(ますます変なジャック犯)


熊田翔は「残された家族が悲しむから」と答えた。

そこへ整が「殺したらいけないという法律はないんです」と口をはさむ。

秩序のある平和で安定した社会を作るために便宜上そうなっているだけです。

ひとたび戦争となればいきなりOKになるんです。

それどころか、たくさん殺した方が褒められる。

そんな二枚舌で語られるような適当な話なんです。


整は犬堂オトヤに

「あなたは人を殺しまくっている国に行けばいい。しかし自分だけが殺す側にいたいと考えるなら、それは人を支配したいとかそういう話で、劣等感の裏返しです」

と言って煽りまくる。


犬堂オトヤは「このヤロオオオオ」とナイフを整に向かって振り下ろす。

熊田翔が整をガードし、何故か坂本正雄が犬堂オトヤを殴り飛ばした。


乗客たちは「よくやった」と坂本正雄に対して拍手したが、次の瞬間凍りつく。

坂本正雄が、犬堂オトヤが落としたナイフを拾ってこちらに向けたからだ。

そう、坂本正雄は犬堂オトヤの仲間だったのだ。

坂本正雄の本名は犬堂ガロとのこと。


熊田翔:「今のは計算?どこまで行ったら犯人が怒るか観察していたでしょ」

整:「そんなことないけどそう思うってことは、翔くんがそれをしているってことですよね」

熊田翔:「うふ


一番イヤな死に方は?


犬堂ガロ・オトヤの次の質問は「一番イヤな死に方」。

乗客たちはその方法で殺されるんじゃないかとざわざわする。


淡路一平は「水死」と回答。

柏めぐみは「孤独死」と答えた。

整は「事故やもしくは殺されたのに自殺で片付けられること」。

熊田翔は「生き埋め」と言った。


犬堂家へようこそ


バスは犬堂家の前にとまった。

犬堂ガロ&オトヤ「ようこそ、犬堂家へ」

その頃、警察では「連続生き埋め事件」について捜査会議が開かれていた。


乗客たちは犬堂家の中へ招かれる。

屋敷の外に逃げようにも、犬が十数匹はいる。

整:「犬堂だけに」

熊田翔:「うまいこと言ってる場合じゃないんだよ。整くん」


玄関に壁には、美しい女性の写真が飾られていた。(のちに犬堂愛珠の写真とわかる)

その写真を見て、乗客の中には青ざめる者もいる。(乗客たちはこの女性を知っている?)


壁には他にも絵が飾られていた。

すべて犬堂ガロが描いた絵らしい。


食事が用意されていたが、とても食べられない。

運転手の煙草森誠が毒見をする中、露木リラが話す。

最近このあたりで連続生き埋め殺人事件が起こっている。

犬堂ガロとオトヤはその犯人ではないのか?



整:「犯人は僕たちの会話をすべて聞いているから、

誰がどんな思考パターンを持っているか知ろうとしている気がする」

ガロ:「へええ、面白いね」


自分が犯した最も重い罪は?


犬堂オトヤの次の質問は「自分が犯した最も重い罪を教えてくれるかな?」。

ガロは「子供の頃に大事な友達と喧嘩して、死んじゃえばいいと言ったら本当に死んだ」と告白。

淡路は「万引きしていた店がつぶれた」と激白。

露木リラは「空き家が火事だって嘘の通報をした。でも同じころ本当の火事が起こって消防車が間に合わなかった」と言った。

実は露木は本当に町工場の社員で、ジャーナリストではなかった。常習的な嘘つきなのだ。

奈良崎は「部下に自殺されたことがある」と告白。

煙草森は「子供の頃に親が飼っていた金魚を一匹殺してしまい、あわてて隠した。しかし誰も減ったことに気がつかなかった」と告白した。


夜になり、整は別の部屋の電話を見つけて警察に電話。

すると池本が「犬堂家?犬堂愛珠(いぬどう・あんじゅ/白石麻衣)さんは連続生き埋め殺人事件の最初の被害者なんだ」と言った。

整は「池本さん、少人数で来てください。その連続殺人事件の犯人はここにいます」と伝える。


柏めぐみは「私が犯した罪は子供をおろしたことです」と告白。

しかしそのせいで子供ができないからだになってしまい、義母からそれを責められて不妊治療のクリニックに通っている。

体外受精なら可能性があると言われたが、義母には「そんな不自然なことをするぐらいなら離婚して出て行け」と言われた。

整は「人間のすることはすべて自然なことだと思います。だから気にせずしたいようにしたらいいと思います」と励ました。


本物の犬堂ガロは?


そこへ池本・風呂光・青砥が到着した。

犬堂ガロとオトヤを逮捕しようとするが、整が待ったをかけた。


犬堂ガロが描いた絵は左利きの絵。それなのに自称・犬堂ガロは右利き。ここにいる人間の中で左利きは熊田翔!

そして自称・犬堂ガロは熊田翔にだけ背を向けていた。


整:「君が本物の犬堂ガロですよね、翔くん

犬堂ガロ:「はい、ごめんね。俺がこの一件の首謀者・犬堂ガロです」

自称・犬堂ガロの正体は、いとこのハヤだった。


バスジャックの真の目的は?


犬堂ガロの真の目的は、バスの乗客の中から姉・愛珠(あんじゅ/白石麻衣)を殺した犯人を見つけ出すことだった。

愛珠は一人暮らししていたから、いなくなったことに気付くのに時間がかかった。

持病のある愛珠が医者に通っていないことがわかり、はじめてガロ達は愛珠行方を捜した。

そして愛珠の最後の足取りがバスだとわかった。


今日集めたメンバーは、殺された日に愛珠が乗っていたバスの乗客なのだ。(整を除く)

ガロはこの中に愛珠を殺した犯人がいると思っている。


そのために、愛珠が殺された日のバスの運転手・煙草森誠に協力してもらい偽バスを走らせてもらった。

煙草森の証言は、愛珠は終点で降りて乗客の中の誰かと一緒に歩いて行った。


ガロは終点で降りた淡路一平に「お前が犯人か?」と聞く。

淡路は震えあがって、愛珠の財布を盗んだことを告白。しかし殺していないと言った。


柏めぐみも「ごめんなさい」と懺悔。

具合が悪そうだった愛珠が柏の手を掴んだのに、振り払ってしまった。

では誰が殺したのか?


整は、バス運転手の煙草森が拾ったゴミをソファの下に押し込んだのを目撃していた。

整:「煙草森さん、あなたは人を殺したのではなくただ片付けたのですね

煙草森:「はい、そうです」


あの日煙草森は全員終点で降りたと思い込み、飲酒。

しかし車庫に戻る途中で、愛珠がゴンと音を立てて倒れてきた。しかも死んでいる。


煙草森は確認を怠ったことと飲酒したことをなかったことにするため、愛珠を土に埋めた。

途中で愛珠は生き返ったが、煙草森は必死で埋めて殺した。


でもしばらくして生き埋めにしたときに最後に伝わってきた身体の震えに快感を感じ、連続生き埋め事件を起こした。

終点まで乗っている一人客を急ブレーキをかけて昏倒させて、後は同じように生き埋めにした。


青砥は煙草森が怪しいとにらんでいて、遺体に残っていた指紋と煙草森のゴミ部屋から採取した指紋が一致。

煙草森は逮捕された。


ガロの思い


整とガロが歩く。

ガロは「なんで最初に(煙草森が犯人と)気づかなかったのかな」と悔いる。

整は「制服の人は盲点になりやすいから。利害関係もないわけだし」と慰める。


ガロは友人ではなく本当は愛珠に「死んじゃえ」と言ったのだった。

本当に死んだことがわかった時、死ぬほど後悔した。

なぜなら本当は愛珠を愛していたから。

ガロの左手首のブレスレットのエンジェライトは、赦しをこう石。


ガロは警察に連行された。

整が「ガロくん、うちに遊びに来てくれる?」と聞くと「不起訴になったらね」とガロ。

その後ガロは不起訴になったが、遊びに来なかった。


ガロから恐怖の宅急便が届く


そんな雪の日、ガロから整に宅急便が届く。

中に入っていたのは……人間の手!

ガロがしていた腕時計とエンジェライトのブレスも!


しかしこれは煙草森の手だった。

ガロが生きたまま切断したらしい。残りの部分が釣り堀で魚の餌となった。

ガロは指名手配犯となったが、整はガロに好意を抱く。

ガロくん、ぼくのことをウザイって言わない珍しい人。もっと話がしたいからこっそり来ていいよ

(2話FIN)

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